トロルの舌は、高さ約700mの崖の上から空中に向かって水平に伸びている岩で、麓から片道約5時間のトレッキングコースを歩いて到着します。ノルウェー屈指の絶景スポットで国内外から多くの観光客が訪れます(^^)
「トロルの舌」徹底ガイド:目次
1・拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:ティッセダル
1-2:オッダ
1-3:ヴォス
1-4:ベルゲン
2・オスロからのアクセス
3・ベルゲン空港から市内
3-1:空港バスで行く
3-2:トラムで行く
3-3:タクシーで行く
3-4:空港送迎で行く
4・ベルゲンからオッダ
5・オッダから登山口
6・トロルの舌
7・世界のパノラマを一望出来る場所
8・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
拠点の町は「トロルの舌」から近い順に、ティッセダル、オッダ、ヴォス、ベルゲンの4つです。
ティッダセルは登山口まで車で約15分程の場所にあります。トロルの舌へのトレッキングは往復で約10時間かかるため、最寄りの町であるティッダセルに宿泊して、朝早くに出発して夜はゆっくり休むのがオススメです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
オッダは、ノルウェーの「5大フィヨルド」の1つである「ハルダンゲルフィヨルド」の端にある街で、1913年にウレスヴァンの町から分離する形で誕生しました。2020年の1月1日に周辺の2つの自治体と合併し再びウレスヴァンとなり、現在はその中心地として機能しています。人口は約7000人。
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ヴォスはウィンターリゾートが盛んで、2005年に上村愛子さんが優勝したモーグルの世界選手権が行われた場所です。オスロから行く場合経由することになります。人口は約13000人。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
ベルゲンは11世紀からの歴史を持つ古都で、オスロに次ぐノルウェー第2の都市す。様々な産業や学問、金融、観光などの中心地で多くの観光客が訪れます。人口は約26万人。
最寄りの空港はベルゲン空港(BGO)。国内外合わせて60都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はノルウェー・クローネ(通貨コード:NOK、記号:kr)で補助通貨はオーレ(Øre)。1クローネ=100オーレです。本日のレートはこちら。
オスロから行く場合、電車で「ヴォス」へ行って、バスに乗り換えて「オッダ」に行きます。ただ、オスロからよりベルゲンから行く方が一般的なので、そちらのルートを詳しくご紹介します。
ベルゲン空港から市内
photo by:Varde / Avinor
ベルゲン空港は市内中心部から南に約12km離れています。移動手段は、空港バス、トラム、タクシー、空港送迎の4つです。
photo by:Alasdair McLellan
「FLYBUSSEN」という空港バスが市内とをつないでいます。チケットは券売機、オンライン、車内で購入できますが、車内だと20クローネ値上がりしてしまいます。「ベルゲン・バスステーション」「フェスト広場」「魚市場」「ブリッゲン」の順に停車します。
・所要時間:約25分
・10分おきに運行
・公式HP
・片道:105クローネ
・往復:155クローネ
トラム(路面電車)が空港から市内をつないでいます。こちらも車内で購入すると値上がりします。
・所要時間:約50分
・料金:37クローネ
(車内:60クローネ)
・料金:約400クローネ
空港送迎は色々あります。詳細は画像のリンクからご覧ください。
ベルゲンからオッダ
photo by:Jonas Tisell
ベルゲンのバスステーションから、オッダのバスターミナルへの直通バスが出ています。
・930番のバス
・7時半~20時半まで運行
・土曜日以外:1日4本程度
・土曜日:1日2本
・所要時間:3時間40分
・料金:300クローネ
■オッダのバスターミナル
オッダのバスターミナルから「995番」のバスで、トロルの舌の登山口へ行くことが出来ます。バスターミナルは町の北部にある「ルーテル教会」の横です。
・料金:250クローネ
・所要時間:20分
・時刻表検索
また、上記の「拠点の街」でご紹介したとおり、オッダから登山口に一番近いティッダセルへ行って一泊するのもオススメです。その場合はタクシーで登山口へ行きます。所要時間は約15分です。
■登山口
登山口からトロルの舌は約12kmの道のりで、所要時間の目安は片道4~5時間です。往復で約10時間になる本格的なトレッキングなので、装備をしっかりして臨んでください。
雨具、トレッキングシューズ、ライト、サングラス、帽子、携行食、ゴミ袋、タオル、常備薬などは必携です。水は山に流れている沢の水を飲めるので、500mlのペットボトルが1つあれば大丈夫です(^^)
出発地点にはインフォメーションセンターがあり、登山用のグッズも売られています。道中にトイレは無いので、特に女性はトイレを忘れずに済ませてください。
オッダやティッダセルの町でガイドツアーも申し込めるので、慣れていない方はツアーに参加するのもオススメです。オッダの観光協会のHPからも申し込むことができます。山に入ると、もう電話やネットは通じません。
出発地点には、今は使われていないケーブルカーの路線があります。以前は、みんなこれを階段代わりに登っていましたΣ(・∀・;) 非常に急勾配で面白い場所なのですが、現在は危険だということで利用は禁止されているようです。横に山道があるので、そこから登れるようになっています。
道中にはトロルの舌への標識が立っていて、残りの距離が表示されています。また、石に赤文字で「T」と書いてあるので、それも目印にします。
道中は絶景の連続です(^^) ただ、上の方になると陽の光を遮るものが無いので日射病などに気をつけてください。
そして、ついに到着。こちらがトロルの舌です。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
壮大ですね(,,゚Д゚) 「舌先」からの目線だとこうなります。
ハイシーズンだと写真撮影のための行列が出来ています。ほとんどの日本人にとっては一生に一度の場所になると思うので、ガイドツアーに参加して、慣れてる人に写真を撮ってもらうのも良いと思います(^^)
