ブルームへの行き方と見どころ

 

ブルームは、世界でもまれな自然現象である「月への階段」が見られる場所として有名で、そのほかにも美しいビーチでのキャメルライドや、白亜紀の恐竜の足跡の化石、そして、パワフルな「真珠祭り」など、とても見どころに溢れた町なんです(^^)

 

 

「ブルーム」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

 

 

ブルームは、キンバリー地域の中心的な町で周辺への観光拠点となります。真珠の養殖で栄えた町でもあり、実はかつて日本人が多く訪れて潜水の技術などを伝えました。町に日本語の住所がみられ、日本人墓地などもあります。人口は約11000人。

 

最寄りの空港はブルーム空港(BME)。国内の8都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちら

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

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通貨はオーストラリア・ドル(通貨コード:AUD、記号:A$)で補助通貨はセント(c)。1オーストラリア・ドル=100セントです。本日のレートはこちら。

 

 

 

空港から市内への移動

 
photo by:Bidgee

 

空港は町中にあるので、宿の位置によっては徒歩でも移動できます。遠い場所であればタクシーになります。

 

 

月への階段

 

 

オーストラリアが誇る絶景で、北西部の一部の海岸線で見ることが出来る自然現象です。ざっくり言いますと、オンスロー辺りからダンピアー辺りの「遠浅の海」で、同じ時期に見られると思ってください。

 

 

その中で一番有名なのがブルームで、東側の「ローバック湾(Roebuck Bay)」を一望する「タウンビーチ」がビューポイントになっています。見られる時期は3月~10月の満月前後の3日間です。

 

雲が出てしまうと見られないので乾季の方が良くて、特に7月~10月が高確率で見ることが出来ます。公式HPのこちらのページに見られる日が記載されています(^^)

 

ブルームへの行き方と見どころ

 

英語では「Staircase to the Moon(月への階段)」。この現象が起こる理由は解明されておらず、遠浅の海岸、緯度による光の方向、そして気温など、様々な条件が合わさって起こるとされています。ビューポイントとして有名なのは「マングローブホテル」のバーなどです。

 

■マングローブホテル
 

 

また、実は日の出のタイミングでも見ることができます。こちらはブルームでの日の出です(,,゚Д゚)

 

「ブルーム」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

ちなみに、引き潮のときにタウンズビーチから沖合に向かって50mほど歩くと、沈没した旧日本軍の戦闘機が現れます。時間に注意して行ってみてください(^^)

 

 

ケーブルビーチ

 

 

ブルームの西側に22.5kmも伸びる美しいビーチです。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

 

これぞオーストラリアサイズですね( ̄▽ ̄;) これだけでもスゴいですが、ここでは朝・昼・夕のキャメルライドが人気です。

 

「ブルーム」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

絶景ですねΣ(゚∀゚ノ)ノ ラクダに乗れる場所は世界にたくさんありますが「美しい海岸」を歩ける場所は滅多にありません。これは良い思い出になるのではないでしょうか。夕暮れも見事です。

 

ブルームへの行き方と見どころ

 

世界のビーチについては「世界のすごいビーチ総特集」を、世界の動物の名所については「世界のすごい動物スポット総特集」をご覧ください。

 

 

ガンシューム・ポイント

 

 

ここもスゴイ場所で、なんと1億3000万年前の「白亜紀」の「恐竜の足跡の化石」が残っています( ̄□ ̄;)

 

ブルームへの行き方と見どころ

 

引き潮のときには約30m沖合の足跡も見ることができます。ケーブルビーチの南西端に位置しているので町の中心部からはバスでのアクセスになります。行きは1日1本(始発)のみで、帰りは最寄りのバス停まで徒歩になってしまいます(^^;)

 

ちなみに、ペルーのワラスにも見事な恐竜の足跡が残されています。詳細は「ワラス①アクセスと周辺の見どころ」をご覧ください。

 

■ワラスの恐竜の足跡
ブルームへの行き方と見どころ
photo by:Jcvas81

 

 

日本人墓地と真珠まつり

 
photo by:Caroline Ramsden

 

ブルームは真珠養殖で栄えた町で、1880年代には日本を含めたアジア各国から人々が出稼ぎに渡っていました。その中では潜水病などによる犠牲者も多く、町の中心から少し離れた場所に日本人墓地が造られています。

 

そして、特に日本人はブルームの真珠文化の発展に大きく関わったので、1971年に「Shinjumatsuri(真珠まつり)」が始まりました。

 

 

中華風の龍が駆け巡り(,,゚Д゚)

 

 

和太鼓が鳴り響きΣ(・∀・;)

 

 

キンバリー地域に多く居住しているアボリジニの人々も、伝統的な装飾を施して町中を練り歩くという、もう色々混ざった祭りです(^^) 詳細は公式HPをご覧ください。

 

 

こんな縁により、町には「サヨナラロード」など日本語の住所も色々残されています。

 

 

以上になります。意外な見どころが満載の町・ブルーム。ぜひ行ってみてください(^^)

 

ブルームには日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。

「ブルーム」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-シンガポール(約7時間)

・シンガポール-ダーウィン(約4時間半)
・ダーウィン-ブルーム(約3時間)

ベストシーズン 3月~10月(特に7月~10月)
外務省 海外安全情報 オーストラリア
ガイドブック オーストラリアのガイドブック
ビザ ・ビザかETASの取得が必要

・30日まで滞在可

パスポート残存期間 滞在日数分あればOK
時差 ・東部時間:+1時間(シドニーなど)

・中部時間:+30分(ウルルなど)
・西部時間:-1時間(パースなど)
・サマータイム:あり(1時間すすめる)

チップ ・基本的には無し

・タクシーなど:端数を切り上げて渡す
・高級レストランなど:10~15%
・ルームサービスなど:2~5A$

日本への電話 0011(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
0011+81+3+9999-9999

公用語 英語
電圧とプラグ 220/240V

コンセントタイプ

通貨 オーストラリア・ドル(通貨コード:AUD、記号:A$)で補助通貨はセント(c)。1オーストラリア・ドル=100セント。

 

日本大使館 HP

オーストラリアの絶景一覧

オーストラリアの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

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