鳴砂山と月牙泉への行き方

 

鳴砂山と月牙泉は、中国の観光地等級で最高の「全国AAAAAレベル(5Aレベル)」に指定されている絶景で、シルクロードの雰囲気を体感できる場所として世界中から多くの観光客が訪れます(^^)

 

 

「鳴砂山と月牙泉」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

 

 

拠点の街は敦煌。砂漠の中にあるオアシス都市で、シルクロードの分岐点として古くから栄えた交易都市です。8世紀末になると衰退し放置されますが、そのおかげで古くからの遺跡や資料が良い状態で保存され、歴史学的に重要な土地になっています。人口は約13万人。

 

最寄りの空港は敦煌空港(DNH)。国内の7都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨は人民元(通貨コード:CNY/RMB、記号:¥)で、読み方は「Yuan」。補助通貨は「角(Mao)」と「分(Fen)」。1元=10角=100分で、本日のレートはこちら。

 

 

 

空港から市内への移動

 
photo by:Kenyh Cevarom

 

空港は市内中心部から東に約12km離れています。市内への移動方法はシャトルバス、路線バス、タクシー、空港送迎の4つです。

 

・所要時間:約20分
・料金:30元
・「敦煌飯店」行き

 

路線バスは、空港を出て大通りに行き、西に約500m歩くと停留所があります。終点は市内の「糸路賓館(環城東路10号)」です。

・所要時間:約30分
・18時まで運行
・30分おきに運行
・料金:3元

 

・所要時間:約20分
・料金:約40元

 

「鳴砂山と月牙泉」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

空港送迎は色々あります。詳細は画像のリンクからご覧ください。

 

 

北京から鉄道でのアクセス

■北京駅
 
photo by:Poeloq

 

以前は北京駅から敦煌駅行きの直通列車が出ていました。敦煌号といって所要時間は約36時間です(^^;) 現在は北京からは発車しておらず「蘭州~敦煌」のみになっています。再開するかもしれませんので情報は残しておきます。

 

「鳴砂山と月牙泉」徹底ガイド 【旅の大事典】

・便名:K41/4、K43/2
・干武、蘭新、敦煌線を経由

 

■敦煌駅
 
photo by:Sigismund von Dobschütz

 

敦煌駅から市内へはタクシーになります。

・所要時間:約30分
・料金:約20元

 

 

鳴沙山と月牙泉

 

 

市内からは「3路」のバスに乗ってアクセスできます。まずは入口でチケットを購入します。

 

鳴砂山と月牙泉への行き方
photo by:Dan Lundberg

■入場料
・4~10月:120元
・11~3月:80元

 

■営業時間
・4~10月:5時~20時半
・11~3月:7時半~19時半

 

鳴沙山は「風が吹いたときに砂が鳴くような音を出す砂丘」で、その中にある三日月湖が月牙泉です。「月牙」が中国語で「三日月」という意味です(^^)

 

鳴砂山と月牙泉への行き方

 

泉の大きさは東西約200m、南北約50m。広大な砂漠においては非常に小さな湖ですが、なんと数千年もの間途絶えること無く水が湧き続けているそうですΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

鳴砂山と月牙泉への行き方

 

しかし、20世紀に入って周辺の環境が悪化したことで湖は一気に小さく浅くなってしまい、一時期は水深が90cmほどまでになってしまいました。そこで2006年に政府の援助を受けて湖を広げていきました。元々は現在の約5倍の面積があったそうです。

 

 

透明度が高くて美しいですね(*´ω`*) 建物側からの景色がこちら。

 

 

建物の中にも入れます。窓などから見る砂丘もまた風情があります。

 

鳴砂山と月牙泉への行き方

 

砂漠は南北に約20km、東西に約40km広がっているので、360度見渡す限り砂漠です。さらに観光用にラクダが並んでいるので、イメージ通りのシルクロードの景観を見ることができます。

 

ただ、それは観光客が少なければの話で、実際には観光客が多すぎる感がありテーマパーク感は否めません…。こちらをご覧ください。

 

鳴砂山と月牙泉への行き方

 

スゴいですよね。でも中に入るともっとスゴいです(^ω^;) 画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

 

ラクダツアーは1時間で100元で、係の人に写真を撮ってもらうと結構なチップを要求されます(^^;) 世界の動物の名所については「世界のすごい動物スポット総特集」をご覧ください。その他サンドバギーなども楽しめます。

 

鳴砂山と月牙泉への行き方

 

でも、せっかくなら砂漠の中でノンビリ時間を過ごしたいですね。

 

 

砂から音が鳴る理由は、1つ1つの粒が砂利のようになっていて細かい付着物が無いからだと考えられています。砂漠はどこも同じですが、風に舞う砂でカメラが壊れてしまことがあるので防水ケースやジップロックに入れて使ってください。夜にはイケイケな感じでライトアップされます( ̄▽ ̄;)

 

鳴砂山と月牙泉への行き方

 

以上になります。月の砂漠をはるばると…シルクロードの世界にぜひ浸ってみてください(^^)

 

敦煌は日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「鳴砂山と月牙泉」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

世界の面白い砂漠や砂丘

■ホワイトサンズ国定公園(アメリカ)