トロルの舌の標高は約1100m。崖としての高さは約700mにもなります(,,゚Д゚) ここへ個人で来られるのは基本的には6月15日~9月15日まで。その他のシーズンも「入れてしまう」のですが、危ないのでガイドツアーに参加してください。
トロルの舌は現地では「トロルトゥンガ」と呼ばれます。トロルは北欧全般に伝承される醜い見た目の妖精・怪物ですが、発祥はノルウェーとされています。なのでノルウェーが舞台の作品「アナと雪の女王」にもトロルが登場しています。
ガイドツアーの場合、トロルの舌でテントを張り一泊することも可能です。朝日や夕日も見られますし、観光客が来るまでトロルの舌を独占できるので、写真撮り放題ですからオススメです。
以上になります。ノルウェーの絶景&絶叫スポット「トロルの舌」。ぜひ行ってみてください(^^)
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■キャニオンランズ国立公園(アメリカ) |
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ユタ州にある5つの国立公園の中で最大規模を誇ります。地上からの高さが300mを超える「メサ」という台地の近くに、地上からの深さが300mを超える渓谷があるという、途方も無いスケールの場所です。詳細は下記からご覧ください。 |
■グースネックス州立公園(アメリカ) |
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モニュメントバレーの近くにある州立公園で、3回蛇行している圧巻の景色が広がります。詳細は下記からご覧ください。 |
■グランドキャニオン・スカイウォーク(アメリカ) |
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グランドキャニオン・ウエストにある展望台で、絶壁から20m空中に突き出したガラスの展望デッキです。詳細は下記からご覧ください。 |
■デッドホース・ポイント州立公園(アメリカ) |
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キャニオンランズとモアブの間にある州立公園で、最大落差は600mにもなります。詳細は下記からご覧ください。 |
■ホースシューベンド(アメリカ) |
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アンテロープ・キャニオンなどの拠点となる町・ペイジの近くにあります。詳細は下記からご覧ください。 |
■ユーバ川(セルビア) |
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セルビア南西部のユーバ特別自然保護区を流れる川で、狭い範囲で何度も蛇行している姿が見事です。詳細は下記からご覧ください。 |
■アチェンガルゴンパ(中国) |
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四川省の奥地にある別天地で女性しか入ることはできません。現在は中国政府によって破壊が進んでしまっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■長江第一湾(中国) |
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雲南省にある絶景で、広大な大地を長江がダイナミックに湾曲しています。詳細は下記からご覧ください。 |
■プレーケストーレン(ノルウェー) |
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リーセフィヨルドにある崖の1つで、水面からの高さが604mにもなる一枚岩です。詳細は下記からご覧ください。 |
■イーグルズ・ネスト(パキスタン) |
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パキスタンの桃源郷・フンザの象徴的な景色を見られる場所です。詳細は下記からご覧ください。 |
ここでは「川や氷河が削り上げた壮大な渓谷」をピックアップしました。世界には他にも素晴らしいパノラマを一望できる場所が無数にあります。興味のある方は「世界のパノラマを一望出来る場所総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から特にスゴい95ヶ所を7つのテーマに分けてご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本-ロンドン(約12時間半)
・ロンドン-ベルゲン(約2時間) |
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ベストシーズン | 6月~8月 |
外務省 | 海外安全情報 ノルウェー |
ガイドブック | 北欧のガイドブック |
ビザ | シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。 |
パスポート残存期間 | シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。未使用査証欄1ページ以上。 |
時差 | 夏:-7時間/冬:-8時間 |
チップ | 基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるノルウェー語 | ①おはよう。
God morgen.(グモーン)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。 |
電圧とプラグ | 230V
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通貨 | ノルウェー・クローネ(通貨コード:NOK、記号:kr)で補助通貨はオーレ(Øre)。1クローネ=100オーレ。
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日本大使館 | ・HP |
ノルウェーの絶景一覧 |
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