バンファイパヤーナークへの行き方と見どころ

 

バンファイパヤーナークは「ナーガ(龍神)の火祭り」と呼ばれるお祭りで「未だ解明できない不思議な自然現象」として有名です。当日には約20万人が集まります。多分、日本で一番詳しいページですよ(^^)

 

 

「バンファイ・パヤナーク」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨

バンファイパヤーナークへの行き方と見どころ 

 

拠点の町はノーンカーイ。メコン川に隣接するラオスとの国境の町です。バンコクからは約700km離れていて、ラオスの首都ヴィエンチャンまでは約25kmです。人口は約46000人。

 

最寄りの空港はウドーンターニー空港(UTH)。国内外合わせて9都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨はバーツ(通貨コード:THB、記号:B)で、補助通貨はサタン(Satang)。1バーツ=100サタンで、本日のレートはこちら。

 

 

 

空港から市内への移動

 

 

空港はウドーンターニーの中心部から南西に約5km離れています。市内への移動方法はタクシーかロットゥーです。

・タクシー:200バーツ
・ロットゥー:80バーツ

 

ノーンカーイ行きのロットゥーも出ています。空港の1階でチケットを購入します。

・所要時間:約50分
・空港→ノーンカーイ:200バーツ
・ノーンカーイ→空港:100バーツ

 

 

バンコクからノーンカーイ

鉄道で行く
バンファイパヤーナークへの行き方と見どころ 

 

バンコクの「フアランポーン駅(=クルンテープ駅/バンコク駅)」から「ナコーンラーチャシーマー駅」までタイ国鉄で1本です。所要時間は10~12時間。朝の便が1本、夜行が3本という感じです。バンコクの市内交通についてはタイ政府の観光用公式HPが分かりやすいのでご覧ください。タイ国鉄の公式HPはこちらです。

 

■ノーンカーイ駅
バンファイパヤーナークへの行き方と見どころ 
photo by:シャムネコ

 

ワット マハータートへの行き方と見どころ 
photo by:::::=UT=::::

 

北バスターミナルからノーンカーイのバスターミナルへ行きます。所要時間は約10時間です。

 

■ノーンカーイのバスターミナル
バンファイパヤーナークへの行き方と見どころ 
photo by:Christophe95

 

バンコクからノーンカーイへのアクセスはネットで一括検索できます。

 

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また、ノーンカーイからラオスへの移動は「タート・ルアン①タイからヴィエンチャンへの移動」をご覧ください。

 

 

バンファイパヤーナーク

概要

 

バンファイパヤナークは「龍神の火の玉」という意味です。陰暦の11月の満月の日、日が暮れてから23時頃までの数時間のみ、メコン川の水面から空へ向かって「火の玉」が放出されるという不思議な自然現象なんです(,,゚Д゚)

 

 

火の玉の大きさは卵くらいのものからバスケットボールくらいのものまで様々です。多い年では500個を超える火の玉が確認されますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

色は、赤・オレンジ・ピンクなど様々ですが、いずれも、炎・煙・臭い・音などはありません。突然川面から出現し、50mから最大で300mほどまで一気に上昇し、フワッと消えてなくなります。

 

バンファイパヤーナークへの行き方と見どころ
出典:https://www.komchadluek.net ※拡大できます

 

非常に広範囲で観測されるもので、ノーンカーイのメコン川沿いで約20ヶ所にのぼります。なので祭りの会場もいくつもあります。年によってなのかツアー会社によってなのか分かりませんが、チラシによって場所の表記は様々です。

 

川だけではなく近隣の湖や沼でも同様の現象が起こるそうです。広範囲ではありますが、メコン川が4200kmを超える東南アジアで最も長い川ということを考えると、なぜこの一帯だけで起きるのかは非常に不思議なところです( ̄□ ̄;)

 

 

バンファイパヤナークが起こる旧暦11月の満月の日は「僧侶の修行期間」が終わる日と位置づけられています。この修行期間は「雨季に入る陰暦8月の満月の翌日」から始まるのだそうです。

 

約3ヶ月の修行期間が終わる日、天国からブッダがやってきて、しかもその姿は天国・地獄・現世全ての人から見えるようになっているそうです。そこでナーガ(蛇神)もブッダの降臨をお祝いしたいと考え火の玉を飛ばしているとのこと。

 

 

ちなみに現地では「旧暦11月の満月の日」を「オークパンサー」。「雨季に入る陰暦8月の満月の翌日」を「カオパンサー」呼んでいます。ノーンカーイには立派なナーガ像がたくさんあるので、それらをめぐるのもオススメです。街灯にも立派なナーガがたくさんいるんですよ(^^)

 

「バンファイ・パヤナーク」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

「バンファイ・パヤナーク」徹底ガイド 【旅の大事典】 「バンファイ・パヤナーク」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

「バンファイ・パヤナーク」徹底ガイド 【旅の大事典】 「バンファイ・パヤナーク」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

