ポンペイはヴェスヴィオ火山の噴火によって一瞬にして灰に埋もれた古代都市です。ナポリからすぐに行くことが出来るので日帰り旅行先として人気があります。当サイトでは3ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「ポンペイ①アクセスと概要」になります(^^)
「ポンペイ①アクセスと概要」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
拠点の街はナポリ。ローマ・ミラノに次ぐイタリア第3の都市で、紀元前6世紀からの歴史を持つ古都です。13世紀にはナポリ王国の首都が置かれていました。現在は南イタリアの最大都市になっています。人口は約97万人。
最寄りの空港はナポリ・カポディキーノ国際空港(NAP)。国内外合わせて約80都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。ローマからナポリへのアクセスや、空港から市内へのアクセスなどは「ナポリ①観光の基本情報」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セントで、現地ではセントを「チェンテージモ(単数形)」「チェンテージミ(複数形)」と呼んでいます。本日のレートはこちら。
ナポリからポンペイ
photo by:Ra Boe
「ヴェズヴィオ周遊鉄道」という私鉄がありまして、現地では「チルクムヴェスヴィアーナ鉄道(Circumvesuviana)」といいます。国鉄のナポリ中央駅の隣に駅があり、乗り場は地下になります。
・1日20本以上
・所要時間:約40分
・料金:2.8€
降車駅は2つの候補があります。「ポンペイ・スカビ(Pompei scavi)駅」と「ポンペイ(Pompei)駅」で、オススメは「ポンペイ・スカビ駅」での降車です。
赤が「ポンペイ・スカビ駅」、青が「ポンペイ駅(ヴェスヴィオ周遊鉄道)」、緑が「ポンペイ駅(国鉄)」、これらの内側にポンペイ遺跡があります。ナポリは左上にあるので「ポンペイ・スカビ駅」で降りて、ポンペイ遺跡を見ながら東に進み、どちらかの「ポンペイ駅」から帰るという流れが効率が良いです。
photo by:CAPTAIN RAJU
国鉄(トレニタリア)のナポリ中央駅からもポンペイ駅に列車が出ています。
・1日5本程度
・所要時間:約40分
・料金:2.8€
■国鉄のポンペイ駅
photo by:Joseph Barillari
ポンペイ駅からチケット売り場までは徒歩で約10分です。
この動画はポンペイのとある1日を描いたものです。西暦79年8月24日の午後1時頃(諸説あり)、ヴェスヴィオ火山が大噴火を起こしました。それから一昼夜に渡ってポンペイの町には灰が降り続き、さらに翌日、火砕流が発生しポンペイの町は一瞬にして地中に埋まりました。噴火は約19時間続き、町に光が指したのは噴火から3日後のことでした。
こちらは2014年に公開された映画「ポンペイ2」の予告編です。01:20くらいから、噴火が起こって町が溶岩流に飲み込まれていく様子が描かれています。地震前にポンペイには約2万人がいましたが、その1割にあたる約2千人が犠牲となりました。
そして1748年にポンペイが発見され、断続的に修復が行われて今に至ります。人類史上未曾有の悲劇ですが、一瞬にして火砕流が全てを飲み込んだことで遺跡は非常に保存状態が良く、当時の文化を知るための極めて重要な手がかりになっています。
ポンペイ遺跡は「町が火砕流に飲み込まれた遺跡」なので非常に広いです。「とても広い美術館」とかの比ではなく「1つの町」を観光する感じです。
世界遺産に登録されている面積は98ha。そのうち都市遺跡が84.59haにもなるので、あらかじめ見どころを知っておくと効率良く観光できます。上のマップは主な見どころを17ヶ所抜粋したものです。アイコンをクリックすると名前と写真が出てきます。
出典:https://disabledaccessibletravel.com
遺跡はⅠ~Ⅸまで9つの区画に分けられていて、観光する際は、それぞれの見どころを頭に入れておくと分かりやすいです。
区分けの基準は、ポンペイ南部にある「スタビア門」と、そこから伸びる「スタビア通り」です。ここから反時計回りにⅠ~Ⅸ区になっています。
■ポンペイ遺跡
・4月~10月:9時~17時
・11月~3月:9時~17時
・元旦とクリスマスは休み
以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■アンティグア(グアテマラ) |
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1773年のサンタ・マルタ地震で大きな被害を受け、その後、ほとんどが放置されたことで逆に当時の景観が残されました。詳細は下記からご覧ください。 |
■コールマンスコップ(ナミビア) |
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ナミブ砂漠にある「砂漠に飲み込まれた町」です。自然災害というわけではなく、住人がいなくなって数十年放置された間に飲み込まれてしまいました。詳細は下記からご覧ください。 |
■カトマンズ(ネパール) |
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ネパール王国の中心地として栄えた世界屈指の古都で、2015年のネパール大地震で大きな被害を受けてしまいました。詳細は下記からご覧ください。 |
■ユンガイの町(ペルー) |
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ワラスの近くにある町で、1970年に大地震が起こり、崩壊した氷河が大規模な雪崩となって町を一瞬で飲み込みました。詳細は下記からご覧ください。 |
航空便例 | ・日本-ドバイ(約11時間)
・ドバイ-ナポリ(6時間半) |
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ベストシーズン | 春と秋 |
外務省 | 海外安全情報 イタリア |
ガイドブック | イタリアのガイドブック |
ビザ | シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。 |
パスポート残存期間 | シェンゲン協定加盟国出国時90日以上 |
時差 | 夏:-7時間/冬:-8時間 |
チップ | ・タクシー:10%程度
・レストラン:基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるイタリア語 | ①おはよう。
Buon giorno.(ボン ジョルノ)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 220V
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通貨 | ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。
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日本大使館 | ・HP |
イタリアの絶景一覧 |
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
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