トルクメニスタンへの入国とビザ取得方法

 

アフガニスタンは世界で最も治安が不安定な国の1つです。ただ、確かに現在は観光など到底出来る状態ではありませんが、昔はバッグパッカーが集う場所でもありました。今回は「もし、安心してアフガニスタンを観光できる日が戻ってきたら」ということで、主な見どころを4ヶ所ご紹介します。

 

こちらのページでは「アフガニスタンの概要」と、2つの美しい「青のモスク」をご紹介します。「バーミヤン遺跡」と「ジャムのミナレット」については「アフガニスタン②」をご覧ください(^^)

 

 

「アフガニスタン①2つのモスク」徹底ガイド:目次

 

アフガニスタンってどんな国?

アフガニスタンの概要と観光の見どころ

 

アフガニスタンは5万年前には人類が暮らしていた土地で、なんと約9千年前から定住が始まっていますΣ(゚∀゚ノ)ノ 面積は日本の約1.7倍にあたる約65.2万km²で、首都はカブール。人口は約3890万人で、実は多民族国家です。

 

アフガニスタンの概要と観光の見どころ

 

位置がまた微妙で、南のパキスタンは「南アジア」、北のトルクメニスタンやウズベキスタンは「中央アジア」、西のイランは「中東」です。となると、とりあえずアジアに属していそうですが、外務省のHPでは中東に区分されています。とはいえ、アジアに含められていることも多く、当サイトでは「~スタン系はアジア」と捉えて、アジアのカテゴリに入れています(^^;)

 

アフガニスタンの概要と観光の見どころ

 

古くは、四大文明の1つであるインダス文明のエリア内にありました。その後、ペルシャ、マケドニア、スキタイなどに支配されながら、イスラム勢力の時代を迎えます。てっきり、そのまま現代に至るのかと思いきや、13世紀にはモンゴル帝国が猛威をふるいます。

 

そして、大帝国のティムール朝やインドのムガル帝国などの支配を経て、19世紀に「アフガニスタン首長国」が誕生。その後、イギリスやロシアなどの影響を受けるも、1923年に完全に独立しました。立地的にユーラシア大陸の激動を全て味わってきたという感じですね( ̄□ ̄;)

 

■カブールに入るソ連兵
アフガニスタンの概要と観光の見どころ

 

しかし、一向に政情は安定せず「アフガニスタン王国」「アフガニスタン共和国」「アフガニスタン・イスラム共和国」「タリバン政権」「暫定政府」などが激しく入れ替わってきました。

 

 

2001年には「9.11同時多発テロ」が発生。アメリカは、アルカイダとウサマ・ビン・ラディンに容疑をかけ、潜伏地とみなしたアフガニスタンに空爆を開始。ここからアフガニスタン紛争が始まり、10年後の2011年にウサマ・ビン・ラディンが殺害されました。

 

■ウサマ・ビン・ラディン(左)
アフガニスタンの概要と観光の見どころ
photo by:Hamid Mir

 

ちなみに「タリバン」と「アルカイダ」が分かりづらいですよね(^^;) タリバンは「アフガニスタン国内のイスラム過激派組織」で、アルカイダは「イスラム系過激派の国際ネットワーク」ということのようです。つまり、タリバンは「1つの組織」ですが、アルカイダは「世界各地の色々な組織がときに協力し合う関係性」ということですね。

 

そして、2011年10月からアメリカ軍によるアフガニスタン統治が開始。ここから約10年間、つかの間の平穏が訪れます。

 

■2021年3月撮影のストリートビュー

 

こちらはカブール郊外の丘です。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。人々が集まって、街を一望する景色や凧揚げを楽しんでいる様子が分かります。特に注目すべきは女性の様子ですね。多くの女性が映っているだけでなく、服装も色鮮やかで、日常生活を楽しめていることが伝わってきます。

 

■タリバン政権に抗議する人々(2021.8)
アフガニスタンの概要と観光の見どころ
photo by:Abdulbasir Ilgor

 

しかし、2021年5月にアメリカ軍が撤退を表明するとタリバン勢力が復活。8月にはカブールを陥落させ新政府を樹立しました。アメリカ軍が撤退する際には、人々が飛行機にしがみつくなどの光景が見られ、その絶望のほどが分かります。

 

 

