
バラナシはインド最大の聖地であり、インドを象徴する世界的観光地でもあります。そこに立つだけでも感動できますが、ガンジス川やヒンドゥー教、そしてバラナシの歴史を知った上で行くと一層奥深い旅になります。
こちらのページではアクセスと基礎知識をご紹介します。観光の見どころについては「バラナシ②」をご覧ください(^^)
「バラナシ①アクセスと基礎知識」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
2・空港から市内への移動
2-1:空港バスで行く
2-2:タクシーで行く
2-3:オートリキシャーで行く
2-4:空港送迎で行く
3・デリーからバラナシへの陸路でのアクセス
4・ガンジス川を知る
5・バラナシの歴史を知る
6・ヒンドゥー教を知る
7・世界の「歴史を知ってから行きたい場所」
8・コメント欄
9・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
バラナシは、ブッダの時代から続くインド最大の宗教都市で、現在はヒンドゥー教と仏教の聖地になっています。国内各地からの巡礼者の他、世界各地から観光旅行者が集まります。ワラーナシー、ヴァラーナシー、ヴァラーナスィー、ベナレスなど様々な表記があります。人口は約120万人。
最寄りの空港はバラナシ空港(VNS)。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。宿泊したい範囲に拡大縮小したら、上の灰色の部分から日付などを選択。「Search」を押していただくと「Agoda」の検索結果に飛びますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ
通貨はインド・ルピー(通貨コード:INR、記号:₹)で、補助通貨は「パイサ(Paisa)」。1ルピー=100パイサで、本日のレートはこちら。
インドのオートリキシャー(トゥクトゥク)の相場は「2~3kmで100ルピー」です。稀に異常に安いときはあるのですが、この相場より高い場合はボッタクリなので、「私はインドに住んでいて相場を知っている」と言って交渉してみてください。ただ、山岳地帯など辺境の地の場合は相場より高くなるので、現地で聞き込みを行ってくださいm(_ _)m
空港から市内への移動
photo by:Prateek Asthana
空港は市内中心部から北西に約20km離れています。市内への移動方法は、空港バス、タクシー、オートリキシャー(トゥクトゥク)、空港送迎の4つです。
・料金:140ルピー
・所要時間:40~60分
・10時半、13時半、16時半、18時半
・車内支払いで現金のみ
・所要時間:約40分
・料金:約700ルピー
・料金:500~600ルピー
空港送迎は色々あります。詳細は画像のリンクからご覧ください。
デリーからバラナシへの陸路でのアクセス
■ニューデリー駅
photo by:Superfast1111
■デリー駅
photo by:Lovedeepsingh
デリーの複数の駅から、バラナシへの直通列車が出ています。普通の列車の他に、高速列車の「バンデバラト・エクスプレス(Vande Bharat Express)」もあります。
■バンデバラト・エクスプレス
photo by:JND AMD
■普通の列車
・1日8本程度
・所要時間:8~13時間
・料金:380ルピー~
■バンデバラト・エクスプレス
・週6便運行
・デリー発:6時発/14時着
・バラナシ発:15時発/23時着
・料金:2000~4000ルピー
■バラナシ駅
photo by:I.ahmad068
「インドでは電車とバスのどちらが良いのか」ですが下記のようなイメージです。
■電車
出発が数時間遅れることはしょっちゅうだが、出発しさえすれば到着までの時間が大幅に遅れることは少ない。ただ、そもそもバスに比べると本数が少ない。そして、自分の席に他の人が座っていて、しかも移動してくれないということがザラにある( ・∇・;)
■バス
長距離バスの出発が大幅に遅れることは少ない。基本的には出発時刻に出ると思っていい。ただ、道路の混雑具合や事故などによって大幅に遅れる可能性はある。しかし「混雑状況は初めから想定した上での到着予定時刻」になっているため、交通事故が無ければ、予定よりも大幅に遅れることは少ない。また、どの路線も本数が非常に多く、グレードも様々なため、予算や時間に合った便を選択しやすい。
なので、出発地と目的地にもよりますが、グレードの高いバスを取ると「遅れることも無く道中も快適に過ごせる」のでオススメです(^^)
デリーからバラナシへのアクセスは、ネットで一括検索できます。
インドで最も有名な川である「ガンジス川」。日本ではむしろ中1社会の「四大文明」で「インダス川」を重点的に習うわけですが、それでもガンジス川の知名度は圧倒的です。
では、なぜガンジス川はそこまで有名なのでしょうか。それは、このイラストの意味を知ることから始まります(^^)
ガンジス川はインドにおいて「天界の聖なる川が、人々の祈りと苦行により地上に流れ出したもの」とされています。ただ、天から大量の水が一気に流れ落ちたら地上が壊れてしまうので、ヒンドゥー教の最高神の1人であるシヴァ神が頭で受け止めています。そして、その髪の毛をつたって水が流れることで、ガンジス川は優しく地上を流れているんだそうです。
■リシケシュのシヴァ神像
