アブシンベル神殿への行き方

 

アブシンベル神殿は「世界遺産」という制度が出来るキッカケになった遺跡で、神殿の前に座する4体の巨像と内部の列柱やレリーフは圧巻です。アスワンからツアーで行くと深夜に出発するため、素晴らしい星空を見ることができます(^^)

 

 

「アブシンベル神殿」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

 

拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨

アスワン
 

 

アスワンは「アスワン・ハイ・ダム」の北に位置しています。街の西にはナイル川が流れ、常に「フルーカ」という帆船が優雅に浮かんでいます。アガサ・クリスティの名作「ナイルに死す」の舞台としても有名で、「イシス神殿」や「切りかけのオベリスク」などの観光名所があります。人口は約28万人。

 

最寄りの空港はアスワン空港(ASW)。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです

 

宿はこちら。宿泊したい範囲に拡大縮小したら、上の灰色の部分から日付などを選択。「Search」を押していただくと「Agoda」の検索結果に飛びますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ

 

 

 

 

アブシンベルは神殿から1~2km離れた場所にある町で、アスワンからバスで行く人や、「音と光のショー」を見たい人は一泊することになります。橋の北側にある広場で、アスワンとのバスが発着します。人口は約5万人。

 

最寄りの空港はアブシンベル空港(ABS)。こちらもカイロとアスワンとのみ就航しています。宿はこちら。宿泊したい範囲に拡大縮小したら、上の灰色の部分から日付などを選択。「Search」を押していただくと「Agoda」の検索結果に飛びますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ

 

 

通貨はポンド(通貨コード:EGP、記号:E£)で、補助通貨は「ピアストル(Pt)」。1ポンド=100ピアストルで、本日のレートはこちら。

 

 

 

アスワン空港からアスワン市内

 
photo by:Warren LeMay

 

空港は市内中心部から南西に約20km離れています。市内への移動方法はタクシーです。

・交渉制
・所要時間:約30分
・料金:400~600ポンド

 

 

アブシンベル空港からアブシンベルの町

 
photo by:Remih

 

空港は町の中心部から北に約3km離れています。エジプト航空がフライトに合わせた無料シャトルバスを運行していて、自分の宿やアブシンベル神殿へ簡単に行くことができます(^^) 飛行機でアブシンベル神殿の日帰り観光をする場合、約2時間後に戻りのシャトルバスが神殿を出発し、その1時間後に飛行機が出航します。

 

 

カイロからアスワンへの陸路でのアクセス

バスで行く
 

 

カイロのメインバスステーションである「トルゴマーン・バスステーション」から、アスワンへの直通バスが出ています。

・所要時間:約16時間
・料金:450~700ポンド

 

また、最近では「旅行者向けバスサービス」の「Go Bus」が存在感を増していて、旅行者は利便性・安全性・快適性などの面から、こちらを使うのが主流になっています。所要時間は変わらず、料金は若干高いくらいです。カイロとギザに専用のターミナルがあり、とても便利です(^^)

 

■Go Bus のバスターミナル

 

カイロのターミナル(赤)は、昔からバス・ステーションとして機能してきた「タフリール広場」の近くであり、すなわち「考古学博物館」の近くです。ギザのターミナルは「ギザ広場」の近くになります。もちろん「トルゴマーン・バスステーション」も普通に使えるのですが、こちらは「昔からある、エジプト人向けのバスステーション」という感じで、役割が分化している感じですね(^^)

 

 
photo by:Osama Khalil

 

カイロのラムセス駅からアスワンへの直通列車が出ています。

■座席
・外国人は1等か2等のみ
・エアコン付き
・1日複数便運行
・所要時間:13~16時間
・料金:75USドル~

 

■寝台列車
・1日1~2本程度
・20~22時発/8~10時着
・1人部屋:120~140USドル
・2人部屋:80~95USドル
Abela Trainsが運行

 

「駅だと普通列車を販売してくれなかった」という声が昔からありますが、販売はしてくれるので大丈夫です。中には意地悪な駅員がいて断られることがあるようですが、他の駅員の列に並べば大丈夫です。日本人宿で代行購入していますが、倍くらい高くなるので、旅慣れしている人であれば、自分で購入するのがオススメです(^^;)