凄まじいですね…!現在、貧困や女性の人権剥奪が悪化していて、その情勢が世界的に注目されています。

 

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

アフガニスタンの概要と観光の見どころ 

 

拠点の街はカブール。アフガニスタンの首都であり最大の都市です。上記のとおり、世界的な地域区分の境目に位置するため、古くから「文明の十字路」と呼ばれて発展してきました。情勢が落ち着いていた時代には、旅行者が沈没する街としても知られていました。人口は約460万人。

 

最寄りの空港はカブールの「ハーミド・カルザイ国際空港(KBL)」。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです

 

宿はこちら。宿泊したい範囲に拡大縮小したら、上の灰色の部分から日付などを選択。「Search」を押していただくと「Agoda」の検索結果に飛びますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ

 

 

通貨はアフガニー(通貨コード:AFN、記号:؋)で、補助通貨はプル(pul)。1アフガニー=100プルで、本日のレートはこちら。

 

 

 

空港から市内への移動

アフガニスタンの概要と観光の見どころ 
photo by:Carl Montgomery

 

空港は市内中心部から北東に約7km離れています。移動方法はタクシーで、所要時間は約20分、料金は500~1000アフガニーです。

 

 

アフガニスタンの見どころ一覧

 

アフガニスタンの主な見どころを4ヶ所厳選しました。こちらのページでは赤のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。

 

 

サキ・モスク

アフガニスタンの概要と観光の見どころ 

 

アフガニスタンで古来より受け継がれてきた「ムハンマドのマント」が一時的に保管されていたという由緒あるモスクです。カブール大学やカブール動物園の近くにあり、アクセスも分かりやすいです(^^)

 

アフガニスタンの概要と観光の見どころ

 

アフガニスタンの概要と観光の見どころ アフガニスタンの概要と観光の見どころ

 

モスクの後ろには山の斜面に沿って茶色い家が並んでいます。そちらはまだ建物という感じですが、道路の周辺にはバラック小屋のような家が並び、アフガニスタンの貧しさが見て取れます。そんな中に色鮮やかなモスクがそびえる様子は、どこか非現実的な感じがします…。

 

アフガニスタンの概要と観光の見どころ
photo by:Hogai Aryoubi

 

それにしても見事なブルータイルですよね(,,゚Д゚) 青いモスクやマドラサといえば、ウズベキスタンの「サマルカンド」やイランの「イスファハーン」が有名ですが、それらを遥かに超える「全面青タイル」です。

 

■サマルカンド              ■イスファハーン
アフガニスタンの概要と観光の見どころ アフガニスタンの概要と観光の見どころ

 

アフガニスタンでなければ世界的なインスタ映えスポットになっていますよね…。平和にするだけで観光客がやってきて経済も潤うのに…と思うと、何とも残念です(=_=;) デザインはコーランの文様などが細かく描かれています。

 

アフガニスタンの概要と観光の見どころ
photo by:Hogai Aryoubi

 

 

ハズラット・アリ・マザール

アフガニスタンの概要と観光の見どころ 

 

カブールから北西に約420km離れた「マザーリシャリーフ」という街にあります。アフガニスタン北部の中心地で空港もある大都市です。この街のまさに中心に位置するのが「ハズラット・アリ・マザール」で、上から見るとこのモスクから東西南北に大通りが伸びているのが分かりますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

アフガニスタンの概要と観光の見どころ

 

造られたのはティムール朝時代の1481年。「マザール(Mazar)」は「廟」という意味で、聖職者ハズラット・アリの墓の上に建てられたので、この名前になりました。街の名前も、このモスクに由来しています。

 

アフガニスタンの概要と観光の見どころ

 

とにかく立派ですね( ̄□ ̄;) ここは、ペルシャ圏の新年にあたる「ノウルーズ」を祝う場として特に有名で、毎年数千人が訪れるそうです。

 

アフガニスタンの概要と観光の見どころ

 

アフガニスタンの概要と観光の見どころ アフガニスタンの概要と観光の見どころ

 

もはや青だけでなく様々な色で装飾されていて巨大な宝石箱みたいですね。そこに女性たちがアバヤをたなびかせながら歩く姿は、中世のイスラム世界に迷い込んでしまったかのようです(,,゚Д゚)

 

アフガニスタンの概要と観光の見どころ

 

