ヒヴァの見どころ

 

ヒヴァはブハラに並ぶ宗教都市で「聖都」と称されています。無数の見どころがあるので全部見るには3日は欲しいところです。こちらのページではアクセスと町の概要についてご紹介します。観光の見どころについては「ヒヴァ②」をご覧ください(^^)

 

 

「ヒヴァ①アクセスと概要」徹底ガイド:目次

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

 

 

ヒヴァは16~20世紀初頭に栄えたヒヴァ・ハン国の首都だった街で、1世紀には既に町が形成されていました。ウズベキスタンで初めて世界遺産になった場所でもあります。人口は約9万人。

 

最寄りの空港はウルゲンチ国際空港(UGC)。国内外合わせて7都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨はスム(通貨コード:UZS、記号:лв)で、補助通貨は「ティイン(tiyin)」。1スム=100ティインで、本日のレートはこちら。

 

 

 

空港からヒヴァへの移動

 
photo by:Yussar

 

空港はヒヴァから北東に約40km離れています。ヒヴァまでの移動方法は、バス、タクシー、空港送迎の3つです。

 

■デフコン・バザール
 

 

まず、空港から「3番」のバスで終点の「デフコン・バザール」へ行きます。所要時間は約15分、料金は700スムです。

 

ヒヴァの見どころ

 

到着したらバザールの北東部にあるバス停(青)へ行き、ヒヴァのバザール行きのミニバスに乗ります。

・所要時間:約40分
・料金:2000スム

 

また、緑の場所からトロリーバスも出ています。こちらはヒヴァの北門行きです。

 

・所要時間:約1時間
・料金:1500スム

 

ヒヴァの発着位置はこちらです。

 

ヒヴァの見どころ

 

・交渉制
・所要時間:約50分
・料金:7万~10万スム
・タクシーはふっかけてきますので注意してください(^^)

 

「ヒヴァ①アクセスと概要」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

空港送迎は色々あります。詳細は画像のリンクからご覧ください。

 

 

ヒヴァの概要

ヒヴァの見どころ

 

ヒヴァは、中央アジアや西アジアによく見られる街の造りになっていて、城壁で囲まれた中心地「イチャン・カラ(内城)」と城壁外の「デシャン・カラ(外城)」に大別されます。

 

ヒヴァのイチャン・カラは中央アジアで最も有名なもので、一般的にイチャン・カラといったらヒヴァを指します。見どころもイチャン・カラに集中していて城壁も登ることができます。ただ、ヒヴァの郊外に目を向けると別なカラ(城塞遺跡)があったりして、また違った面白さがあります(^^)

 

ヒヴァの見どころ

 

城壁は東西約450m、南北約650mに渡り伸びていて、全長は2.2km。高さは約8mで基底部の厚さは約6mにもなります。その昔、ヒヴァには死者を城壁に埋葬する風習があったため、人骨の一部が露出している場所がありますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

内部には多くの建物がありますが、大別すると「アルク(城郭)」「マドラサ(神学校)」「モスク(寺院)」「マスジッド(霊廟)」の4種類です。マドラサとモスクはそれぞれ20に及び、50以上の歴史的建造物が集中しています。そして、東西南北に門が設置されていて、それぞれ名前がついています。

 

西門

ヒヴァの見どころ

 

正式名称は「アタ・ダルワザ門(Ota Darvoza)」。見どころが集まっているので西門近くに宿を取るのがオススメです(^^) 共通チケットも西門で購入できて料金は12ドル。名前には「父の門」という意味があります。

 

東門

ヒヴァの見どころ

 

正式名称は「パルワーン・ダルワザ門(Palvon Darvoza)」。ヒヴァ・ハン国の時代には、ここで奴隷市場が開かれていましたΣ(・∀・;)

 

南門

ヒヴァの見どころ

 

正式名称は「タシュ・ダルワザ門(Tosh Darvoza)」。周辺には一般の人々の住宅が広がっています。

 

北門

ヒヴァの見どころ

 

正式名称は「バグチャ・ダルワザ門(Bogha Darvoza)」。この門から城壁に上がることが出来ます。左右に階段があるのですが右に行くとすぐに行き止まりなので左に行ってください。

