
マダイン・サーレハは巨大な岩山をくり抜いて造られた墓の集合遺跡で、サウジアラビアで初めて世界遺産に登録されました。行けるシーズンや方法が決められているので自由観光は出来ません(^^)
「マダイン・サーレハ」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:アル・ウラ
1-2:メディナ
2・マダイン・サーレハ観光の方法
3・マダイン・サーレハの概要
4・マダイン・サーレハの見どころ
4-1:カスル・アル・ファリード
4-2:Al Bint Tomb
4-3:アル・ディワン
4-4:エレファントロック
4-5:ヒジャーズ鉄道博物館
5・中東・中央アジアのすごい遺跡
6・コメント欄
7・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
アル・ウラは紀元前6世紀頃に出来たオアシス村で、マダイン・サーレハから南に約25km離れています。日干しレンガや石で造られた旧市街は20世紀半ばまで使われていたので、今も当時のままに残されています。人口は約5500人。
最寄りの空港はアル・ウラ近郊にある「マジード・ビン・アブドゥルアズィーズ空港」(ULH)。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。宿泊したい範囲に拡大縮小したら、上の灰色の部分から日付などを選択。「Search」を押していただくと「Agoda」の検索結果に飛びますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ
メディナは、ムハンマドが移住したことでイスラム教の聖地になった街で、「預言者の街」を意味する「マディーナ・アン=ナビー」の略称です。「マディーナ」には「街」という意味があります。人口は約130万人。
最寄りの空港はメディナ空港(MED)。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。空港から市内への移動などは「メディナ:徹底ガイド」をご覧ください。
宿はこちら。宿泊したい範囲に拡大縮小したら、上の灰色の部分から日付などを選択。「Search」を押していただくと「Agoda」の検索結果に飛びますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ
通貨はサウジアラビア・リヤル(通貨コード:SAR)で、補助通貨はハララ。1リヤル=100ハララで、本日のレートはこちら。
マダイン・サーレハ観光の方法
■2025年10月の映像
以前は、訪問可能な時期が限定されていて、かつ実質的に「パッケージツアー参加」となっていたのですが、2020年10月に緩和されて自由旅行が可能となりました\(^o^)/
■昔
毎年12月下旬から3月にかけて行われる「タントラの冬」というフェスティバル時期のみ訪問可能だった。さらに「各地からアル・ウラへの航空券、ホテル、現地のシャトルバスの1日パス、マダイン・サーレハのツアーチケット」が含まれたパッケージツアーに申し込む形で、もろもろ全て決められていた。厳密には、航空券とホテルは個別手配も可能だったが、それをしても同額かさらに高額になるため、結局全部任せるのが一般的だった。
■現在
「アル・ウラ・モーメンツ(AlUla Moments)」という「年間を通したイベント」に再編され、「Experience AlUla」という公式サイトから、航空券、ホテル、シャトルバス、ツアーなどを個別で予約可能。実質的に自由旅行が可能となった。「マダイン・サーレハの観光」は、変わらず「ガイドツアー参加が必須」で自由訪問は不可。
航空券とホテルを除いた「現地での料金形態」で言うと、以前は「シャトルバス+マダイン・サーレハのツアーチケット」を購入していましたが、現在は「入場料+マダイン・サーレハのツアーチケット」となり、合わせて150~250リヤルが目安になります。もちろん時期により変動するので、ローシーズンの方が安くなります(^^)
また、各地からアル・ウラ地域への移動は、レンタカーやタクシーでも可能です。
「サーレハの町」という意味の古代都市遺跡で、サーレハは預言者の名前です。別名は「アル=ヒジュル」といって「岩だらけの場所」という意味があります。アル・ウラの付近には巨大なアーチもありますΣ(゚∀゚ノ)ノ

ヨルダンの「ペトラ遺跡」を造り上げたナバタイ人によるもので、ペトラ遺跡と同じ紀元前1世紀頃~紀元1世紀頃に造られました。規模としてはこちらの方が大きくて、ナバタイ文明最大の遺跡と言われています(,,゚Д゚)

サウジアラビアでは「預言者サーレハの言いつけを人々が守らなかったため、神の怒りに触れて滅ぼされた町」と言い伝えられています。そのため、こんな素晴らしい遺跡にも関わらず、国内観光で訪れる人は少ないそうですΣ(・∀・;)

