「ザーンセ・スカンス②観光の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

ザーンセ・スカンスは、日本でいう「日光江戸村」や「太秦映画村」のような場所で、オランダの象徴的な風景がギュッと詰め込まれています。風車が並ぶイメージどおりのオランダを見たい方にはオススメです。

 

こちらのページでは観光の見どころについてご紹介します。アクセスについては「ザーンセ・スカンス①」をご覧ください(^^)

 

 

「ザーンセ・スカンス②観光の見どころ」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

ザーンセ・スカンス

概要
 

 

周辺は「ザーンストレーク(Zaanstreek)」と呼ばれる地域で、西ヨーロッパで最も古い工業地帯の1つでした。風車はその中で実用的に使われ、18世紀には600基以上が稼働していたそうです(,,゚Д゚)

 

ザーンセスカンスの見どころ

 

しかし時代の流れとともに使われなくなり、1920年代には僅か20基ほどになってしまいます。1940年代になって「風車村」をつくる計画が立ち上がり、少しずつオランダ各地から伝統的な建物が集まって、現在のザーンセ・スカンスになりました。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

絶景ですねΣ(゚∀゚ノ)ノ 敷地内の見学だけなら無料で入場時間の指定もありません。風車や博物館の中に入ったり、何かを体験するときに料金がかかります。

 

一種のテーマパークなので実はかなりの施設がありまして、できるだけ多くの施設を周りたい人には「ザーンセ・スカンス・カード(Zaanse Schans Card)」という観光パスがオススメです。ザーンス博物館のインフォメーションなどで購入出来まして、内容は下記になります。

・料金:15€
・ザーンス博物館(12€)への無料入場
・歴史博物館への無料入場
・土産物屋やレストランで10%オフ
・風車クルーズが40%オフ
公式HP

 

ザーンセスカンスの見どころ

 

風車は現代に置いては風力発電に用いられますが、元々の用途は「風を動力にした挽臼(ひきうす)」と考えると一番しっくりくると思います。敷地内には12つの風車がありますが、レプリカではなく、どれも数百年使われてきたものです(,,゚Д゚) 中に入ることができるものもあります。

【見学できる風車】
■デ・ハウスマン(De Huisman):香辛料を挽く
■デ・カット(De Kat):染料(絵の具)などを挽く
■デ・ズーカー(De Zoeker):油をしぼる
■デ・ボンテ・ヘン(De Bonte Hen):油をしぼる
■ヘット・ヨング・スカープ(Het Jonge Schaap):製材所

 

それぞれ入場料が5€かかります。春から秋にかけて営業していて、入場可能時間は基本的に9時~16時です。

 

ザーンセスカンスの見どころ

 

風車は上に登れるようになっているものもあり、ザーン川の牧歌的な風景を眺めることができます(^^)

 

 

 

 

クロンペン(klompen)と呼ばれる木靴の工房を無料で見学することが出来ます。ザーンセ・スカンスで1・2を争う人気スポットで、山程並んでいる木靴はもちろん買うことができます。お土産にピッタリですね(^^)

 

ザーンセスカンスの見どころ

 

長崎県のハウステンボスでもオランダの木靴が売られているのですが、そこではデザインごとに下記のような意味があるとされています。

・赤:女性に贈ると恋が芽生える
・青:男性に贈ると恋が芽生える
・黄:頭が良くなる
・木目:幸運を呼ぶ
・デルフト柄:お金が貯まる

 

本場オランダも同じなのか定かではありませんがインテリアには最適なのでオススメです。

■木靴工房
・4月~9月:8時~18時
・10月~3月:8時~17時
・料金:無料

 

ザーンセスカンスの見どころ 

 

チーズ好きにはたまらない場所で、ところ狭しと並んだチーズは試食コーナーでいただくことができます(*´﹃`*)

■チーズ職人の家
・4月~9月:8時~18時
・10月~3月:8時半~17時
・料金:無料

 

 

 

19世紀のパン屋をテーマにした博物館で、美味しいザーン地方特有のパンを実際に食べることが出来ます。電気のオーブンがあるのはご愛嬌(^^)

■ベーカリー博物館
・9時~17時

 

 

 

木組みの展望台で、ザーンス博物館の裏の駐車場の横にあります。風車からは離れていますが、無料なので時間があったら行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

「ザーンセ・スカンス②観光の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】 

 

敷地内にある三ッ星ホテルです。夕日はアムステルダムからの日帰りでも見られますが、朝日と風車の共演を見たい方は、ここに泊まるのがオススメです。

 

ザーンセスカンスの見どころ

 

土産物屋から川沿いに奥に向かって歩くと乗り場が出てきます。天気が良い日なら最高ですね(*´ω`*)

■風車クルーズ
・11時~15時半
・30分おきに運行
・所要時間:約30分
・料金:10€

 

クルーズではなく、対岸へ渡るだけの船もあります。所要時間は約5分で、料金は1€、10時~17時の運行です。

 

 

以上になります。この他、ザーンス博物館、歴史博物館、時計博物館、パンケーキレストランなど多くの見どころがあります。ぜひ行ってみてください(^^) アクセスについては「ザーンセ・スカンス①」をご覧ください。

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「ザーンセ・スカンス②観光の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

世界の風車スポット

■キンデルダイク(オランダ)

オランダの原風景が見られる場所で、19基もの世界遺産が整然と並んでいます。ザーンセ・スカンスのようなテーマパークではないので本物を見たい人にオススメです。詳細は下記からご覧ください。

「キンデルダイク」徹底ガイド

■コンスエグラ(スペイン)

ドン・キホーテの舞台として有名な「ラ・マンチャ」地方において「最もイメージどおりの風車」が見られる場所として有名です。詳細は下記からご覧ください。⇒「コンスエグラ(ラ・マンチャ)」徹底ガイド

 

 

観光の基本情報

航空便例 日本-アムステルダム(約12時間)
ベストシーズン 4月~8月
外務省 海外安全情報 オランダ
ガイドブック オランダのガイドブック
ビザ シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。
パスポート残存期間 シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。未使用査証欄2ページ以上。
時差 夏:-7時間/冬:-8時間
チップ ・タクシー:10~15%

・レストラン:基本的には不要
・ポーターやベッドメイキング:1ユーロ

日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるオランダ語 ①おはよう。

Goedemorgen.(フッデモルヘン)

 

②こんにちは。
Goededag.(フッデダッハ)

 

③こんばんは。
Goedenavond.(フッデアボント)

 

④ありがとう。
Dank ku wel.(ダンクーウェル)

 

⑤さようなら。
Tot ziens.(ト ツィーンス)

 

⑥はい・いいえ。
Ja・Nee.(ヤー・ネイ)

電圧とプラグ 230V

コンセントタイプ
コンセントタイプ

通貨 ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。

 

日本大使館 HP

オランダの見どころ一覧

オランダの絶景

 

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