ウルルは「地球のへそ」と呼ばれる世界最大級の一枚岩で、オーストラリアのほぼ中央に位置します。世界でもトップクラスのパワースポットであり、先住民族アボリジニの力強い文化に触れることもできます。
当サイトでは12ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。多分、日本で一番詳しい記事ですよ(^^) こちらのページは「⑨セグウェイ・ツアー」になります。
①アクセスと高級ホテル
②安宿とキャンプ
③バスの使い方
④タウンスクエアと展望台
⑤ウルル登山
⑥周囲の観光
⑦サンライズとサンセット
⑧キャメル・ライド・ツアー
⑨セグウェイ・ツアー
⑩遊覧飛行ツアー
⑪その他のオプショナルツアー
⑫カタ・ジュタ
「⑨セグウェイ・ツアー」徹底ガイド:目次
ウルルは地表からの高さが335m、周囲は10.6kmにもなります。ベースウォークのコースが整備されているので誰でも一周することが出来ます。ウルル周辺についての詳細は「⑥周囲の観光」をご覧ください。
方法は徒歩・自転車・セグウェイがあるのですが、いざ周ってみると想像以上に広いので、一番のオススメはセグウェイツアーです。それぞれの特徴は下記になります。
・無料で周ることもできる
・ウルルを自分の足で一周したという達成感が得られる
■デメリット
・単純に疲れる
・時間がかかる
・気温が高い日は日射病・熱射病の恐れがある
・上記の理由から準備する水の量が多くなり重い
(現地に水を補給する場所はあります)
(後述しますが1時間に最低1Lの水を飲むことが推奨されています)
・しかしトイレが少ない
・膨大な小バエがいる中で4時間歩く
・突き詰めると「ただの大きな岩」なのでガイドの説明があっても少し飽きる。
ほぼ同じ景色が4時間続くので。
■注意点
徒歩の場合、ガイド無しはやめた方が良いです。とにかく広いので、日射病などで体調が悪くなったとき、自転車やセグウェイと衝突したとき、滅多に無いですが落石によるケガをしてしまったときなど、万が一の場合に大変です。そして何よりも、ガイドの説明が無いとすぐに飽きてしまうと思います。ガイド無しにする場合は、往復1時間で終わる「クニヤウォーク」がオススメです。
・短時間で周れる
・体力の消耗が徒歩に比べ少ない
■デメリット
・上りの傾斜があるときにキツイ(急な場所はありませんが)
・料金がかかる:99A$(大人)/50A$(子供)
■注意点
自転車で周る人はガイドをつけずに自分たちで周る場合が多いと思います。徒歩の場合のような日射病の危険などは少なくなりますが、とにかくウルルはガイドの説明が無いと「ただの大きな岩山」なので「レンタル自転車でのガイドツアー」などに参加する方が良いと思います。もちろん「景色の良いサイクリング」とのみ捉えればガイド無しでも良いと思います。
・立っているだけなので体力の消耗がほぼ無い。
・操作は驚くほど簡単。
・実はかなりのスピードを出せるので自転車同様に短時間ですむ。
・特別な思い出になる。
・必ずガイドがいる
■デメリット
・料金がかかる(内容により異なる)
・公式HP
セグウェイというと、どこか「原付バイク」のように「若者が乗るもの」というイメージがあると思います。なので特に年配の方は「危なそう」「難しそう」と思ってしまうと思いますが、本当に簡単で、とにかく体力的に楽なので、むしろ年配の方や子供にこそ使ってほしい乗り物なんです。
また、世界中の観光地で使われ始めているセグウェイですが、ウルルほどセグウェイが活きる場も無いのではないかと思います。周辺環境、暑さ、総距離、消費する体力などを考えると本当に最適なんです。ぜひ検討してみてください。
上の動画をまだご覧になってなかったら、こちらからぜひ見てみてください。1分半ほどでまとまっていて、セグウェイで周るメリットと、歩くデメリットが伝わると思います。
こちらのバスが迎えに来ます。
スタート地点にはセグウェイがずらり。
こちらのトレーラーに必要道具が全て入っているので、両ヒジ・両ヒザにプロテクターを付けてヘルメットを装着します。トレーラーにはトイレもあるので、行きたい方はプロテクターを装着する前に行った方が良いです。
また、日本人には日本語の音声ガイドを貸してくれます。GPSの位置情報で勝手に作動しますので、何も操作する必要はありません。スマホタイプで腕に付けるようになっています。
準備が出来たらガイドさんが乗り方を説明してくれて、全体で30分ほど練習時間が設けられます。練習用のコースがあるので、そこをグルグル周ります。
セグウェイは体重移動で動くので、進みたい方向に身体を傾ければOKです。上のイラストではあたかもハンドルを握っているかのように描かれてしまっていますが、これはハンドルではなくて「体勢を安定させるために手を置く台」なんです。なので握らなくても全く問題ありません。こんな感じです。
最初にやりがちな失敗は、持ち手をレバーのように前に倒すことで進むと思っていて、グッと身体を傾けてしまうことです。持ち手部分が前に傾いていることは関係なく、自分の体重がグッと前にかかってしまうことで急発進してしまいます。
