
クレイジーハウスはベトナムのダラットにあるゲストハウスで、1990年から建築が始まったものの未だに完成に至っていません。その独特なデザインも相まって「東洋のサグラダファミリア」とも呼ばれています(^^)
「クレイジーハウス」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:ダラット
1-2:ホーチミン
2・空港から市内への移動
3・ホーチミンからダラット
3-1:寝台バス
3-2:普通のバス
4・クレイジーハウス
5・世界の「個人が造った観光名所」
6・コメント欄
7・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
ダラットは中央高原に位置するラムドン省の省都で、標高は約1400m。フランス植民地時代に避暑地として開発されました。人口は約20万人。
最寄りの空港はダラットの「リエンケオン国際空港」(DLI)。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。宿泊したい範囲に拡大縮小したら、上の灰色の部分から日付などを選択。「Search」を押していただくと「Agoda」の検索結果に飛びますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ
ホーチミンはベトナム最大の都市であり、フランス統治時代の面影が残る美しい街並みと、バイクや車が混雑する典型的なアジアの風景が混在しています。市街中心部の旧称は「サイゴン」で今でも普通に使われています。人口は約840万人。
最寄りの空港はホーチミン空港(SGN)。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。空港から市内への移動は「タンディン教会:徹底ガイド」をご覧ください。
宿はこちら。宿泊したい範囲に拡大縮小したら、上の灰色の部分から日付などを選択。「Search」を押していただくと「Agoda」の検索結果に飛びますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ
通貨はドン(通貨コード:VND、記号:₫)。補助通貨は「ハオ」と「シュウ」がありますが、現在は現金の単位としては使われていません。本日のレートはこちら。
空港は市内中心部から南に約30km離れています。市内への移動方法は、バス、タクシー、空港送迎の3つです。
■バス
・所要時間:約50分
・料金:4~5万ドン
■タクシー
・所要時間:30~40分
・料金:25~35万ドン
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
「FUTA Bus Lines」のバスが有名で、特に夜行寝台バスが人気です。ベトナムの寝台バスは種類が様々で、スタンダードタイプはこちら。
上のランクにすると個室タイプもあります。やはりこちらの方が快適ですよね(^^)
・早朝から深夜まで運行
・30分に1本程度
・料金:25万~45万ドン
・所要時間:約7時間
「ミエンドン・バスターミナル」(東部バスターミナル)から普通のバスが出ています。約7時間なので、普通のバスでもありだと思います。
・4~11時半まで運行
・30~60分に1本程度
・所要時間:約7時間
・料金:20万~35万
■ダラットのバスターミナル
ホーチミンからダラットへのアクセスは、ネットで一括検索できます。
1990年から建築が開始されたゲストハウスで、その独特なデザインと、未だに完成に至っていない点から「東洋のサグラダファミリア」と呼ばれる事もあります。ダラットの中心部から車で約10分なので、タクシーやバイクタクシーが便利です。入り口の門をくぐるとチケット売り場があります。

photo by:Trans World Productions
建築当初は「ダラットの雰囲気に合わない」と反対意見が噴出して、取り壊されそうになりましたが、現在では年間10万人が訪れる名所となりましたΣ(゚∀゚ノ)ノ とにかくどこを見ても不思議な世界になっています。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
デザインしたのはベトナムの女性建築家ダン・ヴィエト・ガーさん。モスクワ大学で建築を学んだ後、故郷に戻ってクレイジーハウス建築に着工しました。現在は80歳くらいなんですが、まだライフワークとして作業を続けているそうです(,,゚Д゚)
総面積は1600平方m。約480坪なので、テニスコート8面分に相当する広さです。デザインは独特な手法がとられていて、「設計図などは使わず、彼女が描いた絵を職人達が3次元に転化させていく」のだそうですΣ(゚∀゚ノ)ノ メインの建物は「木」のイメージで造られていて、内部もグニャグニャです。
建物全体を通して直角の場所はほとんどなく、自然の形状を反映した複雑な構造になっています。通路は建物の屋根の上にも至っていて、ダラットの町を見渡すことが出来ます。
部屋は10室あり、それぞれテーマがあります。
■クマ
photo by:Mr. Theklan
■トラ
photo by:Trans World Productions
■カンガルー
photo by:thalling55
■タカ
photo by:Trans World Productions
これらは単なるデザインというわけではなく、特定の国と結び付けられています。例えば「クマ」の部屋は「大きくて強いアメリカ人」。「アリ」の部屋は「勤勉で、しかし赤アリのように反撃することもあるベトナム人」などなど(^^)
他にも「海」「キリン」「カエル」「キノコ」「クモの巣」など、自然界の様々なものが、建物の各所にモチーフとして反映されています。

photo by:Trans World Productions
インスタ映えも抜群なので、特に女性客で賑わっています。敷地内にはカフェや土産物屋もありまして、丸1日でも過ごすことができます。そしてそもそもゲストハウスなので、もちろん泊まることが出来ます。料金などの詳細はこちらからご覧ください。
■クレイジーハウス
・営業時間:7~19時
・料金:35000ドン
