パガン遺跡の見どころ

 

バガン遺跡は、カンボジアの「アンコール・ワット」、インドネシアの「ボロブドゥール」とともに、世界三大仏教遺跡の1つに数えられています。こちらのページでは観光の見どころについてご紹介します。各地からのアクセスについては「パガン①」をご覧ください(^^)

 

 

「パガン②観光の見どころ」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

 

パガン遺跡の概要

パガン遺跡の見どころ

 

バガンはミャンマーの最初の王朝であるパガン朝の都で、エーヤワディー川東岸の平地に約3000もの仏塔が立っています(,,゚Д゚) 仏塔や寺院の多くは11~13世紀に造られたもので、最盛期にはスリランカ、インド、カンボジア、タイからの仏僧が訪れ、仏教研究の国際的な中心地となりました。

 

2017年末から、基本的に全てのパゴタは登ることができなくなってしまいました。遺跡の保護や地震の不安、観光客が落下して死亡したことなどが原因です。

 

パガン①」でご紹介した「ニャウンウー」「オールドバガン」「ニューバガン」の他に「ミンカバー村」と「ミンナントゥ村」があります。

 

3つの会社が気球ツアーを催行しています。

 

以前はサンセットを見られる有名な寺院がありましたが、現在は登ることができないので、サンセット観賞用に新たにつくられた丘などから見ることになります。

 

入域料は25000チャット(約1750円)です。パゴタ毎の入場料などはありません。

 

 

ニャウンウーの見どころ

 

パガン遺跡の見どころ 

 

ニャウンウーの街中にあり、バガンを代表するパゴタです。11世紀に建立され、その後のミャンマー式パゴタの原型となりました。高さは約40m。仏塔には「ブッダの歯と骨」が奉納されていて、ミャンマー全域でみても非常に神聖な寺院となっています。

 

 

パガン遺跡の見どころ 

 

1215年にナンダウンミャー王により造られました。「ティーロミンロー」とは「傘の王」という意味で、ナンダウンミャー王のことを指します。ナンダウンミャー王は「前国王が『この傘が倒れた方向にいる者を王とする』と言って傘を倒した結果選ばれた王様」なので、このように呼ばれていましたΣ(゚∀゚ノ)ノ 高さ45mの壁に施された彫刻が有名です。

 

 

パガン遺跡の見どころ 

 

高さ61mの展望台で360度を見渡すことができます。寺院などではなく観光施設なので、入場料がUS10ドルかかります。

 

 

 

オールドバガンの見どころ

 

パガン遺跡の見どころ 

 

パガンで最大の見どころと言われる寺院で、1090年にチャンスィッター王によって建立されました。黄金の仏塔を中心にシンメトリーの構造になっていて、東西南北の4面に黄金の仏像が安置されています。非常に美しい寺院で「ビルマのウェストミンスター寺院」とも称されます。高さは51m。

 

 

パガン遺跡の見どころ 

 

1165年にナラトゥー王によって建てられた、バガンで最大のパゴダです。ナラトゥー王は自分の父を殺害してしまい、後に贖罪のためにこのパゴダを建てたと伝えられています。

 

 

パガン遺跡の見どころ 

 

12世紀にアラウンスィードゥー王によって建てられたパゴタで、高さは61m。バガンで最も高いパゴタです(,,゚Д゚) タビニュとは、仏陀の「無限の知恵」を意味します。東向きに造られていて、東西南北の四面に入口がありますが、東側の入口が突出しています。

 

 

パガン遺跡の見どころ 

 

1183年にナラパティシードゥー王によって建立された寺院で「スラマニ」とは「最高の宝石」「小さなルビー」を意味します。上記の「ティーローミンロー寺院」のモデルとなった寺院と言われています。内部のフレスコ画も有名です。

 

 

パガン遺跡の見どころ 

 

高さは55mで、バガンで2番目に高い寺院です。かのマルコポーロが絵に描いたということでも知られていますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

