ビニクンカは別名「レインボーマウンテン」ともよばれる七色の山で、近年になって観光化が進んだ新しいスポットです。昔はアクセスが大変でしたが、現在は車で簡単に近くまで行くことができます(^^)
「ビニクンカ」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
拠点の町はクスコ。900年頃からの歴史が残るペルー屈指の古都で、1200年頃から1532年まではインカ帝国の首都として繁栄しました。日本で言う京都のような位置づけで、ペルー屈指の観光地として世界中から多くの人が訪れます。人口は約32万人。
最寄りの空港はクスコの「アレハンドロ・ベラスコ・アステテ国際空港」(CUZ)。国内外合わせて5都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。空港から市内へのアクセスなどは「クスコ①各地からのアクセス」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はソル(通貨コード:PEN、記号:S/)で、補助通貨は「センティモ(¢)」。1ソル=100センティモで、本日のレートはこちら。
ビニクンカ山は、クスコから東南に約100km離れたアンデス山脈の中にあります。近くには「神々が宿る山」と称される「アウサンガテ山」があり、そこを目指すトレッカーには昔から有名な場所でした。
■アンサンガテ山
しかし、このトレッキングは4泊5日の行程になるので、本格的なトレッカーしか参加しませんでした。そのため長らく世間にはビニクンカの存在が知られていなかったのですが、SNSの普及に伴って2013年頃に一気に有名になり、現在はクスコから日帰りで行ける人気観光地になっています(^^)
料金も4泊5日の頃は300US$くらいしたのですが、現在は40US$ほどになっています。トレッキングコースも整備されていて、トイレのあるキャンプサイトなどもあり女性でも安心です。
ただ、アウサンガテのトレッキングは「世界のベストトレッキング10」にも数えられるほど素晴らしいものなので、時間がある人はビニクンカだけでなくアウサンガテにも挑戦してみてください。
ツアー代金とは別にエリア入場料として10ソルかかります。馬に乗ることもできて片道約80ソルです。標高が高くなってからレンタルすることもできるので、最初から乗らなくても大丈夫です。とにかく標高が高いので、約4時間、約7kmのトレッキングは予想するよりハードです。
疲れてくると高山病になる危険が高まりますし、アンデス山脈の絶景の中を馬でトレッキングなんてスゴい良い思い出ですから、ぜひ馬も検討してみてください(^^)
ビニクンカ山トレッキング
出典:https://www.inkatimetours.com
出発は深夜3時~4時で、宿にピックアップがきます。1グループは10~20人。バスで3~4時間走り、標高4626mの「プラワシパタ」で朝食をとります。他にもいくつかの休憩ポイントがあって、ツアーによって朝食の場所は異なると思います。
食事を終えたら8時半頃に登山開始。目指すは5020m地点で、約1時間半の登山です。道中は絶景が続きます(,,゚Д゚)
ふさふさのサボテンみたいな不思議な植物が生えていたりします。トイレが設置されているのがありがたいですね(^^)
標高が高くなると共に植物が無くなってきます。すると地肌が露出しカラフルさが増していきます( ̄□ ̄;)
ついには真っ赤にΣ(・∀・;)
そして10時頃に到着です。画面をグルッと回して周囲を見てみて下さい。
絶景ですねΣ(゚∀゚ノ)ノ「レインボーマウンテン」の名前はダテではありません。ただ、大人気なので基本的には混雑しています。人がいない写真を撮りたい方はプライベートツアーを組むのが無難だと思います。
ここで30~45分休憩して、戻りは「レッドバレー」という別ルートを歩きます。所要時間は約2時間半で、13時頃にプラワシパタに戻り昼食をとります。1時間ほど休憩して14時頃にバスに乗り、17時頃クスコに到着です。
ビニクンカのベストシーズンは乾季の4月~11月なのですが、ピンポイントでいうと「6月の満月の前後10日間」になります。というのは、この時期アウサンガテの山中では「コイヨリッティ(Quylluriti)」という祭りが行われます。周辺から何十万もの人が集まり、民族衣装を着て三日三晩踊り続けますヾ(*´꒳`*ヽ)
以上になります。南米が誇る「虹の山」。ぜひ行ってみてください(^^)
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■ランドマンナロイガル(アイスランド) |
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ランドマンナロイガルは「土地の人々の浴場」という意味で、天然の露天温泉やカラフルな山肌のハイキングが楽しめます。詳細は下記からご覧ください。 |
■イエローストーン国立公園(アメリカ) |
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世界初の国立公園で、地球上の約半分の温泉と約3分の2の間欠泉が存在します。詳細は下記からご覧ください。 |
■フライガイザー(アメリカ) |
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荒野の中に突然現れる七色の間欠泉で、長い間温泉に含まれる成分が沈殿したことで塔のようになっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■ブルーメサ(アメリカ) |
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アリゾナ州の「化石の森国立公園」にある場所で、青を基調としたグラデーションという唯一無二の空間になっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■ペインテッド・ヒルズ(アメリカ) |
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「オレゴンの七不思議」の1つに選出されている絶景で、アメリカの同系統の場所では最も美しいと言われています。詳細は下記からご覧ください。 |
■七色の丘と十四色の丘(アルゼンチン) |
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秘境・ウマウアカ渓谷にある谷で、フォルクローレやリャマ料理なども楽しめます。詳細は下記からご覧ください。 |
■張掖丹霞地貌(中国) |
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甘粛省にある地形で、アクセスは大変ですが近年ドンドン人気が高まっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■東川紅土地(中国) |
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雲南省にある壮大な段々畑で「神々のパレット」と称されます。詳細は下記からご覧ください。 |
■チュルップ湖(ペルー) |
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「南米のスイス」と称されるワスカラン国立公園にあり「七色に輝く湖」と呼ばれています。詳細は下記からご覧ください。 |
■七色の大地(モーリシャス) |
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土に含まれる鉄やアルミニウムなどの物質が日光に反応して様々な色に変化します。詳細は下記からご覧ください。 |
航空便例 | ・日本-ロサンゼルス(約10時間)
・ロサンゼルス-リマ(約8時間半) |
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ベストシーズン | 4月~11月(乾季) |
外務省 | 海外安全情報 ペルー |
ガイドブック | ペルーのガイドブック |
ビザ | 183日以内の観光は不要 |
パスポート残存期間 | 6ヶ月以上 |
時差 | -14時間(サマータイム無し) |
チップ | ・レストラン:5~10%
・ホテルで荷物を運んでもらう:2ソル程度 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるスペイン語 | ①おはよう。
Buenos días.(ブエノス ディアス)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 220V
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通貨 | ソル(通貨コード:PEN、記号:S/)で、補助通貨は「センティモ(¢)」。1ソル=100センティモ。
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日本大使館 | ・HP |
ペルーの絶景一覧 |
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