マダイン・サーレハへの行き方と見どころ

 

マダイン・サーレハは巨大な岩山をくり抜いて造られた墓の集合遺跡で、サウジアラビアで初めて世界遺産に登録されました。行けるシーズンや方法が決められているので自由観光は出来ません(^^)

 

 

「マダイン・サーレハ」徹底ガイド:目次

当サイトの記事は2026年に全て最新情報に更新しました。もし大きな変更点をご存じでしたら、ぜひコメント欄から教えてくださいm(_ _)m また、グーグルマップを多用しているため通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒かったり、前後の文脈と合っていないと感じた際は、ページを更新してみてください。

 

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

アル・ウラ
 

 

アル・ウラは紀元前6世紀頃に出来たオアシス村で、マダイン・サーレハから南に約25km離れています。日干しレンガや石で造られた旧市街は20世紀半ばまで使われていたので、今も当時のままに残されています。人口は約5500人。

 

最寄りの空港はアル・ウラ近郊にある「マジード・ビン・アブドゥルアズィーズ空港」(ULH)。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです

 

宿はこちら。宿泊したい範囲に拡大縮小したら、上の灰色の部分から日付などを選択。「Search」を押していただくと「Agoda」の検索結果に飛びますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ

 

 

 

 

メディナは、ムハンマドが移住したことでイスラム教の聖地になった街で、「預言者の街」を意味する「マディーナ・アン=ナビー」の略称です。「マディーナ」には「街」という意味があります。人口は約130万人。

 

最寄りの空港はメディナ空港(MED)。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちら。空港から市内への移動などは「メディナ:徹底ガイド」をご覧ください。

 

宿はこちら。宿泊したい範囲に拡大縮小したら、上の灰色の部分から日付などを選択。「Search」を押していただくと「Agoda」の検索結果に飛びますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ

 

 

通貨はサウジアラビア・リヤル(通貨コード:SAR)で、補助通貨はハララ。1リヤル=100ハララで、本日のレートはこちら。

 

 

 

マダイン・サーレハ観光の方法

■2025年10月の映像

 

以前は、訪問可能な時期が限定されていて、かつ実質的に「パッケージツアー参加」となっていたのですが、2020年10月に緩和されて自由旅行が可能となりました\(^o^)/

■昔
毎年12月下旬から3月にかけて行われる「タントラの冬」というフェスティバル時期のみ訪問可能だった。さらに「各地からアル・ウラへの航空券、ホテル、現地のシャトルバスの1日パス、マダイン・サーレハのツアーチケット」が含まれたパッケージツアーに申し込む形で、もろもろ全て決められていた。厳密には、航空券とホテルは個別手配も可能だったが、それをしても同額かさらに高額になるため、結局全部任せるのが一般的だった。

 

■現在
「アル・ウラ・モーメンツ(AlUla Moments)」という「年間を通したイベント」に再編され、「Experience AlUla」という公式サイトから、航空券、ホテル、シャトルバス、ツアーなどを個別で予約可能。実質的に自由旅行が可能となった。「マダイン・サーレハの観光」は、変わらず「ガイドツアー参加が必須」で自由訪問は不可。

 

航空券とホテルを除いた「現地での料金形態」で言うと、以前は「シャトルバス+マダイン・サーレハのツアーチケット」を購入していましたが、現在は「入場料+マダイン・サーレハのツアーチケット」となり、合わせて150~250リヤルが目安になります。もちろん時期により変動するので、ローシーズンの方が安くなります(^^)

 

また、各地からアル・ウラ地域への移動は、レンタカーやタクシーでも可能です。

 

 

マダイン・サーレハの概要

「マダイン・サーレハ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

「サーレハの町」という意味の古代都市遺跡で、サーレハは預言者の名前です。別名は「アル=ヒジュル」といって「岩だらけの場所」という意味があります。アル・ウラの付近には巨大なアーチもありますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

「マダイン・サーレハ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

ヨルダンの「ペトラ遺跡」を造り上げたナバタイ人によるもので、ペトラ遺跡と同じ紀元前1世紀頃~紀元1世紀頃に造られました。規模としてはこちらの方が大きくて、ナバタイ文明最大の遺跡と言われています(,,゚Д゚)

 

マダイン・サーレハへの行き方と見どころ

 

サウジアラビアでは「預言者サーレハの言いつけを人々が守らなかったため、神の怒りに触れて滅ぼされた町」と言い伝えられています。そのため、こんな素晴らしい遺跡にも関わらず、国内観光で訪れる人は少ないそうですΣ(・∀・;)

 

マダイン・サーレハへの行き方と見どころ

 

マダイン・サーレハは大きく4つの見どころに分かれていて、遺跡の多くは墓です。全部で131の墓があって、その他に神殿、貯水槽、用水路などが残されています。また、ナバタイ文化以前の岩絵や碑文なども多く発見されています。ちなみに、2020年には安倍首相も訪れていますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

「マダイン・サーレハ」徹底ガイド 【旅の大事典】
出典:首相官邸公式フェイスブック

 

 

マダイン・サーレハの見どころ

カスル・アル・ファリード
マダイン・サーレハへの行き方と見どころ

 

日本語に直すと「ファリード城」となり「孤独な城」という意味があります。マダイン・サーレハの写真には必ずこれが写っているので「カスル・アル・ファリード」=「マダイン・サーレハ」と思っている人も多いのではないでしょうか(^^)

 

見た目から「城」と名付けられていますが、実際には墓です。2つの岩からなる遺跡で、大きい方の岩に29の墓が、小さい方の岩に2つの墓があります。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

正面の上部に階段が設置されているのが見えるでしょうか?この階段は死者の霊魂が無事に昇天出来るようにという願いが込められています。マダイン・サーレハで最大の墓であり、未完成の状態だそうです(,,゚Д゚)

