イタリアのルッカの見どころ

 

ルッカは壮大な城壁に囲まれた街で、日本では「進撃の巨人」の世界観に似ていると人気です。コンパクトながら見どころは多く、丸1日とってノンビリと観光したい街です。こちらのページでは観光の見どころについてご紹介します。アクセスや城壁については「ルッカ①」をご覧ください(^^)

 

 

「ルッカ②観光の見どころ」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

ルッカの見どころ一覧

 

ルッカには多くの見どころがありますが、ここは外せないという6ヶ所(赤)を厳選しました。青は門を示していて、こちらのページでは赤のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。

 

 

サン・マルティーノ大聖堂

イタリアのルッカの見どころ 

 

6世紀に端を発する教会で、11世紀から14世紀にかけて現在の姿になりました。全長84.3m、幅43.6mです。建築様式はゴシック式やロマネスク式ですが、ファサード(正面)は特徴的なため「ルッカ様式」とも呼ばれます。特にアシンメトリーになっているのが非常に珍しいです。ピサの大聖堂の影響を受けていて、確かに似ています(^^)

 

 

真下から見るとスゴい迫力です(,,゚Д゚) 入口には聖マルティーノの物語が彫られていて、2階以上のアーチの部分はアーケードになっているのが分かると思います。内部はとても重厚な空間です。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

ステンドグラスがキレイですね(*´ω`*) そして、ハイライトは高さ58mの鐘楼です。217段の階段で頂上へ行くことができ、ルッカの街並みを一望できます。

 

■入場時間
・3月中旬~11月:9時半~19時
・11月~3月中旬:9時半~17時
・鐘楼:10時~17時(毎日)

 

■入場料
・大聖堂のみ:3€
・鐘楼のみ:3€

 

公式HP

 

 

サン・ミケーレ・イン・フォロ教会

イタリアのルッカの見どころ 

 

8世紀に最初の教会が建てられ、11世紀から14世紀にかけて現在の姿になりました。サン・ミケーレ広場に面していて、ファサードはこちらもルッカ様式です。頂上には聖ミカエルの大きな像があります。

 

イタリアのルッカの見どころ
photo by:Gianni Careddu

 

目ヂカラがスゴいですね…。現地に伝わる伝説によれば、特定の光の条件が揃ったときに、像からエメラルド色の光が発せられるそうですΣ(・∀・;) 後ろから見るとハリボテのようになっているのも面白いところです。

 

イタリアのルッカの見どころ
photo by:Luca Aless

 

内部は落ち着いたデザインになっているのですが…

 

 

なんと祭壇の下にはミイラが安置されていますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

 

11世紀のアルメニアの巡礼者、聖ヴィーノのミイラだそうです。なかなかミイラを見る機会もありませんので、ぜひ見てみてください(^^;)

■入場時間
・7時40分~12時、15時~18時

 

世界には他にも魅力的な教会や修道院がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。当サイトで取り上げている教会や修道院の中から、特にすごい155ヶ所をテーマ別にご紹介しています。

 

 

グイニージの塔

イタリアのルッカの見どころ 

 

ルッカのランドマークで、高さは44.25m。241段の階段で頂上へ行くことが出来ます。造られたのは14世紀で、当時の権力者は権勢を示すためにこぞって塔を建てました。最盛期には250もの塔が建っていたそうですΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

イタリアのルッカの見どころ

 

最大の特徴が頂上に植えられたカシの木です。全部で7本あり、これがあることでファンタジー感がスゴいです(,,゚Д゚) もちろん頂上からは絶景を一望できます。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

■営業時間
・1、2、11、12月:9時半~16時半
・3、10月:9時半~17時半
・4、5月:9時半~18時半
・6~9月:9時半~19時半

 

■料金
・入場料:4ユーロ
・共通チケット:9€(他はオーレの塔と植物園)

 

 

オーレの塔

イタリアのルッカの見どころ 
photo by:Gianni Careddu

 

13世紀半ばに塔が建設され、1390年に時計が備え付けられました。高さは約50mです。207段の木造階段で上部へ行くことができ、途中で時計の構造を見られる場所があります(,,゚Д゚)

 

 

