ナミブ砂漠は、約8000万年前から存在するとされる「世界最古の砂漠」です。南北約1300kmに及び、その中には様々な見どころがあります。こちらのページは「ナミブ砂漠③そのほかの見どころ」になります(^^)
「ナミブ砂漠③そのほかの見どころ」:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:スワコプムント
1-2:リューデリッツ
2・ナミブ砂漠の見どころ一覧
3・ケープ・クロス・シール保護区
4・スケルトン・コースト
5・スピッツコッペ
6・コールマンスコップ
7・ハリファックス島
8・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
スワコプムントはエロンゴ州の州都で、ナミビアNO.1のビーチリゾートとして知られています。ドイツ領だった歴史があるので、町にはドイツ式の建物が並んでいます。人口は約28000人。
最寄りの空港はウォルビスベイ空港(WVB)。国内外合わせて3都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
リューデリッツは太平洋に面した港町で、砂漠の中にありながら天然の良港に恵まれて漁業が発展しています。周辺にはペンギンのコロニーがあるほか、アシカ、ダチョウ、フラミンゴなどを見ることができます。人口は約12000人。
最寄りの空港はリューデリッツ空港(LUD)。国内の2都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
ナミブ砂漠には多くの見どころがありますが、ここは外せないという12ヶ所を厳選しました。こちらのページでは緑のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。
キャンプサイトの予約や「パーミット(入場料)」については「ナミブ砂漠①アクセスとデッドフレイ周辺」からご覧ください。
スワコプムントから北西に約120km離れた場所にあるオットセイのコロニーで、約10万頭が生息しています。デッキウォークから安全に観察できますが、臭いはかなりキツイです(^^;)
こちらはパーミット(入場料)が必要ですが現地で取得できます。料金は1人につき80N$(約560円)、車1台10N$(約70円)で、土日も営業しています。
ケープ・クロス・シール保護区から車で北上すること約1時間。「骸骨海岸」という恐ろしい名前の海岸入口に到着しますΣ(・∀・;)
ここでもパーミットを取得します。料金は同じく1人につき80N$、車1台10N$で、土日も営業しています。ゲートは夕方に閉まってしまうので、現地で必ず門限を確認して、ゆとりを持って戻ってくるようにしてください。
この骸骨海岸なんですが、ネットでは「座礁した船の残骸や、巨大なクジラの骨をはじめとした動物の骨、果ては人骨などが転がっている海岸…」という情報が流布されています。実際はというと、船の残骸などはありますが動物の骨などは今は残されていません(´Д`)
船の残骸は見ごたえがありますが、とはいえ広い海岸なのでガイドツアーなどを検討しても良いかもしれません。
近くにある「トルラ・ベイ(Torra Bay)」のキャンプサイトは、ガソリンを補給できるだけでなく魚釣りを楽しめます。なんか、シャチがアザラシを追って現れそうな場所ですね(^^;)
厳密には「ナミブ砂漠」から少し東に外れてしまうのですが、素晴らしい場所なのでご紹介します。平たく言うと「花崗岩でできた岩山」で、アメリカのグランドサークルや、オーストラリアのアウトバックを思わせるダイナミックな景観が広がっています(,,゚Д゚)
トレッキングも可能で頂上からは絶景を一望することができます。ハイライトは巨大なアーチ。堂々たる姿は旅の思い出になること間違いなしです(^^)
世界の奇岩については「世界の奇岩・巨岩・柱状節理総特集」をご覧ください。
上記の2ヶ所とは正反対の方角で、リューデリッツの町が拠点になります。スワコプムントからだと直線距離で約460km離れていて、むしろ南アフリカ共和国の国境の方が近いです。そして、リューデリッツから南東に約12km、砂漠に飲み込まれた町「コールマンスコップ」が登場します(,,゚Д゚)
リューデリッツは、1883年にドイツがはじめてナミビアに入植した土地です。20世紀初頭にはダイヤモンド鉱床が発見され、一躍活気を帯びました。そのときに労働者達の憩いの町になっていたのがコールマンスコップでした。
ダンスホール、劇場、ボーリング場、カジノなどの他、学校、病院などが造られ、周辺一帯の人々にとって「賑やかな繁華街」といった町でした。しかし、大戦後にダイヤモンドの価格が暴落すると、次第に町は活気を失っていき、1956年に完全に放置されました。
「住宅街ではなく単なる繁華街だったゆえに、経済状況が厳しくなって放置されてしまい、逆に現在ゴーストタウンとして人気が出ている」というのが歴史の面白いところです(^^)
建物がそのまま残っていますが、扉や窓などは風化して壊れてしまっているので建物の中にも大量の砂が入っており、それが唯一無二のフォトジェニックな空間となっています。
注意点として、こちらはリューデリッツからのガイドツアーに参加する必要があります。見た目はフォトジェニックでも実は倒壊寸前という建物もあるでしょうし、そもそも周辺はダイヤモンド鉱床があった場所なので、現在も立ち入り禁止区域が多いです。
ツアー参加後は自由時間があり、立ち入りが可能な場所で散策できますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ
■コールマンスコップ・ツアー
・月~土:9時半、11時/日・祝:10時
・所要時間:約1時間
・料金:75N%
世界の廃墟については「プレシディオ・モデロ刑務所:徹底ガイド」などのページに一覧を載せておりますので興味のある方はご覧ください。
リューデリッツから西に5kmほど離れた場所にある島で、約7000頭のアフリカペンギン(ケープペンギン)が生息していますΣ(゚∀゚ノ)ノ 南極側から「ベンゲラ海流」という寒流が流れているためです。
リューデリッツからツアーが出ていて、途中でオットセイやフラミンゴを見ることも出来ます。島には上陸できませんが、海を泳ぐカワイイ姿を見ることができます。
■ハリファックス島ツアー
・8時発
・所要時間:約2時間
・料金:500N$
世界の動物の名所については「世界のすごい動物スポット総特集」をご覧ください。
以上になります。3ページに渡りナミブ砂漠をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。まだ見ていないページがありましたら下記からご覧ください。
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | ・日本-ドバイ(約11時間)
・ドバイ-アジスアベバ(約4時間) |
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ベストシーズン | 通年 |
外務省 | 海外安全情報 ナミビア |
ガイドブック | 南部アフリカのガイドブック |
ビザ | 90日以内の観光はビザ不要 |
パスポート残存期間 | 入国時6ヶ月以上 |
時差 | -7時間(サマータイム無し) |
チップ | ・レストラン:10%程度
・ポーターやベッドメイキング:5~10ナミビアドル |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
公用語 | 英語 |
電圧とプラグ | 220V
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通貨 | ナミビア・ドル(通貨コード:NAD、記号:N$)で、補助通貨は「セント(¢)」。1ナミビア・ドル=100セント。
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日本大使館 | ・HP |
ナミビアの絶景一覧 |
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