そして、慌てて身体を後ろに戻してしまうことで、今度は急にバックしてしまいます。すると、どうしても再び身体を前に傾けてしまい、また急発進する…というコントのような「メトロノーム状態」になってしまいます。
…ということをガイドが実演してくれるので本当に心配いりません。1分で慣れると思います(^^) コツは「手はパーにして、持ち手は握らず、置くだけにする」ということです。
全員の練習が終わったら、いよいよ出発ですが、ツアー中は下記のようなルールがあるので、必ず守るようにしてください。
①出発前にガイドが全員にふった番号順で一列になって進む。
②ガイドは停車などの合図を腕で出すので、それを必ずマネて後ろに伝える。
・右折:右腕を右側に水平に伸ばす
・左折:左腕を左側に水平に伸ばす
・停車:手を上げる
③走行中は、周囲の写真は撮っても良いが「自撮り」は禁止。
④聖地になっている場所で写真は撮らない。
説明ポイントやフォトポイントに到着するとガイドが解説を始めます。
音声ガイドからも日本語解説が流れているはずです。音声ガイドは移動中にも「もうすぐで狭い道に入ります」とか「もうすぐで橋を渡ります」などと言ってくれます(^^)
西オーストラリアのウェーブロックのような岩です(,,゚Д゚)
こちらは見事な裂け目です。フォトポイントなのでセグウェイに乗ったまま記念写真を撮ってくれます。
スゴい迫力ですよね。ただ、見ていただきたいのは地面です。巨大な岩がゴロゴロ転がっていますよね。この裂け目はこれらの岩が崩れ落ちて出来たということなんです。つまり、ウルルは落石の危険が常にあるので絶対に岩壁に近づかないようにしてください。たまに出てくる給水所はカラフルなデザインです。
ここには周辺を散策する際の注意点が書かれています。
【記載内容】
・常に水を飲み、喉が渇くのを待たないこと
・15分ごとに水を飲むこと
・1時間で最低1リットルの水を飲むこと
・十分な量の水を持って歩くこと
ということで、徒歩で周るのは本当に想像より大変なので、セグウェイをオススメさせていただいています。何より楽しいですしね(^^)
ウルルの東側に周るとスゴイ穴がいくつもあいています。これらはノッチと呼ばれていて、精霊が宿っているとされています。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
停まるときは、このように手をあげるわけです。ちなみにここはフォトスポットなので写真を撮っても大丈夫なのですが、どの穴がOKでどの穴がダメなのかは観光客には判断が付かないので、その意味でもガイドツアーに参加したほうが良いと思います。
最後は道路です。走りやすい上に、この段階では全員もうセグウェイに慣れているのでスピードを出しがちです。転倒しないように気をつけてください。また、この写真を見ると「徒歩だと大変そう」というのも伝わると思います。
そして、ムティジュルの泉と洞窟を見学して終了です。ムティジュル関係は「⑥周囲の観光」をご覧ください。
以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。
①アクセスと高級ホテル
②安宿とキャンプ
③バスの使い方
④タウンスクエアと展望台
⑤ウルル登山
⑥周囲の観光
⑦サンライズとサンセット
⑧キャメル・ライド・ツアー
⑨セグウェイ・ツアー
⑩遊覧飛行ツアー
⑪その他のオプショナルツアー
⑫カタ・ジュタ
ウルルは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | ・日本-ケアンズ(約7時間)
・ケアンズ-エアーズロック(約3時間) |
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ベストシーズン | 6月~8月 |
外務省 | 海外安全情報 オーストラリア |
ガイドブック | オーストラリアのガイドブック |
ビザ | ・ビザかETASの取得が必要
・30日まで滞在可 |
パスポート残存期間 | 滞在日数分あればOK |
時差 | ・東部時間:+1時間(シドニーなど)
・中部時間:+30分(ウルルなど) |
チップ | ・基本的には無し
・タクシーなど:端数を切り上げて渡す |
日本への電話 | 0011(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
公用語 | 英語 |
電圧とプラグ | 220/240V |
通貨 | オーストラリア・ドル(通貨コード:AUD、記号:A$)で補助通貨はセント(c)。1オーストラリア・ドル=100セント。
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日本大使館 | ・HP |
オーストラリアの絶景一覧 |
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