ビシェヴォ島は、アドリア海に浮かぶ小さな島で「青の洞窟」があることで有名です。イタリアのカプリ島の青の洞窟より少し小さいですが、その輝きはひけをとりません(^^)
「ビシェヴォ島の青の洞窟」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:スプリット
1-2:フヴァル
2・空港から市内への移動
2-1:空港バスで行く
2-2:路線バスで行く
2-3:タクシーで行く
2-4:空港送迎で行く
3・ザグレブからスプリット
4・ドゥブロヴニクからスプリット
5・スプリットからビシェヴォ島
5-1:個人で行く
5-2:ツアーに参加する
6・ビシェヴォ島の青の洞窟
7・世界の同様の場所
8・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
スプリットはダルマチ郡の最大都市で、3世紀からの歴史を持つ古都でもあります。1979年には世界遺産に登録されていて、石畳の美しい街並みが国内外から人気です。人口は約18万人。
最寄りの空港はスプリット空港(SPU)。国内外合わせて約50都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
フヴァルは「フヴァル島」の中心地で、周辺の島々へのツアー拠点になっています。フヴァル島自体もアドリア海に浮かぶ美しい島として人気があります。人口は約11000人。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はクーナ(通貨コード:HRK、通貨記号:Kn)で補助通貨はリーパ(Lipa)。1クーナ=100リーパです。本日のレートはこちら。
空港から市内への移動
photo by:Ballota
空港は市内から西に約20km離れています。移動方法は、空港バス、路線バス、タクシー、空港送迎の4つです。
・所要時間:約30分
・料金:30クーナ
・公式HP
中央バスターミナルから旧市街までは徒歩で約10分です。
「37番」と「38番」の路線バスが、空港から市内の「Sukoišanバスターミナル」までをつないでいます。
・所要時間:約50分
・料金:16クーナ
・料金:約300クーナ
空港送迎は色々あります。詳細は画像のリンクからご覧ください。
ザグレブからスプリット
■中央バスターミナル
photo by:Suradnik13
ザグレブの中央バスターミナルから、スプリットへの直通バスが出ています。
・1日20本程度
・所要時間:約6時間
・料金:100~180クーナ
チケットは2つのサイトで購入できます。出発地に「Zagreb(ザグレブ)」、到着地に「Split(スプリット)」を入れてください。
ドゥブロヴニクは飛び地になっています。スプリットまでバスで移動する場合、赤で囲んだ部分がボスニア・ヘルツェゴヴィナなので、出入国審査を2回受けなくてはいけなくて非常に面倒です。なのでフェリーを使うのがオススメです(^^)
料金的にはバスが約20€でフェリーは約25€。所要時間はスムースに行けばほとんど同じなのですが、ハイシーズンになるとバスは出入国の人数が多くなるので約6時間かかります。フェリーなら出入国審査はありません。「krilo」というサイトでオンライン購入できます。
■ドゥブロヴニクの港
■フェリー
・夏季:1日2~3本
・冬季:1日1本
・所要時間:4時間20分
・料金:約25€
・時刻表
ビシェヴォ島(緑)の拠点は3ヶ所あります。スプリット港(赤)、フヴァル島(オレンジ)、ヴィス島(青)です。スプリット港からだと片道約2時間。フヴァルからは片道約1時間。ヴィス島からは片道約20分です。「青の洞窟」のみが目的であれば「スプリット港→ヴィス島→ビシェヴォ島」がベストです。
■スプリット港
■ヴィス島の港
ヴィス島の港に着いたら、ビシェヴォ島は反対側なので、バスで「コミジャ」という町へ移動します。フェリーの到着に合わせて港からバスが出ているので、それに乗ってください。料金は25クーナです。
■コミジャ
コミジャからビシェヴォ島の港までは約20分です。港に着いたらチケット販売所があるので、そこで青の洞窟までのチケットを購入します。料金は100クーナです。
港から入り口まで約5分で到着します。カプリ島の青の洞窟と同じで、頭を下げないと入ることは出来ません。ただ、カプリ島の入り口は自然なものですが、こちらは観光のために人工的に空けられたものです。海はとてもキレイなので、画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
実はこの洞窟は、昔は海中からじゃないと行けないダイバーの特権だったのですが「誰でも入れるようにしよう」ということで入り口を造ったんです。
中に入ると、すぐに真っ青な世界が広がります(,,゚Д゚) 6月~8月は90%近く入ることができますが、4月~5月、9月~10月になると50~80%くらいになるそうです。
カプリ島の青の洞窟と違って内部はそこまで広くなくて、長さ約25m、高さ約15mです。以前は泳ぐことが出来たのですが現在は禁止されています。
洞窟内が最も輝くのは太陽の光が一番差す正午前後です。内部が小さいこともあり見学は約10分で終わります。
以上になります。周辺には「緑の洞窟(ZELENA SPILJA)」もありまして、組み込まれているツアーもあるので興味のある方はぜひ行ってみてください(^^)
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■カプリ島の青の洞窟(イタリア) |
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![]() |
イタリアを代表する世界的観光地で、ナポリから日帰りで訪れることができます。詳細は下記からご覧ください。 |
■メイス島の青の洞窟(ギリシャ) |
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![]() |
国としてはギリシャですが、位置的にはトルコの沿岸部で、「メギスティ島」や「カステルリゾ島」とも呼ばれています。カプリ島と同レベルなのに人が少なく、しかも泳げるので一番オススメです。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な洞窟がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい洞窟総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から、特にスゴい68ヶ所を7つのテーマに分けてご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本-ワルシャワ(約11時間)
・ワルシャワ-ザグレブ(約1時間40分) |
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ベストシーズン | 6月~8月 |
外務省 | 海外安全情報 クロアチア |
ガイドブック | クロアチアのガイドブック |
ビザ | 180日以内の期間に合計90日以内の観光はビザ不要。出国用航空券、1日あたり70ユーロ相当の滞在費と、ホテルの予約確認書が必要。 |
パスポート残存期間 | 出国時3ヶ月以上 |
時差 | 夏:-7時間/冬:-8時間 |
チップ | 基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるクロアチア語 | ①おはよう。
Dobro jutro.(ドブロ ユートゥロ)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。 |
電圧とプラグ | 230V
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通貨 | クーナ(通貨コード:HRK、通貨記号:Kn)で補助通貨はリーパ(Lipa)。1クーナ=100リーパ。
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日本大使館 | ・HP |
クロアチアの絶景一覧 |
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