アフガニスタンの概要と観光の見どころ アフガニスタンの概要と観光の見どころ

 

ちなみに、1アフガニー紙幣のデザインにもなっています。

 

アフガニスタンの概要と観光の見どころ

 

以上になります。続きまして「アフガニスタン②2つの遺跡」をご覧ください(^^)

 

 

中央アジアのすごいモスク

サマルカンドなど、1つの街にたくさんのモスクやマドラサがある場合は街単位で記載しています。

■サマルカンド(ウズベキスタン)

紀元前10世紀頃には都市として発展していた世界屈指の古都で、青を基調にした歴史的建造物が並ぶことから「青い都」と呼ばれています。詳細は下記からご覧ください。

「サマルカンド」徹底ガイド

■マイナーモスク(ウズベキスタン)

ウズベキスタンの首都・タシュケントに2014年に建てられたモスクで、新しいので非常にキレイです。詳細は下記からご覧ください。

「タシュケント」徹底ガイド

■ヒヴァ(ウズベキスタン)

ウズベキスタンで初めて世界遺産になった街で、「聖都」と称される宗教都市です。詳細は下記からご覧ください。

「ヒヴァ①アクセスと概要」徹底ガイド

■ブハラ(ウズベキスタン)

紀元前5世紀には城塞都市が築かれていた古都で、サマルカンドと同じくらい多くの歴史的建造物が並んでいます。詳細は下記からご覧ください。

「ブハラ①アクセスとカラーン・モスク」徹底ガイド

■トルクメンバシュ・ルーフ・モスク(トルクメニスタン)

中東の独裁国家・トルクメニスタンの首都であるアシガバートにあります。詳細は下記からご覧ください。

「アシガバート②市内の見どころ」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的なモスクがたくさんあります。興味のある方は「世界のすごいモスク総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げているものの中から特にスゴい38ヶ所を6つのエリアに分けてご紹介しています(^^)

 

 

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観光の基本情報

渡航の際は必ず最新情報を入念に確認してくださいm(_ _)m

入国まで
ビザ ■結論

2026年2月現在、オンラインビザやアライバルビザは無く、事前に「アフガニスタン大使館」や「領事館」でのビザ取得が必須。具体的には、①イスラマバード(パキスタン)、タシュケント(ウズベキスタン)、ドバイやアブダビ(UAE)、ドーハ(カタール)、イスタンブール(トルコ)など「安定してビザ発給が行われており、かつ、日本からの渡航・滞在も現実的な国のアフガニスタン大使館」で発給する。②ペシャワールやクエッタ(パキスタン)、マシュハド(イラン)、テルメズ(ウズベキスタン)という「陸路国境越えの拠点となる街にある領事館」で発給する。どちらも通常申請に加え「エクスプレス・サービス(特急申請)」が公的に実施されており、国境が開いてさえいれば、倍程度の料金(通常:80~100USドル/特急:150~200USドル)を払うことで即日~数日で問題なく発行される。

 

■現在までの流れ
コロナ禍までは、ハードルは高いものの、在日本アフガニスタン大使館で観光ビザの発給が可能だった(招聘状や現地の身元保証人が必要だった)。もちろん外務省は一貫して「退避勧告(レベル4)」を発出し、渡航自粛を強く求めていたが、ビザ取得自体を法的に差し止めることはなかった。当時はペシャワール(パキスタン)や、ホログ(タジキスタン)が「バックパッカーの聖地」、特にホログでは、ワハーン回廊への入国を目的とした旅行者に比較的寛容だった。

 

しかし、コロナ禍に「パンデミックによる陸路国境封鎖」「アメリカ軍の撤退=タリバン政権の復活」という2つが重なり、在日本アフガニスタン大使館の業務も事実上停止。一部のジャーナリストが特例で取得するのみで、一般観光客のビザ取得は不可能となった。

 

そしてコロナ後。タリバン政権は外貨獲得のため外国人観光客の受け入れを再開。とはいえ、在日本アフガニスタン大使館の業務は依然として「ままならない状態」が続いたため、2026年1月をもって全て停止。日本でのビザ取得は完全に不可能となった。しかし、上記のアフガニスタン大使館や、陸路国境越えの街の領事館では、エクスプレス・サービスを含めた観光ビザ発給が公式に再開されている。2024年の外国人観光客は7~9千人という発表だったが、2025年は1万2千人と発表された。

