モン・サン・ミシェルは「西洋の驚異」と呼ばれる修道院で、フランスを代表する世界的観光地です。パリから直行バスで行くことが出来ますが、できれば1泊はしておきたいところです。
当サイトでは3ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「モン・サン・ミシェル①アクセスと宿泊」になります(^^)
「モン・サン・ミシェル①アクセスと宿泊」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:パリ
1-2:レンヌ
2・パリから直行バスで行く
3・パリからレンヌ
4・レンヌからモン・サン・ミシェル
4-1:ハイシーズンの流れ
4-2:オフシーズンの流れ
4-3:注意点
5・駐車場からモン・サン・ミシェル
5-1:無料シャトルバス
5-2:馬車
5-3:徒歩
6・モン・サン・ミシェルでの宿泊
7・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
パリはフランスの首都であり、ロンドンやマドリードと共にヨーロッパ屈指の世界都市です。1区を中心に20区まで時計回りに並んでいるので「エスカルゴ(カタツムリ)」と呼ばれています。人口は約230万人。
最寄りの空港は2つあります。空港から市内への移動などは「パリ①観光の基本情報:徹底ガイド」をご覧ください。
■シャルル・ド・ゴール空港(CDG)
・国内外合わせて約280都市に就航
・メインの空港
・最新の就航路線一覧
・格安航空券
■オルリー空港(ORY)
・国内外合わせて約110都市に就航
・国内線やヨーロッパの国際線中心
・最新の就航路線一覧
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
レンヌは、ブルターニュ地方の中心都市でモン・サン・ミッシェル観光の起点となります。先の大戦では非常に大きな被害を受けた場所ですが、その後、驚くほどの速さで復興して現在に至ります。人口は約21万人。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セントで、現地では「ウーロ」「サンチーム」と呼ばれています。本日のレートはこちら。
パリから直行バスで行く
photo by:MichaSpa
パリから行く場合「直行バス」「現地ツアー」「TGVでレンヌへ行きバスに乗り換え」という3つの方法があります。直行バスはヨーロッパではおなじみの「フリックスバス」という格安長距離バスが運行しています。
料金はシーズンにより変動しますし、直前よりは早めに確保する方が安いです。公式HPからチェックしてみてください。
・1日1本~数本
・所要時間:約5時間
・料金:15~60€
パリ市内の乗り場は、長距離バスターミナルの1つ「ベルシー・バスステーション(Bus Station of Bercy)」。地下鉄の6号線と14号線の「ベルシー駅」からすぐです。
■ベルシー・バスステーション
パリからレンヌへは、モンパルナス駅から高速列車のTGVに乗ります。モンパルナス駅へは地下鉄4・6・12・13号線でアクセスします。とても大きい駅です。
・1日30本程度運行
・料金:16~93€
・時間:1時間半~2時間半
■レンヌ駅
photo by:TouN

こちらは公式HPの時刻表です。運行時刻は時期により違いますが、一旦これを使って時刻表の見方をご説明します。最新の時刻表は公式HPのこちらのページでご確認ください。
一番左の列に色を付けました。それぞれ下記のようになります。
・赤:パリのTGV発車時刻
・ピンク:レンヌ駅のTGV到着時刻
・青:レンヌ駅からモン・サン・ミシェル行きのバスの発車時刻
・緑:モン・サン・ミシェルの到着時刻
モン・サン・ミシェルへは車の立ち入りは禁止されているので、直前にある駐車場で全員下車します。そこからは徒歩3分ほどです。青と緑の間は、モン・サン・ミシェルの4kmほど手前にある休憩所です。そして、戻りの時刻表がこちらです。
・赤:モン・サン・ミシェルからのバスの発車時刻
・ピンク:レンヌ駅の到着時刻
・青:レンヌ駅からパリへのTGVの発射時刻
・緑:パリの到着時刻
以上により、モン・サン・ミシェルをパリから日帰りで観光する場合「7:44のTGVに乗車」→「11:00にモン・サン・ミシェル到着」→「18:05にモン・サン・ミシェル発」→「21:04にパリ到着」という流れになります。

■帰りの時刻表
表の見方は上と同じです。オフシーズンは「レンヌ」-「モン・サン・ミシェル」間のバスが1日4本になります。「7:01にTGV乗車」→「10:55に到着」→「18:20にモン・サン・ミシェル発」→「22:08にパリ到着」という流れですね。
