オマーンはアラビア半島南西に位置する砂漠の国です。日本では馴染みが無いですが、ダイナミックな自然の絶景が無数にあります。当サイトでは3ページに渡って特集しておりますので下記からごらんください。こちらのページは「オマーン③南部の見どころ」になります(^^)
「オマーン③南部の見どころ」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
サラーラはオマーンの南端にある街で、国内第2の都市です。とはいえ歴代のスルタンが居住していたので政治的にも精神的にも非常に重要な土地で、日本で言う京都のような存在と言えます。人口は約34万人。
最寄りの空港はサラーラ空港(SLL)。国内外合わせて約10都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はオマーン・リアル(通貨コード:OMR、記号:RO.)。補助通貨はバイザ(Bzs)で、1リヤル=1000バイザなので注意してください。本日のレートはこちら。
空港から市内への移動
photo by:Baden65
空港は市内の北に隣接していますが、グルっと迂回するので中心部まで約15kmの道のりです。移動はタクシーかルートタクシー(ミニバス)になります。
■タクシー
・所要時間:約15分
・料金:7リアル
■ルートタクシー
・30分に1本程度運行
・所要時間:約20分
・料金:0.3リアル
オマーンには多くの見どころがありますが、ここは外せないという13ヶ所を厳選しました。こちらのページでは青のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。
各所へのアクセスですが、街中はともかく少し離れると基本的にはツアーかタクシーチャーターになります。砂漠の国なので公共交通機関は非常に弱いです(^^;)
サラーラから東に約70km離れた場所にある、直径約800m・深さ約250mの壮大なシンクホール(陥没穴)ですΣ(゚∀゚ノ)ノ 「オマーン②北部の見どころ」の「ビマ・シンクホール」でも触れましたが、シンクホールは世界中にあり、ヨーロッパでは「ドリーネ」、メキシコでは「セノーテ」、中国では「天坑」と呼ばれます。しかし、これだけ巨大なものは非常に珍しいです。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
絶景ですねΣ(゚∀゚ノ)ノ サラーラ周辺はモンスーンによる雨季と乾季があるのですが、2018年の雨季には洪水が発生し、このシンクホールが水で埋まったそうなので驚きです。ちなみに雨季(7月~8月)は気温が30度程度なので旅行にピッタリです。現地では「カリーフ(Khareef season)」と呼ばれています。
陥没の仕組みは「石灰質の土壌に雨水が染み込むことで次第に空洞が出来ていき、あるとき空洞だらけになった土壌が重さを支えきれずに陥没する」という感じです。そのため、このシンクホールの内壁にはたくさんの穴が空いています。なので、場所によっては壮大な「ウィンドウ」の状態になっています。これはスゴイですね( ̄□ ̄;)
世界の同様の場所については「ミシュタ洞窟:徹底ガイド」のページなどに一覧を載せておりますので興味のある方はご覧ください。
サラーラから東に約40km離れた「ワディ・ダルバット」に雨季のみ出現する滝です。いわゆる石灰華段になっていて、スカイブルーの水、大地の茶色、木々の緑が素晴らしいコントラストを生み出しています(,,゚Д゚)
世界に石灰華段はたくさんありますが、メキシコの「アグア・アスル」や中国の「黄龍」と似た景観です。とはいえ知名度は比較にならないほど低いので、コアな場所へ行きたい方にオススメです(^^)
近くには湖があり、雨季にはモーターボートやパドルボートで遊ぶこともできます。
■モーターボート
・約5リアル
■パドルボート
・1隻2名まで
・30分で3リアル
乳香は「樹脂からつくる香水の原料」で、オマーンやイエメンは太古の昔から乳香の交易で莫大な冨を築いてきました。詳細は「シバーム:徹底ガイド」や「ソコトラ島②植物」をご覧ください(^^)
■乳香
オマーンでは下記の4ヶ所が「乳香の土地(Land of Frankincense)」として世界遺産に登録されています。
・シスルの考古遺跡
・ホール・ルーリの考古遺跡と自然環境
・アル=バリードの考古遺跡
・ワジ・ダウカの乳香公園
乳香の木は竜血樹とも違う独特な見た目をしています。雨季には一面が緑に染まり、大量のラクダも動き回って非現実的な世界になります(,,゚Д゚)
こちらも雨季のみ現れる滝で、サラーラを代表する景勝地として知られています。落差は約30m。アメリカの「ハバス滝」のような色合いですが、周囲が開けているので雰囲気が違います。それにしても美しいですね(*´ω`*)
世界の滝については「世界のすごい滝総特集」をご覧ください。
ながーい海岸線を挟んで紺碧の海と荒涼とした大地が並んでいます。これぞ中東の海岸線という感じで非常にフォトジェニックです。ときにはオーストラリアのブルームにある「ケーブルビーチ」のようにラクダが列をなして歩いています(,,゚Д゚)
世界の動物の名所については「世界のすごい動物スポット総特集」をご覧ください。
観光の見どころは2つあります。1つ目は、波が岩壁の窪みに入っていき噴水のように吹き上がるブロウホールです。吹き上がる場所には鉄格子がはめられていて、下の動画では子供たちが待ち構えています。14秒の動画なので見てみてください(^^)
間欠泉と違って熱くないから出来る遊びですね。最高で28mまで吹き上がるそうなので、これは大人でもドキドキですね( ̄▽ ̄;) チャレンジする場合は、メガネやイヤリングなど注意してください。そして、奥に見える大きな岩が2つ目の見どころです。
大迫力ですねΣ(゚∀゚ノ)ノ これは「マルニーフケーブ」といって、波に削られた海蝕洞の一種です。大きくえぐれていて、巨大な津波が固まったかのようですね。真下の様子がこちら。
上にあがることも出来て、マグセイル・ビーチを眼下に見下ろすパノラマを一望できます。
以上になります(^^) 3ページに渡りオマーンをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。まだ見ていないページがありましたら下記からご覧ください。
オマーンは日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | 日本-ドーハ(約12時間半)
ドーハ-オマーン(約1時間15分) |
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ベストシーズン | 11月~2月 |
外務省 | 海外安全情報 オマーン |
ガイドブック | オマーンのガイドブック |
ビザ | 事前に「eVisa」の取得が必要 |
パスポート残存期間 | 入国時6ヶ月以上。未使用査証欄見開き2ページ以上 |
時差 | -5時間(サマータイム無し) |
チップ | 基本的には不要 |
日本への電話 | 00(識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるアラビア語 | ①おはよう。
サバーフ ルハイル
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
電圧とプラグ | 220-240V
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通貨 | オマーン・リアル(通貨コード:OMR、記号:RO.)で、補助通貨はバイザ(Bzs)。1リヤル=1000バイザなので注意。
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日本大使館 | ・HP |
オマーンの絶景一覧 |
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
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