 

■アスワン駅
 
photo by:Marc Ryckaert

 

 

アスワンからアブシンベル神殿

バスで行く

 

アスワンのバスターミナルから、アブシンベルのバスターミナルまで直通バスが出ています。

■アスワン→アブシンベル
・8時、17時発
・所要時間:約4時間
・料金:150~300ポンド

 

■アブシンベル→アスワン
・6時、13時半発

 

アブシンベル神殿はツアーが一般的です。宿で必ずツアーを扱っているので、それに参加します。アブシンベル神殿は非常に暑いので、深夜の涼しい内に移動し、早朝に観光を終えて、昼には戻ってくるという流れです(^^)

・アスワン発:3時半頃
・アスワン着:12時頃
・料金:40~70USドル
・入場料は別途

 

 

アブシンベル神殿

 

 

アブシンベル神殿は「建築王」「征服王」「ファラオの中のファラオ」など数々の異名を持つ伝説の王・ラムセス2世が造り上げました。彼は紀元前13世紀の王様で、あのモーセが海を割ってヘブライ人をエジプトから脱出させたときのエジプトの王様です。

 

アブシンベル神殿への行き方

 

砂岩の岩山を削って造られた神殿で、大神殿と小神殿があります。実は長い間砂に埋れていた遺跡で、1813年に発見された際には最上部が少し見えているだけだったそうです。

 

1960年代にアスワン・ハイ・ダムの建設が決まると、そのままでは湖の底に沈んでしまうため、なんと遺跡を1000以上のブロックに切り分けて今の場所に移設するという方法が取られましたΣ(゚∀゚ノ)ノ 02:18頃から移設工事の様子が紹介されています。

 

 

この移設はヨーロッパを中心に世界的な話題となり、人類の財産を後世に残そうという運動が起き「世界遺産」が誕生しました。大神殿の前には、アスワン・ハイ・ダム建設によって生まれた広大なナセル湖が広がっています。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

 

大神殿の4体の座像は全てラムセス2世で、高さは約22m。左から若い順になっているそうなのですが…さっぱり分からないですね(^^;) そして、そのインパクトが大きすぎて気づきにくいですが、足元には小さな像がたくさんあります。これらはラムセス2世の家族なんだそうです。

 

アブシンベル神殿への行き方

 

ちなみにラムセス2世には子供が100人以上もいたそうですΣ(・∀・;)

 

内部は圧巻の空間になっています。こちらは大列柱室。オシリス神のポーズをするラムセス2世が8体並んでいます。

 

 

神殿自体が砂に埋れていたために、壁を埋め尽くすレリーフは嘘みたいな保存状態の良さです(,,゚Д゚)

 

 

そして最深部には4体の座像が並ぶ「至聖所」があります。左から「守護神プタハ」「アモン・ラー」「神格化されたラムセス2世」「太陽神・ラー」です。実はここがアブシンベル神殿の神秘性を格段に高めている場所なんです。

 

 

まずは画面をグルッと回して、この場所と入口が一直線につながっているのを確認してください。これに何の意味があるのかというと、1年のうち2月22日と10月22日の2日のみ入口から朝日が差し込んで、右の3体の像のみを光が照らすんですΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

アブシンベル神殿への行き方

 

左の「守護神プタハ」は「地下の神様」なので光が当たらないように設計されているのだそうです(,,゚Д゚) 本当に古代エジプトの天文学には驚かされます。この2日は「ラムセス・デー」と呼ばれ、世界中から多くの観光客が訪れます。

 

ただ、移設されたことによって少しズレが生じていて、日にちがズレることもあるそうです。この現象を見たい人は、その年の情報を確認してから行くようにしてください。

 

アブシンベル神殿への行き方

 

大神殿(赤)から100mほど離れた場所に小神殿(青)があります。ラムセス2世の王妃ネフェルタリのために造られた神殿で、ラムセス2世の像が4体とネフェルタリの像が2体並んでいます。

 

「王妃の像が、王の像と並列になっている」のは非常に珍しいことで、ラムセス2世が王妃を深く愛していたことの象徴と言われています。ちなみに「ネフェルタリ」とは「最も美しい女性」という意味です。

