ミヒンタレーへの行き方と見どころ

 

「文化三角地帯」は、スリランカの中央部にある「アヌラ―ダブラ」「ポロンナルワ」「キャンディー」という3つの都市を線で結んだときに現れる三角形のエリアのことです。世界的に有名なシーギリヤ・ロックをはじめとして、たくさんの古代遺跡が集中しています。

 

当サイトでは8ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「文化三角地帯②ミヒンタレー」になります(^^)

 

 

「文化三角地帯②ミヒンタレー」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

アヌラ―ダブラ
 

 

アヌラ―ダブラは、紀元前5世紀頃~紀元後11世紀頃までスリランカ北部を支配した王朝の首都でした。紀元前3世紀には仏教が伝来していて、多くの遺跡が残されています。人口は約63000人。

 

最寄りの空港はシーギリヤ空港(GIU)。コロンボとトリンコマリーとのみ就航しています。最新の就航路線一覧はこちら格安航空券はこちらです。

 

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ミヒンタレーは、スリランカで最初に仏教が伝来したとされる場所です。10世紀頃に仏教施設が破壊されてしまい、12世紀頃に再興したものの再び放置されてしまいます。そして1934年になってジャングルの中から発見されました。

 

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通貨はスリランカ・ルピー(通貨コード:LKR、記号:Rs)。補助通貨は「スリランカ・セント(Cts)」ですが、ほとんど使われていません。1ルピー=100セントで、本日のレートはこちら。

 

 

 

アヌラーダプラからミヒンタレー

■ニューバスステーション
 

 

アヌラーダプラのニューバスステーションから、ミヒンタレーへ直通バスが出ています。オールドバススタンドもあるので注意してください。

・6時~20時まで運行
・30分おきに運行
・所要時間:約30分
・料金:40ルピー

 

■オールドバススタンド
 

 

 

ミヒンタレー

「文化三角地帯②ミヒンタレー」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

見どころは「ラジャマハー・ヴィハーラ」という広大な寺院の遺跡です。「ミヒンタレー考古学博物館」を入口に、頂上の「マハー・サーヤ大塔」まで合計1840段の階段が延びていて、その周辺に見どころが点在しています。主な見どころを順にご紹介します(^^)

 

ミヒンタレーへの行き方と見どころ

 

階段がしっかり整備されているので安心ではあるんですが、体力的には疲れます。特に気温が高いと脱水症状や熱射病の危険性もありますから、飲料水や携行食を準備して無理せずに登ってください。途中にチケットセンターがあって、入場料は500ルピーです。

 

周辺にはサルがたくさんいてカワイイです。ただ、あまり近づかないようにしてください(^^;)

 

ミヒンタレーへの行き方と見どころ

 

最初の見どころは「カンタカ・チャイッテヤ」。階段を登って最初の踊り場を右に曲がると出てきます。

 

ミヒンタレーへの行き方と見どころ

 

紀元前60年頃に建てられた仏塔で、高さは12m、周囲は130mもあります。建造当初の高さは30mほどだったそうです。特にムーンストーンやガードストーンの保存状態が素晴らしいことで知られています。

 

ガードストーンは「東=ゾウ」「西=馬」「南=牛」「北=ライオン」と方向によって決まっているので、それを知っておくと方角が分かります(^^)

 

 

こちらは「ナーガ・ポクナ」。「ポクナ」は沐浴場のことで、ここは岩壁に「ナーガ(複数の頭を持つ蛇神)」が彫られていることから名付けられました。ナーガはインド神話に出てくる神様で、カンボジアのアンコール・ワットなどでも見られます。そして近くには「シンハ・ポクナ」があります。

 

 

「シンハ」はライオンのことで、後ろ足で立ち上がるライオンが彫られています。これはスリランカ古代彫刻の最高傑作の1つと言われているそうです。

 

さらに階段を上がっていくと広場があり「食堂跡」や「会議所跡」があります。近くにはプルメリアに囲まれた階段があり、そこを上がると真っ白な「アムバスタレー大塔」が出てきます。

 