全長2525kmのガンジス川は「ゴームク」という地から源流が流れ出て、リシケシュ周辺で人里に降りてきます。それゆえリシケシュの町中には、シヴァ神を始めとしたヒンドゥー教の神様の像がたくさんあり、建物にも多くに「シヴァ」の名前が付けられています。
■リシケシュ
リシケシュはヨガの聖地として世界的に有名な場所で、インド旅の上級者達が喧騒を離れてノンビリ過ごす場所でもあります。
とはいえガンジス川の聖地でもあるので、夜になると後述するプージャ(アルティー)も行われます。興味がある方は足を伸ばしてみてください(^^)
バラナシの歴史を知る


出典:「ブッダ」©TEZUKA PRODUCTIONS
「バラナシ」という名前は、近くを流れる「ヴァルナー川」と「アッスィー川」が合わさって出来たと言われています。「ヴァルナー+アッスィー」で「ヴァルナッスィー」→「ヴァルナスィー」→「バラナシ」ということですね。
その歴史は非常に古く、紀元前6世紀にはカーシー王国の首都として記録が残っていますΣ(゚∀゚ノ)ノ その後、紀元前5世紀頃に現れたブッダ(釈迦/ガウタマ・シッダールタ)は、バラナシの「サールナート(鹿野苑/ろくやおん)」で初めて説法を説いたとされています。
■サールナート
サーナルートは「仏教四大聖地」に数えられていて、バラナシの中心部から北に約10kmほどしか離れていません。車ですぐの距離なので、ぜひ行ってみてください。仏教四大聖地をめぐる旅というのもコアな旅人に人気があります(^^)
【青】ルンビニー:ブッダ生誕の地(ネパール)
【緑】ブッダガヤ:悟りを開いた場所(インド)
【赤】サールナート:初めて説法を説いた場所(インド)
【紫】クシーナガラ:涅槃の地(亡くなった場所)(インド)
その後、4~12世紀はヒンドゥー教勢力下に、12~16世紀はイスラム教勢力下に、16~17世紀は両者の共存がはかられ、18世紀以降は再びヒンドゥー教勢力下におかれます。しかし、18世紀後半にはインド自体がイギリスの植民地となり、このときに「ベナレス」という呼称が使われます。
現在、ヒンドゥー教の「七聖都」と「三祖霊供養所」の両方に数えられていて、国内外から多くの巡礼者が訪れるとともに、その様子をひと目見ようと世界中から観光客が訪れます。
「ヒンドゥー教」という言葉は誰しも一度は聞いたことがあると思います。しかし、日本では世界三大宗教と呼ばれるキリスト教・イスラム教・仏教に比べて馴染みがないため、ほとんど知られていません。
実は人口で見るとキリスト教・イスラム教に次ぐ第3位で、その数は11億人に及びますΣ(・∀・;) ただ、そのうち10億人がインド人であり、その他もネパールなどのインド周辺国に集中しています。

photo by:Güldem Üstün
大きな特徴をまとめると下記のようになります。
・宗教というよりインドの伝統的な信仰・風習の総称に近い。
・そのため特定の開祖がおらず経典も存在しない。
・カースト制度で有名な「バラモン教」の影響が大きい。
・多神教である。
とても変わっていますよね。さらにインドにおけるヒンドゥー教の広義の定義では「キリスト教やイスラム教など他の地域で生まれた特定宗教以外は全てヒンドゥーと捉えられる」となります。実際にインド憲法の第25条では、シク教、ジャイナ教、そして仏教も広義のヒンドゥーとして扱われています。
そしてヒンドゥー教の神々を知るとインドの旅が一層楽しく奥深いものになります。まずは基本の三大神を知りましょう。様々な化身がいるのも面白いところです(^^)
■ヒンドゥー教の三大神
イケメンですね(^^;) 左からブラフマー神、ヴィシュヌ神、シヴァ神です。顔が複数あるのがブラフマー神で、蓮を持っているのがヴィシュヌ神、そしてヤリを持っているのがシヴァ神です。この特徴を知っているだけで、インドの各観光地で壁画や彫刻を見たときに、何が描かれているのかが分かります。では、下の絵だとどうでしょうか。

左から、ブラフマー神、シヴァ神、ヴィシュヌ神ですね(^^) それぞれの特徴を簡単にまとめます。
■ブラフマー神
・宇宙の源、全ての根源とされる神
・乗り物は白鳥のような水鳥「ハンサ」
・真言宗では「大日如来」と呼ばれる
■シヴァ神
・創造と破壊の神で、首にコブラを巻き、トラの皮をまとっている
・乗り物は雄牛の「ナンディ」
・象の頭を持つガネーシャはシヴァ神の子供
■ヴィシュヌ神
・世界維持の神、慈愛の神で「10大化身」という多数の分身がある
・乗り物は鳥神「ガルーダ」
・ラーマ、クリシュナ、釈迦などが化身とされる
ヒンドゥー教の寺院はインドに多々ありますが、特に南インドで見られるドラヴィダ建築のヒンドゥー教寺院は圧巻です。詳細は「ドラヴィダ建築のヒンドゥー教寺院①」をご覧ください。
■ドラヴィダ建築のヒンドゥー教寺院
以上になります(^^) 続きまして「バラナシ②観光の見どころ」をご覧ください。
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
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■エルサレム(イスラエル) |
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世界屈指の古都であり、3つの宗教の聖地として複雑な歴史を歩んできたことで知られています。当サイトでは6ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。 |