以上になります。ベトナムのファンタジーホテル「クレイジーハウス」。ぜひ行ってみてください(^^)
ダラットは日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
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■サルベーション・マウンテン(アメリカ) |
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ロサンゼルスの砂漠に現れるアート作品で、1人の男性が約30年を掛けて造り上げました。詳細は下記からご覧ください。 |
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■シュライン・オブ・ザ・グロット(アメリカ) |
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アイオワ州にある教会で、1人の男性が病気からの回復を聖母マリアに願い、回復のお礼として生涯をかけて建設しました。詳細は下記からご覧ください。 |
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■パネロラパーク(オーストラリア) |
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1人のスペイン人移民が造り上げた遺跡風の邸宅で、クイーンズランドでも有名なテーマパークの1つです。詳細は下記からご覧ください。 |
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■ミラーハウス(クウェート) |
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| アーティスト夫妻が40年かけて手作りした住宅で、今ではクウェートの人気観光地になっています。詳細は下記からご覧ください。 | |
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■サグラダファミリア(スペイン) |
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言わずとしれた「未完の大聖堂」で、アントニオ・ガウディが生涯をかけて建設に取り組みました。詳細は下記からご覧ください。 |
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■彩虹眷村(台湾) |
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台湾の台中市にある村で、1人のおじいちゃんが造り上げました。「台湾の10大インスタ映えスポット」にも選ばれています。詳細は下記からご覧ください。 |
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■三芝頂上寺貝穀廟(台湾) |
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photo by:Outlookxp |
台湾の台北にある、1人の男性がサンゴと貝殻で造り上げた廟で、写真集「奇界遺産」で取り上げられ日本でも知名度を増しました。詳細は下記からご覧ください。 |
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■シュヴァルの理想宮(フランス) |
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オートリーヴという小さな村に、1人の男性が33年をかけて造り上げた宮殿です。2019年には映画にもなり世界的に話題になりました。詳細は下記からご覧ください。 |
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■ピカシェットの家(フランス) |
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1人の不遇な人生を送る男性が、自己の内面から湧き上がってきた衝動にもとづいて創り上げた芸術作品です。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも面白いデザインの建物がたくさんあります。興味のある方は「世界の変わった外観の建物総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げているものの中から特にスゴい94ヶ所を7つのテーマに分けてご紹介しています(^^)
| 航空便例 | ・日本-ホーチミン(約7時間)
・ホーチミン-ダラット(約1時間) |
|---|---|
| ベストシーズン | 11月~4月(乾季) |
| 外務省 | 海外安全情報 ベトナム |
| ガイドブック | ベトナムのガイドブック |
| ビザ | 15日以内の観光ならビザ不要。 |
| パスポート残存期間 | 入国時6ヶ月以上 |
| 時差 | -2時間(サマータイム無し) |
| チップ | 基本的には不要 |
| 日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
| 現地で使えるベトナム語 | ①おはよう。
Xin chào.(シンチャオ)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
| 電圧とプラグ | 220V
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| 通貨 | ドン(通貨コード:VND、記号:₫)で、補助通貨は無し。
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| 日本大使館 | ・HP |
| ベトナムの絶景一覧 |
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