スペインが誇る天才建築家アントニオ・ガウディ。サグラダファミリアをはじめとして数々の作品を残し、それらはバルセロナのみならずスペインの象徴にもなっています。当サイトでは3ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「ガウディの建築群③グエル公園」になります(^^)
「ガウディの建築群③グエル公園」徹底ガイド:目次
1・グエル公園へのアクセス
1-1:無料シャトルバスで行く
1-2:レセップス駅から徒歩で行く
1-3:サグラダ・ファミリアからタクシーで行く
2・グエル公園の概要
2-1:歴史
2-2:入場ルール
2-3:無料エリアと有料エリア
2-4:オンライン予約
2-5:日本語で予約する
3・有料エリアの見どころ
3-1:入り口
3-2:市場と貯水槽
3-3:お菓子の家
3-4:ギリシャ広場
3-5:洗濯女(ブガデラ)の回廊
4・無料エリアの見どころ
4-1:高架橋
4-2:ガウディの家博物館
4-3:カルヴァリーの丘
5・世界の面白い街中の公園
6・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
通常の時間帯に行くのであれば、チケットをネット予約しておくのが一般的です。公式サイトから予約できるのですが、ネット予約した人に限り「Bus Güell(バスグエル)」という無料シャトルバスを使うことが出来ます。シャトルバスはメトロの「L4線」の「Alfons X(アルフォンスX)駅」から乗車します。
・7分おきに運行
・所要時間:約15分
・グエル公園まで直通
なお、このシャトルバスが出来たことにより、グエル公園前の市バスのバス停は廃止されています。ですので、基本的にシャトルバスで行くと考えてください。
最寄りの駅である「レセップス駅」からは1kmくらいですから、暗い時間帯でなければ歩いて行っても大丈夫です。
こちらは歩ける距離ではありませんが、タクシーで10分ほどです。
出典:https://harrisonlulu.blogspot.com
グエル公園には無料エリアと有料エリアがあります。有料エリアは上の真ん中の部分です。ここが「モニュメントエリア」と行って、主な見どころが集中しています。
一度有料エリアから無料エリアに出てしまうと戻る事ができないので注意してください。ただ、5時から開園の1時間前までと、閉園時間の30分後~23時までは有料エリアも自由に入ることができます。
有料エリア | 無料エリア |
---|---|
・お菓子の家
・大トカゲ |
・カルヴァリーの丘
・高架橋 |
チケットは3種類あり、個人で行く場合は「一般チケット」で料金は10€。上記のシャトルバスが付いています。現地でも買えますが、とにかく世界的観光地ですからピークシーズンなどは売り切れることもあります。またネット予約だと1€安くなりますし、シャトルバスも着くので基本的にはネット予約一択になります。
予約は90日先まで可能ですがキャンセルは出来ません。また、ガイドツアーに日本語はありません。詳細は画像のリンクから公式HPにいきご覧ください。
「GET YOUR GIDE」というサイトで日本語で予約することができますが、3€の手数料がかかります。公式サイトから購入するチケットと全く同じ内容で、シャトルバスなどももちろん付いています。詳細は画像のリンクからご覧ください。
有料エリアの見どころ
出典:https://m.blog.naver.com
公園は4つの入口がありますが、正面は出口専用です。
グエル公園の象徴的な場所で、両サイドから上がる45段の階段が既にフォトジェニック。ディズニーランドがお手本にしたというのも納得です(^^) 画面をグルッと回して周囲を見てみてください。ここにいるグエル公園の泉の守り主がこちら。
青をベースにした2.4mもあるオオトカゲ。バルセロナのシンボルですね。トカゲの上には、ギリシャ神話において「世界のへそ」とされているギリシャの都市「デルフィ」のオブジェもあります。
入り口の階段を登ると、古代ギリシャ様式であるドーリス式の列柱が86本並んでいます。元々は市場にする予定だったそうです。ガウディがグエルから「この建築にギリシャ神話を取り入れてほしい」と言われてドーリス式になりました。
天井には4つのトレンカディスの装飾があり、それぞれ春夏秋冬を表しています。日本と同じ四季があるスペインならではのデザインですね(^^) この列柱の下は貯水槽になっていて、上のギリシャ広場の雨水を貯める仕組みになっています。
元々は管理小屋と守衛小屋として造られていて、現在ではインフォメーションと土産物売り場になっています。ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家がモデルとなっていて、あの芸術家ダリをして「砂糖をまぶしたタルト菓子のようだ」と言わしめたそうです。
