ルクソールは、巨大な神殿や葬祭殿、そして王家の谷などが集まるエジプト観光のハイライトです。東と西で大きく分かれるので丸2日は必要な場所です。当サイトでは4ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「ルクソール②ルクソール神殿・カルナック神殿」になります(^^)
「ルクソール②ルクソール神殿・カルナック神殿」:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
ルクソールには多くの見どころがありますが、ここは外せないという6ヶ所を厳選しました。当ページでは青のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。
古代エジプトにおいては、ナイル川の西側の砂漠が「太陽が沈む方向」=「あの世」と考えられていたので、ピラミッドや葬祭殿など「死」にまつわる建物はナイル川の西に建てられていて、神殿などは東に建てられています。
レンタルサイクルもあるので自転車で周ることは出来ますが、日中は非常に暑いので水分補給を忘れないようにしてください。帽子とサングラスは必携です。川を渡るフェリーとルクソールパスについては「ルクソール③王家の谷」をご覧ください。
エジプトは、クフ王やカフラー王が活躍した古王国時代はメンフィスやギザが中心地でしたが、中王国時代から現在のルクソールにあたる「テーベ」が栄えるようになりました。
テーベには土着の神として「アモン神」(=アムン、アメン)がいたのですが、テーベが首都になるとともに、古くからエジプトで信仰されていた太陽神ラーと合わさり「アモン・ラー」の信仰が生まれました。赤で囲んだ2人ですね。
古王国時代はファラオが神とされましたが、アモン・ラーの信仰が出来てからは「ファラオは神の庇護のもとにある存在」となりました。そして、アモン神の土地であるテーベに歴代のファラオが神殿や葬祭殿を築いていき、アモン大神殿を中心とした壮大なカルナック神殿複合体が造られました(,,゚Д゚)
photo by:Ahmed Bahloul Khier Galal
世界最大の神殿であり、東西540m・南北600mの壁に囲まれていて、広さは東京ドーム13個分に相当する65ヘクタールに及びます。その中心部にあるのが「アモン大神殿」です。
photo by:Ahmed Bahloul Khier Galal
こちらは見取り図ですが、なんと色ごとに別なファラオが建設していますΣ( ̄□ ̄;)
photo by:OH 237
ハイライトは見取り図の11番。「大列柱室」です。圧倒的にスゴイ場所なので、画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
とんでもないですねΣ(゚∀゚ノ)ノ 102m×53mのエリアに合計134本の円柱が整然と並んでいます。そのうち122本は高さ12m、残りの12本は高さ21mにもなり、円周が約10mに達します。これらは「天地が創造されたとき『原初の丘』に浮かんだ『葦(あし=パピルス)の湿原』」を表現しているそうです。
カルナック神殿では毎夜「音と光のショー」が行われているので、時間があったら行ってみてください。
■カルナック神殿
・営業時間:6時~17時半
・料金:200ポンド(野外博物館含む)
■音と光のショー
・料金:100ポンド
・1日3回
・夏:19時、20時、21時
・ラマダン期:20時半、21時半
22時半
・火曜の1回目のみ日本語
・音声ガイドあり
・公式HP
ルクソール神殿は、上記の「アモン大神殿」の付属神殿として建設されました。街中にあるので敷地の外からも雰囲気は見ることができます。
アメンホテプ3世とラムセス2世によって造られた神殿で、最初はオベリスクが2本立っていましたが、なんと今は1本しかありませんΣ(・∀・;)
実はもう1本はフランス・パリのコンコルド広場に立っていますΣ(゚∀゚ノ)ノ
略奪されたわけではなく、1833年にエジプトの近代化を進めていたムハンマド・アリーが、ナポレオンと話してフランスの宮殿に備え付けられていたシャンデリアと交換しました。フランスでは「オベリスクの針」と呼ばれています。
ルクソール神殿のオベリスクの前には、無数のスフィンクスが並ぶ「スフィンクス参道」がまっすぐ延びています。
かつて、この参道は上記のアモン大神殿まで約3kmに渡ってまっすぐ延びていたそうです。現在はまっすぐではありませんが、途中で迂回してカルナック神殿まで延びています。下の画面を右上に動かしていただくとカルナック神殿までたどりつきまして、ずーっとスフィンクスが並んでいるのも分かりますΣ(゚Д゚)
オベリスクを抜けて中に入ると「ラムセス2世の中庭」が広がります(,,゚Д゚)
そして列柱を抜けた先には「アメンホテプ3世の中庭」があります。
夜はまた神秘さが増しますし、涼しくなるので観光にはオススメです(^^)
■ルクソール神殿
・営業時間:6時~21時
・料金:160ポンド
以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。
ルクソールは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | ・日本-カイロ(約13時間半)
・カイロ-ルクソール(約1時間) |
---|---|
ベストシーズン | 10月~3月(冬季) |
外務省 | 海外安全情報 エジプト |
ガイドブック | エジプトのガイドブック |
ビザ | ビザ取得が必要 |
パスポート残存期間 | 申請時6ヶ月以上 |
時差 | -7時間(サマータイム無し) |
チップ | 不要だが、バクシーシ(積極的な喜捨)を求められるので注意。いらないサービスは明確に断ること。 |
日本への電話 | 010(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるアラビア語 | ①おはよう。
サバーフ ルハイル
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
電圧とプラグ | 220V |
通貨 | ポンド(通貨コード:EGP、記号:E£)で、補助通貨は「ピアストル(Pt)」。1ポンド=100ピアストル。
|
日本大使館 | ・HP |
エジプトの絶景一覧 |
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
■赤のアイコン
個別のガイド記事です。
■その他の色のアイコン
大都市など周辺に見どころが多い場所や、1つの国の中で同系統の見どころがあるとき、複数の見どころを1つの記事に集約していて、それらが同じ色のアイコンになっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。