オアハカは周辺にたくさんの見どころが点在している街で、メキシコでも人気の観光地です。こちらのページでは「世界一太い木」としてギネスブックに登録されている「トゥーレの木」をご紹介します。そのほかの見どころについては「オアハカ②イエルベ・エル・アグア」をご覧ください(^^)
「オアハカ①アクセスとトゥーレの木」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
オアハカは、旧市街が世界遺産に登録されている観光都市です。標高が1500mを超えているため過ごしやすい気候で、夜間の一人歩きが出来るほど治安も良いです。人口の40%を先住民が占めていて、1ヶ月続く先住民の祭り「ゲラゲッツァ」も有名です。人口は約26万人。
最寄りの空港はオアハカの「ソソコトラン空港」(OAX)。国内外合わせて約10都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はメキシコ・ペソ(通貨コード:MXN、記号:M$)で、補助通貨は「センタボ(c)」。1ペソ=100センタボで、本日のレートはこちら。
空港から市内への移動
photo by:Nsaum75
空港は市内中心部から南に約8km離れています。市内への移動方法は、タクシー、乗り合いバス、空港送迎の3つです。
・所要時間:約20分
・タクシー:300~350ペソ
・乗り合いバス:90ペソ
空港送迎は色々あります。詳細は画像のリンクからご覧ください。
メキシコシティからオアハカ
photo by:Thelmadatter
メキシコシティからは、東バスターミナルからオアハカ行きのバスが出ています。バスターミナルへはメトロ1号線「San Lazoro駅」で下車します。メキシコシティの市内交通については「メキシコシティ①観光の基本情報」をご覧ください。
・ADO社、AU社、SUR社などが運行
・7時~24時半頃まで頻繁に運行
・所要時間:6時間半~10時間
・料金:450~1100ペソ
トゥーレの木は、オアハカから東に約10km離れた「サンタ・マリア・デル・トゥーレ村」にあります。オアハカからは、まず有名な民芸品マーケットである「アバストス市場」に行きます。その前に2等バスターミナルがあるので「ミトラ、トラコルーラ行き」のバスに乗ります。
・頻繁に運行
・所要時間:約40分
・料金:10ペソ
スギの一種である「ヌマスギ」に属する「メキシコラクウショウ」という木で、高さ41.85m、幹の直径14.05m、幹周57.9mとケタ違いの数値を誇ります。この幹周は30人が手をつないでようやく一周できるほどの太さです(,,゚Д゚)
スゴすぎますねΣ(゚∀゚ノ)ノ 「となりのトトロ」で、トトロが木をグングン大きくするシーンがありますが、あれに似てますよね。
そのあまりの大きさから昔は「複数の木がくっついた『合体木』」と思われていましたが、DNA鑑定が行われ単一個体だと証明されました。ガジュマルのように気根を垂らして増えていくわけでは無くこの大きさというのはスゴイですよね(^^;) 画面をグルッと回して周囲を見てみて下さい。
木の周りには柵があって、その周囲から人々が見学しているのが分かると思いますが、その周りにさらに柵がありますよね。トゥーレの木は「サンタ・マリア・デル・トゥーレ教会」の敷地内にあるため、木の近くで良い写真を撮りたい人は教会に入場する必要があります。
・入場時間:8時~19時半
・料金:10ペソ
柵の外からでも普通に見えますが、わずか50円なので、せっかくなら中に入ってみてはいかがでしょうか。そして、この木はただ巨大なだけではありません。幹に色々な動物が隠れているので目を凝らして見てみてください(ΦωΦ)
■象
■ライオン
ほかにも「シカ」「ワニ」「ジャガー」「エルフの家」「三賢者」「魚」「リスのしっぽ」「パイナップル」「ココナッツ」などが隠れています。同じ部分でも見る角度によって現れる動物が変わって見えるので、オアハカのツアーに参加してガイドさんに全部教えてもらうのもオススメです。
樹齢は千~3千年とされていますが、一説には6千年を超えると言われていますΣ(゚∀゚ノ)ノ 日本の縄文杉が、高さ30m、幹の直径5.2m、幹周16.1mですから、いかに巨大なのかが分かります。
■縄文杉(鹿児島県屋久島)
ちなみに、トゥーレ村には合計9本のヌマスギがあります。
それらは中心にそびえる1本を「親」として「子」「孫」にあたるそうです。「孫の木」はトゥーレの木の近くにあります。孫でも樹齢は1000年を超えていますΣ(・∀・;)
■孫の木
現地ではメキシコ先住民族の言語「ナワトル語」で「水の老人」を意味する「アウェウェテ(Ahuehuete)」と呼ばれています。町の名前「トゥーレ」も「トゥジン(Tullin)」という水草が語源となっていて、かつてこの地が非常に水の豊富な場所だったことが分かります。
ちなみに、メキシコで最も有名な遺跡に「テオティワカン」がありますが、テオティワカンは突然衰退したことでも知られています。
理由は解き明かされていないのですが、一説には巨大なピラミッドを建設するため大量のメキシコラクショウを伐採したことが自然崩壊につながり、都市国家全体の崩壊につながったとも言われています。まさにメキシコを古代から支えてきた樹なんですね。
■テオティワカン
以上になります。世界一太い木「トゥーレの木」。ぜひ行ってみて下さい(^^) 続きまして「オアハカ②イエルベ・エル・アグア」をご覧ください。
■エンジェル・オーク・ツリー(アメリカ) |
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サウスカロライナ州にある巨木で、ミシシッピ川より東のエリアでは、現存する最古の生命体の1つと言われています。詳細は下記からご覧ください。 |
■カリフォルニア州のセコイア(アメリカ) |
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カリフォルニア州には、高さ80mに達する世界有数の巨木「セコイア」が群生していて、たくさんの見どころが点在しています。詳細は下記からご覧ください。 |
■モアナルア・ガーデン(アメリカ) |
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ハワイの名所で、日本人にとって最も有名な木といっても過言ではない「この木なんの木」があります。詳細は下記からご覧ください。 |
■巨大な合歓の木(タイ) |
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ハワイにあることで有名な「この木なんの木」ですが、実はタイにもあります。詳細は下記からご覧ください。 |
■カリーの巨木(オーストラリア) |
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ペンバートン周辺には高さ50m以上の巨木が並んでいて、そのうち3本は登ることができますΣ(゚∀゚ノ)ノ 詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な植物系スポットがたくさんあります。興味のある方は「世界の植物の名所総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から、特にスゴい69ヶ所を8つのテーマに分けてご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本ーメキシコ・シティ(約12時間半)
・メキシコシティ-オアハカ(約1時間) |
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ベストシーズン | 11月~4月/7月 |
外務省 | 海外安全情報 メキシコ |
ガイドブック | メキシコのガイドブック |
ビザ | 180日以内の観光は不要。 |
パスポート残存期間 | 滞在日数以上 |
時差 | ・東部時間:-14時間(カンクンなど)
・中部時間:-15時間(メキシコシティなど) |
チップ | ・タクシー:不要
・レストラン:10~15%。お釣りの小銭をテーブルに残す。 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるスペイン語 | ①おはよう。
Buenos días.(ブエノス ディアス)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 110V、120V、127V
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通貨 | メキシコ・ペソ(通貨コード:MXN、記号:M$)で、補助通貨は「センタボ(c)」。1ペソ=100センタボ。
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日本大使館 | ・HP |
メキシコの絶景一覧 |
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