パリは、古くから「花の都」と呼ばれるフランスの首都です。同国の最大の都市であり、紀元前3世紀からの記録が残る古都でもあります。たくさんの見どころがあるため、当サイトでは6ページに渡り特集しておりますので、下記からご覧ください。こちらのページは「パリ③1区~4区」になります(^^)
「パリ③1区~4区」徹底ガイド:目次
1・パリの見どころ一覧
2・1区
2-1:ルーヴル美術館
2-2:オランジュリー美術館
2-3:コンシェルジュリー
2-4:ノートルダム大聖堂
2-5:サント・シャペル
3・3区
3-1:ピカソ美術館
4・4区
4-1:ポンピドゥー・センター
5・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
パリには多くの見どころがありますが、ここは外せないという23ヶ所を厳選しました。こちらのページでは青のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。
年間で1000万人以上が訪れる世界最大の美術館です。詳細は「パリ②ルーブル美術館」をご覧ください。
photo by:Traktorminze
印象派とポスト印象派の美術館で、セザンヌ、マティス、モディリアーニ、モネ、ピカソ、ルノワール、シスレー、スーティンなどの作品を収蔵しています。最大の見どころはモネの「睡蓮」。元々この建物は、テュイルリー宮殿の「オレンジ温室」でしたが、1927年にモネの「睡蓮」の連作を収めるために美術館として整備されました。
photo by:Brady Brenot
「睡蓮」はモネが水生植物の「睡蓮」を題材に描いた一連の絵画の総称で、実は全部で200点以上があります。オランジュリー美術館には最晩年に制作した大装飾画が収められています。
【オランジュリー美術館】
・メトロ1・8・12号線「Concorde駅」
・水~月:9時~19時
・火:休み
・料金:9€
セーヌ川の中洲「シテ島」にあり、もともとは6世紀頃から王宮として使われていましたが、1370年より牢獄として使われはじめました。特に1789年のフランス革命後には革命裁判所が設置され、約2年間で2780名に死刑判決がくだされましたΣ(゚∀゚ノ)ノ
その中には、かの有名なマリーアントワネットもいて、当時は「入ったら必ず死刑になる」ということで「死の牢獄」「ギロチン控えの間」などと呼ばれていました。「シーザーの塔」「銀の塔」「ボンベックの塔」「時計の塔」という4つの塔があり「時計の塔」には現存するフランス最古の壁時計がかけられています。
【コンシェルジュリー】
・メトロ4番線「Cité駅」
・9時半~18時
・料金:9€
1345年に完成したゴシック建築の教会で、全体の色合いから「白い貴婦人」と称されています。大聖堂は全長127.5m、身廊の高さは32.5m、幅は12.5mで、当時としては桁違いに大きな規模のものでした(,,゚Д゚)
数々の歴史的な出来事の舞台としても有名で、1455年には「ジャンヌ・ダルク」の裁判が行われ、また1804年にはナポレオンの戴冠式が行われています。
パリの中心はノートルダム大聖堂前の広場に定められていて「POINT ZERO(ポワンゼロ)」という円形の石版が目印です。
大聖堂には3つの入口があり、中央の入口は「最後の審判」の場面が精緻な彫刻で描かれています。左の入り口は「聖母戴冠」、右の入り口は「聖女アンナ」がテーマとなっています。
内部は荘厳で、特に「バラ窓」と呼ばれる3つのステンドグラスは圧巻です。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
しかし、2019年4月15日に大規模な火災が発生し、尖塔などが焼失してしまいました。
現在は修復中のため入場は出来ません。しかし、いずれは入場が再開されるはずなので、そのときを待つのみです(^^)
■最寄り駅
メトロ4号線「シテ駅(Cite)」
13世紀に造られた教会で、シテ島の「パレ・ド・ジュスティス」という歴史的建造物の一部です。無数の見どころがあるパリにおいても屈指の人気スポットで、年間で100万人以上が訪れます。
裁判所、弁護士会、検察局など主に司法関係の機関が入っているのですが、特筆すべきは「パリで最も美しい」と称されるステンドグラスです。
すごいですよね(,,゚Д゚) 日本語の説明書も置いてあり、各ステンドグラスのストーリーを理解できます。ヨーロッパの教会は、ときに完成まで数百年かかっているものも珍しくないですが、こちらはなんと5年前後で造られています。
