ソコロ諸島への行き方と見どころ

 

ソコロ諸島は「メキシコのガラパゴス」と称されるダイバーズ天国です。上昇海流によって海底から運ばれる豊富なプランクトンを求めて、ジャイアントマンタ・クジラ・ハンマーヘッドリバーなど無数の大物が現れます(^^)

 

 

「ソコロ諸島」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨

 

 

拠点の町はカボ・サン・ルーカス。バハ・カリフォルニア半島の南端に位置する町で、近隣にある「サン・ホセ・デル・カボ」という町と共に「ロスカボス」と呼ばれるのが一般的です。マリンスポーツやスポーツフィッシングのメッカとして多くの観光客が訪れます。人口は約81000人。

 

最寄りの空港はロスカボス空港(SJD)。国内外合わせて約30都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨はメキシコ・ペソ(通貨コード:MXN、記号:M$)で、補助通貨は「センタボ(c)」。1ペソ=100センタボで、本日のレートはこちら。

 

 

 

空港から市内への移動

 
photo by:Jeat1993

 

空港はサン・ホセ・デル・カボから北に約12km、カボ・サン・ルーカスから北東に約45km離れています。移動方法はタクシーか空港送迎です。

■サン・ホセ・デル・カボまで
・所要時間:約15分
・料金:約5US$

 

■カボ・サン・ルーカスまで
・所要時間:約40分
・料金:12~16US$

 

空港送迎は色々あります。詳細はこちらからご覧ください。

「ソコロ諸島」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

ソコロ諸島の概要

・赤:ソコロ島
・青:サン・ベネディクト島
・緑:ロカ・パルティーダ島
・黄:クラリオン島
・紫:カボ・サン・ルーカス

 

ソコロ諸島はカボ・サン・ルーカス(紫)から南に約450km離れています。アクセスはダイブクルーズのみで所要時間は24時間です。最大の島はソコロ島(赤)で唯一の有人島です。ただ、ダイビングとしてはロカ・パルティーダ島(緑)がメインになります。それぞれは火山島であり、陸上は殺風景なものです。

 

■サン・ベネディクト島
ソコロ諸島への行き方と見どころ

 

しかしそのスケールは壮大で、海底4000mからそびえ立つ火山の頂上部分が島として露出しています。そのため海流が山肌をかけのぼり深海の豊富な栄養分を海面に届けます。それにより膨大なプランクトンが発生し、それを食べる小魚やマンタなどが集まり、小魚をエサにするイルカやサメなどが集まります(,,゚Д゚)

 

ソコロ諸島への行き方と見どころ

 

そこから付いた名前が「メキシコのガラパゴス」。6mを超えるジャイアントマンタを筆頭に、ハンマーヘッドを始めとした7種類のサメ、子育てをしにやってくるザトウクジラ、バンドウイルカ、キハダマグロ、カツオやギンガメの群れなど、大物は全て見られるといっても過言ではないスゴい場所なんです。観光客が行けるのは11月~5月のみになります。

 

 

ダイビングカレンダー

生き物

生き物 シーズン
ジャイアントマンタ 通年
バンドウイルカ 通年
サメ系 通年
ギンガメアジなどの回遊魚 通年
ザトウクジラ 2月~3月
ハンマーヘッドシャーク 3月~4月
ジンベエザメ 11月~1月

 

・気温:25~27℃
・水温:20~23℃

 

 

ダイビングスタイル

ソコロ諸島への行き方と見どころ

 

クルーズでは1日4本が一般的で、1本が約1時間のロングダイビングになります。ドリフトダイビングであり、平均水深も深くなるので中級者以上向けになるのは否めません。

 

現在、約10隻のクルーズ船が運行していて、アドバンス以上のライセンスと経験本数50本を基準にしているところもあります。ただ、それに満たなくても参加させてくれるクルーズはあるので、現地のダイビングショップや日系の旅行会社に連絡を取って確認するのがオススメです(^^)

 

ソコロ諸島への行き方と見どころ

 

空き時間はカヤックやパドルボートをすることも出来ますし、船上でノンビリすることもできます。クルーズ後はスタッフにチップを渡すのが一般的で、200US$~400US$なので、これも事前に確認しておくと安心です。

 

 

ダイビングポイント

ロカ・パルティーダ

 

ソコロ諸島におけるメインのダイビングポイントで、水深約80mまで一気に落ちるドロップオフに無数の生き物が集まります。ハンマーヘッドリバーやカツオの大群など中々お目にかかれない景色の中で、振り向くとジンベエやタイガーシャークまでもが浮遊しています(,,゚Д゚)

 

 

島の上はカツオドリのコロニーになっていて、大量のフンで真っ白になっています。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

 

ソコロ島の東側にあるポイントで、ハンマーヘッド、イルカ、マンタ、ガラパゴスシャーク、シルバーシャークなどが次々に現れます。そして、ときにはザトウクジラのブリーチング(ジャンプ)やマンタの捕食なども見られますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

 

サン・ベネディクト島の西側にあるポイントで、海底から中層にそそり立つ巨大な根がマンタのクリーニングステーションになっています。ブラックマンタ、ハンマーヘッド、イルカ、ギンガメ、カンパチなども普通に現れます。

 

 

サン・ベネディクト島の南側にあるポイントで、ここはなんといっても6mオーバーのジャイアントマンタが現れることで有名です。横幅が3mを超えてくると本当に飛行機が飛んでいるような感覚になるのですが、その倍というのだから驚きです。