 

 

以上になります(^^) 続きまして「ヒヴァ②観光の見どころ」をご覧ください。

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「ヒヴァ①アクセスと概要」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

世界の城壁都市

都市単位でピックアップしているので、城・要塞・ロシアのクレムリンなどは含めておりません(^^)

■サナア(イエメン)

サナアは世界最古の町の1つとされていて、昔から旅人の中で「城壁をくぐった途端にアラビアンナイトの世界になる」と言われてきました。詳細は下記からご覧ください。

「サナア」徹底ガイド

■チェスター(イギリス)

ウェールズとの境にある街で、極めて保存状態が良い城郭都市として有名です。チェスター様式の建物が並ぶ「ザ・ロウズ」は、映画の世界に入ったようでオススメです。詳細は下記からご覧ください。

「ザ・ロウズ」徹底ガイド

■エルサレム(イスラエル)

エルサレム旧市街は全長4.5kmの城壁で囲まれています。城壁の上は歩けるようになっていて、11の門と43の見張り塔があり、その内部は4つの地区と「神殿の丘」に分かれています。詳細は下記からご覧ください。

「エルサレム③城壁の門と神殿の丘」徹底ガイド

■ルッカ(イタリア)

壮大な城壁に囲まれた街で、日本では「進撃の巨人」の世界観に似ていると人気です。詳細は下記からご覧ください。

「ルッカ①アクセスと城壁」徹底ガイド

■ドブロブニク(クロアチア)

「アドリア海の真珠」と称される美しい街で、旧市街は世界遺産に登録されています。詳細は下記からご覧ください。

「ドブロブニク①アクセスと城壁」徹底ガイド

■カルタヘナ(コロンビア)

コロンビアの有名なリゾート地で、旧市街がグルっと城壁に囲まれています。出入り口はフォトジェニックな時計台で、この内外で治安が変わるので注意が必要です。詳細は下記からご覧ください。

「カルタヘナ②観光の見どころ」徹底ガイド

■ルツェルン(スイス)

スイスでも屈指の美しい街で、元々は街全体を囲んでいた「ムゼック城壁」が900mほど今に残されています。詳細は下記からご覧ください。

「カペル橋」徹底ガイド

■ローテンブルク(ドイツ)

「おとぎの国」「中世の宝石箱」と称されるほどカワイイ町並みが人気で、全体が城壁で囲まれています。詳細は下記からご覧ください。

「ローテンブルク②町の見どころ」徹底ガイド

■カルカッソンヌ(フランス)

ヨーロッパ最大の城壁都市で、全長3kmにも及ぶ2重の城壁で囲まれています。詳細は下記からご覧ください。

「カルカッソンヌ②観光の見どころ」徹底ガイド

■マラケシュ(モロッコ)

旧市街のメディナが城壁に囲まれていて、たくさんの門が設置されています。詳細は下記からご覧ください。

「マラケシュ」徹底ガイド

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-タシュケント(約9時間)

・タシュケント-ウルゲンチ(約2時間半)

ベストシーズン 春と秋(乾季)
外務省 海外安全情報 ウズベキスタン
ガイドブック 中央アジアのガイドブック
ビザ 30日以内の観光ならビザ不要
パスポート残存期間 入国時3ヶ月以上
時差 -4時間(サマータイム無し)
チップ レストランやツアーガイド:10%程度
日本への電話 8-10(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
8-10+81+3+9999-9999

現地で使えるウズベク語 ①おはよう。

Xayrli tong. (ハイルリ トン)

 

②こんにちは。
Assalomu alaykum! (アッサラーム アレイクム)

 

③こんばんは。
Xayrli tun. (ハイルリ トゥン)

 

④ありがとう。
Rahmat. (ラフマット)

 

⑤さようなら。
Xayr. (ハイル)

 

⑥はい・いいえ。
Ha・Yo`q.(ハー・ヨック)

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 スム(通貨コード:UZS、記号:лв)で、補助通貨は「ティイン(tiyin)」。1スム=100ティイン。

 

日本大使館 HP

ウズベキスタンの絶景一覧

ウズベキスタンの絶景

 

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