「チンクエテッレ①観光の基本情報」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

チンクエテッレは、イタリア北西部のリグーリア海岸にある5つの町を指し、カラフルな建物が崖にへばりついているような光景で有名です。こちらのページでは「各地からのアクセス」や「観光パス」など観光の基本情報についてご紹介します。観光の見どころは「チンクエテッレ②」をご覧ください(^^)

 

 

「チンクエテッレ①観光の基本情報」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

ジェノヴァ
チンクエテッレへの行き方 

 

ジェノヴァは中世からの港湾都市で、現在でもジェノヴァ港はイタリア最大の貿易港です。新大陸を発見したコロンブスの生まれた街としても知られています。人口は約58万人。

 

最寄りの空港はジェノヴァの「クリストフォロ・コロンボ空港」(GOA)。国内外合わせて15都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

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ピサの斜塔への行き方 

 

ピサはトスカーナ州のピサ県にあり、紀元前5世紀からの記録が残る世界有数の古都です。11世紀にはヴェネツィアやジェノヴァと並ぶ海運王国として栄えました。あのガリレオが生まれた街としても有名です。人口は約9万人。

 

最寄りの空港はピサの「ガリレオ・ガリレイ空港」(PSA)。国内外合わせて約60都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

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通貨はユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セントで、現地ではセントを「チェンテージモ(単数形)」「チェンテージミ(複数形)」と呼んでいます。本日のレートはこちら。

 

 

 

チンクエテッレの概要

 

チンクエテッレは「5つの土地」という意味で「5 Terre」と表記されることもあります。 地中海に面した5つの町(赤のアイコン)の総称で、まとめて世界遺産に登録されています(,,゚Д゚)

・モンテロッソ・アル・マーレ (Monterosso al Mare)
・ヴェルナッツァ (Vernazza)
・コルニリア (Corniglia)
・マナローラ (Manarola)
・リオマッジョーレ (Riomaggiore)
※上から西→東になります。

 

最も人口が多いのは一番東に位置する「リオマッジョーレ」で人口は約1100人。またリオマッジョーレから南東へ9km離れた場所には、チンクエテッレと共に世界遺産に登録されている「ポルトヴェーネレ(紫)」があります。

 

ジェノヴァ(青)、ピサ(緑)、またはフィレンツェからの日帰り観光も可能で、ジェノヴァから行く場合「レヴァント(Levanto)」が拠点となり、ピサやフィレンツェから行く場合「ラ・スペツィア(La Spezia)」が拠点となります。

 

観光は後述する「チンクエテッレ・エクスプレス」という列車とフェリーが基本になり、車で移動する場所ではありません。

 

 

チンクエテッレ・カード

 

チンクエテッレ観光でよく使われる観光パスで2種類あります(^^)

 

チンクエテッレ・トレッキングカード

・料金:7.5€(1日券)/14.5€(2日券)
・チンクエテッレ内の市バスに乗り放題
・チンクエテッレ内の無料Wi-Fiの利用(購入時にパスワード確認)
・ハイキングコースの無料入場(「愛の小道」を含む)
・ラ・スペッツィア市立博物館の割引入場
・公共有料トイレの無料利用

 

チンクエテッレ・列車カード

「チンクエテッレ・トレッキングカード」の内容に加え「レヴァント~ラ・スペツィア」間の列車が無料になります。列車は「チンクエテッレ・エクスプレス」と「普通列車の2等車」に乗車が可能で「インターシティ」「フレッチャビアンンカ」のような特急列車などは含みません。

■夏期
16€(1日券)/29€(2日券)

 

■冬期
13€(1日券)/23€(2日券)

 

■購入駅
ラ・スペッツィア、レヴァント

 

「チンクエテッレ・列車カード」は船が別料金なため必ずしも得になるわけではありません。目安として船に2回以上乗る場合は、個別でキップを購入したほうが安くなる可能性が高いです。ただ、トレッキングを1回でもする方は上記の「チンクエテッレ・トレッキングカード(7.5€)」が必要になるので、その場合は「チンクエテッレ・列車カード」購入一択になります。

 

もちろん、一回一回キップを購入する煩わしさもありますし、有料トイレが無料になったりもしますから、基本的には購入して良いと思います。現地ではほとんどの人がカードを使っています。

 

 

チンクエテッレ・エクスプレス

 

「ラ・スペッツィア」-「リオマッジョーレ」-「マナローラ」-「コルニリア」-「ヴェルナッツァ」-「モンテロッソ」-「レヴァント」間を走る列車です。普通列車は朝と夜にしか各村に停まらないため、日中は必ず利用することになります。

・終点までの所要時間:約30分
・8時~19時まで運行
・30分に1本
・土日は増便
・夏季のみ運行(3/17~11/4)
・1回の乗車券:4€
時刻表

 

