スティングレイシティは無数のアカエイ(スティングレイ)と触れ合えるスポットで、ダイバーでなくても楽しめるので世界中から多くの人が訪れます。エイの印象がガラッと変わる場所ですよ(^^)
「スティングレイシティ」徹底ガイド:目次
1・ケイマン諸島ってどんなとこ?
2・拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨
3・空港から市内への移動
4・スティングレイシティ
5・日本のスティングレイシティ「シャークスクランブル」
6・世界のすごい餌付けスポット
7・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
ケイマン諸島はメキシコのカンクンから南東に約500km離れた場所にあり、東にはジャマイカ、北にはキューバがあります。「グランドケイマン島」「ケイマンブラック島」「リトルケイマン島」という3つの島からなるイギリス領で、人口は約54000人。
3つの島は全てサンゴ礁の島であり、昔からダイバーズパラダイスとして観光を中心に発展してきました。現在でも生活水準は高く、欧米人から人気のリゾート地になっています。
最高ですね(*´ω`*) 島を発見したのはコロンブスで、1503年に4度目の航海を行ったときでした。発見した際には岩と間違えるほどウミガメが生息していたそうです。そして時代は流れ1655年、スペイン領になっていたケイマン諸島とジャマイカを、清教徒革命で有名なオリバー・クロムウェルが奪取してイギリス領になりました。
拠点の町はジョージタウン。ケイマン諸島の首府であり玄関口です。景観を守るため5階よりも高い建物を造ることは禁止されています。市内の国立博物館に行くと、ここ50年で急発展したケイマン諸島の歴史を学べます。人口は約3万人。
最寄りの空港はジョージタウンのオーウェン・ロバーツ国際空港(GCM)。国内外合わせて約20都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はケイマン諸島・ドル(通貨コード:KYD、記号:CI$)で、補助通貨は「セント(¢)」。1CI$=1US$の固定制で、USドルが利用できるので両替は不要です。本日のレートはこちら。
空港から市内への移動
photo by:Kmanian345
空港は市内中心部から東に約6km離れています。市内への移動方法はタクシーのみで、所要時間は約10分、料金は12US$です。正直かなり高いですよね。場所は中米ですが、あくまでもイギリスであり、しかも世界的なリゾート地なのでハワイみたいな感じですね(^^;)
ケイマン諸島の大人気アクティビティで、透き通った海でアカエイが餌付けされています。ハイシーズンには1日3000~5000人が訪れるそうですΣ(゚∀゚ノ)ノ 下の写真でもエイらしき丸い点々がたくさん写っています。
ボートが近づいていくと自然にアカエイたちが集まってきます。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
まずそもそも本当にキレイな海ですよね(,,゚Д゚) 1980年代、漁師たちは売れない魚や食事の残りなどをこの場所で廃棄していて、そこにアカエイたちが集まるようになりました。それがダイバーたちの間で話題になり今日の一大観光地へとつながっていきました。
普通、エイは尻尾に毒針があるので触ってはいけないんですが、餌付けされているエイは全く心配ないので、スタッフが掛け布団の如く客にのせてくれますΣ(゚∀゚ノ)ノ
photo by:Jeremy T. Hetzel
グロテスクなエイも、ここではマンタ並のアイドルです(^^)
photo by:Jeremy T. Hetzel
飛行戦隊のように泳ぐエイたち。水がキレイなので、とにかく画になります。
スノーケルでも十分楽しいですが、ダイバーは少し離れた水深4mのポイントでダイビングを楽しめます。上記のとおり最大で1日5000人が訪れるので「大混雑」というのはいなめません。しかしダイビングなら人の少ない中でエイと触れ合えるのでオススメです。
ちなみにエイは、こうやって下から見ると非常に可愛いです(*´∀`*)
スノーケルツアーは宿やダイビングショップで予約できます。所要時間は約3時間、料金は40US$です。ダイビングだと1ダイブで約50US$になります。
以上になります。絶景の海で山程のエイと触れ合えるスティングレイシティ。ぜひ行ってみて下さい(^^)
ケイマン諸島には日本語で予約出来る現地ツアー多くもあります。詳細はこちらからご覧ください。
ちなみに、実は日本にも同じようにエイと触れ合える場所があります。千葉県の伊戸にある「シャークスクランブル」というダイブスポットです。 「BOMMIE」さんというダイビングショップが管理されていて、餌付けされた「アカエイ」「クエ」「ドチザメ」が数百匹も乱舞しています。詳細はこちらをご覧ください。
一帯では美味しいクジラ料理が食べられます。駅でクジラ弁当も売っているので、ぜひ食べてみてください(^^)
■オスプレイリーフ(オーストラリア) |
|
---|---|
![]() |
グレートバリアリーフにあるサンゴ礁で、サメのフィーディング(餌付け)が行われています。詳細は下記からご覧ください。 |
■シャークベイ(オーストラリア) |
|
![]() |
野生のイルカの餌付けに成功した「モンキーマイア」、貝殻で出来た「シェルビーチ」、そして世界最古の生物である「ストロマトライト」が生息する「ハメリン・プール海洋保護区」など、世界的な見どころが集中しています。詳細は下記からご覧ください。 |
■モートン島(オーストラリア) |
|
![]() photo by:brewbooks |
オーストラリアのモートン島は世界で3番目に大きな砂島で、野生のイルカの餌付けと、ジュゴン探訪クルーズが世界的に有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
■シップチャンネル・キー(バハマ) |
|
![]() |
エグズーマ諸島にある島で、アカエイやサメに餌付けが行われています。詳細は下記からご覧ください。 |
■オスロブ(フィリピン) |
|
![]() |
ジンベエザメの餌付けに成功した奇跡の村で、現在、世界中から観光客が押し寄せています。詳細は下記からご覧ください。 |
■シャークレイ・アレイ(ベリーズ) |
|
![]() |
ホール・チェン海洋保護区の近くにあるポイントで、シャークレイやスティングレイの餌付けが行われています。詳細は下記からご覧ください。 |
■プロテアバンクス(南アフリカ共和国) |
|
![]() |
人食いザメの1種であるイタチザメやオオメジロザメをケージ無しで見られるダイビングスポットです。冬には「サーディンラン」というイワシの大群が出現し、それをエサにするクジラなども現れます。詳細は下記からご覧ください。 |
世界のスノーケリングスポットについては「世界のすごいダイビング&スノーケリングスポット総特集」をご覧ください。
航空便例 | ・日本-アトランタ(約12時間)
・アトランタ-グランドケイマン島(約2時間半) |
---|---|
ベストシーズン | 11月~4月(乾季) |
外務省 | 海外安全情報 中米 |
ガイドブック | ケイマン諸島のガイドブック |
ビザ | 6ヶ月以内の観光は不要 |
パスポート残存期間 | 滞在日数以上 |
時差 | -14時間(サマータイム無し) |
チップ | ・タクシー:10~15%
・レストラン:必要がある場合15%程度 |
日本への電話 | 011(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
日本大使館 | イギリス領なので、現地に日本大使館は無し。 |
電圧とプラグ | 110V
|
通貨 | ケイマン諸島・ドル(通貨コード:KYD、記号:CI$)で、補助通貨は「セント(¢)」。1ドル=100セント。
|
ケイマン諸島の絶景一覧 |
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
■赤のアイコン
個別のガイド記事です。
■その他の色のアイコン
大都市など周辺に見どころが多い場所や、1つの国に細かい見どころがあるとき、複数の見どころを1つの記事に集約していて、それらが同じ色のアイコンになっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。