コルテス海(ラパス)への行き方とダイビング

 

コルテス海は、ダイバーが見たい生き物のほとんどに会える場所と言っても過言ではありません。かわいいアシカやクジラ、ジンベエザメやハンマーヘッドシャークなどの大物と泳ぐことができます。

 

こちらのページではスキューバダイビングの内容について詳しくご紹介します。アクセスや拠点の街、ダイビングシーズンなどについては「ラパスとコルテス海①」をご覧ください(^^)

 

 

「ラパスとコルテス海②スキューバダイビング」徹底ガイド:目次

 

ロスイスロテス(Los Islotes)

 

ラパスで最も有名なポイントがで、カリフォルニアアシカのコロニーがあります。断崖絶壁の岩礁島に最大で400頭が生息していて、人懐っこいのでダイバーやカメラに我先にと近寄ってきます(*´ω`*)

 

ベストシーズンは9月からで、6月7月に生まれた赤ちゃんたちが続々と海に入ってきます。水深は5m~18mなので初心者でも十分に楽しめますし、明るいので写真もキレイに撮ることができます。

 

「ラパスとコルテス海②スキューバダイビング」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

アシカのコロニーの南側からアーチをくぐって北東側に出ると、バラクーダなどの回遊魚の群れに遭遇することもしばしば。また、サーディン(いわし)の群れも見逃せません。グンカンドリが水中に飛びこんでくるシーンは迫力満点です。

 

ほかにも、コブシほどの大きさがある「スポッテッドジョーフィッシュ」は中々お目にかかれませんし、ワイドからマクロまで充実しています(^^)

 

 

エル・バホ(EL BAJO)

メキシコの絶景

 

水深40mの海底から隆起している3つの根からなります。潮の流れは速いのですが、その分大型回遊魚が集まってきます。代名詞は「ハンマーヘッド・リバー」で、大群で泳いでくるハンマーヘッドシャークはダイバーなら一度は見たい光景です(,,゚Д゚)

 

もちろんハンマーヘッドだけなら日本でも伊豆などで見られます。しかし、ここは他にもジンベエが突如現れたり、浮上の途中にカジキが目の前を横切ったり、影が出来たと思ったら5mクラスのマンタが水面付近を飛んでいたりと、まるで竜宮城のようなポイントなんです。

 

「ラパスとコルテス海②スキューバダイビング」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

ハンマーヘッドが見られるのは水深25~35m付近。流れもあるので中・上級者向けになります。初心者の方は日本人インストラクターがいるショップでお願いしてみましょう。ハンマー遭遇率が高くなるのは10月~11月です。

 

 

ラ・レイーナ(LA REYNA)

コルテス海(ラパス)への行き方とダイビング

 

セラルボ島の北東部、灯台が立つ小岩の周辺の根を潜ります。昔からマンタスポットとして有名で、今でも4~5mのマンタがクリーニングのためにやってきます。近年は「グリーンジャック(アジの仲間)」の大群や、ブルー&ゴールドスナッパーの群れも人気です。

 

「ラパスとコルテス海②スキューバダイビング」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

さらに、10頭ほどのアシカがすんでいて、アジ玉とアシカが一緒に泳ぐというラパスならではの光景がみられます。水深は12~15mと浅いのですが、潮通しが良く大物との遭遇も期待できます。

 

 

プンタロボ(Punta de Lobos)

 

「モブラ(ヒメイトマキエイ)」という、いわばチビマンタのポイントです。7月頃からモブラが20匹位でグループを作り、あちこちでいくつものグループを見ることができます。そして9~10月頃になると、これらのグループが1つにまとまりますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

「ラパスとコルテス海②スキューバダイビング」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

その数は数千匹にものぼり、水面から水底までモブラで埋まります。進んでも進んでも永遠にモブラが泳ぎ、上下左右前後を通り過ぎていく。水面でも至るところでモブラがジャンプしています。

 

「ラパスとコルテス海②スキューバダイビング」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

ダイビングは主に夜がメインで「ナイトモブラ」を求めて世界中からダイバーが訪れます。

 

