オールドデリーの見どころ

 

デリーは12世紀以降にインドの首都が置かれてきた場所です。20世紀初頭にはニューデリーも建設され、世界的な大都市としてインドを牽引しています。当サイトでは3ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「デリー②オールドデリーの見どころ(1)」になります(^^)

 

 

「デリー②オールドデリーの見どころ(1)」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

 

デリーの見どころ一覧

 

デリーには多くの見どころがありますが、ここは外せないという11ヶ所を厳選しました。こちらのページでは赤のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。

 

 

ジャマー・マスジッド

 

 

インド最大のモスクの1つで、つまりはインドでは数少ないイスラム教寺院ということです。正式には「マスジデ・ジャハーン・ヌマー」という名前で「世界を見渡すほど大きなモスク」という意味があります(,,゚Д゚) インドで一番有名な建築物であるタージ・マハルを造った、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンによって1656年に建てられました。

 

オールドデリーの見どころ

 

インドでは人口の約1割がイスラム教と言われています。「ジャマー・マスジッド」という名前は「金曜に集団礼拝をするモスク」という意味の通称で、インド各地に同じ通称のモスクがあります。中庭は広大で約25000人を収容できます。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

 

そして、ここは1857年の「インド大反乱(セポイの乱)」の舞台でもあります。モスクは3方に階段が造られているのですが、インド大反乱の際には反乱軍がこの階段に結集して、イギリス軍に最後の突撃を決行して玉砕し、石段が死体で埋め尽くされたそうです。

 

オールドデリーの見どころ

 

ミナレットの高さは約40m。登ることが出来て、頂上からはデリーの街を一望できます。

 

【ジャーマー・マスジド】
■営業時間
・8時~12時15分、13時45分~日没前

 

■料金
・入場料:無料
・カメラ持ち込み:300ルピー
・ビデオカメラ持ち込み:300ルピー

 

■注意事項
・入口でクツを脱ぐ
・カメラを持ち込まない場合はチケットを購入する必要はないので、売りつけて来る人に注意してください。

 

■アクセス
地下鉄イエローライン「Chawri Bazar駅」下車。徒歩10分。

 

世界には他にも魅力的なモスクがたくさんあります。興味のある方は「世界のすごいモスク総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げているものの中から特にスゴい38ヶ所を6つのエリアに分けてご紹介しています。

 

 

レッド・フォート/ラール・キラー

 

 

こちらもシャー・ジャハーンによるもので、アーグラから遷都した際に自らの居城として建設させました。隣接する「サリームガル・フォート」と共に世界遺産に登録されていて、独立記念日の8月15日には、ここで首相の演説が行われます。

 

オールドデリーの見どころ
出典:http://www.mapaplan.com 拡大できます。

 

まずは「ラホール門」をくぐって入場します(,,゚Д゚)

 

オールドデリーの見どころ
photo by:Andrew Moore

 

城が完成したのは1648年のこと。約9年の歳月が費やされました。オールドカイロを象徴する赤砂岩で造られていて、空の青とのコントラストが美しいです。門をくぐると「チャッタ・チョウク(Chatta Chowk)」というアーケードが出てきます。

 

オールドデリーの見どころ
photo by:Nigamoza

 

その昔は、貴族たちを相手に宝石など高価な品々が売買されていました。現在は土産物屋が並んでいます。少し高めなので、ここでは買わなくて良いです(^^;) 続いて中門の「ナッカル・カーナ (Naqqar Khana)」へ行きます。

 

オールドデリーの見どころ

 

ここからは、時刻や王の帰還を知らせる音楽が流されていました。現在は博物館として使用されています。そして、とても美しい「ディワーニ・アーム (Diwan-i-Am)」が出てきます(,,゚Д゚)

 

オールドデリーの見どころ

 

ここは「一般謁見殿」で、王が一般の人々から意見や苦情等を聞いていたそうです。また、似たような名前の「ディワーニ・カース (Diwan-i-Khas)」もあります。

