アーヘン大聖堂は、かのカール大帝が命じて造らせたという、ヨーロッパでも最古の大聖堂の1つです。「皇帝の大聖堂」と呼ばれ、ドイツでも屈指の格調高い場所として知られています。ケルンから日帰りで行くことができます(^^)
「アーヘン大聖堂」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:ケルン
1-2:アーヘン
2・ケルンからアーヘン
3・ボンからアーヘン
4・デュッセルドルフからアーヘン
5・ドルトムントからアーヘン
6・アーヘン大聖堂
7・世界のステンドグラスがすごい教会
8・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
ケルンはドイツで4番目に大きな都市で、1世紀からの歴史を持つ古都でもあります。1389年に創設されたケルン大学はドイツ最古の大学として知られています。人口は約110万人。
最寄りの空港はケルン・ボン空港(CGN)。国内外合わせて110都市以上に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。空港から市内への移動方法は「ケルン大聖堂:徹底ガイド」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
アーヘンはベルギーやオランダと国境を接している街で、古代ローマ時代から温泉療養地として発展してきました。カール大帝が好んで滞在し「新ローマ」とも呼ばれた時代もあります。人口は約25万人。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(CENT)。1ユーロ=100セントで、現地では「オイロ」と「ツェント」と呼ばれています。本日のレートはこちら。
■ケルン中央駅
photo by:Raimond Spekking
ケルン中央駅からアーヘン中央駅へ直通列車が出ています。
・1日7本程度
・所要時間:33分
・料金:17.9€
■アーヘン中央駅
photo by:A.Savin
ケルン・ボン空港からアーヘンへ1日5本程度直通バスが出ています。「Ouibus」と「FlixBus」で、所要時間は約1時間、料金は0.99~5.99€です。
「Flixbus」が、こちらの乗り場からアーヘンへの直通バスを出しています。電車だと直通は無くて、ケルンで乗り換えになります。
■バス
・1日1本程度
・所要時間:約1時間45分
・料金:約7€
デュッセルドルフからアーヘン
photo by:Christian A. Schröder
デュッセルドルフ中央駅から、上記のアーヘン中央駅へ多くの直通列車が出ています。
・5時半頃~24時半頃まで運行
・頻繁に運行
・所要時間:約1時間半
・料金:24.7€
ドルトムントからアーヘン
photo by:DortmunderWestfront
ドルトムント中央駅から、上記のアーヘン中央駅へ多くの直通列車が出ています。
・6時頃~20時頃まで運行
・1日20本程度運行
・所要時間:約2時間半
・料金:17.9€
アーヘン大聖堂は、この地をよく訪れていたカール大帝が768年に命じて造らせたもので、北部ヨーロッパでは最古の大聖堂です。936年から1531年の長きに渡り、神聖ローマ帝国の皇帝約30人が戴冠式を行った場所で「皇帝の大聖堂」と呼ばれています。駅からは徒歩だと約15分です。
バスだと、駅前のバス停から「1・11・14・21・44・46番」のどれかに乗り、「エリーゼンブルネン(Elisenbrunnen)」のバス停で下車し、徒歩3分です。
外観は「城」という感じもあり、多くの古城が残るドイツらしい建物です(^^) 1978年に初めて世界遺産が12件登録された中の1つでもあります。
中に入ると美しい大理石で造られた柱や壁が目を引きます(,,゚Д゚) 画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
中心は八角形になっていて、これは「8」という数字がキリスト教において「復活」を意味する重要な数字だからだそうです。高さは32mもあり、荘厳な空間になっています。
こちらはカール大帝の玉座ですΣ(゚∀゚ノ)ノ カール大帝は、8世紀にヨーロッパの広大な土地を支配したフランク王国の国王であり、初代神聖ローマ皇帝ともみなされる歴史上の偉人です。彼は814年に亡くなりましたが、遺体は今もアーヘン大聖堂の特別神殿に安置されています。
古典主義様式、ビザンティン様式、ゲルマン様式、フランク王国様式と様々な様式が織り混ぜられていて、天井や壁のフレスコ画も非常に見応えがあります。そして、最大の見どころがこちらです。
カール大帝の没後600年を記念し造られた
「ガラスの礼拝堂」と呼ばれる場所で
高さは25.6m、面積は約1000㎡。
60年をかけて造られた圧巻の美しさで
アーヘン大聖堂の代名詞となっています。
もともとのガラスは第2次世界大戦のときに
ほとんど割れてしまい、現在のガラスは
1980年までに修復されたものです。
大聖堂には宝物館が併設されていて
「カール大帝の胸像」「ペルセフォネの
石棺」「ロタールの十字架」など、
貴重な品々が保管されています。
photo by:Beckstet
■アーヘン大聖堂
・入場:無料
・写真撮影:1€
・ミサのときは入場不可
以上になります。ドイツで最も格調高い「皇帝の大聖堂」。ぜひ行ってみてください(^^)