 

マダイン・サーレハへの行き方と見どころ

 

1つの巨大な岩山にたくさんの墓が造られていて、ペトラ遺跡の「王家の墓」や「ファザード通り」に似ています。最大の墓は高さ16mにもなりますが、やはり未完成で、完成していたら30m以上になったそうです。

 

 

 

幅9.9m、奥行き12.8m、高さ8mの部屋で、内部には「コの字」にイスが造られています。ここでは会合が開かれていたとされ、時には裁判が行われ、時には豪勢な食事が並んだということです。

 

 

高さは53m。エレファントロックと呼ばれる岩は世界に多くありますが、その中でも最大規模ではないでしょうか(,,゚Д゚) このストリートビューは真下まで行けるので、動かしてみてください。

 

 

以前は「ツアーの起点」になった場所で、ここで軽く説明を受けてからバスで各遺跡を巡りました。この鉄道はオスマン帝国の時代に造られたもので、「シリアのダマスカス」から「サウジアラビアのメディナ」までをつないでいました。

 

 

以上になります。砂漠に突如現れる巨大な彫刻「マダイン・サーレハ」。ぜひ行ってみてください(^^)

 

サウジアラビアは日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。ただ、メッカなどムスリム以外は入れない場所もあります。その他、念の為事前に「外国人のムスリム以外でも参加可能か」を問い合わせてみてください。

「マダイン・サーレハ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

中東・中央アジアのすごい遺跡

■バーミヤン(アフガニスタン)

中国の楽山大仏に次いで世界で2番目に大きな磨崖仏でしたが、タリバンによって破壊されてしまいました。詳細は下記からご覧ください。

「アフガニスタン②2つの遺跡」徹底ガイド

■ジャムのミナレット(アフガニスタン)

12世紀に造られたミナレットで、高さはなんと60mにもなります。同じページに載せておりますので下記からご覧ください。

「アフガニスタン②2つの遺跡」徹底ガイド

■神殿の丘周辺(イスラエル)

ユダヤ教・キリスト教・イスラム教全てにおいて極めて重要な聖地で、世界史の中心地とも言える場所です。詳細は下記からご覧ください。

「エルサレム③城壁の門と神殿の丘」徹底ガイド

■マサダ(イスラエル)

中東のシーギリヤ・ロックともいうべき岩山で、頂上には宮殿の跡が残されています。詳細は下記からご覧ください。

「マサダ」徹底ガイド

■ウルのジグラット(イラク)

メソポタミア文明を代表する巨大建築物で、紀元前3000年頃から造られるようになりました。詳細は下記からご覧ください。

「イラクの観光の見どころ」徹底ガイド

■クフナ・ウルゲンチ(トルクメニスタン)

12世紀のホラズム・シャー朝の首都で、1370年代に放棄されてしまいました。多くの遺跡は半壊の状態ですが、それが逆にノスタルジックな風情を感じさせてくれます。詳細は下記からご覧ください。

「クフナ・ウルゲンチ」徹底ガイド

■ネムルト山(トルコ)

標高2000mを超える山頂部分に「頭部だけの像」がたくさん並んでいます。日本では知名度が低いですが、サンライズやサンセットの名所で世界中から多くの旅人が訪れます。詳細は下記からご覧ください。

「ネムルト山」徹底ガイド

■ペトラ(ヨルダン)

古代ナバタイ人の都だった場所で、紀元前1世紀頃から約200年かけて建設されました。詳細は下記からご覧ください。

「ペトラ遺跡」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的な遺跡がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい遺跡総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から特にすごい91ヶ所を7つのエリアに分けてご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

この場所へのフライト例

・日本-ドバイ(約12時間)
・ドバイ-アル・ウラ(約2時間)

この場所のベストシーズン

■11~3月
ベストシーズン。冬にあたり、日中は20~28度前後、朝晩は10~15度前後と過ごしやすい。乾燥した空気で空が澄み、砂岩の奇岩や遺跡の色彩がくっきりと浮かび上がる。ナバテア人の遺跡である「ヘグラ」では、岩山をくり抜いた巨大墓群が並び「ペトラ遺跡」に似た壮大な景観を比較的混雑なく体験できる。夕方には「エレファント・ロック」が夕日に染まり、アル・ウラを象徴する風景となる。

 

またこの時期は「冬季イベントシーズン」で、音楽フェスや文化イベント(ウィンター・アット・タンタラなど)が開催され、夜の砂漠が特別な空間に変わる。食べ物では、屋外レストランや砂漠キャンプでの食事が快適に出来る時期で、グリル料理や中東の伝統料理を星空の下で楽しめる。

 

■4月/10月
季節の変わり目で、日中は25~35度前後とやや暑さはあるが、真夏ほどの過酷さではない。この時期は観光客も比較的少なく、遺跡や自然景観を落ち着いて楽しめる。朝夕の時間帯を中心に行動すれば、主要スポットも十分観光可能。食事では、暑さの中で冷たいドリンクやフルーツが美味しく感じられる。

サウジアラビア旅行の基本情報

2026年初頭時点での「サウジ旅行において知らないと詰む or 大損する必須の最新情報」を、ビザやトラベルカレンダー、SIMカードや配車アプリ、言語や喫煙事情まで、29項目で徹底的にまとめましたので「サウジアラビアの基本情報と絶景一覧」のページからご覧ください。日本で一番詳しく実用的な情報になっております。また、当サイトに掲載している129カ国については、全て同じ項目で最新の基本情報をまとめているので、海外周遊旅行や世界一周をする際に、ぜひご活用くださいm(_ _)m

 

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