上海は世界でも十指に入る国際都市で中国経済の中心地です。ユニークな高層ビル群にディズニーランド、のどかな水郷地帯から歴史的建造物まで見どころに溢れています。当サイトでは5ページに渡って特集しておりますので、下記からご覧ください。こちらのページは「上海④4大水郷」になります(^^)
「上海④4大水郷」徹底ガイド:目次
1・上海の見どころ一覧
2・朱家角
2-1:地下鉄で行く
2-2:タクシーで行く
2-3:バスで行く
2-4:朱家角の見どころ
3・周荘
3-1:行き方
3-2:周荘の見どころ
4・西塘
5・烏鎮
6・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
上海には多くの見どころがありますが、ここは外せないという10ヶ所を厳選しました。こちらのページでは青のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。
上海は大都会のイメージが強いですが、実は少し郊外に行くと国内でも屈指の水郷地帯が広がっています。中でも「朱家角」「周荘」「西塘」「烏鎮」は「4大水郷」と言われていて観光客が多く訪れます。
その中にあって最も上海中心部から近いのが朱家角(しゅかかく)です。移動方法は、タクシー、地下鉄、バス、ツアーの4つです。
※拡大できます。日本語版です。
簡単で安いオススメの方法です(^^) まず、地下鉄2号線(緑)で終点の1つ前の「虹橋火車駅」へ行きます。そこから17号線(茶)に乗り換え、終点の1つ前の「朱家角駅」に行けばOKです。赤の四角で囲んだ部分が17号線で、青の丸で囲んだ部分が朱家角駅です。拡大して見てみてください。
バスの場合「地下鉄大世界駅」を出て「普安路」に行き、右に曲がって「延安東路」へ出る前のバス停から朱家角行きのバスが出ています。料金的には1番安くて片道12元です。
朱家角は明代に栄えた小さい町です。観光地ではありますが、特に営業時間などは定められておらず24時間訪れることができます。なので住民の普通の生活も見ることができます。エリアは大きく4つに分かれています。
■北大街エリア
朱家角の中心地で、食堂や土産物屋が多いです。ツアーもまずはここに来ます。時間が無ければここだけで十分朱家角の良さは味わえます。
■漕河街エリア
「城隍廟」「大清郵便局」といった史跡がある反面、オシャレなショップなども並んでいます。
■西井街エリア
朱家角の北のエリアです。特に外国人観光客は少ないですが、ノンビリできるゲストハウスやカフェなどがあります。朱家角の上級者向けですね。
■東湖街エリア
一番マイナーなエリアなので、観光客が訪れることは少ないです。現地の人向けです。
町のシンボルが「放生橋」。明代につくられた歴史ある橋です。橋の付近では金魚が売られていて、それを購入して橋から逃してあげることで「功徳」を積めるとされています。
どこの水郷もそうですが、やはりハイライトは遊覧船に乗って町を巡ることです。朱家角の風情にどっぷり浸れます(^^)
夜景も非常にキレイです。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
そして朱家角名物がチマキです。色んな種類がありますが、特に豚の角煮を巻いた「芦香扎肉」はオススメです(*´﹃`*)
周荘(しゅうしょう/ヂョウヂュアン)も非常に有名な水郷地帯で、北宋時代からの約900年という歴史を持ちます。町の建物も約6割は明清代のものが残っていて、美しい橋の数々がフォトジェニックです。営業時間は7時半~20時です。
周荘は朱家角よりも遠いので、バスかツアーで行くのが一般的です。バスの場合「上海体育場」や「上海遊泳館」の近くにある「旅遊集散中心」という観光センターで「往復バス+入村チケット」を購入できます。最寄り駅は地下鉄4号線の「上海体育場駅」か、地下鉄11号線の「上海遊泳館駅」です。
■バス
・上海発:9時半
・周荘発:15時半
・所要時間:約1時間半
・料金:165元
周荘の象徴ともいえるのが、こちらの「双橋」です。「世徳橋」と「永安橋」という2つの橋が直角につながっていて、昔のカギの形に似ているので「カギ橋」とも呼ばれます。昔、この橋を陳逸飛という人物が絵に描き、それが鄧小平の時代に世に出たことで、周荘と双橋は世界的に知られるようになりました。