時刻表だけで見ると上記のようになり、現地で7時間ほど滞在できることになるのですが、実際には現地で7時間は多すぎる感じがあります(^^;) これが一泊して「夕焼け」「星空」「朝日」を見るということであれば話が違うのですが、あくまでも日帰り観光ですと持て余してしまいます。時間が取れる方は一泊も検討してみてください。
また、日帰り観光の場合実はネックになってくるのが「モン・サン・ミシェル発のバスの最終便の1つ前は14時発」ということです。
ハイシーズンもオフシーズンも最終便は18時頃なのですが、その時間にモン・サン・ミシェルを出てしまうと、パリに戻るのが完全に夜になります。パリ慣れしてる方や男性の方などはまだしも、女性の一人旅などではパリ市内の夜の鉄道利用はオススメできません。
すると1つ前の便になるのですが、これが14時になってしまいます。何が問題かというと、パリ発の場合、モン・サン・ミシェルに着くのは11時が最速ですから3時間しか無いんですね。これが微妙に足りないんですよね(^^;) あと1時間あれば足りるんですが…。
ですので、夜にパリに戻るのが不安な方は一泊で行くか、現地ツアーに参加するかした方が良いと思います。
モン・サン・ミシェルには一般の車は乗り入れられないので、3km手前にある駐車場でバスから降ります。ここからは3つのアクセス方法があります。
photo by:David Brossard
「ル・パスール(Le Passeur)」というシャトルバスが運行しています。
・5~20分間隔で運行
・6時~25時
・所要時間:約5分
こちらは1人6€になりますが、ノンビリと非日常体験が出来ます(*´ω`*) シャトルバスは確実に座れるわけではありませんが、こちらは確実に座ることができます。
もちろん徒歩でも行くことができます。約40分かかるので時間に余裕がある人向けの方法になりますが、モン・サン・ミシェルの世界に浸れるのは間違いありません。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
モン・サン・ミシェルでの宿泊は「島内」か「対岸」で大きく分かれます。どちらに泊まるかは悩みどころですが「モン・サン・ミシェルの全景を出来るだけ長く見ていたい。部屋からも見ていたい。」という方は「対岸」になります。
■対岸のホテル(ル・ルレ・サン・ミッシェル)
対岸で一番有名なホテルは「ル・ルレ・サン・ミッシェル(Le Relais Saint Michel)」です。詳細はこちらからご覧ください。
「対岸からの景色はシャトルバスや徒歩で橋を渡れば好きな時間に見られるので、島内での夜や朝を過ごしたい」という方は「島内」ということになります。
■島内のメインストリート
島内で一番有名なホテルは「オーベルジュ・サン・ピエール(Auberge Saint Pierre)」になります。詳細はこちらからご覧ください。
そのほかの宿はこちらです。地図に値段が表示されてない場合、少し動かしたり、ズームしたりしてみてください。表示されているものが全てではありませんので、細かく知りたい方はサイトをご覧ください。
以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | 日本-パリ(約13時間) |
---|---|
ベストシーズン | 春~秋 |
外務省 | 海外安全情報 フランス |
ガイドブック | フランスのガイドブック |
ビザ | シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。 |
パスポート残存期間 | シェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上。未使用査証欄見開き2ページ以上。 |
時差 | 夏:-7時間/冬:-8時間 |
チップ | ・レストラン:基本的には不要
・荷物を運んでもらう:2~5ユーロ |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるフランス語 | ①おはよう。
Bonjour.(ボンジュール)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 220V
|
通貨 | ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。
|
日本大使館 | ・HP |
フランスの絶景一覧 |
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