「十字架の丘」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

十字架の丘は、リトアニアの草原の中に忽然と現れる異形の巡礼地で、約5万本とも言われる十字架が圧巻の存在感を放っています。シャウレイから行くのが一般的ですがビルニュスからのツアーも出ています(^^)

 

 

「十字架の丘」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨

 

 

拠点の町はシャウレイです。リトアニアで4番目に大きな都市で、1236年からの歴史が確認されています。16世紀頃から周辺の中心都市に育っていきました。人口は約12万人。

 

最寄りの空港はシャウレイ国際空港(SQQ)でしたが、現在はバルト海空軍の本拠地になっていて一般機は運行していません。それ以外となると、首都の「ビルニュス空港」や「カナウス空港」、またラトビアの「リガ空港」などになりますが、どれも100km以上離れています。

 

ビリニュス空港(VNO)の最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです

 

宿はこちら。宿泊したい範囲に拡大縮小したら、上の灰色の部分から日付などを選択。「Search」を押していただくと「Agoda」の検索結果に飛びますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ

 

 

通貨はユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(CENT)。1ユーロ=100セントで、現地では「エウラス」と「ツェンタス」と呼ばれています。本日のレートはこちら。

 

 

 

ビルニュスからシャウレイ

■ビルニュス駅
 
photo by:Bearas

 

ビルニュス駅からシャウレイ駅まで直通列車が出ています。

・1日6本程度
・所要時間:2時間~2時間半
・料金:17~40ユーロ

 

■シャウレイ駅
 
photo by:Vesahjr

 

また、ビルニュス駅前から直通バスも出ています。

・1日4本程度
・所要時間:約3時間半
・料金:19~23ユーロ

 

 

クライペダからシャウレイ

■クライペダ駅
 
photo by:ZwieRys.GFDL

 

クライペダ駅から、上記のシャウレイ駅へ直通列車が出ています。

・1日3本程度
・所要時間:約2時間
・料金:11~28ユーロ

 

また、クライペダ駅前から直通バスも出ています。

・1日2本程度
・所要時間:約3時間半
・料金:15~18ユーロ

 

 

シャウレイから十字架の丘

バスで行く
■シャウレイ・バスステーション
 
photo by:Yusuke Kawasaki

 

シャウレイ駅から歩いて10分ほどの場所にあるバスステーションから、「ヨニスキス(Joniškis)行き」のバスに乗り「ドマンタイ(Domantai)」で下車します。

 

■バスステーション~ドマンタイ

・9時頃~19時頃まで運行
・1日12本程度
・所要時間:約20分
・料金:0.9ユーロ
時刻表検索

 

時刻表検索では、左の「Važiuosiu iš(出発地)」に「Šiauliai(シャウレイ)」を入れて、右の「Važiuosiu į(目的地)」に「Domantai(ドマンタイ)」を入れてください。降車したら十字架の丘までは歩きです。少し戻って分岐点に行き、右の道に入ってください。

 

■ドマンタイ~十字架の丘

 

分岐点の実際の様子がこちら。ここから直進で約2kmですε=ε=ヽ(*・ω・)ノ

 

 

ちなみに帰りのバス停ですが、分岐点からシャウレイ方面に少し歩くと右側にあります。下のストリートビューだと前方がシャウレイ方面です。

 

 

・所要時間:約10分
・片道:約10ユーロ
・現地で1時間待機してもらうとして、往復20~30ユーロで交渉してください。

 

十字架の丘

 

 

何も無い草原の上の一本道を歩いていくと、ビジターセンターが出てきます。ここでは多くの十字架を販売していて、1ユーロから買えます(^^)

 

 

買った十字架はお土産にしても良いですが、基本的には丘に立てていきます。絵馬のような感じですね。丘の周辺には店などは無いので買うならここになります。そして丘に到着。周囲は絶景が広がっています(,,゚Д゚)

 

「十字架の丘」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

この丘は19世紀に端を発します。当時リトアニアはロシアの支配下にありました。独立のためポーランドと共に蜂起したリトアニアでしたが、あえなく敗北してしまいます。その際に亡くなった兵士の遺族たちが、この地に十字架を立てはじめました。

