チチカカ湖は、富士山よりも高い標高3810mに位置する天空の湖です。世界でも20ヶ所ほどしかない「古代湖」であり、面積は琵琶湖の約12倍。現地の人は「トトラ」という浮き草を使い居住可能な島や船を造って湖で生活してきました。当サイトでは3ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「チチカカ湖①アクセスと拠点の街」になります(^^)
「チチカカ湖①アクセスと拠点の街」徹底ガイド:目次
1・拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:プーノ
1-2:コパカバーナ
2・フリアカ空港からプーノへの移動
3・ペルー各地からプーノへのアクセス
3-1:長距離バスで行く
3-2:ツアーバスで行く
3-3:鉄道で行く
4・ボリビアからプーノ
5・プーノの4つの巨大像
5-1:Mirador Puma Uta
5-2:Condor Hill
5-3:Cerrito Huajsapata
6・コパカバーナの見どころ
6-1:コパカバーナの聖母教会
6-2:カルバリオの丘
7・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
プーノはペルー側の拠点になる町で、インカ文明以前から栄えた歴史ある町です。高台にはインカの聖なる動物である「ピューマ」「ヘビ」「コンドル」の巨大な像が設置されていて町を見守っています。人口は約22万人。
最寄りの空港は近くのフリアカにある「インカ・マンコ・カパック国際空港」。クスコとリマとのみ就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
コパカバーナはボリビア側の拠点になる町で、チチカカ湖に浮かぶ「太陽の島」や「月の島」にアクセスできます。ボリビアにおいては聖地であり「コパカバーナの聖母教会」は一見の価値があります。人口は約6000人。
最寄りの空港はラパスのエル・アルト国際空港(LPB)。国内外合わせて14都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。空港から市内への移動などは「ラパス①各地からのアクセス」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はソル(通貨コード:PEN、記号:S/)で、補助通貨は「センティモ(¢)」。1ソル=100センティモで、本日のレートはこちら。
フリアカ空港からプーノへの移動
photo by:dirt
空港はプーノから北に約48km離れています。プーノへの移動方法は乗り合いワゴンかタクシーです。
・所要時間:約1時間
・乗り合いワゴン:15ソル
・タクシー:約100ソル
プーノにはバスターミナルがあり、各地との長距離バスが発着します。バスターミナルから町の中心部へはタクシーになり、所要時間は約5分、料金は約7ソルです。
区間 | 所要時間 | 料金目安 |
---|---|---|
アレキパ発 | 約6時間 | 30ソル |
クスコ発 | 約6時間 | 50ソル |
「プーノ~クスコ」間は様々な見どころがあるので、それらに立ち寄りながら移動するツアーバスを「インカ・エクスプレス社」が運行しています。詳細は「クスコ①各地からのアクセス」をご覧ください。
出典:https://alumni.stanford.edu
「ペルーレイル」が観光列車を運行していて、区間は3種類あります。
区間と料金 | 所要時間 | 出発日 |
---|---|---|
・アレキパ~プーノ~クスコ
・1人:990US$~ |
・クスコ発:2泊3日
・アレキパ発:2泊2日 |
・クスコ発:木曜の朝
・アレキパ発:土曜の夜 |
・プーノ~クスコ
・1人:2520US$~ |
・1泊1日(約20時間) | ・クスコ発:水・金・日の朝
・プーノ発:月・木・土の朝 |
・クスコ~マチュピチュ
・1人:130US$ |
・3時間半 | ・毎日運行 |
車両クラスやシーズンによっても料金は変動します。バッグパッカーは多分どれも乗らないのですが、例えば新婚旅行などで訪れる方は豪華な列車旅も選択肢に入ってくると思います。どこで乗るかは悩みどころですが、オススメは「クスコ~マチュピチュ間」です。理由は3つあります。
■理由①
「アレキパ~プーノ~クスコ」の場合、チチカカ湖の観光が「約4時間でウロス島とタキーレ島を巡る」という内容になります。それで良ければ別にいいのですが、チチカカ湖はプーノ発の1泊2日ツアーが醍醐味なので、時間がある人にはそちらをオススメしたいところです。
■理由②
「プーノ~クスコ」の場合、一番オススメの移動方法は上記のツアーバスです。突如現れる壮大な遺跡や、アルパカと触れ合いながらの昼食など楽しい道中になります。