 

■現在の陸路国境越えルート
【ペシャワール(パキスタン)から】
アフガニスタン東部からの入国。トルカム国境を超えて、首都「カブール」に至る「定番ルート」。しかし、2025年10月から2026年1月にかけて、パキスタンとアフガニスタンの小競り合いにより数ヶ月に渡って完全閉鎖されていた。2026年2月現在は再開しているが、このルートは現在「いつ閉鎖されてもおかしくない」ことを念頭におくべき。

 

【クエッタ(パキスタン)から】
アフガニスタン南部からの入国。スピン・ボルダック国境を超えて、アフガニスタン第3の都市「カンダハール」へ至るルート。開放されているが、外国人には非常にハードルが高く、最も危険性が高いため非推奨。。バルチスタン州(パキスタン側)とカンダハールの政情・治安が極めて不安定であり、検問で追い返されるか、強制的に武装警察の護衛を付けられ、自由な旅が困難になるため。

 

【マシュハド(イラン)から】
アフガニスタン西部からの入国。イスラム・カラ国境を超えて、アフガニスタン第2の都市「ヘラート」へ至るルート。意外にも「両国のビザさえ取得すれば実用的で快適なルート」といえる。2026年初頭に「貿易ルートが新構築」されたため、道路は舗装され、検問所も近代化。以前のような「検問所でのカオスな行列」は緩和され、外国人観光客専用の窓口が機能している時間帯もあり、パキスタン国境に比べると「賄賂の要求リスク」も少なく、事務的にパスポートと許可証(Permit)を確認して処理してくれる傾向にある。悪路を長時間走る必要も無くなり、体力的な消耗も少ない。ただし、イラン・アフガニスタン共に「国際キャッシュカードが使えない」ため、十分なUSドルを持参しないと旅行中に資金がショートして詰んでしまうため注意。

 

肝心の「ビザ取得」について。まずイランは「日本人なら15日以内の観光はビザ不要」。しかし、このルールは「空路入国」かつ「年1回」などの制限が課される時期がある。よって、観光でアフガニスタンへ抜ける場合は「特殊なケースと自認してビザを取得しておく」方が安全。イランに渡航の際は必ず最新情報を確認すること。そして「イランでのアフガニスタンビザ取得」については、マシュハドのアフガニスタン領事館はバックパッカーの間で「最もビザが取りやすい場所の一つ」として知られている。エクスプレス・サービスなら「当日の午後」に発給されることが多い。

 

【テルメズ(ウズベキスタン)から】
アフガニスタン北部からの入国。ハイラタン国境を超えて、アフガニスタン北部の最大都市「マザーリシャリーフ」へ至る「現在の推奨ルート」。2025年後半に外国人への開放が完全に再開され、現在のところバックパッカーに安定的に利用されている。このときアムダリヤ川に架かる「アフガニスタン=ウズベキスタン友好橋」を渡るが、現在は徒歩での越境が禁止されており、専用の有料シャトルバスを利用する。

 

【ホログ(タジキスタン)から】
アフガニスタン北東部からの入国。イシュカシム国境を超えて、アフガニスタン北東部に細く伸びる「ワハーン回廊(アフガニスタンで最も美しく平和であると称されるエリア)」へ至るルート。上記のとおり、以前は「ペシャワールからカブール」に並ぶ国境越えルートで、「世界のバックパッカー憧れの旅」の一つだったが、現在はタジキスタン政府とアフガニスタン暫定政権(タリバン)の政治的緊張が続いており、外国人旅行者の通過は原則不可。かつて「世界で最も簡単にアフガンビザが取れる」と言われたホログのアフガニスタン領事館だが、2026年2月現在、外国人向けの観光ビザ発給業務を完全に停止している。

 

以前はイシュカムで「ボーダーマーケット(土曜市)」が開かれており、ここなら数メートルだけだが「ビザ無し」でアフガニスタンに入ることが可能だった。「世界で最もエキゾチックな市場の一つ」だったが、コロナ禍以降は再開されておらず、実質的に廃止となってしまった。

 