 

ハンマーヘッドリバーやジンベエが現れることもある大興奮のポイントです。

 

ソコロ諸島への行き方と見どころ

 

以上になります。ダイバー垂涎のソコロ諸島。ぜひ行ってみてください(^^)

 

 

世界のすごいダイビングスポット

■モロキニ島(アメリカ)

ハワイのマウイ島近くにある島で、海洋保護区に指定されているため素晴らしい海中世界を楽しむことが出来ます。詳細は下記からご覧ください。

「ハワイ③マウイ島の見どころ」徹底ガイド

■ボールズ・ピラミッド(オーストラリア)

高さ562mという世界一の海食柱で、通常、水深100mほどに生息している「バリナエンゼルフィッシュ」をファンダイビングで見ることができる世界唯一の場所と言われています。詳細は下記からご覧ください。

「ボールズ・ピラミッド」徹底ガイド

■コイバ島(パナマ)

ガラパゴス諸島やココ島と同じ海域にあり、島の周辺には20種ものクジラやイルカが生息しています。上陸するとアメリカンクロコダイルが普通に歩いています。詳細は下記からご覧ください。

「コイバ島」徹底ガイド

■ナパリン(フィリピン)

ボホール島南西部のパングラオ島にあるポイントで、ミズンという魚が巨大な群れをつくっています。詳細は下記からご覧ください。

「ボホール島③ナパリン」徹底ガイド

■バリカサグ島(フィリピン)

ボホール島の南西にある小島で、無数のダイビングポイントがあるフィリピンにおいても、頭1つ抜けた世界的なダイビングポイントとして知られています。詳細は下記からご覧ください。

「ボホール島④そのほかの見どころ」徹底ガイド

■フェルナンド・デ・ノローニャ(ブラジル)

ブラジルの北東部にある絶景島で「世界で最も美しいビーチ」にも数回選ばれています。そして、その海は世界遺産に登録されているほどで、素晴らしいダイビングを楽しめます。詳細は下記からご覧ください。

「フェルナンド・デ・ノローニャ」徹底ガイド

■ノシ・ベ(マダガスカル)

マダガスカル最大のリゾート地で、世界中から多くの観光旅行者が訪れます。詳細は下記からご覧ください。

「ノシ・ベ」徹底ガイド

■ヤップ島(ミクロネシア連邦)

戦時中に日本が統治した島で、巨大な石貨が有名です。また、大量のマンタに出会える世界トップレベルのダイビングスポットとしても知られています。詳細は下記からご覧ください。

「ヤップ島」徹底ガイド

■イスラ・ムヘーレス(メキシコ)

世界的なダイビングパラダイスの1つで、毎年夏になると沖合にジンベイザメが集結します。イルカと泳いだり、カジキマグロを狙ったスノーケリングなども可能です。詳細は下記からご覧ください。

「イスラ・ムヘーレス」徹底ガイド

■コスメル島(メキシコ)

カンクンからフェリーで行く島で、ダイビングの世界的な名所として知られています。そのほかイルカと泳いだりジャングルを探検したり無数のアクティビティを楽しめます。 詳細は下記からご覧ください。

「コスメル島」徹底ガイド

■コルテス海(メキシコ)

バハ・カリフォルニア湾のコルテス海は、ダイバーが見たい生き物全てに会える海と言っても過言ではありません。特にかわいいアシカの群れや無数のモブラは必見です。詳細は下記からご覧ください。

「ラパスとコルテス海②スキューバダイビング」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的なダイビングスポットがたくさんあります。興味のある方は「世界のすごいダイビング&スノーケリングスポット総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げているものの中から特にスゴい63ヶ所を6つのテーマに分けてご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ロサンゼルス(約10時間)

・ロサンゼルス-ロスカボス(約2時間半)

ベストシーズン 11月~5月のみ
外務省 海外安全情報 メキシコ
ガイドブック メキシコのガイドブック
ビザ 180日以内の観光は不要。
パスポート残存期間 滞在日数以上
時差 ・東部時間:-14時間(カンクンなど)

・中部時間:-15時間(メキシコシティなど)
・山岳時間:-16時間(チワワなど)
・太平洋時間:-17時間(ラパスなど)

チップ ・タクシー:不要

・レストラン:10~15%。お釣りの小銭をテーブルに残す。
・ホテルで荷物を運んでもらう:約20ペソ
・ツアーガイドなど:200~500ペソ

日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるスペイン語 ①おはよう。

Buenos días.(ブエノス ディアス)

 

②こんにちは。
Hola.(オラ)

 

③こんばんは。
Buenas noches.(ブエナス ノチェス)

 

④ありがとう。
Gracias.(グラシアス)

 

⑤さようなら。
Adiós.(アディオス)

 

⑥はい・いいえ。
Sí・No.(シ・ノー)

 

⑦~へ行きたい。
Quiero ir a ~.(キエロ イル ア ~)

 

⑧これがほしいです。
Quiero esto.(キエロ エスト)

 

⑨これはいくらですか?
¿Cuánto cuesta?(クアント クエスタ?)

 

⑩値下げしてくれませんか?
Mas barato,por favor?(マス バラト ポル ファボール?)

電圧とプラグ 110V、120V、127V

コンセントタイプ

通貨 メキシコ・ペソ(通貨コード:MXN、記号:M$)で、補助通貨は「センタボ(c)」。1ペソ=100センタボ。

 

日本大使館 HP

メキシコの絶景一覧

メキシコの絶景

 

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