この塔にはこんな伝説が残っています。

~若さと美貌を保つため悪魔と契約したルシダ・マンシという女性がいた。悪魔は30年後に借りを返すように求めた。そして、1623年8月14日の夜、塔からは鐘の音が鳴り響いていた。それは彼女の魂を奪うための知らせで、彼女はそれを止めようと走ったが間に合わず、悪魔に魂を奪われてしまった~

 

207段を駆け上がるのはキツイですよね( ̄▽ ̄;) 上部からの眺めがこちらです。

 

■営業時間
・1、2、11、12月:9時半~16時半
・3、10月:9時半~17時半
・4、5月:9時半~18時半
・6~9月:9時半~19時半

 

■料金
・入場料:4ユーロ
・共通チケット:9€(他はオーレの塔と植物園)

 

 

アンフィテアトロ広場

イタリアのルッカの見どころ 

 

ルッカの代名詞のような場所で、1世紀に造られた古代ローマの円形闘技場が再利用されていますΣ(゚∀゚ノ)ノ 要塞、倉庫、牢獄などを経て、一時は円形の面影もなくなりましたが、1972年に現在の姿に整備されました。

 

イタリアのルッカの見どころ

 

4つの門で行き来出来るようになっていて、門からの眺めはルッカの象徴的な景色の1つです。中に入ってみると、確かに「ありそうで無い場所」です。カフェや土産物屋が並んでいて夜まで賑やかです(^^)

 

 

 

プッチーニの生家博物館

イタリアのルッカの見どころ 

 

「トスカ」や「蝶々夫人」の作曲で有名なプッチーニの生家で、22歳まで暮らしていました。ちなみに、正しい名前は「ジャコモ・アントニオ・ドメニコ・ミケーレ・セコンド・マリア・プッチーニ」というそうですΣ(・∀・;)

 

 

この家で「グローリア・ミサ」という曲を完成させたプッチーニは、ミラノに渡って音楽院で勉強を続けました。現在は博物館になっていて、直筆の楽譜などが展示されています。

■入場時間:公式HPをご覧ください
■料金:9€

 

世界の博物館については「世界の博物館&美術館総特集」をご覧ください。

 

 

ルッカ・コミックス&ゲームズ

 

中世の面影が色濃く残るルッカですが、実は現在「オタクの街」と化しています( ̄▽ ̄;) 毎年10月末には世界最大級のアニメ・ゲームの祭典「ルッカ・コミックス・アンド・ゲームス」が行われるので、興味のある方はいかがでしょうか。

 

 

以上になります。たくさんの塔がならぶ古都ルッカ。ぜひ行ってみてください(^^) アクセスや城壁については「ルッカ①」をご覧ください。

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

イタリアのルッカへのアクセスと城壁

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ローマ(約13時間)

・ローマ-フィレンツェ(約1時間半)

ベストシーズン 春と秋
外務省 海外安全情報 イタリア
ガイドブック イタリアのガイドブック
ビザ シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。
パスポート残存期間 シェンゲン協定加盟国出国時90日以上
時差 夏:-7時間/冬:-8時間
チップ ・タクシー:10%程度

・レストラン:基本的には不要
・ホテルで荷物を運んでもらう:1~5ユーロ

日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるイタリア語 ①おはよう。

Buon giorno.(ボン ジョルノ)

 

②こんにちは。
Buon giorno.(ボン ジョルノ)

 

③こんばんは。
Buona sera.(ボナ セーラ)

 

④ありがとう。
Grazie.(グラッツェ)

 

⑤さようなら。
Ciao.(チャオ)

 

⑥はい・いいえ。
Si・No.(スィ・ノ)

 

⑦~へ行きたい。
Voglio andare ~.(ヴォリオ アンダーレ~)

 

⑧これがほしいです。
Voglio questo.(ヴォリオ クエスト)

 

⑨これはいくらですか?
Quanto costa?(クワント コスタ?)

 

⑩値下げしてくれませんか?
Un po’ di scont, per Favore?
(ウン ポ ディ スコント ペル ファボーレ?)

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。

 

日本大使館 HP

イタリアの絶景一覧

イタリアの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

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個別のガイド記事です。

 

■その他の色のアイコン
1つの国に同系統の場所が複数あるときや、多くの見どころが集中している大都市などは、1つのページで複数の場所をご紹介していて、それらが同じ色になっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。

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