現在の現実的な「ワハーン回廊へ行く方法」は、現地の旅行代理店に連絡を取り、正規のツアーに申し込み、空路でバダフシャン州の州都ファイザバードへ向かい、未舗装の悪路を4WDで丸1日~2日かけて進む、というもの。ただ、5000~8000USドルが相場となる。

パスポート残存期間 6ヶ月以上が必要
治安 海外安全情報:アフガニスタン
ガイドブック アフガニスタン関連書籍
航空便例 ・日本-ドバイ(約12時間)

・ドバイ-カブール(約3時間)

 

【2026年時点でのポイント】
まず、日本-アフガニスタンの直行便は無い。そして世界的にもアフガニスタンへの直行便は少ない(最新の就航路線はこちら)。両面を考慮したとき、日本からの乗り継ぎが1回で済む都市は、デリー(インド)、タシュケント(ウズベキスタン)、ドバイ(UAE)、アブダビ(UAE)、ドーハ(カタール)、イスタンブール(トルコ)の6ヶ所。

 

ただ、デリーは「在インド・アフガニスタン大使館での外国人旅行者へのビザ発給が消極的」「インドに戻る場合、ダブルかマルチプルのビザを事前に取得しておく必要がある」などハードルが高いため非推奨。残りの5ヶ所は「ビザ発給は安定的」だが「カブールへのフライト頻度」で見ると、タシュケント・アブダビ・イスタンブールが週数便、ドバイとドーハが1日数便となる。よって、日本人の観光頻度を考えると「ドバイ経由がベスト」となる。

 

次点はイスタンブールとタシュケント。特にイスタンブールは「ターキッシュ・エアラインズ」の通しチケットになるため、日本からカブールまで荷物を直行させられる唯一のルート。

この場所の

ベストシーズン

4~6月:春はバーミヤンなどの地方へ向かう道中の高山植物が芽吹き、景観が最も美しい時期。3月21日の「ノウルーズ(ペルシャの正月)」は、暫定政権下で規模が縮小傾向にあるが、依然として文化的な節目であり、マザーリシャリーフなどへ向かう巡礼者で活気づく。

 

9~10月:秋は乾燥して天候が安定するため、カブール市内の「バブール庭園」での散策や、近郊のパンジシール渓谷へのドライブに最適。また、アフガニスタンは意外にも「フルーツの王国」で、特にカンダハール産のザクロや、驚くほど甘い数種類のブドウ、メロンなどが市場に溢れる。また、気温が下がるに連れ、脂の乗った羊肉を入れた「カブリ・パロウ(炊き込みご飯)」がより一層美味しく感じられる。

 

夏は酷暑・砂嵐・慢性的な停電による冷蔵庫の故障が原因での食中毒リスク、冬は厳寒・乾燥による世界最悪レベルの大気汚染・降雪による幹線道路の封鎖、などがあり、メリットは一つも無いため避けること。

時差 -4時間半(サマータイム無し)
空港に到着したら
通貨とレート アフガニー(通貨コード:AFN、記号:؋)。補助通貨はプル(pul)で、1アフガニー=100プル。

 

ATM 銀行にのみ存在するが、無数の理由により実質的に利用不可。「滞在に必要なUSドルの現金を十分に持参する」一択。
SIMカード 大手は「Roshan」「Afghan Wireless(AWCC)」「Etisalat」。カブール国際空港の到着ロビーに販売ブースがあり、eSIMも存在はするが極めて不安定なため物理SIM一択。5Gは存在せず、都市部では4Gが利用可能だが、慢性的な電力不足と、タリバンの一方的な決定などで、街全体が数時間、停電やネット通信遮断状態になることが頻繁にある。地方や山岳地帯では4Gも頻繁に途切れるため、アフガニスタン滞在中のネット利用はそもそも期待せず、入念な準備をしておくこと。
タクシー 完全交渉制。公認タクシーは白と黄色のツートンカラーで、多くは古いトヨタ・カローラ。流しの利用は日中の都市部なら可能だが、夜間は厳禁。ボッタクリは日常なので、乗車前に必ず金額を確定させること。ただし、アフガニスタン観光自体がツアー推奨。
配車アプリ 存在しない。以前は「Buraq」という国産アプリがあったが、現在は利用が不安定。個人旅行をする場合は、必ずホテルに正規タクシーの配車を頼むこと。
交通カード 存在しない。公共バスは現金払い。
滞在中
Googleマップ 利用可能だが精度は低い。オフラインマップのダウンロードが必須。
クレジットカード 旅行者は利用不可。「滞在に必要なUSドルの現金を十分に持参する」一択。

