ラモンクレーターと雲の滝への行き方

 

ラモンクレーターと雲の滝は、イスラエル南部に広がるネゲヴ砂漠で見られる絶景で、500mに及ぶ断崖絶壁を雲が流れ落ちていきます。見られるのは1年間で約30日と言われる貴重な自然現象です。多分、日本で一番詳しいページですよ(^^)

 

 

「ラモンクレーターと雲の滝」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

 

拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨

ミツペ・ラモン
 

 

ミツペ・ラモン(ミズペ・ラモン)は「ラモン・クレーターの北の稜線上」にあり、標高は約800m。約60年前に造られた新しい町です。周辺にはアイベックスが生息している他、リャマやアルパカの農場もあります。人口は約5500人。

 

最寄りの空港はラモン国際空港(ETM)。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです

 

宿はこちら。宿泊したい範囲に拡大縮小したら、上の灰色の部分から日付などを選択。「Search」を押していただくと「Agoda」の検索結果に飛びますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ

 

 

 
photo by:Eliot

 

ベエルシェバは「ネゲヴ砂漠」最大の都市で、聖書にも登場するほど古い歴史があります。イスラエル南部の行政の中心でもあり、大学や高層ビルも建設されています。人口は約20万人。

 

最寄りの空港はベン・グリオン国際空港(TLV)。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。空港から市内への移動方法などは「エルサレム①観光の基本情報」をご覧ください。

 

宿はこちら。宿泊したい範囲に拡大縮小したら、上の灰色の部分から日付などを選択。「Search」を押していただくと「Agoda」の検索結果に飛びますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ

 

 

通貨はシェケル(通貨コード:ILS、記号:₪)で、補助通貨は「アゴラ(Agora)」。1シェケル=100アゴラで、本日のレートはこちら。

 

 

 

エルサレムからミツペ・ラモン

アクセス概要

 

エルサレムからミツペ・ラモンへ直接行くことは出来ず、ベエルシェバを経由します。車なら日帰りで行ける距離なので、タクシーチャーターや1日ツアーもありますが、かなり高額になるのでオススメできません(^^;)

・タクシー:1000~1200シェケル
・1日ツアー:500~900シェケル

 

■セントラル・バスターミナル
 
photo by:Terrazzo

 

エルサレムのセントラル・バスターミナルから、ベエルシェバへの直通バスが出ています。イスラエルの公共バスは基本的に、金曜が午前中のみの運行で、土曜は運休です。バスの乗車に必要な「ラヴ・カヴ・カード(Rav-Kav Card)」や、セントラル・バスターミナルと旧市街のアクセスなどについては「エルサレム①観光の基礎知識」をご覧ください。

・440番、446番、470番のバスなど
・15~30分に1本程度
・所要時間:1時間半~2時間
・料金:13~20シェケル

 

■ベエルシェバのバスターミナル
 
photo by:Ynhockey

 

■ミツペ・ラモンのバスターミナル

 

上記のベエルシェバのバスターミナルから、ミツペ・ラモンへの直通バスが出ています。

・64番、65番、392番など
・比較的頻繁に運行
・所要時間:1時間半~2時間
・料金:17~24シェケル

 

 

ラモンクレーターと雲の滝

 

 

イスラエルの南部は「ハ・ネゲヴ(乾いた大地)」と呼ばれていて、古代には預言者モーセが、エジプトから民を引き連れて脱出したあと、約40年間もさまよった場所として知られています。

 

その中に忽然と現れるのがラモンクレーターで、クレーターと名付けられていますが、実際には「地殻変動」と「浸食作用」によってつくりあげられた「谷」です。つまり「隕石の衝突」や「火山の噴火」は関係ありません。

 

 

その規模は壮大で、全長約40km、幅約10km、高さは400~500mにもなりますΣ(゚∀゚ノ)ノ ヘブライ語では「クレーター」を「マクテシ」と呼ぶので、現地では「マクテシ・ラモン」と呼ばれています。ビューポイントはビジターセンターです。

 

■ビジターセンター
 
photo by:Eduard Marmet

■ビジターセンター
・夏:8~17時
・冬:8~16時
・金曜と祝日の前日は1時間早く閉園
・料金:31シェケル

 

