ターカメノン滝は日本での知名度は低いものの、水量も美しさもアメリカで屈指の絶景滝です。最大の特徴は水が茶色く透き通っていること。世界でも珍しいコーラ色の滝なんです(^^)
「ターカメノン滝」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
スーセントマリーは、カナダとの国境になっているセントメアリーズ川の河岸に造られた町です。対岸のカナダ側にも同名の町があり、2つの町はスーセントマリー国際橋で行き来することができます。ターカメノン滝までは車で約1時間半です。人口は約17000人。
最寄りの空港はチペワ国際空港(CIU)。デトロイトとのみ就航しています。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
デトロイトは自動車産業の街として世界的に有名で、アメリカ中西部有数の世界都市です。しかし、失業率や貧困率が高いため犯罪都市としても知られているので訪れる際は注意してください。人口は約70万人。
最寄りの空港はデトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港(DTW)。国内外合わせて約130都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はアメリカ合衆国・ドル(通貨コード:USD、記号:US$)で、補助通貨は「セント(¢)」。1USドル=100セントで、本日のレートはこちら。
デトロイト空港から市内
photo by:qwesy qwesy
空港は市内中心部から南西に約30km離れています。市内への移動方法はバスかタクシーです。
・「Smart Bus」の「261番」のバス
・約1時間おきに運行
・所要時間:約1時間
・料金:2US$
・メーター制
・所要時間:約30分
・料金:約80US$
■スーセントマリーから行く
■デトロイトから行く
ターカメノン滝は、アメリカの五大湖の1つである「スペリオル湖」に注ぎ込む「ターカメノン川」にあります。アッパー滝(赤)とロウワー滝(青)の2つがあり、雪解け水が流れ込む春になると、ナイアガラに次いで全米で2番目に水量が多くなりますΣ(゚∀゚ノ)ノ
photo by:emilee rader
駐車場から滝までは遊歩道が整備されているので簡単にアクセスできます。
そして到着。こちらがアッパー滝です(^^) 画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
この川が特徴的なのは、水が茶色でかつ透き通っているということです。
これは泥などで濁っているわけではなく、周辺の森から紅茶の成分でもある「タンニン」が溶け出しているため茶色になっているんですΣ(゚∀゚ノ)ノ
現地では「ルートビール滝」とも呼ばれています。
■ルートビール
川がこのような色になる場所は世界的にも珍しくて、例えばベネズエラのエンジェルフォール付近の川は、熱帯雨林から大量のタンニンが流れ出して同様の色になっています。
■エンジェルフォール周辺の川
自然の神秘ですね(^^) そして、アッパー滝から約6km離れたところにロウワー滝があります。こちらは中に入ることもできます。
こーゆー場所に行くときは2つ非常に便利なアイテムがあります。1つ目は「マリンシューズ」。濡れる場所専用のクツなので川でも滝壺でも入っていけますし、もちろん滑りづらく作られています。ビーチサンダルだと滑って危ないだけでなく、水の中ではすぐに脱げてしまい安全に歩くことが出来ません。
■マリンシューズ ■アウトドアサンダル
足首に固定できる「アウトドアサンダル」なら脱げることが無いためまだマシなのですが、素足が露出しているので、肌を切ってしまったり突き指をしてしまうことがあります。マリンシューズなら足全体が保護されている上に、メッシュ素材のものが多いので「乾きやすい」「かさばらない」といったメリットもあります。
そして2つ目は「ウォータープルーフバッグ」です。
ダイバーやサーファーにはおなじみなのですが、水から中身を完璧に守ってくれます。通常ジッパーなどは無くて、上の開口部をくるくる折り曲げて行くことで密閉します。補助的な使い方ですが、中に空気を入れて密封することで緊急時の浮き袋にもなったりします。リュックにもショルダーにもなるので大変便利です。
バッグの正面に書いてある「5」「10」「20」は、容積のことで「5L」「10L」「20L」を表しています。ちなみに20Lは非常に大きめのリュックという感じです。小さいサイズの「2L」などもあり、これはこれで重宝します。
中にはカメラ、財布、パスポート、薬など最低限の物しか入りませんが、それら一番大事な物だけを持っていきたい場面で活躍します。ウォータープルーフなので当然スコールでも台風でもへっちゃらですし、ドロなどで汚れても水でガンガン洗えて、タオルでふけばすぐ乾くので、20Lのバッグなどは旅中で非常に活躍します。アウトドア派の人にはオススメです。
以上になります。まるでコーラのような絶景の滝。ぜひ行ってみてください(^^)
■スバルティフォス(アイスランド) |
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滝王国のアイスランドにおいても非常に珍しい「柱状節理を流れる滝」です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ルビー滝(アメリカ) |
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テネシー州にある地下390mの場所から流れ落ちる滝で、美しくライトアップされた幻想的な姿が人気です。詳細は下記からご覧ください。 |
■キルト岩の滝(イギリス) |
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イギリス屈指の絶景島である「スカイ島」にあります。一見普通の滝なんですが「海に落ちる滝」というのが実は非常に珍しいんだそうです。詳細は下記からご覧ください。 |
■バラステの滝(エストニア) |
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「冬に全てが凍りつく滝」で、まるでファンタジー映画のような光景が広がっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■天帝淵瀑布(韓国) |
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韓国最大の島である済州島にあります。3段の段瀑で、その内の1つは柱状節理を流れる滝になっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■銀錬墜潭瀑布(中国) |
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貴州省の「黄果樹瀑布群」にある滝です。いくつもの小さな滝が複雑に組み合わさっていて「銀のネックレスが流れ落ちる滝」と称されています。詳細は下記からご覧ください。 |
■イエルベ・エル・アグア(メキシコ) |
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オアハカ郊外にある「石化した滝」です。近くには天然のインフィニティプールもあり絶景が広がっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■海の中に落ちる滝(モーリシャス) |
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地形と潮流が生み出した壮大な「目の錯覚」による絶景です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ハママートマイン(ヨルダン) |
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ヨルダンの有名観光地で、滝自体が温泉になっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■ビガーの滝(ルーマニア) |
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巨大な苔帽子の美しい姿は「ミナス渓谷の奇跡」と呼ばれています。詳細は下記からご覧ください。 |
■バータラ峡谷の滝(レバノン) |
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非常にマニアックな場所で、大地に空いた大穴に雪解け水の滝が流れ落ちていきます。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な滝がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい滝総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている滝の中から、特にすごい74ヶ所をテーマ別にご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本-ロサンゼルス(約10時間)
・ロサンゼルス-デトロイト(約5時間) |
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ベストシーズン | 春~秋 |
外務省 | 海外安全情報 アメリカ合衆国 |
ガイドブック | アメリカのガイドブック |
ビザ | ・90日以内の観光・商用は不要
・「ESTA」を取得する |
パスポート残存期間 | 滞在日数以上あれば良いが90日以上が望ましい。 |
時差 | ・東部時間:-14時間(ニューヨークなど)
・中部時間:-15時間(シカゴなど) |
チップ | ・レストランやタクシー:15~20%
・ホテルで荷物を運んでもらう:2~5US$ |
日本への電話 | 011(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
公用語 | 英語 |
電圧とプラグ | 100~120V
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通貨 | アメリカ合衆国・ドル(通貨コード:USD、記号:US$)で、補助通貨は「セント(¢)」。1USドル=100セント。
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日本大使館 | ・HP |
アメリカの絶景一覧 |
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