リッチフィールド国立公園は、毎年26万人以上が訪れている人気の国立公園です。乱立する高さ数mのアリ塚や、「ロストシティ」と名付けられた奇岩群、また複数の美しい滝が有名です(^^)
「リッチフィールド国立公園」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
2・リッチフィールド国立公園
2-1:シロアリ塚
2-2:ロストシティ
2-3:フローレンス滝
2-4:バレー・ロックホール
2-5:トルマー滝
2-6:ワンギ滝
3・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
ダーウィンはノーザンテリトリー州の州都で、オーストラリアの主要都市の中では最もアジアに近い都市です。75の民族が共生していて、アボリジニの人々も多いです。人口は約13万人。
最寄りの空港はダーウィン空港(DRW)。国内外合わせて約20都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。空港から市内への移動は「クロコザウルス・コーヴ:徹底ガイド」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はオーストラリア・ドル(通貨コード:AUD、記号:A$)で補助通貨はセント(c)。1オーストラリア・ドル=100セントです。本日のレートはこちら。
リッチフィールド国立公園の面積は約1500km²。東京23区が約620km²ですから、その2.5倍にもなりますΣ(゚∀゚ノ) ダーウィンからは車で約1時間半で、ツアーかレンタカーになります。
高さ数mにもなる巨大なシロアリ塚で、敷地内に普通にあります。あの小さいアリが造ったとは思えない巨大さで、思わず見とれてしまいます。これはオーストラリア全土にあるわけではなく、ここやカカドゥ国立公園など、オーストラリア北部中央で見られるものです。
「マグネティック・ターマイト・マウンズ(巨大なアリ塚)」と呼ばれていて、100年前から存在が確認されています。非常に機能的に造られていて、昼の強い日差しを避けるため南北が細く、東西が太くなっています。単に本能なのかもしれませんが、もはや知恵というレベルですね(,,゚Д゚)
リッチフィールド国立公園のハイライトで、未舗装のため4WDでしか行くことができない秘境です。
photo by:NeilsPhotography
砂岩が長い間に浸食されて出来た奇岩群で、カッパドキア(トルコ)、石林風景名勝区(中国)、ツィンギ(マダガスカル)などとも違う独特な景観になっています。一応、標識が各所にありますが迷わないように注意してください。
世界には他にも魅力的な岩系大自然がたくさんあります。興味のある方は「世界の奇岩・巨岩・柱状節理総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げているものの中から特にスゴい92ヶ所を7つのテーマに分けてご紹介しています(^^)
滝の上に展望台があるため、上の写真のように全景を見ることができます。駐車場から徒歩3分なのでアクセスも簡単です。こちらも滝壺が天然のプールになっていて泳ぐことができます。。ヘ(。`・з・)_。。
フローレンス滝の約1km手前にあり、小さな滝がいくつもつながって川のようになっています。もはやウォータースライダーのようになっている部分もあります。お子さんがいるファミリーにオススメです(^^)
こーゆー場所に行くときは2つ非常に便利なアイテムがあります。1つ目は「マリンシューズ」。濡れる場所専用のクツなので川でも滝壺でも入っていけますし、もちろん滑りづらく作られています。ビーチサンダルだと滑って危ないだけでなく、水の中ではすぐに脱げてしまい安全に歩くことが出来ません。
■マリンシューズ ■アウトドアサンダル
足首に固定できる「アウトドアサンダル」なら脱げることが無いためまだマシなのですが、素足が露出しているので、肌を切ってしまったり突き指をしてしまうことがあります。マリンシューズなら足全体が保護されている上に、メッシュ素材のものが多いので「乾きやすい」「かさばらない」といったメリットもあります。
そして2つ目は「ウォータープルーフバッグ」です。
ダイバーやサーファーにはおなじみなのですが、水から中身を完璧に守ってくれます。通常ジッパーなどは無くて、上の開口部をくるくる折り曲げて行くことで密閉します。補助的な使い方ですが、中に空気を入れて密封することで緊急時の浮き袋にもなったりします。リュックにもショルダーにもなるので大変便利です。
バッグの正面に書いてある「5」「10」「20」は、容積のことで「5L」「10L」「20L」を表しています。ちなみに20Lは非常に大きめのリュックという感じです。小さいサイズの「2L」などもあり、これはこれで重宝します。
中にはカメラ、財布、パスポート、薬など最低限の物しか入りませんが、それら一番大事な物だけを持っていきたい場面で活躍します。また、ウォータープルーフなので当然スコールでも台風でもへっちゃらですし、ドロなどで汚れても水でガンガン洗えて、タオルでふけばすぐ乾くので、20Lのバッグなどは旅中で非常に活躍します。アウトドア派の人にはオススメです。
公園内で一番壮観な滝です。最寄りの駐車場から1.6kmのトレイルコースが整備されているので、約45分でたどり着けます。こちらも滝上に展望台が設置されているので全景を一望することができます。
2つの滝から流れ落ちる水が、大きな天然のプールを生み出しています。リッチフィールド国立公園の象徴的な景色としてポストカードやカレンダーに使われることが多いです。こちらも入って泳げます。
世界には他にも魅力的な滝がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい滝総特集」をご覧ください。
以上になります。巨大なアリ塚が乱立するリッチフィールド国立公園。ぜひ行ってみてください(^^)
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | ・日本-シンガポール(約7時間)
・シンガポール-ダーウィン(約4時間半) |
---|---|
ベストシーズン | 5月~10月 |
外務省 | 海外安全情報 オーストラリア |
ガイドブック | オーストラリアのガイドブック |
ビザ | ・ビザかETASの取得が必要
・30日まで滞在可 |
パスポート残存期間 | 滞在日数分あればOK |
時差 | ・東部時間:+1時間(シドニーなど)
・中部時間:+30分(ウルルなど) |
チップ | ・基本的には無し
・タクシーなど:端数を切り上げて渡す |
日本への電話 | 0011(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
公用語 | 英語 |
電圧とプラグ | 220/240V
|
通貨 | オーストラリア・ドル(通貨コード:AUD、記号:A$)で補助通貨はセント(c)。1オーストラリア・ドル=100セント。
|
日本大使館 | ・HP |
オーストラリアの絶景一覧 |
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
■赤のアイコン
個別のガイド記事です。
■その他の色のアイコン
大都市など周辺に見どころが多い場所や、近いエリアに同系統の見どころがあるとき、複数の見どころを1つの記事に集約していて、それらが同じ色のアイコンになっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。