■理由③
「クスコ~マチュピチュ」の場合、距離が短いのでそもそもの料金が一番安くなります。マチュピチュへのアクセス方法は様々ありますが、ペルーレイルに乗るなら一番オススメの区間になります。
プーノ~クスコ間では、4319mにある世界最高所の駅「ラ・ラヤ峠」で停車します。上記のツアーバスでも同名の場所に立ち寄りますが、そことはまた違う場所です。土産物屋が並んでいて、記念撮影にもピッタリです。
■ラ・ラヤ峠
ボリビアからは「ラパス→ティキナ→コパカバーナ→プーノ」というルートが一般的です。ラパスからコパカバーナまでが約4時間で、コパカバーナからプーノまでが約4時間、食事休憩など含めて全体で約10時間という感じです。ティキナを出た後に少しだけボートを使いますが、基本は全てバス移動です。料金は約70ボリビアーノ(約1050円)。
■太陽の島
また、ティキナから船で「太陽の島」を観光しつつコパカバーナに行くという「バス+観光クルーズ」プランもあります。昼食とガイドがついて約330US$。高いですが、時間がなくてチチカカ湖観光に時間が取れない人にはオススメです。
このほか「ラパス→デサグアデーロ→プーノ」というルートもあります。
上記のルートに比べると完全に移動が目的で観光要素が入っていないため、所要時間は5時間程度になります。料金はあまり変わらず約80ボリビアーノです。
プーノの4つの巨大像
photo by:Santiagostucchi
ピューマとヘビの像があります。眺めは絶景です(^^) 画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
こちらにはコンドルの像があります。このストリートビューは上を見ていただくと、太陽がコンドルの真上にあってカッコいい感じになっています(^^;)
コンドルについては「アレキパ②カニョン・デル・コルカ」をご覧ください。
インカ帝国の王様の像があります。他の場所よりも整備されていないので足元に注意してください。
世界には他にも素晴らしいパノラマを一望できる場所が無数にあります。興味のある方は「世界のパノラマを一望出来る場所総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から特にスゴい95ヶ所を7つのテーマに分けてご紹介しています。
コパカバーナはボリビアにおける聖地です。この教会にまつられている「褐色のマリア」こと「聖母カンデラリア」は、その昔何度も奇跡を起こしたと言い伝えられていて、南米における聖母信仰の中心となりました。ブラジルのリオデジャネイロにあるコパカバーナ聖堂も、この聖母教会に由来します。
世界の教会については「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。
コパカバーナの町を見渡せる丘で、圧巻の景色が広がります。コパカバーナは滞在するかどうか迷うところですが、この丘があるから滞在することにしたという人も多いです。丘というのはどこでも治安に不安があるので、宿の人に危険な場所や時間を確認してから行くようにしてください。
以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | ・日本-ロサンゼルス(約10時間)
・ロサンゼルス-リマ(約8時間半) |
---|---|
ベストシーズン | 4月~11月(乾季) |
外務省 | 海外安全情報 ペルー |
ガイドブック | ペルーのガイドブック |
ビザ | 183日以内の観光は不要 |
パスポート残存期間 | 6ヶ月以上 |
時差 | -14時間(サマータイム無し) |
チップ | ・レストラン:5~10%
・ホテルで荷物を運んでもらう:2ソル程度 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるスペイン語 | ①おはよう。
Buenos días.(ブエノス ディアス)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 220V
|
通貨 | ソル(通貨コード:PEN、記号:S/)で、補助通貨は「センティモ(¢)」。1ソル=100センティモ。
|
日本大使館 | ・HP |
ペルーの絶景一覧 |
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
■赤のアイコン
個別のガイド記事です。
■その他の色のアイコン
大都市など周辺に見どころが多い場所や、1つの国に細かい見どころがあるとき、複数の見どころを1つの記事に集約していて、それらが同じ色のアイコンになっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。