 

 

内部はグッと小規模になりますが、ハトホル女神の顔が彫られた柱が並んでいて「王妃のために造った」という感じが伝わってきます(^^)

 

アブシンベル神殿への行き方

 

音と光のショーは、ライトアップだけでなくプロジェクション・マッピングも組み合わさっているので迫力があります。古代エジプトの話だけでなく、遺跡移設の話も含まれています。座席の下にイヤホンジャックがあるので、自分のイヤホンを差し込むことでオーディオガイドになります。スイッチで言語も選ぶことができ日本語もあります。

【アブシンベル神殿】
■営業時間
・夏:5~18時
・冬:5~17時

 

■料金
・基本:600ポンド
・ラムセス・デ―は値上がり

 

■音と光のショー
・料金:20USドル
・夏:19時~19時半
・冬:18時~18時半
公式HP

 

以上になります。ピラミッドに次ぐエジプトのシンボル・アブシンベル神殿。ぜひ行ってみてください(^^)

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「アブシンベル神殿」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

世界の石窟寺院

■アジャンター石窟群(インド)

1000年以上忘れ去られていた石窟のため、信じられないほど色鮮やかな壁画が残されています。詳細は下記からご覧ください。

「アジャンター石窟群」徹底ガイド

■エローラ石窟群(インド)

エローラ石窟群は、世界で唯一の「3宗教が混在する石窟寺院」で、アジャンター石窟群、エレファンタ石窟群と共にインド三大石窟の一つに数えられています。詳細は下記からご覧ください。

「エローラ石窟群」徹底ガイド

■ダンブッラの黄金寺院(スリランカ)

スリランカで最も保存状態の良い石窟寺院で、1991年に世界遺産に登録されています。山の頂上にあり、周辺には80以上の洞窟が確認されています。詳細は下記からご覧ください。

「ダンブッラの黄金寺院」徹底ガイド

■雲岡石窟(中国)

「中国三大石窟」の一つに数えられていて、東西約1kmに及ぶ巨大石窟群が訪れたものを圧倒します。詳細は下記からご覧ください。

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■麦積山石窟(中国)

巨大な岩山を利用して造られた石窟寺院で、岩壁に張り巡らされた桟道が有名です。また、近くにある「水簾洞石窟」も素晴らしいです。詳細は下記からご覧ください。

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■莫高窟(中国)

「中国三大石窟」の一つに数えられていて、内部は圧巻の空間が広がっています。詳細は下記からご覧ください。

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■龍門石窟(中国)

「中国三大石窟」の一つに数えられていて、高さ17mを超える盧遮那仏や、洛陽周辺でしか採れない「牡丹石」なども必見です。詳細は下記からご覧ください。

「龍門石窟」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的な遺跡がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい遺跡総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から特にすごい91ヶ所を7つのエリアに分けてご紹介しています(^^)

 

 

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観光の基本情報(全記事同じ項目です)

航空便例 ・日本-カイロ(約13時間半)

・カイロ-アブシンベル(約2時間半)

ベストシーズン 10月~3月(冬季)
治安 海外安全情報 エジプト
ガイドブック エジプトのガイドブック
ビザ ビザ取得が必要
パスポート残存期間 申請時6ヶ月以上
時差 -7時間(サマータイム無し)
チップ 不要だが、バクシーシ(積極的な喜捨)を求められるので注意。いらないサービスは明確に断ること。
日本への電話 010(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
010+81+3+9999-9999

現地で使えるアラビア語 ①おはよう。

サバーフ ルハイル

 

②こんにちは。
アッサラーム・アライクム
マルハバン(午前中)
マサーウルハイリ(午後)

 

③こんばんは。
マサーウルハイリ

 

④ありがとう。
シュクラン

 

⑤さようなら。
マアッサラーマ

 

⑥はい・いいえ
ナアム・ラー

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨とレート ポンド(通貨コード:EGP、記号:E£)で、補助通貨は「ピアストル(Pt)」。1ポンド=100ピアストル。

 

日本大使館 HP

エジプトの絶景一覧

エジプトの絶景

 

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