
重慶は日本ではあまり馴染みが無い場所ですが、特に郊外に途方も無い絶景が点在しています。当サイトでは6ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「重慶⑤天生三橋と龍水峡地縫」になります(^^)
「重慶⑤天生三橋と龍水峡地縫」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
重慶には多くの見どころがありますが、ここは外せないという10ヶ所を厳選しました。こちらのページでは青のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。
1・龍頭寺バスターミナル(龍頭寺旅遊集散中心)
2・四公里バスターミナル(四公里交通換乗枢紐)
3・重慶北駅
4・重慶西駅
5・武隆バスターミナル
6・武隆駅
7・仙女山鎮
8・天生三橋
9・龍水峡地縫
7の「仙女山鎮」が、「天生三橋」と「龍水峡地縫」の玄関口となる町です。重慶からは武隆を経由するのが通常で、まずは1・2のバスターミナルから5の「武隆バスターミナル」へ行くか、3・4の高速鉄道駅から5の「武隆駅」へ行きます。そして、バスかタクシーで「仙女山鎮」へ向かいます。
「武隆」と「仙女山鎮」の違いは、武隆が「普通の町」なのに対し、仙女山鎮は「観光客のためのエリア」という感じです。なので、ホテルやレストランなどが多くあります。また、夏季や大型連休の期間のみ、1・2の重慶のバスターミナルから仙女山鎮への直通バスが出るので、時期が合えばそれが一番です(^^)
主に「四公里バスターミナル」から出ていて、地下鉄3号線の「四公里駅」に直結しているため、アクセスも簡単です(^^)
・所要時間:2時間半~3時間
・料金:約60元
■仙女山鎮へ
・所要時間:2時間半~3時間
・料金:60~90元
・繁忙期のみ
photo by:Junyi Lou
重慶北駅や重慶西駅から、武隆駅へ高速鉄道が出ています。
・1日8本程度
・所要時間:1時間半~2時間半
・料金:25~160元
■武隆駅
photo by:Prcshaw
武隆の町から仙女山鎮はバスやタクシーで移動します。仙女山鎮では「武隆遊客接待中心」という「観光センター(ビジターセンター)」に到着します。
■バス
・武隆バスターミナルや駅前のバスステーションから出発
・6時半~19時半頃まで運行
・15~30分に1本程度
・所要時間:40~50分
・料金:9元
■タクシー
・所要時間:30~40分
・料金:40~60元
一帯は「武隆カルスト」という「中国南方カルスト」の一部を構成する地形で、約1億年前の地殻変動で誕生しました。日本ではほとんど知られていない場所ですが、圧倒的に雄大な景観が広がっています。
・天龍橋(赤):高さ235m、幅147m、厚み150m
・青龍橋(青):高さ281m、幅124m、厚み168m
・黒龍橋(緑):高さ223m、幅193m、厚み107m
天生三橋は「陽水渓谷」にかかる「天龍橋」「青龍橋」「黒龍橋」という3つの天然アーチの総称で、天坑三橋とも呼ばれています。
天龍橋と青龍橋の間が「天龍天坑(紫)」。サッカーグラウンド2個分の広さがあります。そして青龍橋と黒龍橋の間が「神鷹天坑(茶)」。東西に260m、南北に300m、最大深度が284.7mという巨大さです。上から見るとこんな感じ(,,゚Д゚)

メキシコのセノーテと同じことなんですが、まず石灰質の土壌に地下水や雨水が流れることで長い年月の間に空洞ができていき、あるときフタが外れるように地上部分が崩落して巨大な陥没穴が空きます。
そして天生三橋の場合、穴と穴の間の岩壁にも穴が空いて3つの天然アーチが誕生しました。陥没穴は中国では「天坑」と呼ばれるので別名が「天坑三橋」になっているわけです。一帯の地図はこちら。

