タンペレ大聖堂は「死」をテーマにしたフレスコ画や装飾が並ぶ珍しい大聖堂です。ヘルシンキから日帰りで行くことも出来るので、フィンランドを訪れた際はぜひ行ってみてください(^^)
「タンペレ大聖堂」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
2・空港から市内への移動
2-1:バスで行く
2-2:タクシーで行く
2-3:空港送迎で行く
3・ヘルシンキからタンペレ
3-1:鉄道で行く
3-2:バスで行く
4・タンペレ大聖堂
5・ムーミン美術館
6・内部に特に注目すべきものがある教会
7・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
拠点の街はタンペレ。18世紀後半に築かれた新しい街です。フィンランドにおける社会主義運動の中心地で、あのレーニンとスターリンが初めて出会った場所として知られています。人口は約21万人。
最寄りの空港はタンペレ・ピルカッラ空港(TMP)。国内外合わせて4都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セントです。本日のレートはこちら。
空港から市内への移動
photo by:Khaosaming
タンペレ空港は市内中心部から南西に約20km離れています。市内への移動方法はバスかタクシーになります。
・料金は30€
空港送迎は色々あります。詳細は画像のリンクからご覧ください。
ヘルシンキ中央駅から、タンペレ駅へVR列車という直通列車が出ています。
photo by:Otto Karikoski
・7時頃~22時頃まで運行
・1日30本程度運行
・所要時間:1時間半~2時間
・料金:18€~
・時刻表
■タンペレ駅
photo by:Tiia Monto
ヘルシンキ中央駅から徒歩で10分弱歩いた場所に「カンピ(Kamppi)」というショッピングセンターがありまして、その地下がバスターミナルになっています。「Matkahuolto社」と「Onnibus社」の2つがあり、タンペレのバスステーションまでをつないでいます。
・所要時間:約2時間半
・料金:約6€
・「Matkahuolto社」
→少し小さめのバス、予約が必要
・「Onnibus社」
→普通のバス、予約か現地払い
■タンペレのバスステーション
photo by:Cryonic07
1907年に建てられた大聖堂で、タンペレ駅から徒歩5分ほどの場所にあります。石造りの建物に赤い屋根という可愛らしい外観は「フィンランド・ナショナルロマン主義」という様式です。
しかし、中に入ると様子がガラッと変わります。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
世界のどの教会とも雰囲気が違うことが分かると思います(,,゚Д゚) 収容人数は約2000人。
正面の祭壇画はマグヌス・エンケルという方が描いたもの。その上には円形のステンドグラスで十字架が表現されています。
周囲を取り巻くのは、ヒューゴ・シンベリという方が手掛けた「傷ついた天使」です。
裸の少年たちがトゲだらけの巨大な植物のツルを持っています(,,゚Д゚)
photo by:Amy West
祭壇の左横には有名な「死の庭園」が飾られています。これもヒューゴ・シンベリの作品です。
天井には翼のような模様が描かれ、中央ではヘビが口を開けています。
2階には重厚なパイプオルガンがあり、2階も登れるので間近で見ることができます(^^)
2階にはいくつものステンドグラスがあり、それぞれデザインが異なります。
■タンペレ大聖堂
・10時~17時(夏季)
・11時~15時(冬季)
・無料
・公式HP
日本でも大人気のムーミンはフィンランドで生まれました。こちらには、その美術館が建てられています。たくさんの原画や模型、グッズやお土産などがあります(^^)
■ムーミン美術館
・火~金:9時~19時
・土日:11~18時
・料金:12€
・公式HP
世界のすごい博物館については「世界の博物館&美術館総特集」をご覧ください。
以上になります。世界でもまれな「死」をテーマにした大聖堂。ぜひ行ってみてください(^^)
■サン・サティロ教会(イタリア) |
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ミラノにある小さな教会ですが、内部に大掛かりな「だまし絵」があります。詳細は下記からご覧ください。 |
■サン・セヴェーロ礼拝堂美術館(イタリア) |
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![]() photo by:David Sivyer |
ナポリにある教会で、現在は美術館として利用されているのですが、「ヴェールに包まれたキリスト」など特に名高い作品が3つあり必見です。詳細は下記からご覧ください。 |
■サンタ・クローチェ教会(イタリア) |
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フィレンツェにある教会で、ミケランジェロやガリレオなどイタリア史に名を刻んだ偉人の墓があります。 詳細は下記からご覧ください。 |
■サンタナ・スターシア教会(イタリア) |
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「ロミオとジュリエット」の舞台として知られるヴェローナにある教会で、2体の「せむし像」が世界的に有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
■サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(イタリア) |
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こちらもミラノにある小さな教会ですが、レオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」が残されています。てっきり本物は美術館で、ここのはレプリカかと思いきや、なんと本物ですΣ(゚∀゚ノ)ノ 詳細は下記からご覧ください。 |
■ストックホルム大聖堂(スウェーデン) |
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スウェーデン王室が結婚式などを行う大聖堂で、「聖ジョージと竜」という彫刻作品が世界的に有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
■カトリック大聖堂(タイ) |
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タイ最大の教会で、宝石の産地として有名なチャンタブリーにあります。中にあるマリア像には、なんと20万個もの宝石が散りばめられています。詳細は下記からご覧ください。 |
■ノートルダム・ド・アノンシアション大聖堂(フランス) |
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ヨーロッパにおいて聖地巡礼の起点として知られる街「ル・ピュイ」にあり、「漆黒のマリア像」や「熱病の石」が有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ゴゾ大聖堂(マルタ) |
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マルタ島の北西部に位置するゴゾ島にあります。こちらも内部に大掛かりな「だまし絵」があることで知られています。詳細は下記からご覧ください。 |
■聖ジョージ教会(ヨルダン) |
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![]() photo by:Ankur Panchbudhe |
首都アンマンから「死海」行きのツアーに参加すると訪れる教会で、6世紀に床に掘られたモザイク地図が有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ウスペンスキー寺院(ロシア) |
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![]() photo by:Ghirlandajo |
タタールスタン共和国の首都カザン郊外の「スヴィヤズスク島」にあります。色々素晴らしい教会が並んでいるのですが、ここには極めて珍しい「馬の頭を持つ聖クリストファーのイコン」があります。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な教会や修道院がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。当サイトで取り上げている教会や修道院の中から、特にすごい155ヶ所をテーマ別にご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本-モスクワ(約10時間)
・モスクワ-ヘルシンキ(約2時間) |
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ベストシーズン | 6月~8月 |
外務省 | 海外安全情報 フィンランド |
ガイドブック | フィンランドのガイドブック |
ビザ | シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。 |
パスポート残存期間 | シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。未使用査証欄1ページ以上。 |
時差 | 夏:-6時間/冬:-7時間 |
チップ | 基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるフィンランド語 | ①おはよう。
Jó reggelt.(ヨー レッゲルト)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。 |
電圧とプラグ | 220~230V
|
通貨 | ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。
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日本大使館 | ・HP |
フィンランドの見どころ一覧 |
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