ヴェローナは「ロミオとジュリエット」の舞台として有名で、ゆかりの場所がたくさん残されています。それ以外にも見どころが豊富なので、できれば数日時間を取りたい場所です。
当サイトでは3ページに渡って特集しておりますので下記からごらんください。こちらのページは「ヴェローナ③街の見どころ」になります(^^)
「ヴェローナ③街の見どころ」徹底ガイド:目次
1・ヴェローナの見どころ一覧
2・アレーナ・ディ・ヴェローナ
3・ランベルティの塔
4・サンタナ・スターシア教会
5・サン・ピエトロの丘
6・ヴェローナ郊外の見どころ
6-1:バルド山
6-2:ボルゲット
7・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
ヴェローナには多くの見どころがありますが、ここは外せないという8ヶ所を厳選しました。こちらのページでは青のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。
ヴェローナのシンボルで、ローマのコロッセオが西暦80年頃に建設されたのに対し、こちらは紀元前30年~紀元後30年頃に建設されたと言われていますΣ(゚∀゚ノ)ノ 初期には「人間同士の戦い」が行われ、後に「人間対猛獣」の戦いに変化していきました。
現在は2階建てのアーチに囲まれていますが、実は建造当初は、この外側に3階建てのアーチの外壁がありました。しかし1117年の大地震で崩壊してしまい、北西部分に少しだけ残っています。
ここはとにかくオススメ出来る場所で、外壁の最上段から街とコロッセオが混在した素晴らしい景色を見ることができます(*´ω`*) 画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
ちなみに、1ヶ所だけ高くなっているのが上記の3階建て部分です。長径139m、短径110mの楕円形で、約25000人を収容できたと言われています(,,゚Д゚)
1913年からは野外オペラが行われるようになり、有名なマリア・カラスもイタリアでの初演をここで行っています。今も現役で使われていて、毎年6月末~8月末に見ることができます。ヴェローナは比較的治安が良い街なので、安全面に注意して夜のライトアップされた姿も見てみてください(^^)
1172年に着工したものの、増築を繰り返して1463年にようやく完成しましたΣ(゚∀゚ノ)ノ 時計が取り付けられたのは、それからさらに300年が経った1779年のこと。高さ84mでヴェローナで最も高い建物です。
上下で色が分かれているのは素材の違いによるもので、37mまではレンガと凝灰岩、それ以上はレンガのみで造られています。頂上には2つの鐘があり、大きい鐘は「レンゴ」、小さい鐘は「マランゴーナ」と呼ばれ、それぞれ別な用途で使われていました。
368段の階段で上ることができて、途中まではエレベーターもあります。頂上からはヴェローナの街を一望出来るのでオススメです(^^)
【ランベルティの塔】
・月~金:10時~18時
・土日祝:11時~19時
・料金:8€
・公式HP
ヴェローナで最大の教会で、1290年に建設が始まったものの、何と未だに完成していないそうですΣ(゚∀゚ノ)ノ 外観は平凡ですが、内部は花柄を基調とした美しいデザインになっています。
そして、この教会を世界的に有名にしているのが2体の「せむし像」です。
photo by:Didier Descouens
「せむし」は本来病気の名前で「背骨が弓なりに大きく曲がり、前かがみになっている状態」を意味します。この像はキリスト教における人間の辛さを表現して、様々な苦難に押しつぶされている様子が伝わってきます(^^;)
世界には他にも魅力的な教会や修道院がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。当サイトで取り上げている教会や修道院の中から、特にすごい155ヶ所をテーマ別にご紹介しています。
アディジェ川に面したローマ劇場(テアトロ・ロマーノ)の奥にあります。周辺を見渡せるため鉄器時代から重要な場所として使われてきて、1393年に城が建てられました。高台になっているので、ヴェローナを一望する絶景を見られます(^^) アクセスは徒歩とケーブルカーがあります。
■ケーブルカー乗り場
photo by:Garonzi Stefania
・往復:2€
・下降:1€
・上昇のみはありません
・所要時間:約2分
徒歩でも対して時間はかからないので、時間があればノンビリ歩くのもオススメです(^^)
というのは、この辺はもう中世にタイムスリップしたような世界になっているんです。
もはや映画の中ですね(,,゚Д゚) そして丘の上に到着。遠目からでも絶景なのが分かりワクワクしてしまいます。
端の方へ行くと圧巻の景色が広がっています。赤茶けたヴェローナの街並みと蛇行するアディジェ川…まるで絵葉書のようですね。ヴェローナ旅行の締めくくりにピッタリです(^^)
【サン・ピエトロの丘】
・10時半~16時半
世界の同様の場所については「世界のパノラマを一望出来る場所総特集」をご覧ください。
ヴェローナから北に約60km離れていて、レンタカーかツアーでアクセスするのが一般的です。まず、ガルダ湖の北部東岸にある「マルチェジーネ」という町へ行きます。そこからロープウェーが出ていて、約1800m地点まで簡単に登れます(^^)
料金などの詳細はシーズンにより変わるので公式HPをご覧ください。ここはアルプス山脈の南端という感じで、スイスやオーストリアの山岳地帯を思わせる素晴らしい景色が広がっています。
頂上は完全に整備されていて、レストランなどもあるので安心です。ハイキングやサイクリングを楽しめますが、一番のオススメ雄大なパラグライダーです(*´ω`*)
アルプスでのパラグライダーといえば、スイスのインターラーケンが有名ですが、そこまで行く時間が無い方は、ぜひここで体験してみてください(^^)
「イタリアの最も美しい村」に選ばれた場所で、ヴェローナからバスでアクセスできます。バス停はポルタ・ヌオーヴァ駅から北に約220m離れた場所にあります。
ここから「160番」のバスに乗ります。所要時間は約50分で、料金は3€です。
ボルゲットは、ミンチョ川という清流を中心に造られた小さな集落で、20分もあれば全部見て回れます(^^) まるで絵本の中の世界のようで、「ニンフ」という水の精霊の言い伝えも残っています。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
名前には「要塞化された集落」という意味があります。とはいえ要塞とはかけ離れた雰囲気で、水車が至るところでクルクルと回っています。少し川幅が広くなっている場所が中心部で、周辺だけでなく川の上にもレストランが造られています。
もし、ここで食事をする機会があったら「Nodo D’amore」という郷土料理を食べてみてください。「愛の結び目」という意味で、中に具が入った小さなパスタです(*´﹃`*)
川の上のレストランは雰囲気抜群です。どこをとってもカワイイ村なので、時間があったら1泊するのもオススメです。
以上になります(^^) 3ページに渡りヴェローナをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。まだ見ていないページがありましたら下記からご覧ください。
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | ・日本-モスクワ(約10時間)
・モスクワ-ヴェローナ(約3時間半) |
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ベストシーズン | 春と秋 |
外務省 | 海外安全情報 イタリア |
ガイドブック | イタリアのガイドブック |
ビザ | シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。 |
パスポート残存期間 | シェンゲン協定加盟国出国時90日以上 |
時差 | 夏:-7時間/冬:-8時間 |
チップ | ・タクシー:10%程度
・レストラン:基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるイタリア語 | ①おはよう。
Buon giorno.(ボン ジョルノ)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 220V |
通貨 | ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。
|
日本大使館 | ・HP |
イタリアの絶景一覧 |
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
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