万年氷洞は美しくライトアップされた氷の洞窟で、まるでファンタジーの世界に迷い込んだかのような幻想的な世界が広がっています。太原か大同が拠点になり、電車とタクシーを使ってアクセスします。
「万年氷洞」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:太原市
1-2:大同市
2・空港から市内への移動
2-1:シャトルバスで行く
2-2:路線バスで行く
2-3:タクシーで行く
2-4:空港送迎で行く
3・万年氷洞へのアクセス
4・万年氷洞
5・世界の同様の場所
6・観光の基本情報
太原市は山西省の省都で、春秋戦国時代からの2500年に及ぶ歴史があります。冬には-20度になり、ダイヤモンド・ダストを見られることもあります。人口は約350万人。
最寄りの空港は太原武宿国際空港(TYN)。国内外合わせて46都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
大同市は太原市に次ぐ山西省第2の都市で、戦国時代には趙の版図だった記録が残っています。秦が中華を統一してからは平城県が設置されました。人口は約290万人です。
最寄りの空港は大同空港(DAT)。国内の10都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。空港から市内への移動は「雲崗石窟:徹底ガイド」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨は人民元(通貨コード:CNY/RMB、記号:¥)で、読み方は「Yuan」。補助通貨は「角(Mao)」と「分(Fen)」。1元=10角=100分で、本日のレートはこちら。
空港から市内への移動
photo by:shimin
空港は市内中心部から南東に約13km離れています。市内への移動方法は、シャトルバス、路線バス、タクシー、空港送迎の4つです。
・8時半~最終便まで運行
・30分おきに運行
・大営盤、五一広場、三晋国際飯店など経由
■2号線
・9時半~21時半まで運行
・1時間おきに運行
・太原理工大学、下元、西客駅、西山大廈など経由
■料金:30元
■所要時間:約40分
・「太原駅」行き
・所要時間:約45分
・料金:2元
・山西新聞社、併西商場、五一広場など経由
・所要時間:約30分
・料金:約50元
空港送迎は色々あります。詳細は画像のリンクからご覧ください。
太原市からでも大同市からでも、まずは電車で寧武駅へ行きます。太原駅からは約2時間45分、大同駅からは約2時間半です。下車したら路線バスで「東寨鎮」へ行きます。所要時間は約30分、料金は7元です。
東寨鎮から万年氷洞はタクシーになりまして、往復で約100元です。ネット情報では寧武駅から直通の車があるようなことも書いてありますが、タクシーのことかもしれません。ソースはこちらです(中国語)。
万年氷洞
photo by:Underbar dk
万年氷洞は日本での知名度は低いものの、中国の観光地等級で「全国AAAAレベル(4Aレベル)」に指定されている絶景洞窟です。
入場料は120元、営業時間は8時~18時。入口でコートをレンタル出来まして、1着20元です。
そもそもは中国にたくさんある鍾乳洞の1つでした。しかし、約300万年前の新生代第四紀の氷河期に洞窟内が凍りついて、驚くべきことにそのまま環境が保持されたんだそうですΣ(゚∀゚ノ)ノ
氷河期に凍りついた洞窟は多々あるはずなのに、なぜここだけが300万年も溶けなかったのでしょうか。現在有力な説は「入口が狭く、さらに内部が特殊な形状のため、冬の冷たい空気は入り込むが、夏の暖かい空気は入り込まないから」というものです。
「特殊な形状」と称される内部は、なんと5層構造になっています(,,゚Д゚) 東京の地下鉄構内のように、上下にたくさん空間があるということです。深さは最大で約100mになり、無数のつららの他、氷のカーテン、氷の時計、氷の花、氷の男など多数の見どころがあります。
常に凍りついているということだけでもスゴいですが、そこに中国の鍾乳洞独特のカラフルなライトアップが加わって、テーマパークのような幻想的な空間になっています(*´ω`*)
以上になります。「アナ雪」の世界を体感できる万年氷洞。ぜひ行ってみてください(^^)
太原は日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■アイスリーゼンヴェルト(オーストリア) |
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ドイツ語で「氷の巨大な世界」を意味する世界最長の氷穴で、年間約20万人が訪れるオーストリア屈指の観光地です。詳細は下記からご覧ください。 |
■クリッペンシュタインの大氷穴(オーストリア) |
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クリッペンシュタインは山の名前で、「世界で最も美しい湖畔の町」と称されるオーストリアの「ハルシュタット」からバスですぐの場所にあります。詳細は下記からご覧ください。 |
■ドブシンスカ氷穴(スロヴァキア) |
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最大で厚さ26.5mにもなる氷の世界を見学することができます。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な洞窟がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい洞窟総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から、特にスゴい68ヶ所を7つのテーマに分けてご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本-北京(約4時間)
・北京-大同(約1時間) |
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ベストシーズン | 夏 |
外務省 | 海外安全情報 中華人民共和国 |
ガイドブック | ・中国のガイドブック |
ビザ | 15日以内の観光は不要。ビザ取得で30日まで滞在可。 |
パスポート残存期間 | 60日以上が望ましい。 |
時差 | ・全国共通で-1時間
・サマータイム:無し |
チップ | 無し |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使える中国語 | ②こんにちは。
你好.(ニーハオ)
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | ・220V
・Oが基本でB、Cなどもある。 |
通貨 | 人民元(通貨コード:CNY/RMB、記号:¥)で、読み方は「Yuan」。補助通貨は「角(Mao)」と「分(Fen)」。1元=10角=100分。
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日本大使館 | ・HP |
中国の絶景一覧 |
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