アトランティック・オーシャン・ロードは「世界で最も美しい道路」と呼ばれていて、島と島の間を橋が飛ぶようにつないでいます。ノルウェーらしいダイナミックな景観が広がっているのでオススメです。多分、日本で一番詳しいページですよ(^^)
「アトランティック・オーシャン・ロード」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:トロンハイム
1-2:オーレスン
2・トロンハイム空港から市内
2-1:空港バスで行く
2-2:電車で行く
2-3:タクシーで行く
2-4:空港送迎で行く
3・オーレスン空港から市内
3-1:バスで行く
3-2:タクシーで行く
3-3:空港送迎で行く
4・アトランティック・オーシャン・ロードの概要
5・アトランティック・オーシャン・ロードの見どころ
5-1:ストルシャイスン橋
5-2:Myrbærholmbrua
5-3:エルドゥソヤ島
5-4:ガイトア島
6・世界のすごい道路
7・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
トロンハイムは、オスロとベルゲンに次ぐノルウェー第3の都市です。10世紀頃に誕生したノルウェー王国の最初の首都なので、多くの歴史的建造物も残されています。夏至の前後には世界中からアーティストが集まり「聖オーラヴ祭」が行われることで知られています。人口は約17万3千人。
最寄りの空港はトロンハイム空港(TRD)。国内外合わせて約25都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
オーレスンはフィヨルド群の中にある町で、10世紀にノルマンディー公が建設したと言われる古都です。いわゆる「アール・ヌーヴォー」と同じ「ユーゲント・シュティール様式」の建築で有名です。人口は約4.5万人。
最寄りの空港はオーレスン・ビグラ空港(AES)。国内外合わせて8都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はノルウェー・クローネ(通貨コード:NOK、記号:kr)で補助通貨はオーレ(Øre)。1クローネ=100オーレです。本日のレートはこちら。
空港は市内中心部から東に約32km離れています。市内への移動方法は、空港バス、電車、タクシー、空港送迎の4つです。
「FLYBUSSEN(Nettbuss AS社)」や「FLYBUSS(Vaernes Ekspressen社)」を使うのが一般的です。チケットは現地でもオンラインでも購入できます。それぞれいくつかのバス停で停車して、最後トロンハイム駅周辺へ行きます。
・5時半頃~24時頃まで運行
・夏期は深夜帯も運行
・20分に1本程度
・所要時間:30~45分
・料金:45~210クローネ
空港駅(ヴァーネス駅)からトロンハイム中央駅へ直通列車が出ています。トロンハイム中央駅は「トロンハイムS」とも表示されます。
・6時頃~23時頃まで運行
・30~60分に1本程度
・所要時間:約40分
・料金:95~140クローナ
・公式HP
・料金:350~430クローネ
空港送迎は色々あります。詳細は画像のリンクからご覧ください。
オーレスン空港は市内中心部から北に約17km離れています。市内への移動方法は、バス、タクシー、空港送迎の3つです。
・料金:310~380クローネ
空港送迎は色々あります。詳細は画像のリンクからご覧ください。
アトランティック・オーシャン・ロードは1989年に造られた全長8274mの道路で、8つの橋によって8つの島がつながっています(,,゚Д゚)
具体的には色が付いている部分で、「アヴェロイ島(Averøy)」(右)からノルウェー本土(左)をつないでいます。アクセスはレンタカーかツアーになりまして、トロンハイムからだと約4時間。
オーレスンからだと約3時間です。
世界でも屈指の複雑な海岸線が広がるノルウェーですが、ここはその中でも小さい島が密集していて、それらをつないだ結果、世界でも類を見ない壮大な景観が誕生しました(,,゚Д゚)
1億2200万クローネが投じられ、約10年間は一部有料道路になっていましたが、多くの観光客が訪れたことで債務が返済され、現在は完全無料になっていますΣ(゚∀゚ノ)ノ
「世界で最も美しい道」と呼ばれ、様々な賞を受賞しています。
■ノルウェーの今世紀最高の建築物
「The Norwegian Construction of the Century」。2005年。
■世界最高のロードトリップ
「The world’s best road trip」。2006年。
■最も美しい車の旅
「The most beautiful car journey」。2007年。
■世界最高の傷ついた心を癒せる場所
「The world’s best place to mend a broken heart」。2007年。
■ノルウェーで最高の自転車旅