■ロザリオ教会(エルサルバドル) |
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首都のサンサルバドルにある教会で、中米のみならず世界全体で見ても屈指の美しさを誇ります。詳細は下記からご覧ください。 |
■ベルン大聖堂(スイス) |
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![]() photo by:Andreas Praefcke |
ベルンのシンボルで、尖塔の高さはスイスで最大の100.6mにもなります。ステンドグラスの美しさに定評があり、特にペストの大流行を描いた「死のダンス」は必見です。詳細は下記からご覧ください。 |
■カイザー・ヴィルヘルム記念教会(ドイツ) |
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ドイツのベルリンにある教会で、大戦の被害を受けた「旧教会」と現代的な「新教会」が並んでいます。旧教会はフレスコ画が素晴らしく、新教会はステンドグラスが圧巻です。詳細は下記からご覧ください。 |
■ドン・ボスコ聖堂(ブラジリア) |
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外観は普通なんですが、内部は圧巻の空間になっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■ブラジリア大聖堂(ブラジル) |
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![]() photo by:Razvan Orendovici |
ブラジリアの象徴ともいえる建築物で、内部も教会とは思えない近未来なデザインになっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■リオデジャネイロ大聖堂(ブラジル) |
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1976年に造られたモダン建築の教会で、リオデジャネイロのランドマークの1つです。詳細は下記からご覧ください。 |
■サント・シャペル(フランス) |
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13世紀に造られた教会で、パリで最も美しいとされるステンドグラスが有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
■シャルトル大聖堂(フランス) |
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![]() |
パリからすぐに行ける大聖堂で、外観も素晴らしいですがステンドグラスは「ヨーロッパで最も美しい」と言われています。詳細は下記からご覧ください。 |
■サン・ナザール大教会堂(フランス) |
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![]() photo by:Jorge Láscar |
ヨーロッパ最大の城壁都市である「カルカッソンヌ」にあり、ステンドグラスの美しさに定評があります。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な教会や修道院がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。当サイトで取り上げている教会や修道院の中から、特にすごい155ヶ所をテーマ別にご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本-ウィーン(約12時間)
・ウィーン-ケルン(約1時間45分) |
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ベストシーズン | 5月~9月 |
外務省 | 海外安全情報 ドイツ |
ガイドブック | ドイツのガイドブック |
ビザ | シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。 |
パスポート残存期間 | シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。未使用査証欄1ページ以上 |
時差 | 夏:-7時間/冬:-8時間 |
チップ | ・タクシーやレストラン:10%
・ホテルで荷物を運んでもらう:1ユーロ |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるドイツ語 | ①おはよう。
Guten Morgen. (グーテン・モルゲン)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 230V
|
通貨 | ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(CENT)。1ユーロ=100セント。
|
日本大使館 | ・HP |
ドイツの絶景一覧 |
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