 

「十字架の丘」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

その後、第1次世界大戦でドイツに支配されるものの、ドイツの敗戦で戦争が終わり独立します。しかし、第2次世界大戦で再びソ連に支配され、1990年の冷戦終結にようやく独立を果たします。

 

「十字架の丘」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

大戦中にも犠牲者に対し十字架が立てられましたが、むしろ戦争後にソ連への反抗の意志を示すために十字架が立てられるようになり、加速度的に数を増していきました。現在では約5万本が立てられていますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

「十字架の丘」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

丘の上へと続く一本道の終着点にはマリア像が立てられています。中から見る十字架の森は圧巻です。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

2001年には「リトアニアの十字架の手工芸とその象徴」としてユネスコの無形文化遺産に登録されました。少し離れた場所にある教会が小さくてカワイイです。

 

「十字架の丘」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

以上になります。リトアニアの激動の歴史を刻む「十字架の丘」。ぜひ行ってみてください(^^)

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「十字架の丘」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

世界の十字架スポット

■サルベーション・マウンテン(アメリカ)

ロサンゼルス近郊にある宗教的芸術作品で、その圧倒的にフォトジェニックな見た目から近年SNSを通して一気に有名になりました。詳細は下記からご覧ください。

サルベーション・マウンテン」徹底ガイド

■十字架の丘(グアテマラ)

大地震で崩壊した街並みが今に残る古都・アンティグアの絶景ポイントです。詳細は下記からご覧ください。

「アンティグア」徹底ガイド

■塩の大聖堂(コロンビア)

使われなくなった岩塩坑に造られた地下220mに位置する大聖堂で、その素晴らしさから「近代建築の宝石」と称されています。詳細は下記からご覧ください。

「塩の大聖堂」徹底ガイド

■ポパ教会(コロンビア)

コロンビアの有名リゾート地・カルタヘナの絶景ポイントです。詳細は下記からご覧ください。

「カルタヘナ②観光の見どころ」徹底ガイド

 

 

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観光の基本情報

入国まで
ビザ シェンゲン協定加盟国。90日以内の観光はビザ不要。
パスポート残存期間 「シェンゲン協定加盟国からの出国予定日」から3ヶ月間以上が必要。
治安 海外安全情報:リトアニア
ガイドブック リトアニアのガイドブック
航空便例 ・日本-ワルシャワ(約15時間)

・ワルシャワ-ヴィリニュス(約1時間)

この場所の

ベストシーズン

5~6月:周辺の草原が鮮やかな新緑に包まれる。日照時間も長いため、夕暮れ時までゆっくりと滞在が可能。「聖霊降臨祭(ペンテコステ)」の時期には、リトアニア全土から多くの巡礼者が集まり、特別なミサや祈りが捧げられる。

 

9月:気候が過ごしやすい。近くの森で採れた新鮮なブルーベリーやポルチーニ茸などが旬を迎える。

 

【リトアニアのクリスマスについて】
12月13日(聖ルチア祭)からアドベント期間が始まり、「24日のイブと、イブの夕食」を意味する「クッチョス(Kūčios)」が最も重要。真っ白なテーブルクロスの下に「一掴みのワラ」を忍ばせるという奇妙な習慣があり、これはイエスが馬小屋のワラの上で生まれたことを忘れないため。食後には子供たちがワラをクジのように引き、長さや色で翌年の運勢を占う。食事は最初の星が出てからで、これは「ベツレヘムの星」に見立てられている。星が出る前には家に戻らなくてはいけないため、24日の14時頃からは街が完全停止するので、旅行者は食料の確保に注意。

 

ここまではポーランドと酷似しているが、ポーランドの夕食のメインディッシュが厳格に「鯉」であることに対し、リトアニアは「ニシン(シルケ)」が多い。そして「ケシの実をまぶした一口サイズのパン」である「クッチュカイ」を、ケシの実のミルク「アグォヌ・ピエナス」に浸して食べるのが、リトアニア独自の象徴的な光景。肉料理を避けた12種類の料理が並び、「キセリュス(クランベリーを煮詰めた温かい飲み物)」や「プルィシュケ(揚げた四角いパイ菓子)」をデザートに楽しむ。ちなみに「クリスマスイブの深夜、動物たちは人間の言葉を話せるようになる」という有名な言い伝えがある。リトアニア独自のクリスマスを味える最高の場所は下記。