ミヒンタレーへの行き方と見どころ

 

ここは「スリランカに仏教をもたらした僧」とされるマヒンダが、狩猟で鹿を追っていたスリランカのティッサ王に出会った場所と言われています。「アムバスタレー」は「マンゴー」という意味で、仏塔の中にはマンゴーの樹がまつられています。

 

ミヒンタレーへの行き方と見どころ

 

なぜマンゴーかというと、マヒンダは「ティッサ王が仏教を理解できる人間かどうか」を判断するために、こんな質問をしたと言われています。ややこしい話なので記号を使ってご紹介したいと思います(^^;)

マ:これは何の木でしょうか?
王:マンゴーの木(A)です。
マ:このマンゴーの木以外にもマンゴーの木(B)はありますか?
王:まだあります。
マ:そのマンゴーの木(B)の他に、まだマンゴーの木はたくさん(C)あります
  か?
王:はい、あります。
マ:では、そのマンゴーの木(B)と、その他のたくさんのマンゴーの木(C)の
  他にマンゴーの木はありますか?
王:はい、このマンゴーの木(A)です。

 

この質問でマヒンダは王が仏教を理解できると判断し、仏教を伝えたそうです。鹿は、実は山の神デーヴァが変身していたもので、王は鹿を追っているように見えて、実はマヒンダの元へ誘導されていたのだそうです。

 

王が仏教に帰依すると臣下達も続き、1週間で8000人以上が仏教徒になりました。「マヒンダ」の名前は、やがて「ミヒンタレー」として町の名前になりました。

 

そして、ここから西に進むとハイライトの1つである「インビテーション・ロック(Aradhana Gala)」が出てきます。

 

ミヒンタレーへの行き方と見どころ

 

インビテーション・ロックはティッサ王が鹿に誘導されてやってきたときに、マヒンダが瞑想をしていた場所とされています。

 

ミヒンタレーへの行き方と見どころ

 

傾斜は急なので、気をつけて頑張って登ってください。

 

ミヒンタレーへの行き方と見どころ

 

頂上からは絶景を一望できます。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

素晴らしいですね(,,゚Д゚) ちなみに、真っ白い仏像と巨大な仏塔が見えたと思います。

 

ミヒンタレーへの行き方と見どころ

 

この仏像については、あまり情報がありません…。高さ10mほどで、青空をバックに真っ白な姿が映えます(^^) そして、巨大な仏塔が山の頂上でありハイライトの「マハー・サーヤ大塔」です。

 

ミヒンタレーへの行き方と見どころ

 

直径41m。ミヒンタレーで最大の仏塔で、ブッダの遺髪が納められているそうです。ここからも素晴らしい景色が広がります。

 

 

内部には寝仏が安置されています。仏教伝来の地・ミヒンタレー。ぜひ行ってみてください。

 

ミヒンタレーへの行き方と見どころ

 

以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。

 

文化三角地帯は日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。

「文化三角地帯②ミヒンタレー」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

観光の基本情報

航空便例 日本-コロンボ(約9時間半)
ベストシーズン 1~3月/5~9月
外務省 海外安全情報 スリランカ
ガイドブック スリランカのガイドブック
ビザ ビザか「ETA」の取得が必要
パスポート残存期間 入国時6ヶ月以上
時差 -3時間半(サマータイム無し)
チップ ツアーガイドなど:500~1000ルピー
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるシンハラ語 ①おはよう。

スバ ウデーサナック ヴェーワー

 

②こんにちは。
アーユボーワン

 

③こんばんは。
スバ センデーワック ヴェーワー

 

④ありがとう。
ストゥティー

 

⑤さようなら。
アユボワン

 

⑥はい・いいえ
オウ・ネー

電圧とプラグ 230~240V

コンセントタイプ
コンセントタイプ

通貨 スリランカ・ルピー(通貨コード:LKR、記号:Rs)で、補助通貨は「スリランカ・セント(Cts)」(ほとんど使われていない)。1ルピー=100セント

 

日本大使館 HP

スリランカの絶景一覧

スリランカの絶景

 

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