ヒヴァの見どころ

 

ヒヴァはブハラに並ぶ宗教都市で「聖都」と称されています。無数の見どころがあるので全部見るには3日は欲しいところです。こちらのページでは観光の見どころについてご紹介します。アクセスや町の概要については「ヒヴァ①」をご覧ください(^^)

 

 

「ヒヴァ②観光の見どころ」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

イチャン・カラの見どころ一覧

 

イチャン・カラには多くの見どころがありますが、ここは外せないという7ヶ所を厳選しました。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。

 

 

カルタ・ミナール

 

 

1855年に造られたミナレットで「短い塔」という意味があります。建造当初は109mにする予定でしたが、ときの王様アミン・ハーンが亡くなったことで、高さ28mの段階で工事が中断されました。予定外の低さで止まったことで逆に唯一無二のシルエットになり、今ではヒヴァのシンボルになっています(^^) 画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

 

ムハンマド・アミーン・マドラサ

 

 

1852年に建てられたヒヴァ最大のマドラサで、260名の学生を通わせることが出来ました。カルタ・ミナールに隣接していて、現在はホテルとして使われていますΣ(゚∀゚ノ)ノ 特に豪華なつくりではありませんが、世界遺産に泊まる事自体貴重な体験ですし、街のシンボルが目の前にあるのでオススメです。詳細はこちらからご覧ください。

 

 

 

クフナ・アルク

 

 

17世紀に造られた宮殿で名前には「古い宮殿」という意味があります。1838年に新しい「タシュ・ハウリ宮殿」が造られたので区別するために名付けられました。

 

 

「アイヴァン」という建築様式のモスクで、正面に見える特別感漂う小部屋が設置されているのが特徴です。そして、画面を下に向けてみてください。地面に円形の土台があるのが分かると思います。これは遊牧民の住居「ユルタ」を建てるための土台で、上客であるキャラバンをもてなすために造られました。

 

 

内部には夏冬のモスク・ハーレム・公邸などのほか、造兵所・火薬工場・牢獄などがあり、観光客用に土産物屋も設置されています。屋上からは素晴らしい街並みを一望できます(^^) 料金は10000スムです。

 

 

ジュマ・モスク

 

 

街のほぼ中心に位置するモスクで、10世紀に造られ破壊と再建を繰り返した後、1789年に現在の姿になりました。普通のモスクとは全く異なり、門・ドーム・回廊・中庭などが全くありません(,,゚Д゚) あるのは213本もの木の柱が並ぶ部屋1つだけです。

 

 

柱には1本1本に花・星・文字などをモチーフにした美しい彫刻が施されていて、しかもデザインが全て異なります。柱と土台の石はラクダの毛を含んだ接着剤が使われていて、毛は普通に見えるのでチェックしてみてください。面積は55m×46mと広く、四方に入口があり、壁はレンガや漆喰で覆われています。まさに唯一無二のモスクです(^^)

 

 

パフラヴァン・マフムド廟

 

 

ヒヴァで最も美しいと言われる霊廟です。13世紀に活躍した大臣パフラヴワン・マフムドのために造られ、ハーン(国王)や、その親族の霊廟も設置されました。正面のドームの霊廟にはハーンが、左の小さいながら最も豪華な霊廟にはパフラヴァン・マフムドが眠っていて、右は巡礼者のためのモスクになっています。

 

■正面の霊廟

 

結婚式の後にここを訪れるのも通例になっているそうで、運が良ければ新郎新婦を見ることができます。

 

 

イスラーム・ホジャ・ミナレット

 

 

ヒヴァで最も高い43mのミナレットで、上に行くほどに細くなっています。内部には118段の階段があり頂上からヒヴァの街を一望出来ます(^^)

 

 

近くのマドラサ(神学校)は工芸博物館になっているので、一帯の民芸品などを見ることができます。

 

 

タシュ・ハウリ宮殿

 

 

上で少し触れた新しい宮殿で、1838年に造られました。名前は「石の庭」という意味で、宮殿だけあって特に豪華な装飾が施されています。謁見殿、儀式の場、ハーレム、宴会場などがあり、2階のハーレムからは良い景色が広がります。

 

 

以上になります。城壁に囲まれた聖都・ヒヴァ。ぜひ行ってみてください(^^) アクセスや町の概要については「ヒヴァ①」をご覧ください。

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「ヒヴァ②観光の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

中央アジアのすごいモスク

ブハラやサマルカンドなど、1つの街にたくさんのモスクやマドラサがある場合は街単位で記載しています(^^)

■サキ・モスク(アフガニスタン)

photo by:Hogai Aryoubi

首都カブールにある美しいモスクで、アフガニスタンで古来より受け継がれてきた「ムハンマドのマント」が一時的に保管されていたそうです。詳細は下記からご覧ください。

「アフガニスタン①2つのモスク」徹底ガイド

■ハズラット・アリ・マザール(アフガニスタン)

カブールから北西に約420km離れた「マザーリシャリーフ」という街の中心に位置するモスクです。同じページに記載しておりますので下記からご覧ください。

「アフガニスタン①2つのモスク」徹底ガイド

■サマルカンド(ウズベキスタン)

紀元前10世紀頃には都市として発展していた世界屈指の古都で、青を基調にした歴史的建造物が並ぶことから「青い都」と呼ばれています。詳細は下記からご覧ください。

「サマルカンド」徹底ガイド

■マイナーモスク(ウズベキスタン)

ウズベキスタンの首都・タシュケントに2014年に建てられたモスクで、新しいので非常にキレイです。詳細は下記からご覧ください。

「タシュケント」徹底ガイド

■ブハラ(ウズベキスタン)

紀元前5世紀には城塞都市が築かれていた古都で、サマルカンドと同じくらい多くの歴史的建造物が並んでいます。詳細は下記からご覧ください。

「ブハラ①アクセスとカラーン・モスク」徹底ガイド

■トルクメンバシュ・ルーフ・モスク(トルクメニスタン)

中東の独裁国家・トルクメニスタンの首都であるアシガバートにあります。詳細は下記からご覧ください。

「アシガバート②市内の見どころ」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的なモスクがたくさんあります。興味のある方は「世界のすごいモスク総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げているものの中から特にスゴい38ヶ所を6つのエリアに分けてご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-タシュケント(約9時間)

・タシュケント-ウルゲンチ(約2時間半)

ベストシーズン 春と秋(乾季)
外務省 海外安全情報 ウズベキスタン
ガイドブック 中央アジアのガイドブック
ビザ 30日以内の観光ならビザ不要
パスポート残存期間 入国時3ヶ月以上
時差 -4時間(サマータイム無し)
チップ レストランやツアーガイド:10%程度
日本への電話 8-10(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
8-10+81+3+9999-9999

現地で使えるウズベク語 ①おはよう。

Xayrli tong. (ハイルリ トン)

 

②こんにちは。
Assalomu alaykum! (アッサラーム アレイクム)

 

③こんばんは。
Xayrli tun. (ハイルリ トゥン)

 

④ありがとう。
Rahmat. (ラフマット)

 

⑤さようなら。
Xayr. (ハイル)

 

⑥はい・いいえ。
Ha・Yo`q.(ハー・ヨック)

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 スム(通貨コード:UZS、記号:лв)で、補助通貨は「ティイン(tiyin)」。1スム=100ティイン。

 

日本大使館 HP

ウズベキスタンの絶景一覧

ウズベキスタンの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

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