「Norway’s best bicycle trip」。2010年。
■世界最高の自動車試験場
「The world’s best for car testing」。2011年。
車のCMのロケ地としても定番で、ここでCM撮影をしていない車メーカーは無いとさえ言われています。でもそれも納得ですね(,,゚Д゚) 画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
周辺では北欧特有の芝屋根文化も見ることが出来ます。
歩けるようになっている場所も多いので、ドライブするだけでなくハイキングなどを楽しめます(^^)
アトランティック・オーシャン・ロードの見どころ
8つの橋で最長なのは「フルヴォーゲン橋(Hulvågen bruer)」で全長290mあります。ただ、一番見ごたえがあるのは、全長260mで2番目に長い「ストルシャイスン橋(Storseisundbrua)」で、海面からの高さが23mにもなります。
まるで生きているかのようなダイナミックさですね(,,゚Д゚) 車が空へと消えていくようです。
ここは歩道が設置されている場所です。画面を後ろに回していただくと、ここまでは車道のみになっているのが分かると思います。
ここは釣りのスポットになっていて、こちらのストリートビューでもお爺ちゃんが釣ってますね(*´ω`*)
ハイキングコースが整備されている島で、ツアーではここを訪れるのが定番です。島の外周に沿って造られたボードウォークを歩くと、どこを見ても絶景が広がっています(^^)
こちらも空撮がありました。真ん中に写っているのがエルドゥソヤ島です。スゴい場所ですね(,,゚Д゚)
上記のエルドゥソヤ島の東にある島で、丘の上からパノラマを一望できます。
以上になります。世界で最も美しい道路。ぜひ行ってみてください(^^)
■セラ・ダ・レバのイロハ坂(アンゴラ) |
|
---|---|
![]() |
アフリカのアンゴラにある有名な道路です。詳細は下記からご覧ください。 |
■グレート・オーシャン・ロード(オーストラリア) |
|
![]() |
ヴィクトリア州の海岸線に伸びる道路で、数々の絶景が見られるドライブルートとして世界的に有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
■フリンダーズ・チェイス国立公園(オーストラリア) |
|
![]() |
上下左右にクネクネしている有名な一本道です。詳細は下記からご覧ください。 |
■通天大道(中国) |
|
![]() |
中国・湖南省に広がる絶景「張家界」の「天門山」を訪れる際に通ります。詳細は下記からご覧ください。 |
■アウストラル街道(チリ) |
|
![]() |
「パタゴニアで最も原始の姿を残している道」と言われていて、特にチャリダー(自転車旅行者)に人気のエリアです。詳細は下記からご覧ください。 |
■ハイラムビンガム・ロード(ペルー) |
|
![]() |
麓の村からマチュピチュへと至るイロハ坂で、坂を駆け下りる「グッバイボーイ」も有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
航空便例 | ・日本-アムステルダム(約12時間)
・アムステルダム-トロンハイム(約2時間) |
---|---|
ベストシーズン | 6月~8月 |
外務省 | 海外安全情報 ノルウェー |
ガイドブック | 北欧のガイドブック |
ビザ | シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。 |
パスポート残存期間 | シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。未使用査証欄1ページ以上。 |
時差 | 夏:-7時間/冬:-8時間 |
チップ | 基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるノルウェー語 | ①おはよう。
God morgen.(グモーン)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。 |
電圧とプラグ | 230V
|
通貨 | ノルウェー・クローネ(通貨コード:NOK、記号:kr)で補助通貨はオーレ(Øre)。1クローネ=100オーレ。
|
日本大使館 | ・HP |
ノルウェーの絶景一覧 |
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
■赤のアイコン
個別のガイド記事です。
■その他の色のアイコン
1つの国に同系統の場所が複数あるときや、多くの見どころが集中している大都市などは、1つのページで複数の場所をご紹介していて、それらが同じ色になっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。