マダイン・サーレハは大きく4つの見どころに分かれていて、遺跡の多くは墓です。全部で131の墓があって、その他に神殿、貯水槽、用水路などが残されています。また、ナバタイ文化以前の岩絵や碑文なども多く発見されています。ちなみに、2020年には安倍首相も訪れていますΣ(゚∀゚ノ)ノ
日本語に直すと「ファリード城」となり「孤独な城」という意味があります。マダイン・サーレハの写真には必ずこれが写っているので「カスル・アル・ファリード」=「マダイン・サーレハ」と思っている人も多いのではないでしょうか(^^)
見た目から「城」と名付けられていますが、実際には墓です。2つの岩からなる遺跡で、大きい方の岩に29の墓が、小さい方の岩に2つの墓があります。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
正面の上部に階段が設置されているのが見えるでしょうか?この階段は死者の霊魂が無事に昇天出来るようにという願いが込められています。マダイン・サーレハで最大の墓であり、未完成の状態だそうです(,,゚Д゚)
1つの巨大な岩山にたくさんの墓が造られていて、ペトラ遺跡の「王家の墓」や「ファザード通り」に似ています。最大の墓は高さ16mにもなりますが、やはり未完成で、完成していたら30m以上になったそうです。
幅9.9m、奥行き12.8m、高さ8mの部屋で、内部には「コの字」にイスが造られています。ここでは会合が開かれていたとされ、時には裁判が行われ、時には豪勢な食事が並んだということです。
高さは53m。エレファントロックと呼ばれる岩は世界に多くありますが、その中でも最大規模ではないでしょうか(,,゚Д゚) このストリートビューは真下まで行けるので、動かしてみてください。
以前は「ツアーの起点」になった場所で、ここで軽く説明を受けてからバスで各遺跡を巡りました。この鉄道はオスマン帝国の時代に造られたもので、「シリアのダマスカス」から「サウジアラビアのメディナ」までをつないでいました。
以上になります。砂漠に突如現れる巨大な彫刻「マダイン・サーレハ」。ぜひ行ってみてください(^^)
サウジアラビアは日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。ただ、メッカなどムスリム以外は入れない場所もあります。その他、念の為事前に「外国人のムスリム以外でも参加可能か」を問い合わせてみてください。
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■バーミヤン(アフガニスタン) |
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中国の楽山大仏に次いで世界で2番目に大きな磨崖仏でしたが、タリバンによって破壊されてしまいました。詳細は下記からご覧ください。 |
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■ジャムのミナレット(アフガニスタン) |
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12世紀に造られたミナレットで、高さはなんと60mにもなります。同じページに載せておりますので下記からご覧ください。 |
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■神殿の丘周辺(イスラエル) |
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ユダヤ教・キリスト教・イスラム教全てにおいて極めて重要な聖地で、世界史の中心地とも言える場所です。詳細は下記からご覧ください。 |
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■マサダ(イスラエル) |
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中東のシーギリヤ・ロックともいうべき岩山で、頂上には宮殿の跡が残されています。詳細は下記からご覧ください。 |
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■ウルのジグラット(イラク) |
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メソポタミア文明を代表する巨大建築物で、紀元前3000年頃から造られるようになりました。詳細は下記からご覧ください。 |
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■クフナ・ウルゲンチ(トルクメニスタン) |
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12世紀のホラズム・シャー朝の首都で、1370年代に放棄されてしまいました。多くの遺跡は半壊の状態ですが、それが逆にノスタルジックな風情を感じさせてくれます。詳細は下記からご覧ください。 |
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■ネムルト山(トルコ) |
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標高2000mを超える山頂部分に「頭部だけの像」がたくさん並んでいます。日本では知名度が低いですが、サンライズやサンセットの名所で世界中から多くの旅人が訪れます。詳細は下記からご覧ください。 |
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■ペトラ(ヨルダン) |
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古代ナバタイ人の都だった場所で、紀元前1世紀頃から約200年かけて建設されました。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な遺跡がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい遺跡総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から特にすごい91ヶ所を7つのエリアに分けてご紹介しています(^^)
| 航空便例 | ・日本-ドバイ(約11時間)
・ドバイ-アル・ウラ(約2時間) |
|---|---|
| ベストシーズン | 春と秋 |
| 治安 | 海外安全情報 サウジアラビア |
| ガイドブック | 中東のガイドブック |
| ビザ | ビザ取得が必要 |
| パスポート残存期間 | 入国時6ヶ月以上。未使用査証欄見開き2ページ以上。 |
| 時差 | -6時間(サマータイム無し) |
| チップ | 基本的には不要 |
| 日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
| 現地で使えるアラビア語 | ①おはよう。
サバーフ ルハイル
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
| 電圧とプラグ | 220V
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| 通貨とレート | サウジアラビア・リヤル(通貨コード:SAR)で、補助通貨はハララ。1リヤル=100ハララ。
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| 日本大使館 | ・HP |
| サウジアラビアの絶景一覧 |
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