ウルムへの行き方と見どころ

 

ウルム大聖堂は「神の指」と呼ばれる「世界一高い尖塔」を持つ大聖堂です。アインシュタイン生誕の地でもあり、アインシュタインがデザインされたステンドグラスも必見です(^^)

 

 

「ウルム大聖堂」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

 

 

拠点の街はウルム。かの有名なアインシュタインが生まれた町で、数学者のデカルトが「X軸」「Y軸」に代表される「直交座標系」を思いついた土地でもあります。人口は約13万人。

 

最寄りの空港はシュトゥットガルト空港(STR)。国内外合わせて90以上の都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちら。空港から市内への移動は「ホーエンツォレルン城:徹底ガイド」をご覧ください。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

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シュトゥットガルトからウルム

■ウルム中央駅
 
photo by:Christian Wolf

 

シュトゥットガルト中央駅から、ウルム中央駅へ直通列車が出ています。

・3時頃~22時半頃まで運行
・1日20本程度
・所要時間:約1時間
・料金:12.90€~

 

 

ミュンヘンからウルム

■ミュンヘン中央駅
 
photo by:Gunnar Klack

 

ミュンヘン中央駅から上記のウルム中央駅へ直通列車が出ています。ミュンヘン空港から市内への移動は「ノイシュバンシュタイン城①ミュンヘンからのアクセス」をご覧ください。

・1日40本程度
・3時半頃~24時頃まで運行
・所要時間:約1時間20分
・料金:12.90€

 

 

ウルム大聖堂

 

 

ドイツ最大のプロテスタント教会で、ゴシック様式の大聖堂です。「1383年に完成していた教会」を「大聖堂に変更する計画」が「1392年に出た」ことで工事が始まります。しかし「1529年から1844年まで工事が中断」され、最終的に「1890年に完成」しました。紆余曲折という感じですね(^^;)

 

■1854年                ■現在
ウルムへの行き方と見どころ ウルムへの行き方と見どころ

photo by:Ulamm

 

尖塔の高さは161.53m。現在でも教会建築として世界一の高さを誇ります(,,゚Д゚)

 

ウルムへの行き方と見どころ

 

入り口の扉の上には「最後の審判」や「創世記」が彫刻で描かれています。「地球」が描かれているため「この時代にはすでに世界が球体であることが分かっていた」ことを示す歴史的な証拠になっています。

 

 

建物の長さは123.56m、幅は48.8m。内部も広く、身廊の高さは42mにもなります。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

■受胎告知                 ■聖母の訪問
ウルムへの行き方と見どころ ウルムへの行き方と見どころ
photo by:Joachim Köhler             photo by:Joachim Köhler

 

美しいステンドグラスも見どころですが、元々あったものは戦時中に割れてしまったので、現在のステンドグラスは修復されたものになります。中でも見逃せないのが「アインシュタイン」のステンドグラスです(,,゚Д゚)

 

ウルムへの行き方と見どころ
photo by:dierk schaefer

 

中心にビッグバンがあり、左側にアインシュタインら科学者の顔が描かれています。さらに、この右側にはアインシュタインとガリレオの数式が描かれています。

 

ウルムへの行き方と見どころ
photo by:Bonvol

 

このステンドグラスは大聖堂の入り口を通って右側にあります。そしてハイライトはやはり塔です。141m地点に展望台がありまして、768段の階段で登ることができます。

 

 

階段はとても狭いです。かなり疲れるので心してのぞんでください(^^;)

 

 

こちらが頂上です。塔に登れる大聖堂は多々ありますが、ここの展望台は見てのとおり「柵で囲われた屋根の上」という感じで、とても変わっています。オレンジの屋根が並ぶウルムの街並みを一望してください(^^)

 

 

塔に登らないと見られない装飾も多々あり、精緻なガーゴイルがウルムの街を見守っているのが分かります。

 

■南側                   ■西側
ウルムへの行き方と見どころ ウルムへの行き方と見どころ
photo by:Florian Holzhauer             photo by:Globus.tut.by

■ウルム大聖堂
・4~9月:9~19時
・10~3月:10~17時

 

■塔
・4~9月:9~18時
・2、3、10月:10~16時
・11~1月:10時~15時45分

 

 

ウルムの見どころ

世界一傾いた家
 

 

「シーフェス・ハウス(Schiefes Haus)」と呼ばれていて「傾いた家」を意味します。1443年に建てられた普通の建物なのですが、川側の地盤が柔らかかったために徐々に傾いてきて、今では約10度も傾いていますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

 

1995年からはホテルとして利用されていて、1997年には「世界一傾いた家」ということでギネスブックに登録されました。一番高い部分と低い部分の差は約40cmにもなるそうですΣ(・∀・;) 今でも宿泊することができます。

 

世界の変わった建物については「世界の変わった外観の建物総特集」をご覧ください。

 

 

 

ベロを出したアインシュタインの顔がロケットにくっついていて、下から流れる水がロケットの噴射のように見えます。これが意外と大きいので迫力がありますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

 

世界のすごい噴水については「ドブロブニク②旧市街の見どころ」のページに一覧を載せておりますので興味のある方はご覧ください。

 

 

 