■最寄り駅
・メトロ4号線「シテ駅」
■営業時間
・3~10月:9時半~18時
・11月~2月:9時~17時
世界のすごい教会については「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。
ピカソの遺族が相続税として物納した作品が中心となっていて、1973年に死去したピカソが最後まで手元に留めていた貴重な作品も多く収蔵されています。
また、ピカソの作品だけではなく、彼自身が収集したブラック、セザンヌ、ドガ、マティスなどの作品もあります。作品は、青の時代、バラ色の時代、キュビスム、新古典主義、シュルレアリスムと年代順に展示されていて、ピカソの画風の変化をたどることができます。
ただ「教科書で見たことがある超有名作品」は実はここには1つもありません(^^;) 例えば「ゲルニカ」はスペイン・マドリードの「ソフィア王妃芸術センター」に、「アビニヨンの娘たち」は「ニューヨーク近代美術館」にあります。
【ピカソ美術館】
■最寄り駅
・メトロ1番線「Saint-Paul駅」
・メトロ8番線「Saint Sébastien Froissart駅」
■営業時間
・火~金:10時半~18時
・土日祝:9時半~18時
・月曜日休み
■料金
・12€
・毎月第一日曜は無料
世界の美術館については「世界の博物館&美術館総特集」をご覧ください。
4区
photo by:Leland
「総合文化施設」とされていて、公共情報図書館、国立近代美術館、映画館、カンディンスキー図書館、国立音響音楽研究所などで構成されています。鉄骨や配線がむき出しですが、そういうデザインになっています。上部からはパリを一望できます(^^)
特に国立近代美術館は、近現代美術のコレクションとしてはヨーロッパ最大で、世界的にもニューヨーク近代美術館 (MoMA) に次いで第2の規模。ピカソ、シャガール、ダリ、ウォーホルなどの作品をはじめとして、10万点以上の作品が収蔵されています。
ただ「教科書で見たことがある超有名作品」というのは正直ありません(^^;)
【ポンピドゥー・センター】
■最寄り駅
・メトロ11番線「Rambuteau駅」
・メトロ1・11番線「Hôtel de Ville駅」
・メトロ1・4・7・11・14番線「Châtelet駅」
・RER A・B・D線「Châtelet Les Halles駅」
■営業時間
・金~水:11時~22時
・木:11時~23時
・火曜日休み
■入場料
・14€
・毎月第一日曜は無料
世界のすごい図書館や書店は「ブエノスアイレス:徹底ガイド」のページに一覧を載せておりますので興味のある方はご覧ください。
以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | 日本-パリ(約13時間) |
---|---|
ベストシーズン | 春~秋 |
外務省 | 海外安全情報 フランス |
ガイドブック | フランスのガイドブック |
ビザ | シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。 |
パスポート残存期間 | シェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上。未使用査証欄見開き2ページ以上。 |
時差 | 夏:-7時間/冬:-8時間 |
チップ | ・レストラン:基本的には不要
・荷物を運んでもらう:2~5ユーロ |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるフランス語 | ①おはよう。
Bonjour.(ボンジュール)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 220V |
通貨 | ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。
|
日本大使館 | ・HP |
フランスの絶景一覧 |
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
■赤のアイコン
個別のガイド記事です。
■その他の色のアイコン
1つの国に同系統の場所が複数あるときや、多くの見どころが集中している大都市などは、1つのページで複数の場所をご紹介していて、それらが同じ色になっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。