 

2021年のタリバン政権復権以降、アフガニスタンの主要銀行は国際資金決済ネットワーク(SWIFT)から遮断された状態が続いるため、海外のカード発行会社(日本だと三井住友、三菱UFJ、楽天など)との「決済データの照合や送金が物理的に不可」。また、国際社会からの経済制裁により「Visa/Mastercard」といった外資系クレジットカードが実質的に利用不可。その上で、上記の街単位での停電や、決済端末の故障などから、アフガニスタンは現金一択となっている。

トイレ 公衆トイレは基本的に無く、モスクやレストランのトイレを借りる。紙は流せずゴミ箱に捨てるが、トイレットペーパーは設置されていないため、持参するのが必須。
喫煙 屋外は比較的寛容だは、宗教施設周辺は厳禁。トラブル防止のため必ず吸う前に確認すること。1箱1~2USドル。
コンタクト用品 カブールの大型薬局であれば購入可能だが、持参するのがベスト。
生理用品 都市部スーパーなら購入可能だが、持参するのがベスト。
スーパーやコンビニ ■コンビニ

チェーン店は無いが、街の小売店が24時間に近い形態で営業している。

 

■スーパー
カブールには「Finest Supermarket」という近代的なスーパーがある。

 

■ドラッグストア
個人経営の「Pharmacy」が点在

定番の軽食や

ファーストフード

■軽食

カブリ・パロウ(羊肉の炊き込みご飯)、ボラニ(野菜入り薄焼きパン)、マントゥ(アフガン風蒸し餃子)など。

 

■ファーストフード
国産チェーンの「Fried Chicken Kabul(FCK)」が人気。マクドナルドなど世界的チェーンは存在しない。

犯罪 外国人を標的とした誘拐、テロ、爆弾事件などが最大の懸念。個人旅行はせず、信頼できる旅行会社のツアーに参加すること。

 

狂犬病、マラリア、ポリオなどが現在も絶滅していない国。特に狂犬病は発病してしまったらほぼ100%死に至るため、即旅行を中止してワクチンを打たなければならない。カブール、ヘラート、マザーリシャリーフなどの大都市の大きな病院なら狂犬病ワクチンを打つことは出来るが、決して安心せず、すぐにドバイやイスタンブールへの「緊急輸送(メディカル・エボキュエーション)」をすること。一刻を争う事態だが、上記のとおり日本への直行便は無いため、近場の「信頼できる治療が受けられる国」の病院に行くしか無い。そのため、アフガニスタンを対象外としていない、高額な「海外医療搬送」をカバーする保険への加入が必須。

緊急電話番号 ・警察:119

・救急、消防:102/112
・英語は通じない

チップ 原則不要だが、不要なトラブルを防ぐため、高級レストランでは代金の5~10%程度、ポーターには50~100アフガニーを渡すと良い。
電圧とプラグ ・電圧:220V

ヤスール火山への行き方

現地で使える

ダリー語

①おはよう。

ソブ・ベ・ヘイル

 

②こんにちは。
ルーズ・ベ・ヘイル

 

③こんばんは。
シャブ・ベ・ヘイル

 

④ありがとう。
タシャッコル

 

⑤さようなら。
ホダッ・ハフェズ

 

⑥はい・いいえ。
バレ・ナハイ

日本大使館 公式HP

・2021年のタリバン政権発足により、実務的な拠点はドーハ(カタール)の日本大使館に移管された。2022年後半からカブールの事務所も再開したが、主にタリバン政権との実務的な意思疎通、人道支援の調整、施設の維持管理を行うのみで、2026年2月現在、一般旅行者がアポイント無しに入ることはできず、窓口でのビザ発給やパスポートの更新・再発行といった領事サービスは行われていない。

 

アフガニスタンの

絶景一覧

トルクメニスタンの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

■赤のアイコン
個別のガイド記事です。

 

■その他の色のアイコン
1つの国に同系統の場所が複数あるときや、多くの見どころが集中している大都市などは、1つのページで複数の場所をご紹介していて、それらが同じ色になっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。

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