 

■ヴィリニュス
「世界で最も美しいクリスマスツリー」に何度も選ばれている巨大なデジタル・ツリーが見どころ。その前衛的なデザインと旧市街の重厚な雰囲気の対比は圧巻。また、郊外にある「ルムシシュケス(リトアニア生活文化博物館)」では「100年前のクッチョス」を再現する体験プログラムが提供されている。

 

■トラカイ城
湖に浮かぶ中世の城がライトアップされ、雪が積もると完全におとぎ話の世界になる。トラカイ名物「キビナイ(肉野菜を詰めたパイ)」のクリスマス限定verも味わえる。

時差 ・3月下旬~10月下旬:-6時間

・10月下旬~3月下旬:-7時間

空港に到着したら
通貨とレート ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。

 

ATM 都市部では問題なく使えるが、路上のATMはスキミング被害もあるため、銀行併設ATMの利用が推奨。地方だとATMの台数が少なくなる。ただ、キャッシュレス化が非常に進んでいるため、現金は少額だけ持っておけばいい。
SIMカード 大手は「Telia」「Bite」「Tele2」。eSIMも普及している。
タクシー 完全メーター制だが、正規の空港タクシーや、主要駅のタクシー乗り場のタクシーですら、観光客へのボッタクリが後を絶たないため、リトアニアでは配車アプリ一択。
配車アプリ 「Bolt」が圧倒的。「Uber」も利用可能。
交通カード 「Vilniečio kortelė」:ヴィリニュス市内のバスやトロリーバスに使用できる。空港からの列車には使えない。カード代は返却不可。ただ、タッチ決済が主流で、バス車内での現金支払は不可。
滞在中
Googleマップ 完全に利用可能
クレジットカード 世界最高レベルの普及度。地方の小さな屋台に至るまでタッチ決済が可能。念の為少額のユーロを持っておくと安心。
トイレ 清潔で紙も流せる。公衆トイレは有料が多い(タッチ決済)。
喫煙 規制が非常に厳しい国の1つ。屋外でも指定の場所のみ喫煙可能。1箱5~6.5ユーロ。
コンタクト用品 容易に購入可能
生理用品 容易に購入可能
スーパーやコンビニ ■コンビニ

キオスクやガソリンスタンド併設店がコンビニ代わり

 

■スーパー
「Maxima」「Lidl(安い)」「Iki」

 

■ドラッグストア
「Eurovaistinė」「Camelia」「DROGAS」

定番の軽食や

ファーストフード

■軽食

キビナイ(Kibinai):肉や野菜を詰めたパイで、特にトラカイの名物。

 

■ファーストフード
国産チェーンはピザの「Čili Pizza」や、伝統料理を安く提供する「Etno Dvaras」が人気。世界的チェーンはマクドナルドが圧倒的に多い。

犯罪 非常に安全な国だが、観光地でのスリや、夜間の酔っ払いに注意。
緊急電話番号 警察・救急・消防:112(英語が通じる)
チップ 定着している。レストラン:10%程度。タクシー:端数を切り上げる。ホテル:枕チップ、ポーターともに1ユーロ。
電圧とプラグ ・電圧:230V

コンセントタイプ

現地で使える

リトアニア語

①おはよう。

Labas rytas.
ラーバス リータス

 

②こんにちは。
Laba diena.
ラバ ディエナ

 

③こんばんは。
Labas vakaras.
ラーバス ヴァカラス

 

④ありがとう。
Aciu.
アチュー

 

⑤さようなら。
Viso gero.
ヴィソ ゲロ

 

⑥はい・いいえ。
Taip・Ne.
タイプ・ネ

日本大使館 公式HP
リトアニアの

絶景一覧

リトアニアの絶景

 

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