ここではラモンクレーターについて様々な展示がなされています。

 

ラモンクレーターと雲の滝への行き方
photo by:U.S. Embassy Jerusalem

 

 ここでの解説によれば、一帯は太古の昔に
 砂漠(茶色)だったのですが、あるとき
 海に沈んだことで石灰岩の地層(灰色)
 が表面につくられました。

 

 約1億年前に今度は隆起が起こり山型に
 盛り上がります。すると、頂上の部分は
 砂岩がむき出しになります。

 

 そして、砂岩の部分が風雨によって
 浸食されて今の姿になりました。
 イラストが下手で申し訳ないですが
 理屈はこんな感じです(^^;)

 

ガラス張りになっている展望エリアからは、壮大な景色を一望できます(,,゚Д゚)

 

ラモンクレーターと雲の滝への行き方
photo by:U.S. Embassy Jerusalem

 

そして、ビジターセンターの外からの眺めがこちらです。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

 

絶景ですねΣ(゚∀゚ノ)ノ しかし、この場所ではさらなる絶景が見られます。それが「雲の滝」です。

 

ラモンクレーターと雲の滝への行き方

 

雲の滝は、山などの稜線を流れ落ちていく「層雲」のことで、春や秋など「天気が変わりやすい時期」によく見ることができます(,,゚Д゚) ラモンクレーターでの発生率は年間で30日ほどだそうです。見られる時間は「明け方」。朝になって、クレーター内の空気が太陽に暖められて上に上がっていきます。そのときに、周囲の空気がクレーター内に引き込まれ「雲の滝」が発生します。

 

ラモンクレーターと雲の滝への行き方

 

確率でいうと12分の1ですが、春と秋なら高確率になりますし、なにせ「ビジターセンターから見られる」という好条件なので、本気で見たい方はシーズンに1週間くらい滞在して、毎日通えば見られると思います(^^) 周辺は1週間くらいなら容易に楽しめるので、残念ながら雲の滝が現れなかったとしても、楽しい思い出になることは間違いありません。

 

ラモンクレーターと雲の滝への行き方
出典:https://visitingnegev.com

 

まず、クレーターにはトレッキングコースが整備されていて、徒歩でも片道約2時間で楽しむことができます。

 

ラモンクレーターと雲の滝への行き方
photo by:Mark Nakasone

 

自転車で周ったり、もちろん4WDのツアーもたくさんあります。また、ロープを使って崖を降りる「アブセイリング」も体験できます。実は素人でも簡単に出来るアクティビティなので、ぜひやってみてください(^^)

 

ラモンクレーターと雲の滝への行き方
photo by:Priyadarshi Ranjan

 

クレーター内は、いくつものビューポイント、遺跡、奇岩群、カラフルな色の谷、など見どころに溢れていますから、時間がある人はクレーターを眺めるにとどまらず、むしろ数泊してクレーターを満喫するのがオススメです。そして、隠れたオススメスポットが、ビジターセンターの近くにある「バイオ・ラモーン」という小さな動物園です。

 

ラモンクレーターと雲の滝への行き方

 

アイベックス、リャマ、アルパカ、トビネズミ、ハリネズミ、サソリ、トカゲなど、砂漠や荒野の貴重な生き物を見られます。料金はビジターセンターの入場料に含まれているので、気分的にはタダです(*´ω`*) また、死海遊泳の拠点になる「エン・ボケック」へも片道2時間の距離です。

 

 

1日ツアーでは「マサダ」も合わせて訪れることが出来るのでオススメです。さらに、イスラエル最南端の街である「エイラット」に行けば、美しいアカバ湾でダイビングをすることも出来ます。

 

 

アカバは「海中軍事博物館」という珍しいダイビングスポットがあるのでオススメです(^^)

 

アカバのダイビングと海中軍事博物館

 

 

べレシートホテル

 
photo by:Eduard Marmet

 

ミツペ・ラモンには、イスラエルNO.1の絶景ホテルがあります。それがラモンクレーターのすぐ側に建てられているべレシートホテルです。非常にお高いですが一泊する価値は十分にあります。詳細はこちらからご覧ください

 

 

以上になります。幻想的な「雲の滝」が見られる「ラモンクレーター」。ぜひ行ってみてください(^^)

