ライン滝はヨーロッパ最大級の水量が流れ落ちる滝で、チューリッヒから日帰りで簡単にアクセスできます。船で近づくことも出来まして、中でも滝の中央の岩場に登るコースがオススメです(^^)
「ライン滝」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:チューリッヒ
1-2:シャフハウゼン
2・チューリッヒからシャフハウゼン
2-1:ライン滝に直接行く場合
2-2:シャフハウゼンに滞在する場合
3・ライン滝の概要
4・ライン滝観光のポイント
4-1:4種類の船
4-2:中央の岩
4-3:ラウフェン城とケンツェリ展望台
4-4:北側の公園
5・シャフハウゼンの見どころ
5-1:騎士の館
5-2:ムノート城
6・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
チューリッヒはスイス最大の都市で、なんと7千年前から人が定住しています。ヨーロッパ全体でも有数の世界都市で、特に経済的に見るとヨーロッパではロンドンに次ぐ重要な都市とされています。人口は約40万人。
最寄りの空港はチューリッヒ空港(ZRH)。国内外合わせて160以上の都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。空港から市内への移動は「シュトースバーン:徹底ガイド」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
シャフハウゼンは11世紀からの記録が残るドイツ語圏の町で、老舗時計メーカーIWCの本社があります。人口は約33000人。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はスイスフラン(通貨コード:CHF、記号:Fr.)で補助通貨はサンチーム(Ct)とラッペン(Rp)。1スイスフラン=100サンチーム(ラッペン)です。スイスはEUに加盟していませんが、国鉄やホテルなどではユーロも使えます。本日のレートはこちら。
チューリッヒからシャフハウゼン
photo by:Hauserphoton
2015年に、滝の目の前に「ノイハウゼン・ラインファル駅」が造られました。上記のチューリッヒ中央駅から直通列車で行くことができます。
・5時頃~24時頃まで運行
・頻繁に運行
・所要時間:40~60分
・料金:23.20フラン
photo by:Whgler
上記のノイハウゼン・ラインファル駅の2駅先がシャフハウゼン駅です。料金や所要時間は同じです。シャフハウゼン駅前のバス停から「1番」の路線バスで、ライン滝へ行くことができます。
また「リーファル・エクスプレス(Rhyfall-Express)」という観光列車もあります。
シャフハウゼンの見どころを周りながらライン滝へといく列車で、旅情感を味わえるのでオススメです(^^) 詳細は公式HPをご覧ください。
ライン滝は、中学の社会で習う国際河川「ライン川」の上流にある滝です。全長が1230kmもあるライン川において、なんと滝はライン滝1つしかありません。
ヨーロッパ最大規模の滝で、高さは23mですが長さが150mあり、雪解け水で水量が増す夏には、毎秒70万リットルもの水が流れ落ちていますΣ(゚∀゚ノ)ノ 画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
絶景ですね(,,゚Д゚) ドイツの文豪ゲーテは、この地に4度訪れて「この先も絵に描かれたり、文章に記されたり多くの人が感動を伝えようと試みるだろうが、何人によっても確定され、論じつくされることはないだろう」と述べています。
こちらが入り口です。公園からライン滝を眺めるだけであれば無料ですが、船に乗る場合はコースに応じたチケットを購入します。
出典:https://rheinfall.ch/ ※拡大できます
到着駅のノイハウゼン・ラインファル駅は地図の左側にあります。船の路線はボートが完全に色分けされているので分かりやすいです。3番は不明です…(^^;) 廃止された路線なのかもしれません。営業時間と価格の詳細は公式HPをご覧ください。
■1番(黄色):滝の中央の岩へ行く:20フラン
■2番(赤):対岸への移動:3フラン
■4番(水色):周遊コース(狭):7フラン
■5番(ピンク):周遊コース(広):11フラン
中央の岩へ行く場合は、もちろんビショビショになります(^^) 対して周遊コースは滝の30m手前までなので水はかかりません。とはいえ十分な迫力がありまして、下の動画は水色の船の客が撮ったものですので、ご覧ください。
岩の上に人が建っているのが見えるでしょうか。だいぶ拡大してあるので「-」ボタンを押すと引きの画になります。
岩の上は非常に狭く、どんどん客が来るので全くゆっくりできません(^^;) 写真などはパッパと撮ってしまいましょう。晴れと曇りでは水の色が全く違うので天気の良い日に行きたいですね。
船乗り場の対岸には858年に建てられた「ラウフェン城」があり、高さの異なる3つの展望台があります。
・上段:Belvedere展望台(緑)
・中段:Fischetz展望台(青)
・下段:Känzeli展望台(赤)
特に一番下のケンツェリ展望台は、間近で大迫力のライン滝を見ることができます(,,゚Д゚)
海と違って波が押し寄せてくるわけでは無いので安全ですが、それでも少し怖さを感じさせる迫力ですね(^^;)
ラウフェン城にはレストランとユースホステルが入っているので、ライン滝のすぐ側で泊まることが出来るんですね(^^)
北側には公園があり、入場は無料なので多くの人で賑わっています。レストラン、トイレ、土産物屋などがあります。
世界には他にも魅力的な滝がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい滝総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている滝の中から、特にすごい74ヶ所をテーマ別にご紹介しています(^^)
シャフハウゼンのハイライトの1つで、壁一面に神話やローマ史をテーマにしたフレスコ画が描かれています。造られたのは1392年。1階は薬局になっています。
世界の面白いデザインの建物については「世界の変わった外観の建物総特集」をご覧ください。
高台にある円形の要塞で、シャフハウゼンの町を一望できます。
また、内部も非常に面白い構造になっていて、どこかの星の捨てられた住処のようです。
以上になります。ヨーロッパ最大級の滝「ライン滝」。ぜひ行ってみてください(^^) スイスでは必須の観光パスについては「ベルン①観光の基本情報」をご覧ください。
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | ・日本-アブダビ(約10時間)
・アブダビ-チューリッヒ(約6時間) |
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ベストシーズン | 5月~9月 |
外務省 | 海外安全情報 スイス |
ガイドブック | スイスのガイドブック |
ビザ | シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。 |
パスポート残存期間 | シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。未使用査証欄1ページ以上 |
時差 | 夏:-7時間/冬:-8時間 |
チップ | 基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるドイツ語 | ①おはよう。
Guten Morgen. (グーテン・モルゲン)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 220-230V
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通貨 | スイスフラン(通貨コード:CHF、記号:Fr.)で補助通貨はサンチーム(Ct)とラッペン(Rp)。1スイスフラン=100サンチーム(ラッペン)。
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日本大使館 | ・HP |
スイスの絶景一覧 |
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