キンデルダイクはオランダの原風景が見られる場所で、19基もの世界遺産が整然と並んでいます。ロッテルダムから行くのが一般的で、夕日の美しさは素晴らしいものがあります(^^)
「キンデルダイク」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:ロッテルダム
1-2:ユトレヒト
2・ロッテルダムからキンデルダイク
2-1:水上バスで行く
2-2:バスで行く
3・ユトレヒトからキンデルダイク
4・キンデルダイク
5・世界の風車スポット
6・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
ロッテルダムはオランダ第2の都市で、アーティスティックな建築物が並ぶ近代的な都市です。世界有数の港湾都市でもあり、ヨーロッパでは最大の貿易量を誇ります。人口は約63万人。
最寄りの空港はロッテルダム空港(RTM)。国外の27都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。空港から市内への移動などは「ロッテルダム:徹底ガイド」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
ユトレヒトはアムステルダムから南に約30km離れていて、8世紀からオランダにおける宗教の中心地になってきました。現在の国土では、ほぼ中央に位置するため交通の要所になっています。人口は約30万人です。アムステルダムからのアクセスは「ユトレヒト:徹底ガイド」をご覧ください。
最寄りの空港はアムステルダム・スキポール空港(AMS)。国外の約250都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。空港からアムステルダム市内への行き方などは「アムステルダム①アクセスと観光パス」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セントです。本日のレートはこちら。
水上バスがロッテルダムとキンデルダイクをつないでいます。所要時間は約30分、料金は4€、本数は1日4本程度と少ないです。
■乗り場
乗り場は中央駅から2.5kmほど離れています。地下鉄D・E線で最寄り駅の「Leuvehaven駅」まで行けば、駅から徒歩10分ほどになります(^^)
季節によって下記のように路線が異なります。時刻検索はこちら。
■出発駅
「Rotterdam,Erasmusbrug」
■5~10月
・「202番」の水上バス
・「Kinderdijk,Molenkade」行き
■11~4月
・「20番」の水上バス
・「Ridderkerk」行き
20番の水上バスの場合、キンデルダイクの対岸の「Ridderkerk」に停まり、そこからボートでキンデルダイクに渡ります。別途1.7€かかります。
「クラリンゼズーム駅(Kralingse Zoom)」前のバス停から「489番」のバスでキンデルダイクへ行くことができます。所要時間は約40分、料金は4€(1時間券)です。クラリンゼズーム駅へは地下鉄のB・C線がつながっています。
ユトレヒトからキンデルダイク
■ユトレヒト中央駅
photo by:Jan dijkstra
ユトレヒト中央駅西口にあるバスターミナルから「90番」の路線バスでキンデルダイクへ行くことができます。このバスは「ロッテルダムのザイドプライン駅行き(Rotterdam Zuidplein)」と、キンデルダイクの下にある「アルブラッセルダム行き(Alblasserdam)」がありますが、いずれもキンデルダイクへ行きます。
・所要時間:約2時間
・料金:15.75€
キンデルダイクはロッテルダムから南東に約13km離れていて、レク川とノールト川に挟まれています。1740年代に「アルブラセルワールト干拓地」の排水を行うため19台の風車が設置されて以来、オランダを象徴する風景として知られています(,,゚Д゚)
オランダは国土の4分の1が海面よりも低いという特徴があるため、排水して陸地を増やすことは国の一大事業でもありました。
風車が並んでいるのは赤で囲んだ部分で、空から見るとこのようになっています。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
雄大ですねΣ(゚∀゚ノ)ノ 風車は排水の他にも、穀物や染料を挽いたり、植物から油を搾ったり、ノコギリを付けて材木を切ったりと、様々な用途で動力として使われます。また、地域のランドマークにもなっているので、羽の静止角度で冠婚葬祭などを周囲に知らせることもできました。
photo by:bertknot
こちらは風車の内部です。実は風車の中には住居があって管理人が住んでいます。4月~9月なら内部を見学することができ、実際に粉を挽く様子なども見ることができます(^^)
オランダで風車というと、アムステルダム近郊の風車テーマパーク「ザーンセ・スカンス」も有名ですが、キンデルダイクはオランダの原風景がそのまま残っている場所で、風車は今も現役で稼働しています。
「キンデルダイク」は「子供の堤防」という意味で、1421年に起きたエリザベス大洪水の際に、子供がゆりかごに乗って流れてきたことに由来します。一帯は1997年に「キンデルダイク=エルスハウトの風車網」として世界遺産に登録されていて、特に夕日は素晴らしいので必見です(,,゚Д゚)
ベストシーズンは7月~8月で、この時期は全ての風車が稼働します。また、オランダでは5月の第2土曜日が「風車の日」と定められていて、国内にある風車が全て一般公開されます。10月~3月は観光地としては閉鎖されるのですが、川が凍りつき天然のスケートリンクになるので、多くの方が車で訪れてスケートを楽しんでいます(^^)
■キンデルダイク
・4月~9月のみ営業
・料金:9€
・公式HP
以上になります。オランダの原風景が見られるキンデルダイク。ぜひ行ってみてください(^^)
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■ザーンセ・スカンス(オランダ) |
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日本でいう日光江戸村や太秦映画村のような場所で、オランダの象徴的な風景がギュッと詰め込まれています。詳細は下記からご覧ください。 |
■コンスエグラ(スペイン) |
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ドン・キホーテの舞台として有名な「ラ・マンチャ」地方において「最もイメージどおりの風車」が見られる場所として有名です。詳細は下記からご覧ください。⇒「コンスエグラ(ラ・マンチャ)」徹底ガイド |
航空便例 | 日本-アムステルダム(約12時間) |
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ベストシーズン | 7月~8月(全ての風車が稼働) |
外務省 | 海外安全情報 オランダ |
ガイドブック | オランダのガイドブック |
ビザ | シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。 |
パスポート残存期間 | シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。未使用査証欄2ページ以上。 |
時差 | 夏:-7時間/冬:-8時間 |
チップ | ・タクシー:10~15%
・レストラン:基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるオランダ語 | ①おはよう。
Goedemorgen.(フッデモルヘン)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。 |
電圧とプラグ | 230V
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通貨 | ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。
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日本大使館 | ・HP |
オランダの見どころ一覧 |
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