バラステの滝は「冬に全てが凍りつく滝」で、まるでファンタジー映画のような光景が広がっています。目の前にはフィンランド湾が広がっているのですが、冬には海まで凍りつきます。多分、日本で一番詳しいページですよ(^^)
「バラステの滝」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:コフトラ・ヤルヴェ
1-2:タリン
1-3:サンクト・ペテルブルク
2・タリンからバラステの滝
2-1:バスで行く
2-2:電車で行く
3・バラステの滝
4・世界の変わった滝
5・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
コフトラ・ヤルヴェはエストニアで4番目の規模となる都市です。公用語はエストニア語ですが、ロシアに近いので市民はロシア語を使用しています。オイルシェールが産出されるため、大戦中に大きく発展しました。人口は約45000人。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
タリンはエストニアの首都であり、「タリン歴史地区」として世界遺産にも登録されている風光明媚な港湾都市です。フィンランドの首都ヘルシンキまで約85kmという北欧地域にあります。人口は約42万人。
最寄りの空港はタリン空港(TLL)。国内外合わせて30都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セントで、現地では「エウロ」「セント」と呼ばれています。本日のレートはこちら。
サンクトペテルブルクは、1917年のロシア革命までロシアの首都だった都市で、その後「ペトログラード」→「レニングラード」と名前を変えていき、現在は元の名前に落ち着いています。人口は約530万人。
最寄りの空港はプルコヴォ空港(LED)。サンクトペテルブルクの国際空港です。国内外合わせて約120の都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。空港から市内への移動は「サンクトペテルブルク①各地からのアクセス」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はルーブル(通貨コード:RUB、記号:₽)で補助通貨はカペイカ(kopek)。1ルーブル=100カペイカで、本日のレートはこちら。
タリンからバラステの滝
タリンのバスステーションからコフトラ・ヤルヴェへの直通バスが出ています。
・9時頃~20時頃まで運行
・1日15本程度
・所要時間:約2時間
・料金:6~11€
・Lux Expressなど複数の会社が運行
■コフトラ・ヤルヴェの停車場所
まず、タリンの「ウレミステ駅(Ülemiste)」から、ユフヴィという町まで行きます。
・1日4本程度
・所要時間:約1時間半~2時間
・料金:6~11€
・公式HP
■ユフヴィ駅
ユフヴィ駅からコフトラ・ヤルヴェまではタクシーで約15分、料金は25~30€です。ただ、タクシーが常駐しているわけではないので、宿を予約しておいて送迎をお願いしておくのが良いと思います。
バラステの滝は、フィンランド湾に面した「オンティカ」という村にあります。コフトラ・ヤルヴェからは車で約10分です。
駐車場はこちら。周辺では有名観光地なので、それなりに整備されています(^^)
では、早速その全貌をご覧いただきます。下のストリートビューです。水が流れていないのですが、正面に写っている少し凹んだ部分がバラステの滝です。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
絶景ですね(,,゚Д゚) 木々と海の対比がスゴいです…。横から見るとこうなっています。
むき出しの地層はカンブリア紀からオルドビス紀にかけてのもので、つまりは約5億年前の大地が見えているということですΣ(゚∀゚ノ)ノ
さぁ、そして、この滝が冬には…
こうなりますΣ(・∀・;) また、画面をグルっと回してみてください。驚きの光景が広がっています。
ご覧になりましたか?海が全凍結です…スゴいスケールですよね。この滝は落差約30mで、エストニアのみならずバルト三国で最大の滝です。厳密には水量によって26~32mまで変化します。
ただ、実は自然の滝ではなくて、言わば「排水溝」なんです。といっても生活排水が流れているわけではなくて、川の余剰水を海に逃しています。氾濫を防ぐ目的ですね。エストニア北部の滝は多くが同様のものなんです(^^)
そして、一帯は冬に氷点下になり、滝の水しぶきを海風が煽ることで周辺が全て凍りつきますΣ(゚∀゚ノ)ノ
雪が積もるのとは全く違う景色です(,,゚Д゚)
滝には海まで続くボードウォークが設置されていて、間近で見ることができます。これは2013年に一度取り壊されたのですが、2018年に新しいのが造られたので安全です(^^)
夏の海がこちら。
冬の海がこちらです(,,゚Д゚)
以上になります。全てが凍りつく「バラステの滝」。ぜひ行ってみてください(^^)
■スバルティフォス(アイスランド) |
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滝王国のアイスランドにおいても非常に珍しい「柱状節理を流れる滝」です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ルビー滝(アメリカ) |
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テネシー州にある地下390mの場所から流れ落ちる滝で、美しくライトアップされた幻想的な姿が人気です。詳細は下記からご覧ください。 |
■天帝淵瀑布(韓国) |
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韓国最大の島である済州島にあります。3段の段瀑で、その内の1つは柱状節理を流れる滝になっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■銀錬墜潭瀑布(中国) |
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貴州省の「黄果樹瀑布群」にある滝です。いくつもの小さな滝が複雑に組み合わさっていて「銀のネックレスが流れ落ちる滝」と称されています。詳細は下記からご覧ください。 |
■イエルベ・エル・アグア(メキシコ) |
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オアハカ郊外にある「石化した滝」です。近くには天然のインフィニティプールもあり絶景が広がっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■海の中に落ちる滝(モーリシャス) |
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地形と潮流が生み出した壮大な「目の錯覚」による絶景です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ハママートマイン(ヨルダン) |
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ヨルダンの有名観光地で、滝自体が温泉になっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■ビガーの滝(ルーマニア) |
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巨大な苔帽子の美しい姿は「ミナス渓谷の奇跡」と呼ばれています。詳細は下記からご覧ください。 |
■バータラ峡谷の滝(レバノン) |
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非常にマニアックな場所で、大地に空いた大穴に雪解け水の滝が流れ落ちていきます。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な滝がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい滝総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている滝の中から、特にすごい74ヶ所をテーマ別にご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本-ワルシャワ(約11時間半)
・ワルシャワ-タリン(約1時間半) |
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ベストシーズン | 12月~2月 |
外務省 | 海外安全情報 エストニア |
ガイドブック | エストニアのガイドブック |
ビザ | シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。 |
パスポート残存期間 | シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。未使用査証欄連続する2ページ以上。 |
時差 | 夏:-6時間/冬:-7時間 |
チップ | 基本的には不要 |
日本への電話 | 00(識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるエストニア語 | ①おはよう。
Tere hommikust.(テレ ホムミクストゥ)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。 |
電圧とプラグ | 230V
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通貨 | ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。
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日本大使館 | ・HP |
エストニアの絶景一覧 |
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