チャンド・バオリはインドで最大規模の階段井戸で、壁に整然と造られた3500段を超える階段は必見です。ジャイプルとアーグラの中間にあるので北インドを周る人にはオススメです(^^)
「チャンド・バオリ」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
ジャイプルはラージャスターン州の州都で、別名「ピンクシティ」と呼ばれています。イギリス統治下に置いても一定の自治を認められていたため、デリーやアーグラなどよりもインドの伝統的な雰囲気を残している街です。人口は約300万人。
最寄りの空港はジャイプル国際空港(JAI )。国内外合わせて26都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。空港から市内への移動などは「ジャイプル①各地からのアクセス」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はインド・ルピー(通貨コード:INR、記号:₹)で、補助通貨は「パイサ(Paisa)」。1ルピー=100パイサで、本日のレートはこちら。
チャンド・バオリへのアクセス
■Sindhi Camp Bus Station
基本的にはジャイプルからツアー参加かタクシーチャーターになりますが、公共交通機関での行き方もご紹介します。
まず、ジャイプルのメインバスターミナルから「アーグラ」方面のバスに乗り「シカンドラ(Sikandra)」で下車します。そこからオートリクシャー(三輪タクシー)を使いチャンド・バオリまで行きます。このオートリクシャーに現地で待っていてもらわないと、バスから降りた場所に戻るのが困難になるので必ず待機してもらってください。
■ジャイプル~シカンドラ
・所要時間:約2時間
・料金:約100ルピー
■シカンドラ~チャンド・バオリ
・往復+現地で1時間待機:200~300ルピー
チャンド・バオリは「アブハナリ村」という小さな村にあります。入り口はこちら。観光地なのでにぎやかです。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
中に入ると寺院のようになっています。
近くに行くと…
出ましたΣ(゚∀゚ノ)ノ これが、インドの数ある階段井戸の中で最大規模のチャンド・バオリです。
「これぞ幾何学的デザイン」と言わんばかりの階段で圧倒されてしまいます。造られたのは何と9世紀のこと(,,゚Д゚) 13階層で深さは約30m。階段の総数は3500にもなります。
昔は階段を歩いてよかったのですが、残念ながら現在は禁止されているので上から見るだけになります。とはいえ、見るだけでも価値がありますよね(^^)
井戸の底は地上に比べて約5℃気温が低いので、その昔は人々の憩いの場になっていたそうです。
現在は井戸としては使われていないので水面は藻が張っていますが、そもそも1100年前に掘られた井戸が枯れていないということがスゴいですよね(^^;)
北側は寺院のようになっていて、回廊やバルコニーなどが整備されガネーシャもまつられています。
営業時間は日の出から日没までで、入場料などはありません。ちなみに、近くには「ハルシャット・マタ(Harshad Mata)」という寺院があります。アブハナリ村の見どころはこの2つだけなので、時間があったらサクッと見てみてください。こちらも無料です。
■ハルシャット・マタ
以上になります。インドの代名詞の1つでもある階段井戸の傑作「チャンド・バオリ」。ぜひ行ってみてください(^^)
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■アグラセン・キ・バオリ(インド) |
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ニューデリーにある階段井戸で、長さは60mにもなります。詳細は下記からご覧ください。 |
■アダラジ・ヴァヴ(インド) |
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「インドで最も美しい」と言われる階段井戸で、ヒンドゥー教・ジャイナ教・イスラム教の様式が混在しています。詳細は下記からご覧ください。 |
■ラーニー・キ・ヴァヴ(インド) |
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「女王の井戸」という意味の美しい階段井戸で、約1000年前に施された彫刻がそのまま残されている奇跡的な遺跡です。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な遺跡がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい遺跡総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から特にすごい91ヶ所を7つのエリアに分けてご紹介しています。
航空便例 | ・日本-デリー(約9時間半)
・デリー-ジャイプル(約1時間) |
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ベストシーズン | 11月~3月 |
外務省 | 海外安全情報 インド |
ガイドブック | インドのガイドブック |
ビザ | ビザかeVISAの取得が必要 |
パスポート残存期間 | 入国時6ヶ月以上。未使用査証欄2ページ以上。 |
時差 | -3時間半(サマータイム無し) |
チップ | ツアーガイドなど:100~500ルピア |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるヒンディー語 | ①おはよう。
スプルバート(ナマステでOK)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。 |
電圧とプラグ | 220~240V
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通貨 | インド・ルピー(通貨コード:INR、記号:₹)で、補助通貨は「パイサ(Paisa)」。1ルピー=100パイサ。
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日本大使館 | ・HP |
インドの絶景一覧 |
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