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「ラモンクレーターと雲の滝」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

中東・中央アジアのすごい渓谷

■バーミヤン渓谷(アフガニスタン)

1世紀頃から石窟や磨崖仏が造られた「バーミヤン遺跡」がある谷で、特に磨崖仏は世界で2番目に大きい「バーミヤン大仏」がありましたがタリバンに破壊されてしまいました。詳細は下記からご覧ください。

「アフガニスタン②2つの遺跡」徹底ガイド

■ガルニ渓谷(アルメニア)

アルメニア観光のハイライトで、基本的に全てが「柱状節理」で出来ている渓谷です。詳細は下記からご覧ください。

「アルメニア②ガルニ渓谷」徹底ガイド

■ワディ・ハドラマウト(イエメン)

全長約60km、幅2km、深さ300mという大渓谷で、砂漠のマンハッタンと言われる「シバーム」があることで知られています。詳細は下記からご覧ください。

「シバーム」徹底ガイド

■シャムス山とアフダル山(オマーン)

「オマーンのグランドキャニオン」と称される大渓谷を形成していて、壮大な景観を楽しむことができます。詳細は下記からご覧ください。

「オマーン②北部の見どころ」徹底ガイド

■ヤンギカラ・キャニオン(トルクメニスタン)

謎に満ちたトルクメニスタンにおいても秘境中の秘境ですが、近年少しずつ知られるようになっています。詳細は下記からご覧ください。

「ヤンギカラ・キャニオン」徹底ガイド

■ペトラ(ヨルダン)

古代ナバタイ人の都だった場所で、全長1.2kmの「シーク」という峡谷を抜けると圧巻の岩窟遺跡が登場します。詳細は下記からご覧ください。

「ペトラ遺跡」徹底ガイド

■ワディ・ラム(ヨルダン)

「月の谷」とよばれるほどダイナミックな景観が広がる場所で、砂漠の1泊2日ツアーを求めて世界中から多くの観光客が訪れます。詳細は下記からご覧ください。

「ワディ・ラム」徹底ガイド

■バータラ峡谷(レバノン)

レバノンの山奥にある秘境で、大地に空いた大穴に雪解け水が流れ落ちる「バータラ峡谷の滝」が有名です。詳細は下記からご覧ください。

「バータラ峡谷の滝」徹底ガイド

 

世界には他にもスゴい渓谷がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい渓谷&峡谷総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から、特にすごい53ヶ所を5つのエリアに分けてご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

この場所へのフライト例

日本-エルサレム(約12時間半)

この場所のベストシーズン

■11~2月
ベストシーズン。冬にあたり、日中は10~20度前後、朝晩は5~10度前後と涼しく、空気が冷え込むことで「雲の滝」が発生しやすくなる。特に日の出前後は、冷気による逆転層の影響で、霧や低い雲がクレーター内部に溜まり、それが縁から溢れ出すように流れる幻想的な光景が見られることがある。乾燥した砂漠地帯では珍しい現象で、この場所ならではの体験。星空観察にも適しており、夜は満天の星空と静寂の砂漠を体感できる。食べ物では、砂漠の冷え込みの中で温かいスープやグリル料理がより美味しく感じられるほか、周辺ではデーツやナッツ類を楽しめる。

 

■3~4月/10月
季節の変わり目で、比較的安定して観光できる時期。日中は20~30度前後、朝晩は10~15度前後と過ごしやすい。この時期も条件が合えば「雲の滝」が発生する可能性はあるが、冬に比べると発生頻度は低下する。一方で、気温が穏やかで、日中のトレッキングやクレーター散策には適している。

イスラエル旅行の基本情報

2026年初頭時点での「イスラエル旅行において知らないと詰む or 大損する必須の最新情報」を、ビザやトラベルカレンダー、SIMカードから言語まで、29項目で徹底的にまとめましたので「イスラエルの基本情報と絶景一覧」のページからご覧ください。日本で一番詳しく実用的な情報になっております。また、当サイトに掲載している129カ国については、全て同じ項目で最新の基本情報をまとめているので、海外周遊旅行や世界一周をする際に、ぜひご活用くださいm(_ _)m

 

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