 

船での移動

チンクエテッレへの行き方

 

船は「ポルトヴェーネレ」-「リオマッジョーレ」-「マナローラ」-「ヴェルナツァ」-「モンテロッソ」に停泊します。つまり、チンクエテッレの5つの村の中で真ん中にある「コルニリア」のみ停まらないので、「コルニリア」には列車か徒歩のみでのアクセスとなります。

■船の個別料金
・リオマッジョーレ-マナローラ:5€
・マナローラ-ヴェルナッツァ:8€
・ヴェルナッツァ-モンテロッソ:6€

 

■1日券:25€

 

 

ジェノヴァからのアクセス

ミラノへの行き方 
photo by:Twice25 e Rinina25

 

ジェノヴァの「プリンシペ広場駅」から「モンテロッソ」へ列車が出ています。

・料金:7.10~18.40€
・所要時間:1時間半~2時間
・1日6本程度

 

 

ピサからのアクセス

■ピサ中央駅
ピサの斜塔への行き方 
photo by:sailko

 

ピサ中央駅から「ラ・スペッツィア」へ多くの列車が出ています。

・料金:8~15€
・所要時間:1時間
・頻繁に運行

 

以上になります(^^) 続きまして「チンクエテッレ②観光の見どころ」をご覧ください。

 

チンクエテッレは日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「チンクエテッレ①観光の基本情報」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

世界のカラフルな町

■ブエノスアイレスのボカ地区(アルゼンチン)

アルゼンチンを代表する画家キンケラ・マルティンの生まれ故郷で、彼のアイデアによるカラフルな街並みが世界的に有名です。詳細は下記からご覧ください。

「ブエノスアイレス」徹底ガイド

■ブラーノ島(イタリア)

ヴェネツィアの海に浮かぶ人口約3000人の小さな島で、カラフルな家々が有名です。詳細は下記からご覧ください。

「ヴェネツィア④サン・マルコ広場以外の見どころ」徹底ガイド

■ムラーノ島(イタリア)

こちらもヴェネツィアの島で、世界的に有名な「ベネチアンガラス」は全てこの島で作られています。やはり原色で彩られた街並みが有名です。同じページに載せているので下記からご覧ください。

「ヴェネツィア④サン・マルコ広場以外の見どころ」徹底ガイド

■グアタペ(コロンビア)

世界屈指のメルヘンチックな町として知られていて、ラ・ピエドラ・デル・ペニョールへの拠点にもなります。詳細は下記からご覧ください。

「グアタペ②町の見どころ」徹底ガイド

■バルパライソ(チリ)

チリを代表する観光地で、カラフルな町並みと、市民の足として使われている「アセンソール」というケーブルカーが有名です。詳細は下記からご覧ください。

「バルパライソ②観光の見どころ」徹底ガイド

■ボ・カープ(南アフリカ共和国)

ケープタウンにある地区で、鮮やかなパステルカラーの住宅が立ち並んでいます。。詳細は下記からご覧ください。

「ケープタウン③中心部の見どころ」徹底ガイド

■グアナファト(メキシコ)

「宝石箱」と讃えられる美しい町で、ピピラの丘からの眺めはメキシコ屈指の絶景です。詳細は下記からご覧ください。

「グアナファト②観光の見どころ」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的な街や村がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい街や村総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から、特にすごい151ヶ所を9つのエリアに分けてご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ローマ(約13時間)

・ローマ-ジェノヴァ(約1時間)

ベストシーズン 春~秋
外務省 海外安全情報 イタリア
ガイドブック イタリアのガイドブック
ビザ シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。
パスポート残存期間 シェンゲン協定加盟国出国時90日以上
時差 夏:-7時間/冬:-8時間
チップ ・タクシー:10%程度

・レストラン:基本的には不要
・ホテルで荷物を運んでもらう:1~5ユーロ

日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるイタリア語 ①おはよう。

Buon giorno.(ボン ジョルノ)

 

②こんにちは。
Buon giorno.(ボン ジョルノ)

 

③こんばんは。
Buona sera.(ボナ セーラ)

 

④ありがとう。
Grazie.(グラッツェ)

 

⑤さようなら。
Ciao.(チャオ)

 

⑥はい・いいえ。
Si・No.(スィ・ノ)

 

⑦~へ行きたい。
Voglio andare ~.(ヴォリオ アンダーレ~)

 

⑧これがほしいです。
Voglio questo.(ヴォリオ クエスト)

 

⑨これはいくらですか?
Quanto costa?(クワント コスタ?)

 

⑩値下げしてくれませんか?
Un po’ di scont, per Favore?
(ウン ポ ディ スコント ペル ファボーレ?)

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。

 

日本大使館 HP

イタリアの絶景一覧

イタリアの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

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