1370年に造られた建物で、壁一面に素晴らしいフレスコ画が描かれています。最初は百貨店でしたが、1417年から市庁舎として使われています。

 

 

「ウルム大聖堂」徹底ガイド 【旅の大事典】 「ウルム大聖堂」徹底ガイド 【旅の大事典】
photo by:Joachim Köhler             photo by:Joachim Köhler

 

スズメはウルムのシンボルで「その昔、ウルム大聖堂を建設中の大工が、スズメの巣作りを見て参考にした」という冗談話が元になっています。街の至る場所にスズメがいるので探してみるのも楽しいと思います(^^)

 

以上になります。アインシュタインが生まれた地にそびえ立つ「神の指」。ぜひ行ってみてください。

 

 

世界のステンドグラスがすごい教会

■ロザリオ教会(エルサルバドル)

首都のサンサルバドルにある教会で、中米のみならず世界全体で見ても屈指の美しさを誇ります。詳細は下記からご覧ください。

「ロザリオ教会」徹底ガイド

■ベルン大聖堂(スイス)

photo by:Andreas Praefcke

ベルンのシンボルで、尖塔の高さはスイスで最大の100.6mにもなります。ステンドグラスの美しさに定評があり、特にペストの大流行を描いた「死のダンス」は必見です。詳細は下記からご覧ください。

「ベルン②観光の見どころ」徹底ガイド

■アーヘン大聖堂(ドイツ)

神聖ローマ帝国の皇帝約30人が戴冠式を行った場所で「皇帝の大聖堂」と呼ばれています。カール大帝の玉座など見どころ盛りだくさんですが、特にステンドグラスが素晴らしいです。詳細は下記からご覧ください。

「アーヘン大聖堂」徹底ガイド

■カイザー・ヴィルヘルム記念教会(ドイツ)

ドイツのベルリンにある教会で、大戦の被害を受けた「旧教会」と現代的な「新教会」が並んでいます。旧教会はフレスコ画が素晴らしく、新教会はステンドグラスが圧巻です。詳細は下記からご覧ください。

「ベルリン②市内の見どころ(1)」徹底ガイド

■ドン・ボスコ聖堂(ブラジリア)

外観は普通なんですが、内部は圧巻の空間になっています。詳細は下記からご覧ください。

「ブラジリア②観光の見どころ」徹底ガイド

■ブラジリア大聖堂(ブラジル)

photo by:Razvan Orendovici

ブラジリアの象徴ともいえる建築物で、内部も教会とは思えない近未来なデザインになっています。詳細は下記からご覧ください。

「ブラジリア②観光の見どころ」徹底ガイド

■リオデジャネイロ大聖堂(ブラジル)

1976年に造られたモダン建築の教会で、リオデジャネイロのランドマークの1つです。詳細は下記からご覧ください。

「リオ・デ・ジャネイロ②セントロの見どころ」徹底ガイド

■サント・シャペル(フランス)

13世紀に造られた教会で、パリで最も美しいとされるステンドグラスが有名です。詳細は下記からご覧ください。

「パリ③1区~4区の見どころ」徹底ガイド

■シャルトル大聖堂(フランス)

パリからすぐに行ける大聖堂で、外観も素晴らしいですがステンドグラスは「ヨーロッパで最も美しい」と言われています。詳細は下記からご覧ください。

「シャルトル大聖堂」徹底ガイド

■サン・ナザール大教会堂(フランス)

photo by:Jorge Láscar

ヨーロッパ最大の城壁都市である「カルカッソンヌ」にあり、ステンドグラスの美しさに定評があります。詳細は下記からご覧ください。

「カルカッソンヌ②観光の見どころ」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的な教会や修道院がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。当サイトで取り上げている教会や修道院の中から、特にすごい155ヶ所をテーマ別にご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ウィーン(約12時間)

・ウィーン-ミュンヘン(約1時間)

ベストシーズン 5月~9月
外務省 海外安全情報 ドイツ
ガイドブック ドイツのガイドブック
ビザ シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。
パスポート残存期間 シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。未使用査証欄1ページ以上
時差 夏:-7時間/冬:-8時間
チップ ・タクシーやレストラン:10%

・ホテルで荷物を運んでもらう:1ユーロ

日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるドイツ語 ①おはよう。

Guten Morgen. (グーテン・モルゲン)

 

②こんにちは。
Guten Tag.(グーテン・ターグ)

 

③こんばんは。
Guten Abend.(グーテン・アーベント)

 

④ありがとう。
Danke schön. (ダンケ シェーン)

 

⑤さようなら。
Tschüss.(チュース) 

 

⑥はい・いいえ。
Ja・Nein.(ヤー・ナイン)

 

⑦~へ行きたい。
Ich möchte ~ gehen.
(イッヒ メヒテ ~ ゲーエン)

 

⑧これがほしいです。
Ich möchte das.
(イッヒ メヒテ ダス)

 

⑨これはいくらですか?
Wie viel kostet das?
(ヴィー フィール コステット ダス)

 

⑩値下げしてくれませんか?
Konnen Sie~?
(ケンネン ズィー~?)

電圧とプラグ 230V

コンセントタイプ

通貨 ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(CENT)。1ユーロ=100セント。

 

日本大使館 HP

ドイツの絶景一覧

ドイツの絶景

 

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