ニューメキシコ州にある真っ白な砂丘で、雪原を除くと世界で最も白い世界が広がる場所の1つです。詳細は下記からご覧ください。

「ホワイトサンズ国定公園」徹底ガイド

■タッシリ・ナジェールと奇岩地帯(アルジェリア)

photo by:Cap Djinet

サハラ砂漠の周縁部に位置していて、先史時代に描かれた岩絵が有名です。また、周辺は世界的な奇岩地帯が広がっています。詳細は下記からご覧ください。

「タッシリ・ナジェールと奇岩地帯」徹底ガイド

■ネゲヴ砂漠(イスラエル)

イスラエル南部に広がる砂漠で、壮大なラモンクレーターでは「雲の滝」という絶景を見られる可能性があります。詳細は下記からご覧ください。

「ラモンクレーターと雲の滝」徹底ガイド

■白砂漠と黒砂漠(エジプト)

エジプトで最初に指定された国立公園エリアで、真っ白いキノコ岩に代表される白砂漠の奇岩群、対象的に黒い地表が広がる黒砂漠などが有名です。詳細は下記からご覧ください。

「白砂漠と黒砂漠」徹底ガイド

■ギザ(エジプト)

ピラミッドの周辺は砂漠が広がっています。ラクダに乗って6つのピラミッドを眺める「ピラミッドパノラマ」は大人気です。詳細は下記からご覧ください。

「ギザ⑤そのほかの見どころ」徹底ガイド

■ダナキル砂漠(エチオピア)

「ナメック星」と称される「ダロール火山」と、溶岩を間近で見ることが出来る「エルタ・アレ火山」があることで有名です。詳細は下記からご覧ください。

「ダナキル砂漠」徹底ガイド

■フレーザー島(オーストラリア)

香川県と同じくらいの面積がある「世界最大の砂島」で、ダイナミックな砂丘や湖など無数の見どころがあります。詳細は下記からご覧ください。

「フレーザー島②観光の見どころ」徹底ガイド

■ランセリン大砂丘(オーストラリア)

西オーストラリアを代表する観光地で、近くにある「ピナクルズ」と合わせて訪れるのが一般的です。詳細は下記からご覧ください。

「ランセリン大砂丘とピナクルズ」徹底ガイド

■アタカマ砂漠(チリ)

アンデス高地にある砂漠で、サハラ砂漠・ゴビ砂漠と共に「世界三大砂漠」の1つに数えられています。詳細は下記からご覧ください。

「アタカマ砂漠②サン・ペドロ・アタカマ周辺」徹底ガイド

■ナミブ砂漠とデッドフレイ(ナミビア)

約8000万年前から存在するとされる「世界最古の砂漠」です。南北約1300kmに及び、その中には様々な見どころがあります。詳細は下記からご覧ください。

「ナミブ砂漠①アクセスとデッドフレイ周辺」徹底ガイド

■レンソイス・マラニャンセス国立公園(ブラジル)

世界の絶景として有名な場所で、雨季になると真っ白な砂漠の中に無数の湖が現れます。詳細は下記からご覧ください。

「レンソイス・マラニャンセス国立公園①アクセスと大レンソイス」徹底ガイド

■ピラ砂丘(フランス)

大西洋岸にあるヨーロッパ最大の砂丘で、ボルドーから日帰りで訪れることができます。詳細は下記からご覧ください。

「ピラ砂丘」徹底ガイド

■ワカチナ(ペルー)

典型的な砂漠のオアシスで、サンドボードやサンドバギーで「手軽に遊べる砂漠」として人気があります。詳細は下記からご覧ください。

「イカとワカチナ」徹底ガイド

■メルズーガ(モロッコ)

世界最大のサハラ砂漠を手軽に楽しめる場所として人気があります。詳細は下記からご覧ください。

「メルズーガ②砂漠ツアーとサハラの治安」徹底ガイド

■ワディ・ラム(ヨルダン)

ヨルダンの人気観光地で、砂漠の中にそびえ立つダイナミックな岩山を舞台にしたキャンプツアーが大人気です。詳細は下記からご覧ください。

「ワディ・ラム」徹底ガイド

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-北京(約4時間)

・北京-敦煌(約3時間半)

ベストシーズン 春~秋
外務省 海外安全情報 中華人民共和国
ガイドブック 中国のガイドブック

中国の指差し会話帳

ビザ 15日以内の観光は不要。ビザ取得で30日まで滞在可。
パスポート残存期間 60日以上が望ましい。
時差 ・全国共通で-1時間

・サマータイム:無し
※新疆ウイグル自治区は非公式の「新疆時間(北京-2時間)」あり。

チップ 無し
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使える中国語 ②こんにちは。

你好.(ニーハオ)

 

③こんばんは。
晚上好.(ワンシャンハオ)

 

④ありがとう。
谢谢.(シエ シエ)

 

⑤さようなら。
再见.(ザイジィェン)

 

⑥はい・いいえ。
是・不是.(シー・ブーシー)

 

⑦~へ行きたい。
我要去~.(ウォ ヤオ チュィ~)

 

⑧これがほしいです。
我要这个(ウォ ヤオ ジェガ)

 

⑨これはいくらですか?
这个多少钱?(ヂァ グァ ドゥォ シャオ チィェン?)

 

⑩値下げしてくれませんか?
便宜一点(ビエンイー イーディエン)

電圧とプラグ ・220V

・Oが基本でB、Cなどもある。
コンセントタイプ

通貨 人民元(通貨コード:CNY/RMB、記号:¥)で、読み方は「Yuan」。補助通貨は「角(Mao)」と「分(Fen)」。1元=10角=100分。

 

日本大使館 HP

中国の絶景一覧

中国の絶景

 

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