観光のメインは天坑の下に降りて、その壮大なアーチと空間を味わうことです。入口にはこんなものがΣ(゚∀゚ノ)ノ
実はここは「トランスフォーマー4・ロストエイジ」のロケ地なんです。予告編でも02:05から天生三橋が出てきます。
入口から100mほど歩くとエレベーターがありまして、天坑の底へ一気に向かいます。ほんとに映画みたいですよね(^^;)

エレベーターは混むので階段もありまして、その方が少し安いです。体調に問題が無ければ歩く方が良いと思います。というのが、周辺の景色はもう訳分からないほどスゴいです。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
はわわわわわ…( ̄□ ̄;)
これはスゴいですよね…歩いてじっくり見るのがオススメです(,,゚Д゚) 底に着いたら「龍泉洞池」まで2.8kmの遊歩道を歩きます。所要時間は約3時間半です。
この建物は寺院のように見えますが、実は映画「王妃の紋章(英題:Curse of the Golden Flower)」が撮影された際に建てられたセットでが残されているものなんです。雰囲気ピッタリですね(*´ω`*)
200mを超える穴の底にたくさんの緑があって…完全にファンタジーの世界です。
こちらは「黒龍橋」です。信じられない空間ですね…。
続いては「大刀倒影」というフォトポイント。シャキーンって感じです(^^)
底にもトランスフォーマーの出演者がいらっしゃいますΣ(゚∀゚ノ)ノ

途方も無いスケールですね。池にたどり着くと出口がありまして、約800段の階段を登ります。階段を登る自信が無い人には15元で電気自動車が走っているので安心してください。
【天生三橋】
■営業時間
・3~10月:8~17時
・11~2月:9~16時
■料金
・3~10月:125元
・11~2月:95元
・エレベーター、シャトルバスを含む
・ガラスの展望台(玻璃栈道):25元(別途)
■龍水峡地縫とのセット券
・3~10月:約170元
・11~2月:約120元
名前のとおり、龍が山を縫って突き抜けたような峡谷で、天生三橋とは無料のシャトルバスでつながっています。地図はこちら。

こちらも、まずは階段かエレベーターで峡谷の底に行きます。エレベーターの高低差は80mですが、峡谷の最大高低差は400mにもなります。底に到着したらゴールまで約2kmを歩きます。
峡谷自体のスゴさもさることながら、よくぞここまで遊歩道を整備していただきました…という感じで、まさに地を縫うかのごとく道が延びています(^^)

足元は滑る場所もあるので、しっかりしたクツを履いていってください。また、頭上が低い場所もあるので、頭を打たないよう気をつけてください。
滝も幻想的です(*´∀`*)
出口にはシャトルバスがありまして、ピラミッド型の観光センターに戻れます。
【龍水峡地縫】
■営業時間
・3~10月:8~17時
・11~2月:9~16時
■料金
・3~10月:105元
・11~2月:85元
■龍水峡地縫とのセット券
・3~10月:約170元
・11~2月:約120元
世界のすごい峡谷については「世界のすごい渓谷&峡谷総特集」を、世界のすごい竪穴洞窟については「世界のすごい洞窟総特集」をご覧ください。
以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。
重慶は日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
| 航空便例 | 日本-重慶(約5時間半) |
|---|---|
| ベストシーズン | 春と秋 |
| 外務省 | 海外安全情報 中華人民共和国 |
| ガイドブック | ・中国のガイドブック |
| ビザ | 30日以内の観光は不要。 |
| パスポート残存期間 | 60日以上が望ましい。 |
| 時差 | ・全国共通で-1時間
・サマータイム:無し |
| チップ | 無し |
| 日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
| 現地で使える中国語 | ②こんにちは。
你好.(ニーハオ)
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
| 電圧とプラグ | ・220V
・Oが基本でB、Cなどもある。 |
| 通貨 | 人民元(通貨コード:CNY/RMB、記号:¥)で、読み方は「Yuan」。補助通貨は「角(Mao)」と「分(Fen)」。1元=10角=100分。
|
| 日本大使館 | ・HP |
| 中国の絶景一覧 |
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