ギリシャ広場(ラ・ナトゥーラ広場)は列柱の上にあります。元々グエル公園は小高い丘の上にあるので、ここからはバルセロナを一望することができます(*´ω`*)
ここで目をひくのが、美しいタイルで装飾された「波打つベンチ」です。全長は110m。早くからたくさんの観光客が訪れるので、ベンチだけの写真が撮りたい場合は早朝に行くのがオススメです。
傾斜地のある公園に道路を通すために造られた擁壁で、斜めに並ぶ回廊は唯一無二の空間となっています。上の写真の右側にあるのが「洗濯女」の彫刻です。
樹木や動物の肋骨など様々なモチーフがデザインとして取り入れられています。上はもちろん歩くことができますし、下の部分も見応えがあります(^^)
ピンクで分かりやすい建物で、1906年~1913年までガウディが実際に暮らしていました。別途入場料がかかります。
■ガウディ博物館
・4~9月:9時~20時
・10~3月:10時~18時
・入場料:5.5€
公園の西側にあり、グエル公園で一番高い場所になります。「カルヴァリーの丘」とは、キリストが磔にされた「ゴルゴダの丘」のことだそうです。頂上からは絶景が広がり、サグラダ・ファミリアも見ることができます。
以上になります(^^) 3ページに渡りガウディの建築群をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。まだ見ていないページがありましたら下記からご覧ください。
バルセロナは日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■ランドスケープ散策路(ウクライナ) |
|
---|---|
![]() photo by:Jennifer Boyer |
首都キーウにある公園で、アーティストが手掛けた面白いデザインの遊具が並んでいます。詳細は下記からご覧ください。 |
■スーパーキーレン(デンマーク) |
|
![]() |
コペンハーゲンにある公園で、とてもアーティスティックな場所になっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■ラントシャフトシュパーク(ドイツ) |
|
![]() |
ドイツ屈指のインスタ映えスポットで、廃止された工場がそのまま景観公園になっています。詳細は下記からご覧ください。 |
■彫像公園(ハンガリー) |
|
![]() photo by:Frédérique Voisin-Demery |
色々な像が建てられている公園なのですが、実は1つ1つが地味に大きくて見ごたえがあります。詳細は下記からご覧ください。 |
■シベリウス公園(フィンランド) |
|
![]() |
首都のヘルシンキにある公園で、パイプで造られた木がスゴいです。詳細は下記からご覧ください。 |
航空便例 | ・日本-カタール(約12時間)
・カタール-バルセロナ(約7時間) |
---|---|
ベストシーズン | 10月~4月 |
外務省 | 海外安全情報 スペイン |
ガイドブック | スペインのガイドブック |
ビザ | シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。 |
パスポート残存期間 | ・シェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上
・未使用査証欄1ページ以上 |
時差 | 夏:-7時間/冬:-8時間 |
チップ | ・レストラン:5~10%
・ホテルで荷物を運んでもらう:1ユーロ程度 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるスペイン語 | ①おはよう。
Buenos días.(ブエノス ディアス)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 230V
|
通貨 | ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。
|
日本大使館 | ・HP |
スペインの絶景一覧 |
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
■赤のアイコン
個別のガイド記事です。
■その他の色のアイコン
1つの国に同系統の場所が複数あるときや、多くの見どころが集中している大都市などは、1つのページで複数の場所をご紹介していて、それらが同じ色になっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。