イシミラ遺跡への行き方と見どころ

 

イシミラ遺跡は、日本での知名度は低いものの非常に見応えがある奇岩群で、タンザニア中央部の街・イリンガからタクシーやダラダラで簡単に行くことができます(^^)

 

 

「イシミラ遺跡」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

 

 

拠点の街はイリンガ。イリンガ州の中心都市で、タンザニア中央部の交通の要所です。複数の大学やテレビ局などもありますが、手工業も発展していてアシで編まれたバスケットは国外にも輸出されています。人口は約11万人。

 

最寄りの空港はイリンガ空港(IRI)。国内の3都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨はタンザニア・シリング(通貨コード:TZS、記号:Tsh)で、補助通貨は「セント(c)」ですが使われていません。1シリング=100セントで、本日のレートはこちら。

 

 

 

ダルエスサラームからイリンガ

 

ダルエスサラームのバスターミナルからイリンガへの直通バスが出ています。複数のバス会社があり、ターミナルに着くとたくさんの客引きに囲まれるので、気を引き締めて行ってください(^^;) イリンガが終点ではないバスもあるので、イリンガが終点かどうかしっかり確認してください。

・所要時間:約10時間
・料金:20000シリング

 

途中に「ミクミ国立公園」を通過するのですが、ここではキリン、ライオン、バッファロー、シマウマなどを普通に見ることができるので、モロゴロの街あたりからは寝ないで起きておくのがオススメです(*´ω`*)

 

イシミラ遺跡への行き方と見どころ

 

 

イリンガからイシミラ遺跡

 

イリンガのバスターミナルから、タクシーか「ダラダラ」という乗り合いタクシーでアクセスします。ダラダラは最後約10分徒歩になります。

■所要時間:約30分
■料金
・ダラダラ:1000シリング
・タクシー(往復):25000シリング

 

 

イシミラ遺跡

 

 

まずはビジターセンターで入場料を払います。

・入場料:20000シリング
・ガイド:1000シリング

 

ガイドは希望制なのですが、目当ての奇岩群までは舗装されてない道を歩いていくので必ずガイドを雇ってください。特に他に観光客がいないときは注意してください。本当に迷子になってしまう可能性があります。

 

 

この地では、1950年代に6万~10万年前のものとされる石器や土器が発見されました。「遺跡」と呼ばれているのはそのためです。ビジターセンターの中に簡易的な博物館があるので、ガイドはまずそこで石器や歴史について説明してくれます。

 

イシミラ遺跡への行き方と見どころ

 

続いて奇岩群を目指して歩きます。途中の小屋には調査隊が集めた打製石器などがあります。そして約30分歩くとついに登場です。

 

イシミラ遺跡への行き方と見どころ

 

カッパドキアツィンギともまた違うタイプの奇岩群で、岩や壁の高さは15~20mあります(,,゚Д゚)

 

イシミラ遺跡への行き方と見どころ

 

ここは太古の昔には湖の底だったそうで、生物の死骸などが堆積し石灰岩の層がつくられました。

 

イシミラ遺跡への行き方と見どころ

 

そして地表に隆起した後に硬い地層ができ、それが約40万年かけて風化・浸食され現在の姿になったそうです。

 

イシミラ遺跡への行き方と見どころ

 

オーストラリアで見られる巨大なアリ塚のようにも見えますね。

 

イシミラ遺跡への行き方と見どころ

 

以上になります。アフリカの大地が生んだ奇岩群。ぜひ行ってみてください(^^)

 

イリンガは日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「イシミラ遺跡」徹底ガイド 【旅の大辞典】

 

 

世界の特殊な奇岩群

■カンドヴァン(イラン)

カッパドキアを小さくしたような奇岩群で、その中には住居が造られ今も人々が暮らしています。詳細は下記からご覧ください。

「カンドヴァン」徹底ガイド

■ウェーブロック(オーストラリア)

西オーストラリアの代表的な景勝地で、世界でも類を見ない景色になっています。詳細は下記からご覧ください。

「ウェーブロック」徹底ガイド

■12使徒(オーストラリア)

オーストラリアを代表するドライビングコースである「グレートオーシャンロード」の象徴的な景色です。詳細は下記からご覧ください。

「グレート・オーシャン・ロード②」徹底ガイド

■マダイン・サーレハ(サウジアラビア)

ナバタイ人の遺跡として有名ですが、別名は「アル=ヒジュル」といって「岩だらけの場所」という意味があります。詳細は下記からご覧ください。

「マダイン・サーレハ」徹底ガイド

■泰山の仙人橋(中国)

世界的に有名なナチュラル・ブリッジで、崩れた岩が奇跡的なバランスを保って橋になっています。詳細は下記からご覧ください。

「泰山」徹底ガイド

■シェラーグボルテン(ノルウェー)

2つの山の間に挟まっている大きな岩のことで、わずか1平方mの足場の下は、984m下の谷底になります。詳細は下記からご覧ください。

「シェラーグボルテン」徹底ガイド

■ロライマ山(ベネズエラ)

6億年前から姿を留める最後の秘境「ギアナ高地」にあります。頂上は奇岩が立ち並び別な惑星のようになっています。詳細は下記からご覧ください。

「ロライマ山②トレッキング」徹底ガイド

■石の木(ボリビア)

ボリビア高原の有名な奇岩で、ウユニ塩湖からチリのサン・ペドロ・デ・アタカマに抜ける道中で出てきます。詳細は下記からご覧ください。

「ウユニ③周辺の絶景」徹底ガイド

■亀石(モンゴル)

典型的なモンゴルの景色を楽しめる「テレルジ国立公園」の名所です。詳細は下記からご覧ください。

「テレルジ国立公園」徹底ガイド

■レナ川の柱群(ロシア)

ロシアの大河・レナ川沿いに立ち並ぶ巨大な奇岩群で、ヤクーツクからツアーに参加してアクセスします。詳細は下記からご覧ください。

「レナ川の柱群」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的な岩系大自然がたくさんあります。興味のある方は「世界の奇岩・巨岩・柱状節理総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げているものの中から特にスゴい92ヶ所を7つのテーマに分けてご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ドバイ(約11時間)

・ドバイ-ダルエスサラーム(約6時間)

ベストシーズン 1月~2月/6月~9月(乾季)
外務省 海外安全情報 タンザニア
ガイドブック 東アフリカのガイドブック
ビザ ビザ取得が必要
パスポート残存期間 ビザ発行日から6ヶ月以上。未使用査証欄見開き2ページ以上。
時差 -6時間(サマータイム無し)
チップ 基本的には不要
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるスワヒリ語 ①おはよう。

Jambo.(ジャンボ)
Habari za asubuhi.(ハバリ ザ アスブヒ)

 

②こんにちは。
Jambo.(ジャンボ)
Habari za mchana.(ハバリ ザ ムチャーナ)

 

③こんばんは。
Jambo.(ジャンボ)
Habari za jioni.(ハバリ ザ ジオニ)

 

④ありがとう。
Asante.(アサンテ)

 

⑤さようなら。
Kwa heri(クワヘリ)

 

⑥はい・いいえ
Ndiyo・Hapana.(ンディヨ・ハパナ)

電圧とプラグ 230V

コンセントタイプ

通貨 タンザニア・シリング(通貨コード:TZS、記号:Tsh)で、補助通貨は「セント(c)」ですが使われていません。1シリング=100セント。

 

日本大使館 HP

タンザニアの絶景一覧

タンザニアの絶景

 

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