ダノター城は、スコットランド北東部の海岸にある中世の要塞の廃墟で、その外観や苔むした建物が非常にフォトジェニックなことで知られています(^^)
「ダノター城」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
エジンバラは数千年前から人類が暮らしていた土地で、特に中世からは王国が建設されていきました。シャーロック・ホームズ・シリーズで有名な作家コナン・ドイルの出身地でもあります。人口は約48万人。
最寄りの空港はエジンバラ空港(EDI)。国内外合わせて約100都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。空港から市内への移動などは「エジンバラ①観光の基本情報」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
アバディーンは、グラスゴーとエジンバラに次ぐスコットランド第3の都市です。北海油田が発見されてからは「ヨーロッパの石油の首都」とも呼ばれています。人口は約20万人。
最寄りの空港はアバディーン・ダイス国際空港(ABZ)。国内外合わせて20以上の都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はポンド(通貨コード:GBP、記号:£)で補助通貨はペンス(p)。1ポンド=100ペンスです。本日のレートはこちら。
エジンバラからは、まず電車でアバディーンに行き、戻る形で最寄りの町である「ストーンヘイブン」へ行きます。
■ウェーバリー駅
エジンバラの「ウェーバリー駅」から、アバディーン駅への直通列車が出ています。
・1日20本程度
・所要時間:約2時間半
・料金:21.22ポンド
■アバディーン駅
photo by:Underbar dk
■エジンバラのバスステーション
photo by:kim traynor
エジンバラのバスステーションから、アバディーンのバスステーションへ直通バスが出ています。
・1日7本程度
・所要時間:約3時間
・料金:21ポンド~
■アバディーンのバスステーション
photo by:Abbamains
■ストーンヘイブン駅
上記のアバディーン駅からストーンヘイブン駅まで直通電車が出ています。
・1日40本程度
・料金:5.8ポンド
・所要時間:15~20分
駅からダノター城まではタクシーで10分弱です。
■ダノターのバス停
上記のアバディーンのバスステーションから「X7」のバスに乗って「ダノター」のバス停へと向かいます。思いの外しっかりしたバスです。
・1時間に1本程度
・所要時間:約40分
・料金:8.5ポンド(往復)
バス停からは約1kmで、徒歩で約15分です。
古くは5世紀に礼拝堂が造られたことに端を発する場所で、7世紀にはヴァイキング対策で砦が築かれていき、14世紀にマリシャル家の居城として今の形になりました。17世紀のピューリタン革命ではクロムウェルが侵攻してきて、スコットランド王家の宝物を守るため激戦を繰り広げたそうです。
城までは歩道があるので安心です。近いように見えて意外と距離があります(^^;)
近くにくると巨大さが伝わってきます。紛れもなく「城」ですね(,,゚Д゚) 入り口はこちら。屋根が無いため苔むしていて、まるでダンジョンの入口のようです。
中に入ると広々とした開放的な景色が広がります。緑の地面に荒廃した建物が並ぶ様子は、ちょっとマチュピチュ内部のようでもあります。
しかし海側に行くとガラッと印象が変わり、ダノター城の立地の特殊さを感じられます。
こちらが全体像です。まさに天然の要塞ですね(,,゚Д゚)
photo by:Roger W
ダノター城の建物の中は、どこも苔むしていて非常にフォトジェニックです。
こちらが一番有名な「ホイッグス・ヴォールト(Whig’s Vault)」と呼ばれる部屋で、ちょっと恐ろしいエピソードが残されています。
photo by:Roger WFollow
1685年、新たに即位したイギリス王ジェームズ2世に逆らったホイッグ党の人々(男性122名・女性45名)が、この部屋に閉じ込められました。そこから約9週間わずかな食料しか与えられず、結果全員が死んでしまいます。あまり長居はしたくない場所ですね(^^;)
中世の雰囲気がそのまま残されているダノター城は、メル・ギブソン主演の映画「ハムレット(1990)」や、アニメ「メリダとおそろしの森」など、様々な作品の舞台やモデルになっています。
入場料は6ポンド。3.5ポンドのパンフレットも売っています。内部にトイレは1ヶ所しかないのですが、周囲にあるわけでもないので、水の摂り方に注意してください。帰りのバスは21時頃まであります。降りるバス停に時刻表が貼ってあるので、城に向かう前に確認してください。
以上になります。海に飛び出た中世のお城「ダノター城」。ぜひ行ってみてください(^^)
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■チヴィタ・ディ・バニョレージョ(イタリア) |
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![]() |
崩壊しそうな丘の上に立つ「死ぬゆく町」です。海の上ではありませんが同様の景観が広がります。詳細は下記からご覧ください。 |
■ガステルガチェ教会(スペイン) |
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![]() |
人工の石橋によってスペイン本土とつながっている島で、2014年にはスペインの人々が選ぶ「自然が美しい観光名所」で第1位に輝いています。下記からご覧ください。 |
航空便例 | ・日本-ロンドン(約12時間半)
・ロンドン-エジンバラ(約1時間15分) |
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ベストシーズン | 6月~8月 |
外務省 | 海外安全情報 イギリス |
ガイドブック | イギリスのガイドブック |
ビザ | 6ヶ月以内の観光はビザ不要 |
パスポート残存期間 | 帰国時まで有効なもの |
時差 | 夏:-8時間/冬:-9時間 |
チップ | ・タクシー:10~15%
・レストラン:基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
公用語 | 英語 |
電圧とプラグ | 220-240V
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通貨 | ポンド(通貨コード:GBP、記号:£)で補助通貨はペンス(p)。1ポンド=100ペンス。
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日本大使館 | ・HP |
イギリスの絶景一覧 |
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