 

オールドデリーの見どころ

 

こちらは貴族の謁見殿で、装飾などは残されていませんが豪壮な造りを見ることができます。この部屋には「If there be a paradise on earth, it is here, it is here.(地上に楽園があるとしたら、それはここのことだ)」という文字が刻まれています。

 

オールドデリーの見どころ

 

こちらは「真珠のモスク」と称される「モーティー・マスジド(Moti Masjid)」。今は汚れが目立ちますが、白い大理石で出来ていて建造当初は美しかったんだと思います。以上になります。非常に見応えがあるのでオススメです。

■営業時間
日の出~日没まで

 

■料金
・入場料:600ルピー
・カメラ持ち込み:25ルピー
・音と光のショー:60ルピー
  ・20時半~21時半(英語)
  ・季節により変動

 

■アクセス
・地下鉄「Chandni Chowk駅」で下車。徒歩15分。

 

 

ディガンバラ・ジャイン・ラール寺院

 

 

1656年に造られたデリー最古のジャイナ教寺院で、上記のレッド・フォートの前にあります。ジャイナ教は紀元前5~6世紀に誕生した宗教で、厳しい苦行や禁欲主義で知られています。1階はクツを脱げば入れるのですが、2階の祈祷所は革製品の持ち込みが禁止されているので注意してください。

 

 

祈祷所は撮影禁止ですがとにかく美しい場所なので、時間があったらレッド・フォートの後にでも行ってみてください。また「ヴィハーン」という祭りの時期にはカラフルなライトアップが施されテーマパークのようになります(^^)

 

オールドデリーの見どころ
photo by:Pratyk321

【ディガンバラ・ジャイン・ラール寺院】
・5時半~11時半/18時~21時半
・入場料:無料

 

 

チャタルプル寺院

 

 

チャタルプル地区にある寺院で、正式名称は「シュリー・アドゥヤ・ケイティアヤニ・シャクティピース・マンディア」と超長いです(^^;) デリーの中心部からは外れているため知る人も少ないのですが、非常に立派な寺院です。

 

ここはとにかく敷地が広大で、その面積は約70エーカー。これは東京ドーム6個分にあたり、アクシャルダム寺院に次いで世界で2番目に大きなヒンドゥー教寺院です。

 

オールドデリーの見どころ

 

建造されたのは1974年と比較的新しいので、美しい装飾や彫刻を見ることが出来ます。敷地内には巨大なハヌマン像をはじめとして、様々な神様の像が建てられています。

【チャタルプル寺院】
・入場料:無料
・アクセス:地下鉄イエローライン「チャタルプル駅」下車。徒歩10分。

 

以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。

 

デリーは日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「デリー②オールドデリーの見どころ(1)」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

観光の基本情報

航空便例 日本-デリー(約9時間半)
ベストシーズン 11月~3月
外務省 海外安全情報 インド
ガイドブック インドのガイドブック
ビザ ビザかeVISAの取得が必要
パスポート残存期間 入国時6ヶ月以上。未使用査証欄2ページ以上。
時差 -3時間半(サマータイム無し)
チップ ツアーガイドなど:100~500ルピア
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるヒンディー語 ①おはよう。

スプルバート(ナマステでOK)

 

②こんにちは。
ナマステ

 

③こんばんは。
シュブ・サンデャー(ナマステでOK)

 

④ありがとう。
ダンニャワード(サンキューでOK)

 

⑤さようなら。
ナマスカール

 

⑥はい・いいえ。
ジーハーン・ナヒーン

電圧とプラグ 220~240V

コンセントタイプ
コンセントタイプ
コンセントタイプ

通貨 インド・ルピー(通貨コード:INR、記号:₹)で、補助通貨は「パイサ(Paisa)」。1ルピー=100パイサ。

 

日本大使館 HP

インドの絶景一覧

インドの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

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