建物としては、1920年代の文学結社「南社」が集った「迷楼」や、周荘で最も有名な茶館と言われる「三毛茶楼」などが名所として知られています。
グルメやお土産も充実していて、「万三糕」というモチ米からつくられたお菓子や、豚足を醤油で煮込んだ「万三蹄(ワンサンティー)」という料理がオススメです(*´﹃`*)
■万三蹄
西塘(せいとう/シータン)は元の時代に原型ができた水郷地帯で約800年の歴史があります。他の上の2つに比べると、グッと「観光地感」が減り、普通の水郷の風景を見ることができます。
行き方は上記と同じです。「旅遊集散中心」で「バス往復+入村チケット」を購入します。西塘の営業時間は8時~17時半です。
■バス
・上海発:9時15分発
・西塘発:16時発
・所要時間:約1時間半
・料金:150元
見どころは、まず「廊棚」です。
川沿いに連なる屋根付きの通路のことで、長さはなんと約1kmにもなりますΣ(゚∀゚ノ)ノ
すごいですよね(,,゚Д゚) あるとき1軒が屋根を付けて、次第に周囲へと広がったんだそうです。夜もまた幻想的な世界になります。
続いては「送子来鳳橋」です。
なんの変哲も無い橋に見えますが、右の階段を歩くと男の子を授かり、左のスロープを歩くと女の子を授かると言われています。
そして、もちろん西塘も舟に乗ることが出来ます。基本の屋根付き舟は12人乗りで1隻100元。出来るだけ人数が多い舟に乗りましょう(^^;)
また、2006年公開の映画「ミッション・インポッシブル3」のロケ地としても有名です。下のトレーラーでは00:47~00:52にかけて一瞬だけですが2回映っています(^^;)
烏鎮(うちん/ウーヂェン)は4大水郷の中で最大にして最古の水郷地帯です。起源は唐代にまでさかのぼり、約1300年もの歴史があります。行き方はこちらも上記と同じで「旅遊集散中心」に行き「バス往復+入村チケット」を購入します。
■バス
・上海発:9時15分発
・烏鎮発:15時半時発
・所要時間:約2時間
・料金:188元
古くからの水郷である「東柵」と、2007年にリゾートとして整備された「西柵」に分かれていて、両者は約2km離れているので無料シャトルバスが運行しています。
■東柵
見どころは基本的に東柵にありまして、上海からの日帰りであれば東柵だけでも大丈夫です。西柵は宿やレストランが充実しているので、宿泊する場合は西柵に宿を取るのがオススメです。
■西柵
烏鎮の名物は影絵芝居です。100%中国語ですが興味のある方は見てみてはいかがでしょうか。
4つの水郷の中では上海から一番遠いため外国人観光客は少ないですが、周辺地域の人々には大人気の観光地なので非常に混んでいます。可能ならば休日は避けた方が無難です。
・東柵:7時~18時
・西柵:9時~22時半
以上になります(^^) 続きまして、下記から他のページをご覧ください。
上海は日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | 日本-上海(約3時間) |
---|---|
ベストシーズン | 春と秋 |
外務省 | 海外安全情報 中華人民共和国 |
ガイドブック | ・中国のガイドブック |
ビザ | 15日以内の観光は不要。ビザ取得で30日まで滞在可。 |
パスポート残存期間 | 60日以上が望ましい。 |
時差 | ・全国共通で-1時間
・サマータイム:無し |
チップ | 無し |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使える中国語 | ②こんにちは。
你好.(ニーハオ)
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | ・220V
・Oが基本でB、Cなどもある。 |
通貨 | 人民元(通貨コード:CNY/RMB、記号:¥)で、読み方は「Yuan」。補助通貨は「角(Mao)」と「分(Fen)」。1元=10角=100分。
|
日本大使館 | ・HP |
中国の絶景一覧 |
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