バンファイパヤーナークへの行き方と見どころ
photo by:J A Forbes

 

現在のところ火の玉の正体は「メタン窒素ガス」であるとされています。川の深さが「4.55~13.40m」で、温度が「15度以上」の場所で、バクテリアによって発生した「メタン窒素ガス」ということなんです。

 

そして、太陽と月の位置関係による、重力や地球からの放射エネルギーなどの影響で、1年の決まった時期に「発火」の条件が整い、川面に浮かんできた「メタン窒素ガス」が火の玉となって飛んでいくそうです(,,゚Д゚)

 

 

理屈はそうなのかもしれませんが、あまりに不思議な光景なので「ナーガの火の玉」の方がよっぽど納得出来てしまいます(^^;)

 

 

以上になります。神秘の火の玉が上がる「バンファイ・パヤナーク」。ぜひ行ってみてください。

 

 

世界のすごい祭り

■バーニングマン(アメリカ)

photo by:BLM Nevada

夏の終わりに1週間だけ現れるブラックロックシティ。途方も無いエネルギーを発した後、炎と共に消えて無くなる祭典です。詳細は下記からご覧ください。

「バーニングマン」徹底ガイド

■牛追い祭り(スペイン)

バレンシアで行われる「スペイン3大祭り」の1つで、正しくは「サン・フェルミン祭」といいます。詳細は下記からご覧ください。

「牛追い祭り①パンプローナへのアクセス」徹底ガイド

■火祭り(スペイン)

セビーリャで行われる「スペイン3大祭り」の1つで、現地では「ラス・ファジャス」と呼ばれます。詳細は下記からご覧ください。

「火祭り①バレンシアへのアクセス」徹底ガイド

■ペラヘラ祭り(スリランカ)

毎年7~8月にスリランカ各地で行われる祭りで、正式には「エサラ・ペラヘラ」と言います。電飾を身にまとった巨大なゾウが歩く姿は、さながら「アジアのエレクトリカルパレード」という感じです。詳細は下記からご覧ください。

「文化三角地帯③キャンディー」徹底ガイド

■コムローイ祭り(タイ)

チェンマイで行われる「ランタン祭り」で「サンサーイ祭り」とも呼びます。同時に「ロイクラトン祭り(イーペン祭り)」という「灯篭流し」も行われます。詳細は下記からご覧ください。

「チェンマイ⑤コムローイ祭り」徹底ガイド

■氷祭り(中国)

ハルビンで行われる祭りで「世界三大雪祭り」の1つに数えられています。詳細は下記からご覧ください。

「ハルビン市と氷祭り」徹底ガイド

■ハイランドショー(パプアニューギニア)

「地球最後の秘境」と称される国・パプアニューギニアの「先住民族の舞踏祭り」のことです。詳細は下記からご覧ください。

「パプアニューギニア③ハイランドショー」徹底ガイド

■マスクフェスティバル(パプアニューギニア)

パプアニューギニアには500を超える先住民族が存在していて、それぞれに奇抜な仮面が受け継がれています。マスクフェスティバルは、それらを一挙に見られる大興奮の祭りです。詳細は下記からご覧ください。

「パプアニューギニア④ラバウル」徹底ガイド

■リオのカーニバル(ブラジル)

リオの代名詞の1つで、世界中で行われるカーニバルで最も有名なものです。詳細は下記からご覧ください。

「リオ・デ・ジャネイロ⑤リオのカーニバル(1)概要」徹底ガイド

■アゲダの傘祭り(ポルトガル)

毎年夏に行われるイベントで、高さ5mほどに並ぶカラフルな傘は「天国の傘」とも呼ばれています。詳細は下記からご覧ください。

「アゲダの傘祭り」徹底ガイド

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-バンコク(約7時間)

・バンコク-ウドーンターニー(約1時間)

ベストシーズン 11月の満月の日
外務省 海外安全情報 タイ
ガイドブック タイのガイドブック
ビザ 観光目的の滞在のみビザ不要。

空路入国:30日以内、陸路入国:15日以内の滞在。

パスポート残存期間 6ヶ月以上
時差 -2時間(サマータイム無し)
チップ 基本的には不要
日本への電話 001(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
001+81+3+9999-9999

現地で使えるタイ語 ①おはよう。

สวัสดี(サワッディー)

 

②こんにちは。
สวัสดี(サワッディー)

 

③こんばんは。
สวัสดี(サワッディー)

 

④ありがとう。
ขอบคุณ(コープクン)

 

⑤さようなら。
ลาก่อน(ラーゴーン)

 

⑥はい・いいえ
男:ครับ(クラップ)・ไม่ใช่(マイチャイ)
女:ค่ะ(カー)・ไม่ใช่(マイチャイ)

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ
コンセントタイプ
コンセントタイプ

通貨 バーツ(通貨コード:THB、記号:B)で、補助通貨はサタン(Satang)。1バーツ=100サタン。

 

日本大使館 HP

タイの絶景一覧

タイの絶景

 

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