 

パガン遺跡の見どころ 

 

球根の形をしたパゴタで、エーヤワディー川の近くに建てられているため、他のパゴタとは違った景観を見ることができます。そもそもは7世紀頃に造られた非常に古いパゴタなのですが、1975年の地震で崩壊し新しく造られました。その際、以前のデザインは踏襲されることはなく、新しいデザインや素材で造られたそうです。

 

 

 

そのほかの見どころ

ダマヤザカ・パゴダ
パガン遺跡の見どころ 

 

ニューバガンにあります。1196年に、ナラパティシードゥ王によって建てられました。

 

 

上から見ると分かるのですが、台座が五角形になっているという非常に珍しいパゴタです(,,゚Д゚)

 

 

 

パガン遺跡の見どころ 

 

ミンカバー村にある世界遺産の寺院で、「アジアのロゼッタストーン」と呼ばれる「ミャーゼディー碑文」が発見されました。ビルマ語・モン語・パーリ語・ピュー語でミャンマーの歴史が綴られていて、この石碑のおかげでミャンマーの歴史が紐解かれていったそうです。

 

 

 

気球ツアー

バガンと言えば気球ですよね(^^) ツアー会社は3つありまして「スタンダートコース」と「プレミアムコース」があります。プレミアムの方が人数が少ないので、よりゆったりと空の旅を楽しめます。どちらにしても料金は高めですが素晴らしい体験になるのでオススメです。

 

 

■スタンダード:350ドル・16人乗り
■プレミアム:450ドル・8人乗り
■赤い気球
公式HP

 

 

■スタンダード:330ドル・12人乗り
■プレミアム:390ドル・8人乗り
■黄色い気球
■公式HP

 

 

■スタンダード:399ドル・12人乗り
■緑の気球
■公式HP

 

どのツアーも朝食がついています。プレミアムだと少し豪華な食事が出るのと、スタッフが撮影した写真のデータをUSBでもらうことができます。

 

流れとしては、5時頃に宿に迎えが来て、まず朝食を食べます。6時頃に離陸して、約1時間の空の旅を終えたらシャンパンなどで乾杯。最後に証明書をもらいます。気球ツアーは世界中どこでも同じような流れですね(^^)

 

 

夕日を見られる場所

バガン・ビューイングタワー
パガン遺跡の見どころ 

 

まずは上記のこちらが一番です。高さ61mの展望台なので、イメージ通りのパガンの夕日を見ることができます。

 

 

 

人為的に造られた丘で、朝日も夕日も見ることができます。

 

 

 

寺院の上に登り朝日と夕日を見ることができます。アクセスが悪いのでレンタルバイクで訪れる場所です。

 

 

以上になります。世界三大仏教遺跡パガン。ぜひ行ってみてください(^^) 各地からのアクセスについては「パガン①」をご覧ください。

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「パガン②観光の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ヤンゴン(約8時間)

・ヤンゴン-バガン(約1時間半)

ベストシーズン 11月~2月(乾季)
外務省 海外安全情報 ミャンマー
ガイドブック ミャンマーのガイドブック
ビザ ビザまたはeVISAの取得が必要
パスポート残存期間 入国時6ヶ月以上
時差 -2時間半(サマータイム無し)
チップ 基本的には不要
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるミャンマー語 ①おはよう。

ミンガラーバー

 

②こんにちは。
ミンガラーバー

 

③こんばんは。
ミンガラーバー

 

④ありがとう。
チェーズーティンパァデェ

 

⑤さようなら。
トォアドーメー

 

⑥はい・いいえ
ホウッパーデー・マホウッパーブー

電圧とプラグ 220-240V

コンセントタイプ

通貨 チャット(通貨コード:MMK、記号:K)で、補助通貨は「ピャー(Pya)」(ほぼ使われていない)。

 

日本大使館 HP

ミャンマーの絶景一覧

ミャンマーの絶景

 

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