 

サルバティーラ(SALVATIERRA)

 

1976年に沈没した全長60mのフェリー「サルバティラ」が眠るレックダイブスポットです。船体はやや崩れているのですが、その回りには固有種の魚が多く集まっています。水深は18mで流れがあるときもあります。60mクラスの沈船は大迫力です(^^)

 

 

スワニー・リーフ(SWANEE REEF)

 

真っ白い砂地にポツンとある隠れ根で、そこはまさに「お魚天国」。メキシカンゴートフィッシュ、スポットテイルグラントなどで目の前が本当に見えなくなります(^^;) マクロ派にオススメなのが「シグナルブレニー」で、背ビレを出しては穴に引っ込む姿が人気です。

 

コルテス海(ラパス)への行き方とダイビング

 

大物のポイントではありませんが、それでもアジやバラクーダーのトルネードは現れるのがラパスクオリティ。水深は10mほどで、流れもなく初心者にも最適です。

 

 

ラス・アニマス島/サンフランシスコ島

コルテス海(ラパス)への行き方とダイビング

 

両方ともクルーズでないと行けない場所で、船で片道8時間ほどです。サンフランシスコ島にはアシカの小さなコロニーがあり、上記の「ロスイスロテス」よりも野性味あふれるアシカと泳ぐことができます。

 

コルテス海(ラパス)への行き方とダイビング

 

海底の隠れ根にはキングエンジェルフィッシュが群れていて、ときにウミガメも姿を現します。陸上も雰囲気たっぷりなので、画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

 

ラス・アニマス島は「ロブスターの巣になっている洞窟」など、まだ人がほとんど入っていない野生の海として近年人気があります。ハンマーヘッドリバーやカツオの大群など大型回遊魚も現れます。このほかラパスには無数のダイビングポイントがあります。

 

コルテス海(ラパス)への行き方とダイビング
出典:http://dive-and-boats.com 拡大できます

 

以上になります。ダイビング天国ラパス。ぜひ行ってみて下さい(^^) アクセスや拠点の街、ダイビングシーズンなどについては「ラパスとコルテス海①」をご覧ください。

 

日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。

コルテス海(ラパス)への行き方とダイビング

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ダラス(約12時間)

・ダラス-ラパス(約3時間)

ベストシーズン 7月~10月
外務省 海外安全情報 メキシコ
ガイドブック メキシコのガイドブック
ビザ 180日以内の観光は不要。
パスポート残存期間 滞在日数以上
時差 ・東部時間:-14時間(カンクンなど)

・中部時間:-15時間(メキシコシティなど)
・山岳時間:-16時間(チワワなど)
・太平洋時間:-17時間(ラパスなど)

チップ ・タクシー:不要

・レストラン:10~15%。お釣りの小銭をテーブルに残す。
・ホテルで荷物を運んでもらう:約20ペソ
・ツアーガイドなど:200~500ペソ

日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるスペイン語 ①おはよう。

Buenos días.(ブエノス ディアス)

 

②こんにちは。
Hola.(オラ)

 

③こんばんは。
Buenas noches.(ブエナス ノチェス)

 

④ありがとう。
Gracias.(グラシアス)

 

⑤さようなら。
Adiós.(アディオス)

 

⑥はい・いいえ。
Sí・No.(シ・ノー)

 

⑦~へ行きたい。
Quiero ir a ~.(キエロ イル ア ~)

 

⑧これがほしいです。
Quiero esto.(キエロ エスト)

 

⑨これはいくらですか?
¿Cuánto cuesta?(クアント クエスタ?)

 

⑩値下げしてくれませんか?
Mas barato,por favor?(マス バラト ポル ファボール?)

電圧とプラグ 110V、120V、127V

コンセントタイプ

通貨 メキシコ・ペソ(通貨コード:MXN、記号:M$)で、補助通貨は「センタボ(c)」。1ペソ=100センタボ。

 

日本大使館 HP

メキシコの絶景一覧

メキシコの絶景

 

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