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■ポンペイ(イタリア) |
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西暦79年にヴェスヴィオ火山が噴火し、一昼夜降り積もった灰と翌日に起こった火砕流によって地中に埋もれた町です。詳細は下記からご覧ください。 |
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■ギザ(エジプト) |
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一口にピラミッドといっても、実は造られた時期によって形状が異なっています。詳細は下記からご覧ください。 |
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■アンネ・フランクの家(オランダ) |
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「アンネの日記」で有名なアンネ・フランクが家族と共に2年間隠れ家生活を送った家で、アムステルダムにあります。詳細は下記からご覧ください。 |
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■ニューファンドランド島(カナダ) |
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ニューファンドランド島は氷山ウォッチングが盛んなんですが、実はこの周辺はタイタニックが沈没した海域なんです。詳細は下記からご覧ください。 |
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■イースター島(チリ) |
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世界有数のオーパーツであるモアイ像。まだまだ謎が多いですが、解明されていることも色々あります。詳細は下記からご覧ください。 |
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■アウシュビッツ(ポーランド) |
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言わずと知れた人類史上最悪の負の遺産で、20万人とも400万人とも言われる犠牲者を出しました。ドイツではなくポーランドにあります。詳細は下記からご覧ください。 |
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■チューク諸島(ミクロネシア連邦) |
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世界最大の環礁が広がっていて、世界トップレベルのレックダイビングポイントになっているのですが、その理由は戦時中に日本が海軍の一大拠点にしていて、さらに敗戦したからでした。詳細は下記からご覧ください。 |
| 航空便例 | ・日本-デリー(約9時間半)
・デリー-バラナシ(約1時間20分) |
|---|---|
| ベストシーズン | 2月~3月(乾季) |
| 治安 | 海外安全情報 インド |
| ガイドブック | インドのガイドブック |
| ビザ | ビザかeVISAの取得が必要 |
| パスポート残存期間 | 入国時6ヶ月以上。未使用査証欄2ページ以上。 |
| 時差 | -3時間半(サマータイム無し) |
| チップ | ツアーガイドなど:100~500ルピア |
| 日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
| 現地で使えるヒンディー語 | ①おはよう。
スプルバート(ナマステでOK)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。 |
| 電圧とプラグ | 220~240V
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| 通貨とレート | インド・ルピー(通貨コード:INR、記号:₹)で、補助通貨は「パイサ(Paisa)」。1ルピー=100パイサ。
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| 日本大使館 | ・HP |
| インドの絶景一覧 |
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個別のガイド記事です。
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1つの国に同系統の場所が複数あるときや、多くの見どころが集中している大都市などは、1つのページで複数の場所をご紹介していて、それらが同じ色になっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。




















































